【語源で覚える】接尾辞「-al / -ial」の意味と英単語一覧|形容詞・名詞を作る語尾

 
コダック
今日のテーマは接尾辞”-al / -ial”

単語の後ろに付いて、「〜の・〜に関する・〜の性質を持つ」という形容詞や、「〜すること・行為・過程」という名詞を作るパーツです。

「前のパーツへ“関係あり”の札を付ける/動作を一つの出来事として箱に入れる」というイメージをつかめば、natural・national・cultural・artificial・essential・arrival・approval・proposal・refusalなどをまとめて覚えられますよ!

 

”-al”は、英単語の最後で非常によく見かける接尾辞です。

例えば、”nation(国家)”に”-al”が付いた”national”は「国家に関する」、”culture(文化)”に付いた”cultural”は「文化に関する」という形容詞になります。

一方、”arrive(到着する)”から生まれた”arrival”は「到着すること」、”refuse(拒否する)”から生まれた”refusal”は「拒否すること」という名詞です。

 
同じ”-al”なのに、形容詞を作る場合と名詞を作る場合があるの?
 
コダック
そうなんです!

見た目は同じ”-al”ですが、歴史的には形容詞を作る系統と、動作を名詞にする系統があります。

前のパーツと文中での位置を確認すれば、かなり見分けやすくなりますよ。

 

目次

接尾辞”-al / -ial”の意味とコアイメージ

形容詞を作る”-al / -ial”の中心的な意味は「〜の・〜に関する・〜の性質を持つ」です。

前にある名詞・語根と、後ろの名詞を関係付ける働きを持ちます。

また、動詞の後ろに付く名詞の”-al”は、動きを一つの出来事としてまとめ、「〜すること・行為・過程・結果」を表します。

”-al / -ial”のコアイメージ

形容詞化
 前のパーツと「関係がある」という札を付ける
 ⇒nation → national「国家に関する」
 ⇒culture → cultural「文化に関する」

性質・特徴
 前のパーツが表す性質を備えている
 ⇒essence → essential「本質に関する・不可欠な」
 ⇒substance → substantial「実体・土台がしっかりした」

名詞化
 動作を一つの行為・過程・結果としてまとめる
 ⇒arrive → arrival「到着すること」
 ⇒refuse → refusal「拒否すること」

 

 
コダック
形容詞の”-al”は、前の単語と後ろの名詞をつなぐ関係ラベルだと考えてください。

”national policy”なら「国家に関する政策」、”cultural differences”なら「文化に関する違い」です。

名詞の”-al”は、動詞の動きを写真に撮って、一つの出来事として保存する箱のようなイメージですよ!

 

”-al / -ial”の働きは3方向に整理すると覚えやすい

 
コダック

イメージの違いとしては

〜の・〜に関する ⇒「前の名詞との関係を示す」=国家の・文化の・地域の
〜の性質を持つ ⇒「前の語根が表す特徴を備えている」=本質的な・重大な・実質的な
〜すること・行為 ⇒「動作を一つの名詞として扱う」=到着・承認・拒否・生存

といった感じです!

 
”-ial”は、”-al”とは別の意味を持つ接尾辞なの?
 
コダック
基本的な働きは同じです!

”-ial”は歴史的に”-i-+-al”となった形で、「〜の・〜に関する」という形容詞を作ります。

”artificial・financial・commercial・essential”など、単語全体の綴りとして覚えるのが安全です。

 

”-al”と”-ial”の違い

”-ial”は、ラテン語の形容詞語尾”-ialis”に由来し、学習上は”-al”の前にiが入った形と考えられます。

基本的な働き 代表例 学習上のポイント
-al 〜の・〜に関する natural / cultural / national 最も基本的な形容詞語尾
-ial 〜の・〜に関する artificial / financial / essential 歴史的に-i-を含む形。単語ごと覚える

”-ial”を現代英語で自由に選んで付ける規則はありません。

例えば、”finance”から”financial”、”commerce”から”commercial”となりますが、どの名詞に”-al”と”-ial”のどちらを付けるかは、単語の歴史と綴りによって決まっています。

●nation → national
●culture → cultural
●region → regional
●finance → financial
●commerce → commercial
●office → official
●benefit → beneficial
●essence → essential
●substance → substantial

 

【一覧表】形容詞を作る”-al / -ial”の英単語

英単語 学習上の構成 直訳イメージ 主な意味
natural nature(自然)+-al 自然に関する 自然の・自然な
national nation(国家)+-al 国家に関する 国家の・国民の
cultural culture(文化)+-al 文化に関する 文化の・文化的な
regional region(地域)+-al 地域に関する 地域の・地方の
personal person(人)+-al 個人に関する 個人的な
physical physic(自然・身体)+-al 身体や物質に関する 身体の・物理的な
mental ment(心)+-al 心に関する 精神の・心の
central center(中心)+-al 中心に関する 中心の・主要な
formal form(形)+-al 決まった形に関する 正式な・形式的な
legal leg(法律)+-al 法律に関する 法律の・合法の
optional option(選択)+-al 選択に任された 任意の・選択可能な
promotional promotion(販売促進)+-al 販売促進に関する 宣伝用の
constitutional constitution(憲法・構成)+-al 憲法・体質に関する 憲法上の・体質の
conventional convention(慣習・合意)+-al 慣習に関する 従来型の・慣習的な
rational ration(推論)+-al 理性・推論に基づく 合理的な
proportional proportion(比率)+-al 比率に応じた 比例した
dental dent(歯)+-al 歯に関する 歯の・歯科の
spinal spin(脊椎)+-al 脊椎に関する 脊椎の
federal feder(契約・同盟)+-al 連邦に関する 連邦の
empirical empiric(経験)+-al 経験に関する 経験的な・実証的な
artificial art(技術)+fic(作る)+-ial 技術によって作られた性質の 人工の・人為的な
financial finance(財政)+-ial 財政に関する 財政の・金融の
commercial commerce(商業)+-ial 商業に関する 商業の・営利的な
official office(職務)+-ial 公的な職務に関する 公式の・公務上の
beneficial benefit(利益)+-ial 利益を与える性質の 有益な
essential essent(本質)+-ial 本質に関する 不可欠な・本質的な
potential potent(力を持つ)+-ial 実現する力を備えた 潜在的な
substantial sub-(下に)+sta(立つ)+-ial 下に立つ土台がある かなりの・実質的な
crucial cruci(十字路)+-al 運命を分ける十字路に関する 極めて重要な
entrepreneurial entrepreneur(起業家)+-ial 起業家に関する性質の 起業家的な

 

「〜の・〜に関する」を表す代表的な形容詞

national|nation(国家)+ -al(〜の)

”national”は、国家・国民・国全体に関係することを表します。

”national government”なら「国家の政府」、”national identity”なら「国民としてのアイデンティティ」です。

【例文】
・The issue became a national concern.
(その問題は国家的な関心事になった。)
・The museum is part of the national heritage.
(その博物館は国の文化遺産の一部だ。)

”national”の意味・使い方を詳しく確認する

cultural|culture(文化)+ -al(〜の)

”cultural”は、社会で育まれた価値観・習慣・芸術・生活様式など、文化に関係することを表します。

【例文】
・There are significant cultural differences between the two regions.
(その二つの地域には大きな文化的違いがある。)

”cultural”の意味・使い方を詳しく確認する

optional|option(選択)+ -al(〜に関する)

”optional”は、必ず行うと決められているのではなく、本人の選択に任されている状態です。

そこから「任意の・選択可能な」という意味になります。

”optional”の意味・使い方を詳しく確認する

constitutional|constitution(憲法・構成)+ -al

”constitutional”は、国の憲法に関する「憲法上の」、身体の生まれつきの構成に関する「体質上の」という意味を持ちます。

どちらも、対象の基本的な組み立て・土台に関係するイメージです。

”constitutional”の意味・使い方を詳しく確認する

conventional|convention(慣習・合意)+ -al

”conventional”は、多くの人が集まり、長い間「こうする」と合意してきた慣習に関係します。

そこから「従来の・慣習的な・型にはまった」という意味になります。

”conventional”の意味・覚え方を詳しく確認する

rational|ration(推論・計算)+ -al

”rational”は、感情だけで決めるのではなく、理由・証拠・計算などの理性的な推論に基づいている状態です。

そこから「合理的な・理性的な」という意味になります。

”rational”の意味・使い方を詳しく確認する

 

「〜の性質を持つ」を表す代表的な形容詞

artificial|art(技術)+ fic(作る)+ -ial

”artificial”は、自然に生じたのではなく、人間の技術によって作られた性質を持つことを表します。

そこから「人工の・人為的な」、態度や感情が「不自然な」という意味になります。

【例文】
・The room was lit by artificial light.
(その部屋は人工照明で照らされていた。)

”artificial”の意味・使い方を詳しく確認する

essential|essent(本質)+ -ial

”essential”は、物事の表面ではなく本質に関係することを表します。

本質を失えばその物自体が成立しなくなることから、「不可欠な・極めて重要な」という意味になります。

”essential”の意味・使い方を詳しく確認する

substantial|sub-(下に)+ sta(立つ)+ -ial

”substantial”は、下にしっかりした土台・実体があり、見せかけだけではない状態です。

そこから「実質的な」、量や程度が「かなりの」、食事などが「しっかりした」という意味になります。

”substantial”の意味・覚え方を詳しく確認する

crucial|cruci(十字路)+ -al

”crucial”は、どちらへ進むかによって将来が大きく変わる重大な十字路に関係するイメージです。

そこから「極めて重要な・決定的な」という意味になります。

”crucial”の意味・使い方を詳しく確認する

empirical|empiric(経験・実験)+ -al

”empirical”は、理論や想像だけではなく、観察・経験・実験から得た事実に基づいていることを表します。

そこから「経験的な・実証的な」という意味になります。

”empirical”の意味・使い方を詳しく確認する

entrepreneurial|entrepreneur(起業家)+ -ial

”entrepreneurial”は、機会を見つけてリスクを引き受け、新しい事業を作る起業家の性質を備えた状態です。

そこから「起業家的な・企業家精神のある」という意味になります。

”entrepreneurial”の意味・使い方を詳しく確認する

 

名詞を作る”-al”:「〜すること・行為・過程」

名詞を作る”-al”は、主に動詞の後ろへ付いて、動作を一つの行為・出来事・過程・結果として表します。

●arrive → arrival
 到着する → 到着すること・到着

●approve → approval
 承認する → 承認すること・承認

●propose → proposal
 提案する → 提案すること・提案

●refuse → refusal
 拒否する → 拒否すること・拒否

●survive → survival
 生き残る → 生存すること・生存

●remove → removal
 取り除く → 取り除くこと・撤去

●renew → renewal
 新しくする → 更新すること・更新

●withdraw → withdrawal
 引き下がる・引き出す → 撤退・引き出し

 

arrival|arrive(到着する)+ -al(こと)

”arrival”は、人・乗り物・荷物などが目的地へ到着すること、または到着した人・物を表します。

【例文】
・We are waiting for the arrival of the train.
(私たちは列車の到着を待っている。)

approval|approve(承認する)+ -al(こと)

”approval”は、計画・申請・行動などを「よい」「認める」と判断する承認という行為です。

【例文】
・The project requires official approval.
(そのプロジェクトには正式な承認が必要だ。)

proposal|propose(提案する)+ -al(こと・もの)

”proposal”は、考え・計画・条件などを相手の前へ出して提案すること、または提案された内容そのものです。

【例文】
・The committee accepted the proposal.
(委員会はその提案を受け入れた。)

refusal|refuse(拒否する)+ -al(こと)

”refusal”は、要求・招待・許可などを受け入れないと決める拒否という行為を表します。

survival|survive(生き残る)+ -al(こと)

”survival”は、危険・病気・競争などを越えて生き残ること・存続することです。

disposal|dispose(適切な場所へ置く)+ -al(こと)

”disposal”は、不要な物を適切な場所へ分けて置き、処分することを表します。

”at your disposal”では、物・時間・能力などを相手が自由に使える場所へ置くイメージから、「自由に使えて」という意味になります。

”disposal”の意味・使い方を詳しく確認する

 

名詞の”-al”と”-tion / -ment / -ing”の違い

どれも動詞を名詞へ変えることがありますが、同じ動詞へ自由に付け替えられるわけではありません。

接尾辞・形 主なイメージ 代表例
-al 動作・過程・結果を一つの出来事として表す arrival / approval / refusal
-tion 行為・作用・結果を抽象的な概念として表す creation / communication
-ment 行為・状態・結果・手段を表す development / agreement
-ing 進行中の動作・活動そのものを表しやすい building / learning
 
arrivalをarrivement、approvalをapprovationのように変えてもいいの?
 
コダック
基本的にはできません。

どの接尾辞を使うかは単語の歴史の中で定着しています。意味の傾向を理解しつつ、正しい名詞形は単語ごとに覚える必要があります。

 

”-ion+-al”で”-ional”になる形

”-al”は、”-ion”で終わる名詞の後ろへ付いて形容詞を作ることもあります。

●nation → national
 国家 → 国家の

●option → optional
 選択 → 選択可能な

●emotion → emotional
 感情 → 感情的な

●profession → professional
 職業 → 職業上の・専門的な

●tradition → traditional
 伝統 → 伝統的な

●promotion → promotional
 販売促進 → 宣伝用の

●constitution → constitutional
 憲法・構成 → 憲法上の・体質上の

このような単語は、綴りとして”-ional”や”-tional”に見えますが、学習上は名詞の”-ion”に形容詞を作る”-al”が加わったと考えると理解しやすくなります。

”promotional”の意味・使い方を詳しく確認する

 

”-al / -ial”で終わる形容詞の発音

形容詞を作る”-al”は、多くの場合、強くアクセントを置かず、弱い「アル/ル」に近い音になります。

”-ial”は前にある子音や単語の歴史によって音が変化し、”financial・commercial・official・essential”などでは、語尾付近が「シャル」に近い音になることがあります。

●national
 語尾は強い「オール」ではなく、弱い音になる

●cultural
 ”-al”自体に強勢を置かない

●financial / commercial
 ”-cial”部分が「シャル」に近く発音される

●essential / substantial
 ”-tial”部分が「シャル」に近く発音される

ただし、発音は綴りだけで完全には決められません。辞書の発音記号と音声を単語ごとに確認してください。

 

形容詞がそのまま名詞として使われる場合がある

”-al / -ial”で終わる単語には、形容詞と名詞の両方で使われるものがあります。

official
 形容詞:公式の・公的な
 名詞:役人・職員

individual
 形容詞:個々の・個人の
 名詞:個人・一人の人

principal
 形容詞:主要な・第一の
 名詞:校長・責任者・元金

criminal
 形容詞:犯罪の
 名詞:犯罪者

material
 形容詞:物質的な・重要な
 名詞:材料・資料

memorial
 形容詞:記念の・追悼の
 名詞:記念碑・記念行事

ただし、これらをすべて「名詞を作る接尾辞”-al”」の例として一括りにするのは正確ではありません。

形容詞が人や物を指す名詞として転用されたものや、単語全体が名詞として借用されたものが含まれます。

”individual”の形容詞・名詞の使い方を確認する
”principal”の形容詞・名詞の使い方を確認する

 

”-al / -ial”と”-ic / -ical”の違い

”-ic / -ical”も「〜の・〜に関する」という形容詞を作るため、”-al / -ial”と似ています。

 
コダック

大まかな傾向としては

-al / -ial ⇒「名詞・語根との一般的な関係や性質」=national / cultural / financial
-ic ⇒「分野・性質・特徴に直接関係する」=economic / historic / electric
-ical ⇒「より広い関係・体系・実際上の性質」=economical / historical / electrical

という傾向がありますが、単語ごとに意味の違いを確認する必要があります!

組み合わせ 主な違い
historic / historical 歴史的に重要な / 歴史に関する
economic / economical 経済の / 節約になる
classic / classical 一流の・典型的な / 古典の・クラシック音楽の
electric / electrical 電気で動く・電気を帯びた / 電気に関する

接尾辞の一般的なイメージは理解の助けになりますが、意味の区別は単語の組み合わせごとに覚えましょう。

 

”-al”で終わっても接尾辞に分解できない単語がある

最後の2文字が”al”だからといって、すべてが今回の接尾辞”-al”を含むわけではありません。

見た目だけで判断しない方がよい例

●meal
●seal
●deal
●real
●steal
●metal
●canal

これらは、現代英語で「前半+形容詞・名詞を作る-al」と機械的に分けても意味を説明できません。

また、”animal・hospital・capital・signal・rival”などは”-al”で終わり、形容詞としても使われる語がありますが、単純な現代英語の「基礎語+-al」として形成されたとは限りません。

 
後ろにalが見えるだけで、何でも「〜に関する」と訳してはいけないんだね。
 
コダック
はい!

”-al”を外した前の部分に意味があるか、文中で本当に形容詞・動作名詞として働いているかを確認しましょう。

 

接尾辞”-al / -ial”の語源

形容詞の”-al / -ial”はラテン語”-alis / -ialis”に由来

形容詞を作る”-al”は、ラテン語の形容詞語尾”-alis”に由来します。

「〜の・〜に関係する・〜の性質を持つ」という意味で、フランス語などを経て英語へ入りました。

”-ial”は、ラテン語の”-ialis”につながる形で、学習上は”-i-+-al”と整理できます。

名詞の”-al”は行為・過程を表す別系統

名詞を作る”-al”は、中英語・フランス語の語尾を経て、動詞から「〜すること・行為・過程」を表す名詞を作るようになりました。

英語の動詞にも広がり、”bestowal・withdrawal”など、ゲルマン語系の動詞からも名詞を作っています。

二つの”-al”の流れ

形容詞の系統
ラテン語”-alis / -ialis”
「〜の・〜に関する」

national / cultural / artificial

名詞の系統
フランス語・ラテン語に由来する行為名詞の語尾
「〜すること・行為・過程」

arrival / approval / refusal / survival

 

接尾辞”-al / -ial”を覚えるコツ

”-al / -ial”で終わる単語に出会ったら、次の順番で意味と品詞を推測してみてください。

意味を推測する5ステップ

①文中での位置から品詞を確認する
 ⇒名詞の前、be動詞の後ろなら形容詞の可能性
 ⇒冠詞・所有格の後ろなら名詞の可能性

②形容詞なら「〜の・〜に関する」を付ける
 ⇒nation + al=国家に関する=国家の
 ⇒culture + al=文化に関する=文化的な

③性質を表すなら「〜の性質を持つ」を試す
 ⇒essent + ial=本質に関する=不可欠な

④動詞が元なら「〜すること」を試す
 ⇒arrive + al=到着すること=到着
 ⇒refuse + al=拒否すること=拒否

⑤単純分解できる単語か辞書で確認する
 ⇒meal・sealなどは今回の接尾辞ではない

 

 
コダック
覚えるときは、形容詞なら「関係あり」と書かれた札、名詞なら動作を保存する透明な箱を想像してください。

”national”ならnationへ「関係あり」の札、”arrival”ならarriveという動きを「到着」という箱へ入れる——と映像を変えると覚えやすいですよ!

 

接尾辞”-al / -ial”を持つ関連記事

 

接尾辞”-al / -ial”に関するよくある質問

”-al”が付けば必ず形容詞になる?

いいえ。形容詞を作る”-al”が多い一方、”arrival・approval・refusal”などのように、行為・過程を表す名詞を作る”-al”もあります。

”-ial”と”-al”は意味が違う?

形容詞を作る基本的な意味は同じです。”-ial”は歴史的に”-i-+-al”となった形で、どちらを使うかは単語ごとに決まっています。

”-al”を付ければ、どんな名詞でも形容詞にできる?

いいえ。現在でも比較的意味を推測しやすい語尾ですが、正しい形は単語の歴史と慣用によって決まります。辞書で確認してください。

名詞の”-al”と形容詞から名詞へ転用された語は同じ?

異なります。”arrival”の”-al”は行為名詞を作ります。一方、”official”の名詞用法は、形容詞が「公的な立場の人」を指すようになったものとして理解できます。

 

接尾辞”-al / -ial”の意味・語源・覚え方のまとめ

以下、接尾辞”-al / -ial”についてのまとめです。

●形容詞を作る”-al / -ial”
 ⇒「〜の・〜に関する・〜の性質を持つ」
 ⇒national / cultural / artificial / essential

●”-ial”
 ⇒形容詞を作る働きは”-al”と基本的に同じ
 ⇒歴史的に”-i-+-al”となった形
 ⇒financial / commercial / official

●名詞を作る”-al”
 ⇒「〜すること・行為・過程・結果」
 ⇒arrival / approval / proposal / refusal / survival

●形容詞と名詞の両方で使う語もある
 ⇒official / individual / principal / material

●語源
 ⇒形容詞:ラテン語”-alis / -ialis”
 ⇒名詞:フランス語などを経た行為名詞の語尾

●覚え方のコツ
 ⇒「形容詞は関係札、名詞は動作を保存する箱」として覚える

 

 
コダック
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【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「Merriam-Webster Dictionary:-al」
「Merriam-Webster Dictionary:-ial」
「Oxford Advanced Learner’s Dictionary:-al」
「Online Etymology Dictionary:-al」
「南出康世(2014), ジーニアス英和辞典 第5版, 大修館書店」