「opt(選ぶ)」+「-tion(こと)」+「-al(〜の)」の3パーツで構成されている単語です。
「自分で選べる」がコアイメージで、“optional”=「任意の」「選択自由の」の意味を持ちますよ!
”optional”の意味と使い方 コアイメージは「自分で選べる」
”optional(発音:ɑ́pʃənəl/オプショナル【形容詞】)”は「任意の」「選択自由の」の意味を持つ単語です。
「opt(選ぶ)」+「-tion(こと)」+「-al(〜の)」の3パーツで構成されている単語で、「自分で選べる」がコアイメージです。
「やってもやらなくても、どっちでも自分で決めていいよ」=「任意・選択自由」なわけですね!
”optional”は、旅行の「オプショナルツアー」や、車の「オプション装備」という日本語でも馴染み深いですね。
WEBサイトの会員登録画面などで、名前や住所が必須項目なのに対して、アンケートや顔写真の登録の横に **[Optional](任意)** と書かれているのをよく見かけると思います。
左に進むか右に進むかの決定権が、完全に自分側に委ねられている状態ですね!

このように”強制力がなく、個人の自由な意思で追加したり省略したりできる”という意味から、ビジネスの契約、学校の履修科目、ITの入力フォームにいたるまで広く使用されます。
”optional”の語法・文法と頻出フレーズ
”optional”を実際の英会話やテストで使いこなすために、よく一緒に使われる定番の組み合わせ(コロケーション)と、大切な文法ルールを押さえておきましょう!
・optional subject / course(選択科目)※必修科目の対義語として試験にも頻出!
・optional field((入力フォームなどの)任意入力項目)
・optional feature(オプション機能、追加機能)
・optional extra((車などの)別売りオプション、追加装備)
また、形式主語を使った「It is optional (for 人) to do 〜(〜するかどうかは【人の】任意です)」という形もビジネスメールや案内文で非常に重宝する表現です!
日常やビジネスで使える! ”optional” の実用例文
日常会話やビジネスシーンでそのまま使える例文をいくつか用意しました。フレーズごと頭に染み込ませてみてください!
実用例文
・Attendance at the meeting is optional.
(その会議への出席は任意です[自由です]。)
・The uniform is optional; you can wear your own clothes.
(制服の着用は自由です。私服を着ても構いません。)
・Fill out the optional fields only if you want to receive our newsletter.
(ニュースレターの受け取りを希望する場合のみ、任意項目に入力してください。)
・It is optional for students to individualize their research topics.
(研究テーマを個別にカスタマイズするかどうかは、学生の自由です。)
・We offer several optional extras with this car.
(この車にはいくつかの選択自由なオプション装備をご用意しています。)※一部例文参考・引用:ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店
”optional”の文法・語法 絶対にセットで覚えるべき「必須・強制」の反意語

1. 反意語は ”mandatory” や ”compulsory” や ”required”
「任意(自由)」の対義語である「必須(強制)」を意味する単語は、資格試験(TOEICなど)やビジネス契約で超頻出です。”optional”とセットで必ず暗記しておきましょう!
・mandatory(法律や公式な規則で定められた「義務的な・必須の」)
・compulsory(学校の義務教育や、上からの命令による「強制的な」)
・required(特定の目的や、参加・登録に「必要な・必修の」)
2. 類義語とのニュアンス比較:”voluntary” や ”discretionary” との違い
”voluntary”や”discretionary”も「自由な、任意の」に近い意味を持ちますが、スポットライトが当たっている部分が少し違います。
●optional ⇒「あらかじめ用意された選択肢の中から、追加するかどうかを「自分で選べる」」=選択自由・任意
●voluntary ⇒「誰かに言われたからではなく、自分の心の中から「自発的に進んでやる」」=自発的な・自主的な
●discretionary ⇒「その場の状況に応じて、リーダーや本人の「裁量で自由に判断していい」」=裁量による・一任された
●an optional insurance policy
「(加入するかどうか自分で選べる)任意の保険契約」
⇒ 用意されたメニューから「選ぶ」か「選ばないか」を自分で決めるイメージ
●voluntary community service
「(誰に強制されるでもなく進んで参加する)自発的な地域奉仕活動」
⇒ 自分の内なる意思や善意から、自ら進んで「行動を起こす」イメージ(ボランティアの語源!)
●discretionary spending
「(使い道を自分の裁量で自由に決められる)裁量的支出」
⇒ 枠組みの中で、どう処理するかを個人の「判断・裁量に丸投げされている」イメージ
”optional”の語源はラテン語「optare」!意味の成り立ちと歴史

ここからは”optional”の語源について、さらに深掘りして確認していきましょう。
”optional”のルーツをたどると、大元にあるのはラテン語の動詞「optāre(選ぶ、望む)」にたどり着きます。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には、”optional”とその名詞形である”option”の起源について、下記の記載があります。
Origin of optional
First recorded in 1755–65; option + -al 1
Origin of option
First recorded in 1595–1605; from Latin optiōn-, stem of optiō “choice,” equivalent to op(tāre) “to select” ( see opt) + -tiō -tion日本語訳:【optionalの起源】1755〜65年に初めて記録された。option + -al。
【optionの起源】1595〜1605年に初めて記録された。ラテン語の optiōn-(optiō「選択」の語幹)に由来し、op(tāre)「選ぶ」+ -tiō(-tion)と同等。※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容から、”optional”という単語がどのような歴史を経て形作られてきたのかが見えてきます。
もともと古代ローマで使われていたラテン語の動詞「optāre(自らの意思で選ぶ、望む)」に、名詞を作るパーツ(-tiō)が組み合わさり、「optiō(選ぶこと、選択肢)」という名詞が生まれました。
その後、16世紀末から17世紀初頭にかけて、この言葉が英語に取り入れられ「option(選択・選択肢)」として定着します。
さらに時代が進み、18世紀後半(産業が発展し、社会の仕組みや人々の選択肢が複雑化していった時代)になると、「選択肢がある状態」を形容するための言葉が必要になりました。そこで名詞の”option”に、形容詞化の接尾辞である”-al”が付け加えられ、「optional(自分で選べる、選択自由の)」という単語が誕生したのです。
【大元】ラテン語:optāre(選ぶ、望む)
↓
【名詞化】ラテン語:optiō(選ぶこと、選択肢)
↓
【英語への定着】1600年頃:option(名詞:選択、選択肢)
ラテン語から英語へと輸入され、名詞として使われ始める。
↓
【形容詞の誕生】1760年頃:optional(形容詞:自分で選べる=任意の)
社会の発展とともに形容詞のニーズが高まり、末尾に -al(〜の)が付加されて誕生!
歴史の流れとしては上記の感じなわけですね!
ベースにあるのは、古代から変わらない「数ある中から、自分の意思でピッと選び取る(optāre)」という人間の根源的な動きです。
時代を超えて言葉の形が少しずつ進化しても、そのコアイメージがしっかりと受け継がれているのが面白いところですね!
構成パーツで覚える”optional” 「opt」+「-tion」+「-al」

ここからは英単語の構成パーツから”optional”の理解を深めていきましょう!
”optional”は、「opt(選ぶ)」+「-tion(こと)」+「-al(〜の)」の3つのパーツが組み合わさってできた単語です。
それぞれのパーツの役割を詳しく見ていくと、単語の成り立ちがスッキリと理解できますよ。
パーツ①:”opt” は「選ぶ、望む」を意味する語根
”opt”は「選ぶ」「選択する」というコアイメージを持つパーツです。現代の英語でも、動詞として ”opt to do(〜することを選ぶ)” とそのままの形でも使われていますね。
例えば、「adopt(〜を採用する、養子にする)」という単語。「ad-(〜の方へ)」+「opt(選ぶ)」が組み合わさり、”自分の意思で選んで、自分の方へ引き入れる”というイメージから作られています。
IT用語などでよく聞く opt-in / opt-out もこのパーツから来ています。メルマガなどの配信を受け取ることを「選んで中に入る(イン)」、拒否することを「選んで外に出る(アウト)」というわけですね。
・co-opt(co-[共に]+ opt[選ぶ]= 委員会などに新しいメンバーを共同で選び入れる・選任する)
・opt-in / opt-out(参加を「選んで入る」、不参加を「選んで出る」)
パーツ②:”-tion” は動詞を「名詞」にするパーツ
”-tion”は、動詞の後ろにくっついて「〜すること」「〜の状態」という名詞に変えるお馴染みの接尾辞です。
「opt(選ぶ)」+「-tion(こと)」= option(選択、選択肢) となります。
パーツ③:”-al” は名詞を「形容詞」にするパーツ
”-al”は、名詞の後ろにくっついて「〜の」「〜に関する」という性質を表す形容詞に変えるパーツです。
「option(選択肢)」+「-al(〜の)」= optional(選択の、選択自由の) となります。
例えば「nation(国家)」に -al がつくと「national(国民の、国家の)」になりますし、「nature(自然)」につくと「natural(自然の)」になりますよ!
”optional”の意味と語源・覚え方のまとめ
以下、”optional”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「強制ではなく、自分で選べる」
⇒”optional”=「任意の」「選択自由の」の意味
●語法・文法のポイント ⇒対義語の mandatory(必須の)や compulsory(強制の)は資格試験や規約で超頻出なのでセットで覚えるのがおすすめ。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!