conventional イメージ図

【語源も分かって、忘れない】英単語「conventional」の意味と覚え方【con-(共に)+ven-(来る)+-tional(性質)=みんなが一緒に集まって決めたルールに従う】

こんにちは、コダックです。

 

英語学習、とくに英単語を記憶する上で大切なのは以下の2つ。

①あらゆる方法(目・耳・口・手)を使って脳を刺激する事
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事

そう!関連付けが強ければ強いほど、記憶に残りやすい

この記事では英単語を語源や構成パーツ、使い方など、多方面からの知識を関連付けし、効率良く記憶する事を目的にしています。

 

 
コダック
今日の英語表現は”conventional”

「con-(共に)」+「ven-(来る)」+「-tional(〜の性質の)」の3つのパーツで構成されている単語です。

みんなが一緒に集まって決めたルールに従うがコアイメージで、“conventional“=「従来の、型通りの、慣習的な」「伝統的な」の意味を持ちますよ!

 

”conventional”の意味と使い方 コアイメージは「みんなが一緒に集まって決めたルールに従う」

conventional イメージ図

”conventional(発音:kənvénʃənl【形容詞】)”は「従来の、型通りの」「慣習的な」の意味を持つ単語です。

「con-(共に)」+「ven-(来る)」+「-tional(〜の性質の)」の3つのパーツで構成されている単語で、「みんなが一緒に集まって決めたルールに従う」がコアイメージです。

 

 
コダック
人々が同じ場所に(con-)集まってくる(ven-)ことで、社会のルールや約束事(=慣習、convention)が生まれます。

その「みんなが決めたお決まりのパターン」に沿っている(=「従来の・型通りの」)状態を表すのが”conventional”なわけですね!

 

”conventional”は、新技術や新しいアイデアと比較して「これまでの、従来の」と言いたい時や、社会的に「普通の、型にはまった」と表現する時によく使われます。

 

 
「従来の」とか「型通りの」??
 
コダック
”conventional”の例を見てみましょう!

例えば「従来の教育方法(conventional education)」と言えば、みんなが集まる学校で昔から行われてきたお決まりの授業スタイルのことですし、「型にはまった考え方(conventional wisdom)」と言えば、世間の多くの人が『それが普通だよね』と集まって共有している常識のことです。

 

このように”みんなの当たり前やこれまでの慣習に合わせている”という意味で、ビジネスから日常生活、科学技術の対比にいたるまで非常に広く使用されます。

例文

・We should look beyond conventional methods to solve this problem.
(この問題を解決するには、従来のやり方にとらわれずに考えるべきだ。)
・He holds very conventional views on marriage.
(彼は結婚に対して非常に型通りの[保守的な]考え方を持っている。)

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

”conventional”の関連語①:「従来の・伝統的な」を意味する単語”traditional/conservative”

 
コダック
せっかく”conventional”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいたい所です!

例えば”traditional”や”conservative”なども「伝統的な、保守的な」を意味する単語ですよ!

 

”conventional”の類義語
⇒「従来の・伝統的な」の意味を持つ単語”traditional/conservative”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

conventional ⇒「社会的な習慣や型に沿っている」だから世間一般の普通・お決まり
traditional ⇒「世代を超えて長く受け継がれてきた」だから歴史のある伝統
conservative ⇒「新しい変化を嫌って今の状態を守る」だから保守的・慎重

といった感じです!

 
う~ん…分かったような、分からないような…
 
コダック
確かに、これだけ言われても分かりづらいかもしれませんね…汗
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!

 

例文で見る!”conventional/traditional/conservative”のイメージの違い

●conventional medicine
「(世間で一般的に認められ行われている)現代医学・西洋医学」
⇒ 現在の標準的・一般的な手法のイメージ(漢方などの代替医療の対比)

●traditional festival
「(何百年も受け継がれてきた)伝統的な祭り」
⇒ 歴史や文化の重みを感じるイメージ

●conservative style
「(流行に左右されない)保守的な服装・地味なスタイル」
⇒ 目立たず規律を守る、お堅いイメージ

 

”conventional”の関連語②:「普通・典型」を意味する単語”standard/typical”

 
コダック
せっかく”conventional”の持つ「型通りで普通な」という意味についても、

類義語があるので覚えてしまいましょう!

 

”conventional”の類義語
⇒「普通・典型」の意味を持つ単語”standard/typical”
 

 

 
コダック

それぞれの表現の違いとしては

conventional ⇒「世間のルールや枠組みに適合している」だから型にはまった
standard ⇒「基準や規格として公式に認められている」だから標準・定番
typical ⇒「そのカテゴリーの特徴をよく表している」だから典型的な

といったイメージです。

 

 

 
コダック
せっかくですので、こちらも例文を通じて感覚を掴んじゃいましょう!

 

例文で見る!”conventional/standard/typical”のイメージの違い

●a conventional plot in a movie
「映画の型通りのストーリー展開。」
⇒ よくある王道(または陳腐)なパターンのイメージ

●standard size
「標準サイズ(規格サイズ)。」
⇒ 基準にのっとった正規のサイズというイメージ

●a typical Japanese breakfast
「典型的な日本の朝食(焼き魚と味噌汁など)。」
⇒ 『これぞまさに!』という特徴が出ているイメージ

 

 

”conventional”の語源はラテン語「conventiōnālis」 意味は「集まりに関する、慣習の」

”conventional”の語源についても、確認していきましょう。

”conventional”の語源はラテン語の”conventiōnālis”です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”conventional”の起源について、下記の記載があります。

Origin
From the Late Latin word conventiōnālis, dating back to 1575–85. See convention, -al

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”conventional”はラテン語から発祥している模様。

 

”conventional”の語源(起源~発祥まで)
●ラテン語「con-(共に)」+「venire(来る)」

●ラテン語「conventio(人々が集まること、集会、そこでの取り決め)」

●後期ラテン語「conventiōnālis(取り決めに関する、慣習的な)」

●16世紀後半(1575〜1585年頃)に記録があり、現在の「conventional」として定着

 

 

 
コダック
流れとしては上記の感じなわけですね!

Dictionary.comの案内にもある通り、まずは名詞の「convention(集会、慣習、協定)」があり、そこに形容詞を作る「-al」がくっついて出来た表現です。元々は「みんなで集まって決めた合意事項」だったものが、長い年月をかけて「世間一般のお決まりの型・従来のやり方」という意味へ繋がっていったんですね!

 

 

構成パーツで覚える”conventional” 「con-」+「ven-」+「-tional」

 

ここからは構成パーツの面から”conventional”について覚えていきましょう

”conventional”の構成パーツは「con-(共に)」+「ven-(来る)」+「-tional(〜の性質の)」の3パーツです。

 

つぎから各パーツについて紹介していきます。

“con-“は「共に、一緒に」を意味するパーツ

”con-”は「共に、一緒に」を意味するパーツです。(後ろに続く文字によってcom-やco-に変化します)

 

 
コダック
例えば”connect”という単語は「con-(共に)」+「nect(結ぶ)」の2パーツで構成されており、

2つのものを一緒に結びつける(=「つなぐ、接続する」)を表しています。

 

 

その他に、convenient(都合の良い、便利な ※みんなが集まりやすい性質から)、contemporary(同時代の)なども”con-”を使います、

 

 

”ven-”は「来る」を意味するパーツ

”ven-”は「来る」を意味するパーツです。(ラテン語 venire が変化した形です)

 

 
コダック
例えば”venue”という単語は、人々がそこにやって来る場所(=「開催地、会場」)そのものを表しています。

 

 

その他にrevenue(歳入、収益 ※入ってくるもの)、adventure(冒険 ※向かって来る運命)なども”ven-”を使用します。

 

 

”-tional”は「〜の性質の、〜に関する」を意味するパーツ

”-tional”は、名詞を作る「-tion(〜のこと)」と、形容詞を作る「-al(〜の)」が合体したもので、「〜の性質を持つ」「〜に関する」を意味するパーツです。

 

 
コダック
例えば”intentional”という単語は「intention(意図、つもり)」+「-al(〜の)」の構成で、

意図を持った(=「意図的な、故意の」)を表しています。

 

 

その他、educational(教育的な)、national(国家の)なども”-tional”を使用します。

 

 

”conventional”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”conventional”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”conventional”は「con-(共に)」+「ven-(来る)」+「-tional(〜の性質の)」の3パーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「みんなが一緒に集まって決めたルールに従う」
⇒”conventional”=「従来の、型通りの、慣習的な」「伝統的な」の意味

●「みんなが集まって(con + ven)できた枠組み」がベースにあるので、「新しい斬新なアイデア」に対する「これまでのお決まりのパターン」というニュアンスで紐付けるとスッキリ覚えられますよ!

 
 
コダック
単語をパーツに分解してイメージで捉えると、「従来の」という技術的な言葉も、「型にはまった」という人の態度を表す言葉も、すべて『みんなが集まって作ったお決まりの型』というひとつのコアイメージから広がっているのが分かりますよね!

ぜひ今回の方法を参考に、たくさんの英単語を効率よくマスターしていきましょう!最後までお読みいただきありがとうございました!

 
 
 
 
 
 
コダック
当サイトでは英語表現について、このように語源、語法・文法、覚え方の面から解説を行っています。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」