- 1 meansは単数・複数が同じ?意味と使い方・by means of・語源まで解説
- 1.1 meansの基本的な意味
- 1.2 meansは単数?複数?形と動詞の使い分け
- 1.3 means ofの意味と使い方
- 1.4 by means ofの意味と使い方
- 1.5 a means to an endの意味
- 1.6 by all meansの意味:「ぜひ」「もちろん」
- 1.7 wayとmeansの違い
- 1.8 meansとmethodの違い
- 1.9 meansの語源:目的と結果の「中間」にあるもの
- 1.10 meansの覚え方:「目的へ渡る橋」
- 1.11 meansを使った頻出表現
- 1.12 meansのよくある間違い
- 1.13 meansの練習問題
- 1.14 meansのよくある質問
- 1.15 meansの意味・単数複数・使い方まとめ
meansは単数・複数が同じ?意味と使い方・by means of・語源まで解説
今日の英単語はmeansです!語尾に-sがあるので複数形に見えますが、実は「手段」のmeansは単数でも複数でも同じ形です。
a means isなら「1つの手段」、several means areなら「複数の手段」。形は変わらず、冠詞・修飾語・動詞で数を判断します。
コアイメージは、目的と結果の間をつなぐもの。交通、通信、道具、資金、行動など、何かを実現するために利用する手段を表します!
meansは、wayやmethodと同じく「方法・手段」と訳されます。しかしmeansが注目するのは、「どういう順番で行うか」よりも、何を利用して目的を達成するかです。
たとえば、a means of transportationは「交通手段」、a means of communicationは「通信手段」です。電車や電話のような具体的なものだけでなく、教育、交渉、法律、資金など抽象的な手段にも使えます。
- 品詞:名詞
- 発音:/miːnz/(ミーンズ)
- 単数形:means
- 複数形:means
- 主な意味:手段、方法、資力、収入・財産
- コアイメージ:目的と結果をつなぐ媒介・資源
meansの基本的な意味
意味1:目的を達成するための手段・方法
Email is a convenient means of communication.
(メールは便利な通信手段です。)We must find a means of reducing costs.
(コストを削減する手段を見つけなければなりません。)Education is a means of creating opportunity.
(教育は機会を生み出す手段です。)
このmeansは、ある結果を可能にする行動・物・制度・仕組みを表します。
意味2:資力・財産・収入
meansは複数扱いで「生活に使えるお金・資力」を表すことがあります。
They lived within their means.
(彼らは収入の範囲内で生活しました。)She is a woman of considerable means.
(彼女はかなりの資産を持つ女性です。)The program is available to families of limited means.
(その制度は経済的余裕の限られた家庭が利用できます。)
この意味では「複数の資源・財力」という集合的な感覚があり、通常means areのように複数扱いします。ただし、実際にはwithin one’s means、people of meansなど定型表現で覚えるのが簡単です。
meansは単数?複数?形と動詞の使い分け
「手段」を表すmeansは、単数形と複数形が同じです。英語ではseriesやspeciesにも同じ特徴があります。
単数:a means is
This is an effective means of communication.
(これは効果的な通信手段です。)A bicycle is a cheap means of transport.
(自転車は安価な交通手段です。)One means of solving the problem is to ask for help.
(その問題を解決する1つの手段は、助けを求めることです。)
a、one、thisが付いていれば単数です。動詞もis / was / hasを使います。
複数:means are
These are effective means of communication.
(これらは効果的な通信手段です。)Several means of payment are available.
(複数の支払い手段を利用できます。)All possible means have been considered.
(考えられるすべての手段が検討されました。)
these、several、many、allが付いて複数を示す場合、動詞はare / were / haveです。
meansの単数・複数早見表
| 数 | 名詞句 | 動詞 | 例 |
|---|---|---|---|
| 単数 | a means / one means / this means | is / was / has | This means of communication is effective. |
| 複数 | two means / several means / these means | are / were / have | These means of communication are effective. |
形だけでは判断できないため、前の限定語と後ろの動詞を見るのがコツです。
meansにaを付けていいのが不思議だったけど、単数形もmeansならa meansで正しいんだね。じゃあa meanはダメ?
はい、手段の意味ではa meanではなく、必ずa meansです!
meanという名詞は「平均・中間」など別の意味になります。sまで含めて1語のmeansだと思って覚えましょう。
this meansは「これは~を意味する」と同じ形なので注意
this meansには2通りあります。
【名詞】This means of transport is inexpensive.
(この手段は安価です。)【動詞】This means we need more time.
(これは、もっと時間が必要だということを意味します。)
1文目のmeansは名詞で、後ろに動詞isがあります。2文目のmeansは動詞meanの三人称単数現在形です。後ろに文が直接続きます。
means ofの意味と使い方
a means of+名詞/動名詞で、「~の手段」「~する手段」です。meansが何を可能にするのかを説明します。
a means of transport
(交通手段)a means of communication
(通信手段)a means of identification
(身分確認の手段)a means of earning a living
(生計を立てる手段)a means of solving the problem
(その問題を解決する手段)
ofの後ろに動詞を置くなら-ing形
× a means of solve the problem
○ a means of solving the problem
ofは前置詞なので、後ろの動詞は動名詞にします。
means to doとmeans of doingの違い
means to doも使われますが、means of doingのほうが「~する手段」という形として非常に一般的です。
We have the means to pay for the repairs.
(私たちには修理費を支払う資力があります。)We need a means of paying safely online.
(オンラインで安全に支払う手段が必要です。)
have the means to doは、「~するだけの資力・能力・手段がある」という定型表現です。単なる手続きより、実行可能にする資金や資源を含みます。
by means ofの意味と使い方
by means of+名詞は「~によって」「~を用いて」「~という手段で」という意味です。手段や道具をやや形式的に示します。
The door was opened by means of a special key.
(そのドアは特殊な鍵を使って開けられました。)They communicated by means of hand signals.
(彼らは手信号によって意思疎通しました。)The data were collected by means of an online survey.
(データはオンライン調査によって収集されました。)
byとの違い
多くの日常文では、単純なbyやwithのほうが自然です。
形式的:We contacted them by means of email.
普通:We contacted them by email.
by means ofは、用いた手段を明示的に強調したい説明文、技術文書、学術文書で使われやすい表現です。
by no meansとの違い
by no meansは「決して~ない」「全然~ではない」という別の熟語です。
The task is by no means easy.
(その課題は決して簡単ではありません。)
by means ofの「~を用いて」と混同しないようにしましょう。
a means to an endの意味
a means to an endは「目的を達成するための手段」「それ自体が目的ではないもの」です。
For him, money is only a means to an end.
(彼にとって、お金は目的を達成するための手段にすぎません。)Exercise should not be seen only as a means to an end.
(運動を、目的達成のためだけの手段と考えるべきではありません。)
ここでのendは「終わり」ではなく「目的・目標」です。つまり、meansは目的へ到達するために使う途中のものです。
やや否定的なニュアンスになることがある
a means to an endは、「それ自体の価値を認めず、別の目的のために利用している」という文脈で使われることがあります。
She felt that the company treated employees as a means to an end.
(彼女は、会社が従業員を目的達成の道具として扱っていると感じました。)
「英語の勉強は海外で働くための手段」ならa means to an endだけど、勉強そのものが楽しいなら、ただの手段じゃないってことか。
まさにそうです!endは最終目的、meansはそこへ行くための橋です。
橋を渡ること自体に価値を置かず、向こう岸へ行くためだけに使うという感覚が、a means to an endによく表れています。
by all meansの意味:「ぜひ」「もちろん」
by all meansは、直訳すると「あらゆる手段によって」ですが、会話では相手の依頼や提案を快く認める「ぜひどうぞ」「もちろんです」という意味でよく使われます。
“May I use this chair?” “By all means.”
(「この椅子を使ってもいいですか」「もちろん、どうぞ。」)By all means, ask questions whenever you are unsure.
(分からないときは、ぜひ質問してください。)
反対のby no meansは「決して~ない」です。allなら全面的な許可・賛成、noなら全面的な否定と対比して覚えましょう。
wayとmeansの違い
wayとmeansはどちらも「方法・手段」ですが、焦点が違います。
| 比較 | way | means |
|---|---|---|
| 中心 | どう進めるかというやり方・道筋 | 何を利用して実現するかという手段 |
| 語感 | 日常的で広い | やや形式的・目的志向 |
| 対象 | 行動、スタイル、方法、方向 | 道具、仕組み、資源、行動 |
| 代表表現 | a way to do | a means of doing |
同じ目的で比べる
We need a better way to communicate.
(もっとよいコミュニケーションの取り方が必要です。)We need a reliable means of communication.
(信頼できる通信手段が必要です。)
1文目は、話し方、会議の進め方、連絡頻度なども含む「やり方」を問題にしています。2文目は、電話、メール、無線など、通信を可能にする具体的な手段・仕組みを求めています。
wayのほうが自然な場面
I like the way she teaches.
(彼女の教え方が好きです。)
人特有のスタイルはwayです。the means she teachesとは言いません。
meansのほうが自然な場面
Public transportation is our main means of getting to work.
(公共交通機関が、私たちの主な通勤手段です。)
移動に利用する資源・仕組みを示すためmeansが合います。
way・method・approachを含む全体比較は「way・method・approach・meansの違い」をご覧ください。
meansとmethodの違い
methodは実行の手順・方式、meansは実行を可能にする手段・資源です。
Our method involves checking each item twice.
(私たちの方法では、各項目を2回確認します。)A barcode scanner is one means of checking the items.
(バーコードスキャナーは、項目を確認する手段のひとつです。)
methodは「2回確認する」という手順、meansはその手順で使う「バーコードスキャナー」です。
meansの語源:目的と結果の「中間」にあるもの
meansは、中英語で使われた名詞meanの複数形に由来します。その初期の意味は「仲介するもの・中間にあるもの」でした。背景には「中間」を表すフランス語・ラテン語系の語があります。
meansの意味の広がり
出発点と目的の中間にあるもの
↓
両者を結ぶ仲介・媒介
↓
目的と結果をつなぐ手段
↓
目的を実現するために使える資源・財力
つまりmeansは、ゴールそのものではなく、出発点からゴールへ渡るために間に置くものです。この語源イメージはa means to an endにもそのまま残っています。
meansの覚え方:「目的へ渡る橋」
meansを覚えるときは、川の向こう岸にある目的へ渡る橋を想像してください。
- 向こう岸:達成したい目的・end
- 橋:means
- 橋をどう渡るか:way
- 安全に渡るための決められた手順:method
- どの方向から川へ近づくか:approach
このイメージなら、4語の違いも一緒に復習できます。
meansを「方法」とだけ覚えるとwayと混ざります。何かを実現するために利用する橋・道具・資源と覚えてください。
電車は移動のmeans、メールは連絡のmeans、お金は計画を実行するmeans。目的とセットで考えるのがコツですよ!
meansを使った頻出表現
| 表現 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| a means of communication | 通信・意思疎通の手段 | Language is a means of communication. |
| a means of transport | 交通手段 | Trains are an efficient means of transport. |
| a means of payment | 支払い手段 | Cards are accepted as a means of payment. |
| by means of | ~を用いて | The device is controlled by means of an app. |
| by no means | 決して~ない | The answer is by no means obvious. |
| have the means to do | ~する資力・手段がある | We do not have the means to expand. |
| live within one’s means | 収入の範囲内で暮らす | He learned to live within his means. |
| a person of means | 資産のある人 | The service was once limited to people of means. |
| a means to an end | 目的達成のための手段 | For her, fame was a means to an end. |
meansのよくある間違い
間違い1:単数をmeanにする
× a mean of transport
○ a means of transport
間違い2:a meansに複数動詞を使う
× A means of communication are necessary.
○ A means of communication is necessary.
主語の中心は単数のa meansです。後ろのcommunicationに引っ張られないようにします。
間違い3:several meansに単数動詞を使う
× Several means is available.
○ Several means are available.
間違い4:by means ofを日常会話で使いすぎる
文法的には正しくても、I sent it by means of email.は硬く聞こえます。普通はI sent it by email.です。
間違い5:meansを人の自然な「~の仕方」に使う
× I like her means of speaking.
○ I like her way of speaking.
人のスタイルや振る舞い方にはwayを使います。
meansの練習問題
- 「メールは便利な通信手段です」を英訳してください。
- 「複数の支払い手段が利用できます」を英訳してください。
- a meansの後ろの動詞はisとareのどちらですか。
- 「特別な道具を使って」をby means ofで表してください。
- 「お金は目的達成のための手段にすぎない」を英訳してください。
1. Email is a convenient means of communication.
2. Several means of payment are available.
3. is。a meansは単数です。
4. by means of a special tool
5. Money is only a means to an end.
meansのよくある質問
meansは常に可算名詞ですか?
「1つの手段・複数の手段」と数える場合は可算名詞として使えます。一方、「資力・財産」の意味では集合的な複数名詞として用いられ、通常はhis means、limited meansのような形になります。
meanとmeansは関係がありますか?
現代英語では、動詞mean「意味する」と名詞means「手段」は別の語として扱うのが分かりやすいです。名詞meansは「中間・媒介」を表した名詞の複数形に由来します。
mode of transportとmeans of transportの違いは?
means of transportは移動を可能にする交通手段を広く表します。mode of transportは、鉄道、道路、航空、徒歩など「交通の種類・形態」を分類するときに使われやすい表現です。
「あらゆる手段を使って」は英語で?
by all meansには「ぜひどうぞ」という別の意味があるため、文脈に注意が必要です。「利用できるあらゆる手段を使って」ならby every available means、using all available meansなどが明確です。
meansの意味・単数複数・使い方まとめ
- meansのコアイメージは、目的と結果の間をつなぐ手段・媒介・資源。
- 「手段」のmeansは単数と複数が同じ形。
- 単数はa means is、複数はseveral means are。
- 手段の意味でa meanとは言わない。
- a means of doingで「~する手段」。
- by means ofは「~を用いて」というやや形式的な表現。
- a means to an endは「目的達成のための手段」。endは「目的」を表す。
- have the means to doは「~する資力・手段がある」。
- wayは行動のやり方、meansは目的達成に利用するもの。
- 語源の中心は「中間・仲介」で、目的へ渡る橋として覚えるとよい。
meansで一番大切なのは、sを複数形の印だと決めつけないことです。
a means is / two means areを声に出して覚えましょう。そして意味は「目的へ渡る橋」。数のルールとコアイメージが分かれば、means ofやa means to an endも自然につながりますよ!