meansは単数・複数が同じ?意味と使い方・by means of・語源まで解説

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meansは単数・複数が同じ?意味と使い方・by means of・語源まで解説

コダック

今日の英単語はmeansです!語尾に-sがあるので複数形に見えますが、実は「手段」のmeansは単数でも複数でも同じ形です。

a means isなら「1つの手段」、several means areなら「複数の手段」。形は変わらず、冠詞・修飾語・動詞で数を判断します。

コアイメージは、目的と結果の間をつなぐもの。交通、通信、道具、資金、行動など、何かを実現するために利用する手段を表します!

meansは、waymethodと同じく「方法・手段」と訳されます。しかしmeansが注目するのは、「どういう順番で行うか」よりも、何を利用して目的を達成するかです。

たとえば、a means of transportationは「交通手段」、a means of communicationは「通信手段」です。電車や電話のような具体的なものだけでなく、教育、交渉、法律、資金など抽象的な手段にも使えます。

  • 品詞:名詞
  • 発音:/miːnz/(ミーンズ)
  • 単数形:means
  • 複数形:means
  • 主な意味:手段、方法、資力、収入・財産
  • コアイメージ:目的と結果をつなぐ媒介・資源

meansの基本的な意味

意味1:目的を達成するための手段・方法

Email is a convenient means of communication.
(メールは便利な通信手段です。)

We must find a means of reducing costs.
(コストを削減する手段を見つけなければなりません。)

Education is a means of creating opportunity.
(教育は機会を生み出す手段です。)

このmeansは、ある結果を可能にする行動・物・制度・仕組みを表します。

意味2:資力・財産・収入

meansは複数扱いで「生活に使えるお金・資力」を表すことがあります。

They lived within their means.
(彼らは収入の範囲内で生活しました。)

She is a woman of considerable means.
(彼女はかなりの資産を持つ女性です。)

The program is available to families of limited means.
(その制度は経済的余裕の限られた家庭が利用できます。)

この意味では「複数の資源・財力」という集合的な感覚があり、通常means areのように複数扱いします。ただし、実際にはwithin one’s meanspeople of meansなど定型表現で覚えるのが簡単です。

meansは単数?複数?形と動詞の使い分け

「手段」を表すmeansは、単数形と複数形が同じです。英語ではseriesspeciesにも同じ特徴があります。

単数:a means is

This is an effective means of communication.
(これは効果的な通信手段です。)

A bicycle is a cheap means of transport.
(自転車は安価な交通手段です。)

One means of solving the problem is to ask for help.
(その問題を解決する1つの手段は、助けを求めることです。)

aonethisが付いていれば単数です。動詞もis / was / hasを使います。

複数:means are

These are effective means of communication.
(これらは効果的な通信手段です。)

Several means of payment are available.
(複数の支払い手段を利用できます。)

All possible means have been considered.
(考えられるすべての手段が検討されました。)

theseseveralmanyallが付いて複数を示す場合、動詞はare / were / haveです。

meansの単数・複数早見表

名詞句 動詞
単数 a means / one means / this means is / was / has This means of communication is effective.
複数 two means / several means / these means are / were / have These means of communication are effective.

形だけでは判断できないため、前の限定語と後ろの動詞を見るのがコツです。

meansにaを付けていいのが不思議だったけど、単数形もmeansならa meansで正しいんだね。じゃあa meanはダメ?

コダック

はい、手段の意味ではa meanではなく、必ずa meansです!

meanという名詞は「平均・中間」など別の意味になります。sまで含めて1語のmeansだと思って覚えましょう。

this meansは「これは~を意味する」と同じ形なので注意

this meansには2通りあります。

【名詞】This means of transport is inexpensive.
(この手段は安価です。)

【動詞】This means we need more time.
(これは、もっと時間が必要だということを意味します。)

1文目のmeansは名詞で、後ろに動詞isがあります。2文目のmeansは動詞meanの三人称単数現在形です。後ろに文が直接続きます。

means ofの意味と使い方

a means of+名詞/動名詞で、「~の手段」「~する手段」です。meansが何を可能にするのかを説明します。

a means of transport
(交通手段)

a means of communication
(通信手段)

a means of identification
(身分確認の手段)

a means of earning a living
(生計を立てる手段)

a means of solving the problem
(その問題を解決する手段)

ofの後ろに動詞を置くなら-ing形

× a means of solve the problem
○ a means of solving the problem

ofは前置詞なので、後ろの動詞は動名詞にします。

means to doとmeans of doingの違い

means to doも使われますが、means of doingのほうが「~する手段」という形として非常に一般的です。

We have the means to pay for the repairs.
(私たちには修理費を支払う資力があります。)

We need a means of paying safely online.
(オンラインで安全に支払う手段が必要です。)

have the means to doは、「~するだけの資力・能力・手段がある」という定型表現です。単なる手続きより、実行可能にする資金や資源を含みます。

by means ofの意味と使い方

by means of+名詞は「~によって」「~を用いて」「~という手段で」という意味です。手段や道具をやや形式的に示します。

The door was opened by means of a special key.
(そのドアは特殊な鍵を使って開けられました。)

They communicated by means of hand signals.
(彼らは手信号によって意思疎通しました。)

The data were collected by means of an online survey.
(データはオンライン調査によって収集されました。)

byとの違い

多くの日常文では、単純なbywithのほうが自然です。

形式的:We contacted them by means of email.
普通:We contacted them by email.

by means ofは、用いた手段を明示的に強調したい説明文、技術文書、学術文書で使われやすい表現です。

by no meansとの違い

by no meansは「決して~ない」「全然~ではない」という別の熟語です。

The task is by no means easy.
(その課題は決して簡単ではありません。)

by means ofの「~を用いて」と混同しないようにしましょう。

a means to an endの意味

a means to an endは「目的を達成するための手段」「それ自体が目的ではないもの」です。

For him, money is only a means to an end.
(彼にとって、お金は目的を達成するための手段にすぎません。)

Exercise should not be seen only as a means to an end.
(運動を、目的達成のためだけの手段と考えるべきではありません。)

ここでのendは「終わり」ではなく「目的・目標」です。つまり、meansは目的へ到達するために使う途中のものです。

やや否定的なニュアンスになることがある

a means to an endは、「それ自体の価値を認めず、別の目的のために利用している」という文脈で使われることがあります。

She felt that the company treated employees as a means to an end.
(彼女は、会社が従業員を目的達成の道具として扱っていると感じました。)

「英語の勉強は海外で働くための手段」ならa means to an endだけど、勉強そのものが楽しいなら、ただの手段じゃないってことか。

コダック

まさにそうです!endは最終目的、meansはそこへ行くための橋です。

橋を渡ること自体に価値を置かず、向こう岸へ行くためだけに使うという感覚が、a means to an endによく表れています。

by all meansの意味:「ぜひ」「もちろん」

by all meansは、直訳すると「あらゆる手段によって」ですが、会話では相手の依頼や提案を快く認める「ぜひどうぞ」「もちろんです」という意味でよく使われます。

“May I use this chair?” “By all means.”
(「この椅子を使ってもいいですか」「もちろん、どうぞ。」)

By all means, ask questions whenever you are unsure.
(分からないときは、ぜひ質問してください。)

反対のby no meansは「決して~ない」です。allなら全面的な許可・賛成、noなら全面的な否定と対比して覚えましょう。

wayとmeansの違い

waymeansはどちらも「方法・手段」ですが、焦点が違います。

比較 way means
中心 どう進めるかというやり方・道筋 何を利用して実現するかという手段
語感 日常的で広い やや形式的・目的志向
対象 行動、スタイル、方法、方向 道具、仕組み、資源、行動
代表表現 a way to do a means of doing

同じ目的で比べる

We need a better way to communicate.
(もっとよいコミュニケーションの取り方が必要です。)

We need a reliable means of communication.
(信頼できる通信手段が必要です。)

1文目は、話し方、会議の進め方、連絡頻度なども含む「やり方」を問題にしています。2文目は、電話、メール、無線など、通信を可能にする具体的な手段・仕組みを求めています。

wayのほうが自然な場面

I like the way she teaches.
(彼女の教え方が好きです。)

人特有のスタイルはwayです。the means she teachesとは言いません。

meansのほうが自然な場面

Public transportation is our main means of getting to work.
(公共交通機関が、私たちの主な通勤手段です。)

移動に利用する資源・仕組みを示すためmeansが合います。

way・method・approachを含む全体比較は「way・method・approach・meansの違い」をご覧ください。

meansとmethodの違い

methodは実行の手順・方式、meansは実行を可能にする手段・資源です。

Our method involves checking each item twice.
(私たちの方法では、各項目を2回確認します。)

A barcode scanner is one means of checking the items.
(バーコードスキャナーは、項目を確認する手段のひとつです。)

methodは「2回確認する」という手順、meansはその手順で使う「バーコードスキャナー」です。

meansの語源:目的と結果の「中間」にあるもの

meansは、中英語で使われた名詞meanの複数形に由来します。その初期の意味は「仲介するもの・中間にあるもの」でした。背景には「中間」を表すフランス語・ラテン語系の語があります。

meansの意味の広がり

出発点と目的の中間にあるもの

両者を結ぶ仲介・媒介

目的と結果をつなぐ手段

目的を実現するために使える資源・財力

つまりmeansは、ゴールそのものではなく、出発点からゴールへ渡るために間に置くものです。この語源イメージはa means to an endにもそのまま残っています。

meansの覚え方:「目的へ渡る橋」

meansを覚えるときは、川の向こう岸にある目的へ渡る橋を想像してください。

  • 向こう岸:達成したい目的・end
  • 橋:means
  • 橋をどう渡るか:way
  • 安全に渡るための決められた手順:method
  • どの方向から川へ近づくか:approach

このイメージなら、4語の違いも一緒に復習できます。

コダック

meansを「方法」とだけ覚えるとwayと混ざります。何かを実現するために利用する橋・道具・資源と覚えてください。

電車は移動のmeans、メールは連絡のmeans、お金は計画を実行するmeans。目的とセットで考えるのがコツですよ!

meansを使った頻出表現

表現 意味
a means of communication 通信・意思疎通の手段 Language is a means of communication.
a means of transport 交通手段 Trains are an efficient means of transport.
a means of payment 支払い手段 Cards are accepted as a means of payment.
by means of ~を用いて The device is controlled by means of an app.
by no means 決して~ない The answer is by no means obvious.
have the means to do ~する資力・手段がある We do not have the means to expand.
live within one’s means 収入の範囲内で暮らす He learned to live within his means.
a person of means 資産のある人 The service was once limited to people of means.
a means to an end 目的達成のための手段 For her, fame was a means to an end.

meansのよくある間違い

間違い1:単数をmeanにする

× a mean of transport
○ a means of transport

間違い2:a meansに複数動詞を使う

× A means of communication are necessary.
○ A means of communication is necessary.

主語の中心は単数のa meansです。後ろのcommunicationに引っ張られないようにします。

間違い3:several meansに単数動詞を使う

× Several means is available.
○ Several means are available.

間違い4:by means ofを日常会話で使いすぎる

文法的には正しくても、I sent it by means of email.は硬く聞こえます。普通はI sent it by email.です。

間違い5:meansを人の自然な「~の仕方」に使う

× I like her means of speaking.
○ I like her way of speaking.

人のスタイルや振る舞い方にはwayを使います。

meansの練習問題

  1. 「メールは便利な通信手段です」を英訳してください。
  2. 「複数の支払い手段が利用できます」を英訳してください。
  3. a meansの後ろの動詞はisとareのどちらですか。
  4. 「特別な道具を使って」をby means ofで表してください。
  5. 「お金は目的達成のための手段にすぎない」を英訳してください。

1. Email is a convenient means of communication.

2. Several means of payment are available.

3. is。a meansは単数です。

4. by means of a special tool

5. Money is only a means to an end.

meansのよくある質問

meansは常に可算名詞ですか?

「1つの手段・複数の手段」と数える場合は可算名詞として使えます。一方、「資力・財産」の意味では集合的な複数名詞として用いられ、通常はhis meanslimited meansのような形になります。

meanとmeansは関係がありますか?

現代英語では、動詞mean「意味する」と名詞means「手段」は別の語として扱うのが分かりやすいです。名詞meansは「中間・媒介」を表した名詞の複数形に由来します。

mode of transportとmeans of transportの違いは?

means of transportは移動を可能にする交通手段を広く表します。mode of transportは、鉄道、道路、航空、徒歩など「交通の種類・形態」を分類するときに使われやすい表現です。

「あらゆる手段を使って」は英語で?

by all meansには「ぜひどうぞ」という別の意味があるため、文脈に注意が必要です。「利用できるあらゆる手段を使って」ならby every available meansusing all available meansなどが明確です。

meansの意味・単数複数・使い方まとめ

  • meansのコアイメージは、目的と結果の間をつなぐ手段・媒介・資源
  • 「手段」のmeansは単数と複数が同じ形。
  • 単数はa means is、複数はseveral means are
  • 手段の意味でa meanとは言わない。
  • a means of doingで「~する手段」。
  • by means ofは「~を用いて」というやや形式的な表現。
  • a means to an endは「目的達成のための手段」。endは「目的」を表す。
  • have the means to doは「~する資力・手段がある」。
  • wayは行動のやり方、meansは目的達成に利用するもの。
  • 語源の中心は「中間・仲介」で、目的へ渡る橋として覚えるとよい。
コダック

meansで一番大切なのは、sを複数形の印だと決めつけないことです。

a means is / two means areを声に出して覚えましょう。そして意味は「目的へ渡る橋」。数のルールとコアイメージが分かれば、means ofやa means to an endも自然につながりますよ!