「separ-(切り離された)」+「-al(〜の性質の)」のパーツで構成されている単語です。
「それぞれ切り離されている」がコアイメージで、“several“=「いくつかの」「それぞれの」の意味を持ちますよ!
”several”の意味と使い方 コアイメージは「それぞれ切り離されている」
”several(発音:sév(ə)rəl/セヴラル【形容詞・代名詞】)”は「いくつかの」「それぞれの」の意味を持つ単語です。
「separ-(切り離された)」+「-al(〜の性質の)」のパーツから成り立っており、「それぞれ切り離されている」というのがコアイメージになります。
そこから、別々の個体がいくつか存在している状態=「「いくつかの」」ことや、個々の違いに注目して「「それぞれの」」という意味になるのが”several”なわけですね!
基本の例文
・I have visited Kyoto several times.
(私は京都を数回[いくつか別々の機会に]訪れたことがある。)
・They went their several ways.
(彼らはそれぞれの[別々の]道を進んだ。)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
【語法・文法】”several”の重要な使い方と頻出フレーズ

”several”を実際の英語長文や英会話で正しく使うために、絶対に押さえておきたい文法ルールと頻出表現を解説します!
ルール①:後ろには必ず「数えられる名詞の複数形」が来る
”several”は「個々に独立した具体的なモノ・人」を指すため、後ろには必ず**「可算名詞(数えられる名詞)の複数形」**が来ます。水やお金、情報などの不可算名詞(数えられない名詞)には使えません。
× several water(×水は数えられない)
ルール②:単独で「代名詞」としても使える
”several”は形容詞だけでなく、**単独で「いくつかのもの、数人」を表す代名詞**としても非常によく使われます。
特に**「several of + 複数名詞」**(〜のうちの数個/数人)という形は、TOEICや大学受験でも頻出の重要文法です!
代名詞としての例文
・Several of my friends live in Tokyo.
(私の友人のうちの数人が東京に住んでいる。)
・I bought many apples, but several were rotten.
(リンゴをたくさん買ったが、数個は腐っていた。)
これだけで使える!”several”の頻出フレーズ&例文
日常会話やビジネスシーンでそのまま使える、定番の組み合わせを覚えてしまいましょう!
・several years ago (数年前に)
・several hundred people (数百人の人々)
定番フレーズの例文
・He has been sick in bed for several days.
(彼は数日間、病気で寝込んでいます。)
・I moved to this city several years ago.
(私は数年前にこの街に引っ越してきました。)
・The event attracted several hundred people.
(そのイベントには数百人もの人々が集まった。)
”several”の類義語①:「いくつかの・多くの」を意味する単語”some / many”との違い

例えば”some”や”many”なども「いくつかの、多くの」を意味する単語ですよ!
⇒「いくつかの」の意味を持つ単語”some / many”
イメージ(数・ニュアンス)の違いとしては
some ⇒「ぼんやりといくつか」=数は不特定(2,3個〜)で執着がない
several ⇒「はっきりといくつか」=someより多く(3〜5個程度)、個々が独立
many ⇒「たくさん」=話し手が「多い」と感じる十分な数
といった感じです!数量のイメージとしては some < several < many の順番になりますね。
● some books
「(数にこだわりはなく、とりあえず)何冊かの本」
⇒ ぼんやりと一塊として「いくつかある」イメージ
● several books
「(別々のタイトルやジャンルの)数冊の本」
⇒ 1冊1冊が別物としてハッキリと識別できる(3〜5冊程度)イメージ
● many books
「たくさんの本」
⇒ 本棚に入りきらないほど大量にあるようなイメージ
”several”の類義語②:「それぞれの」を意味する単語”respective / individual”との違い

⇒「それぞれの」の意味を持つ単語”respective / individual”
それぞれの表現の違いとしては
several ⇒「個々に別々の」=切り離されて別ルートを行く
respective ⇒「各自のしかるべき」=一対一で対応するそれぞれの
individual ⇒「個人の・個体の」=集団ではなく1人1人の
といったイメージです。
● several ways
「別々の(いくつかの)道」
⇒ 進むルートがバラバラに分かれているイメージ
● respective rooms
「(AさんはAさんの、BさんはBさんの)各自の部屋」
⇒ 割り当てられたそれぞれの場所に帰るイメージ
● individual needs
「個人の(個々の)ニーズ」
⇒ 集団としてではなく、1人1人の異なる要望に注目するイメージ
”several”の語源は中世ラテン語のsēparālis 意味は「別々の、引き離された」

”several”の語源についても、確認していきましょう。
”several”の語源は中世ラテン語の「sēparālis」です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”several”の起源について、下記の記載があります。
Origin of several
First recorded in 1375–1425; late Middle English, from Anglo-French, from Medieval Latin sēparālis, equivalent to Latin sēpar “separate” + -ālis -al日本語訳:1375–1425年に初めて記録された。後期中英語、アングロ=フランス語、中世ラテン語の sēparālis から来ており、これはラテン語の sēpar(=切り離す、引き離す)に接尾辞 -ālis(=〜の性質の)を足したものと同等である。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”several”はもともと「一つの塊からバラバラに引き離されたもの」から発祥している模様。
● ラテン語:sēpar(切り離された・別々の)
↓
● 中世ラテン語:sēparālis(引き離された状態の)
↓
● アングロ=フランス語・中英語を経て、現在の「いくつか別々にある = several」へ
実は、この語源の「sēpar」は、私たちがよく知っている英単語の **”separate(切り離す、分ける)”** と全く同じルーツなんですよ!
構成パーツで覚える”several” 「separ-」+「-al」

ここからは構成パーツの面から”several”について覚えていきましょう。
”several”の構成パーツは「separ-(切り離された)」+「-al(〜の性質の)」のパーツです。
“separ-“は「切り離された、離す」を意味するパーツ
”separ-”は「切り離された、離す」を意味するパーツです。
その他に separation(分離、別居)や、separable(分離できる)等も”separ-”を使用する単語です。
”-al”は「〜の、〜の性質の」を意味するパーツ
”-al”は「〜の、〜の性質の」を意味する名詞や形容詞を作るパーツです。
その他の”-al”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。
”several”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”several”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「それぞれ切り離されている」
⇒”several”=「いくつかの」「それぞれの」の意味
●語法・文法のポイント ⇒数えられる名詞(可算名詞)の複数形のみに使える形容詞、または「いくつかのもの・数人」を表す代名詞。後ろに不可算名詞(数えられない名詞)が来ないように注意しましょう!
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!
