【語源で覚える】語根「ced/cess」(進む・行く)を持つ英単語まとめ|procedure・process・access・succeedの覚え方

こんにちは、コダックです。

”procedure”・”process”・”access”・”succeed”…一見バラバラなこれらの単語、実はぜんぶ「進む・行く」という1つの語根から生まれた”仲間”なんです。

この記事で分かること
①語根 ced / cess / ceed のコアイメージ
②cedを持つ英単語の全体マップ(各単語の詳しい記事へのリンク付き)
③接頭辞(どこへ進むか)で意味がどう変わるかの考え方
④”necessary(必要)”や”recession(不況)”に隠れた語源エピソード
 
コダック

今日のテーマは語根 ”ced / cess / ceed”(進む・行く・譲る)!
「前へ進む/後ろへ退く/道を譲る」がコアイメージ。ここに接頭辞が付いて、たくさんの単語に枝分かれしますよ!

語根「ced / cess / ceed」のコアイメージは「進む・行く・譲る」

語根 ”ced” は、ラテン語 cēdere「行く・進む・譲る」に由来します。名詞の形では ”cess-”、英語風の綴りでは ”ceed” にもなります(process・succeed など)。

 
コダック

ポイントは「進む」と「譲る(後ろへ引く)」の両方を持つこと。前に進めば「前進・成功」、後ろに引けば「後退・譲歩」——向きで意味が変わるんです。

「進む・譲る」がベースなのは分かったけど…どうやって色んな意味になるの?

 
コダック

カギは「どこへ進むか」=接頭辞! 前へ、後ろへ、外へ…で意味が決まります。例えば”proceed”の語源を辞書で見てみましょう。

Origin(proceed)
First recorded in 1350–1400; Middle English procede, from Latin prōcēdere, from pro- “forward” + cēdere “to go, yield”

※参考・引用「Dictionary.com」

”proceed”=”pro-(前へ)”+”ceed(進む)”=「前へ進む=続行する」。ちゃんと「進む」が生きていますね。

語源エピソード|”necessary(必要)”は「譲れない」ことだった

意外なところに ced 仲間が隠れています。たとえば ”necessary(必要な)”。ne-(否定)+cess(譲る)=「譲れない・避けて通れない」が語源。どうしても譲れないもの=「必要なもの」というわけです。

 
コダック

ニュースでおなじみ ”recession(景気後退・不況)” も仲間。re-(後ろへ)+cess(行く)=「後ろへ下がること」。経済が後退する様子そのものですね。
前任者を表す ”predecessor” も pre-(前に)+de+cess(行った人)=「先に行った人」。ぜんぶ「進む・行く」でつながっています。

【単語マップ】ced / cess / ceed を持つ英単語まとめ

”ced”系を持つ主な単語を一覧にしました。気になる単語は個別記事でさらに詳しく解説しています。

単語語源パーツ意味
procedurepro-(前へ)+ced(進む)手順・手続き
processpro-(前へ)+cess(進む)過程・工程
accessac-(〜へ)+cess(行く)接近・利用
succeedsuc-(下から後に)+ceed(続く)成功する・後を継ぐ
exceedex-(外へ)+ceed(進む)超える
concedecon-(強意)+ced(譲る)譲歩する・認める
precedepre-(前に)+ced(行く)先行する
recedere-(後ろへ)+ced(行く)退く・遠のく

ほかにも、不況の”recession”、必要な”necessary”、前任者の”predecessor”など、「進む・行く」でつながる仲間はまだまだあります。

接頭辞で意味が変わる|「どこへ進むか」で覚える

”ced”仲間を攻略するコツは、接頭辞=進む方向で捉えること。方向が分かれば意味が推測できます。

接頭辞=進む方向
●pro-(前へ)+ceed ⇒ 前へ進む=proceed(続行する)/procedure(手順)
●ex-(外へ・超えて)+ceed ⇒ 限界の外へ進む=exceed(超える)
●suc-(下から後に)+ceed ⇒ 後に続いていく=succeed(成功する・後を継ぐ)
●re-(後ろへ)+cede ⇒ 後ろへ行く=recede(退く)/recession(後退)
●con-(強意)+cede ⇒ すっかり譲る=concede(譲歩する・認める)

なるほど! 「どこへ進むか」で整理すると、初めて見る-cede単語も意味が想像できそう!

 
コダック

その通り! これが語源で覚える最大のメリットです。次は主要な単語を、もう少しだけ詳しく見てみましょう。

主要な”ced / ceed”単語をもう少し詳しく

procedure(手順・手続き)|pro-(前へ)+ced(進む)

順を追って前へ進めるやり方=「手順・手続き」。
・follow the correct procedure(正しい手順に従う)
・a standard procedure(標準的な手続き)
「procedure」の詳しい記事はこちら

access(接近・利用)|ac-(〜へ)+cess(行く)

そこへ行けること=「接近・利用(する権利)」。動詞で「アクセスする」。
・have access to 〜(〜を利用できる)
・gain access to the building(建物に入る)
「access」の詳しい記事はこちら

succeed(成功する・後を継ぐ)|suc-(後に)+ceed(続く)

後に続いていく=「後を継ぐ」、うまく続いていく=「成功する」。
・succeed in 〜ing(〜に成功する)
・succeed to the throne(王位を継承する)
「succeed」の詳しい記事はこちら

concede(譲歩する・認める)|con-(強意)+ced(譲る)

相手に道を譲る=「譲歩する」、負けを認める=「(しぶしぶ)認める」。
・concede defeat(敗北を認める)
・concede that 〜(〜だと認める)
「concede」の詳しい記事はこちら

間違えやすいポイント・よくある質問

 
-cede と -ceed、綴りがどっちか分からなくなる…!
 
コダック

じつは英語で -ceed の綴りは exceed / proceed / succeed の3語だけ。それ以外(precede・concede・recede…)はぜんぶ -cede です。「エクスプロシード(exceed・proceed・succeed)」と3語だけ覚えれば、残りは -cede と機械的に判断できますよ!

Q. proceed と precede は何が違う?
proceed は「pro-(前へ)=続行する・進む」、precede は「pre-(前に)=(時間・順序で)先立つ」。procedure(手順)は proceed の仲間、predecessor(前任者)は precede の仲間と押さえましょう。

語根「ced」まとめ

●語根 ced / cess / ceed=ラテン語 cēdere「進む・行く・譲る」
⇒コアイメージは「進む/退く/譲る」(向きで意味が変わる)
●接頭辞=進む方向で枝分かれ(pro-→proceed/ex-→exceed/suc-→succeed/re-→recede/con-→concede)
●necessary(譲れない→必要)・recession(後退)・predecessor(前任者)も同じ仲間。-ceed は exceed/proceed/succeed の3語だけ
 
コダック

語根を1つ押さえると、単語が芋づる式に増えていきます。他の語根や単語もぜひご覧くださいね!

【まとめ】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
語源:Dictionary.com(各単語ページ「Origin」欄)