【語源も分かる】英単語 essential の意味・使い方・文法解説!【例文&類義語比較つき】

 
コダック
今日の英語表現は”essential”

「essence(本質・存在)」+「-al(〜の性質の)」のパーツで構成されている単語です。

「本質そのもの」がコアイメージで、“essential”=「絶対不可欠な」「本質的な」の意味を持ちますよ!

 

”essential”の意味と使い方!コアイメージは「本質そのもの」

 

”essential(発音:isénʃəl/エセンシャル【形容詞】)”は「絶対不可欠な」「本質的な」の意味を持つ単語です。

「essence(本質)」+「-al(〜の性質の)」のパーツで構成されている単語で、「本質そのもの」がコアイメージです。

 

 
コダック
物事の最もコアにある「本質(essence)」そのものの性質を持っている状態のこと。

「それを取り除いてしまったら、もはやその物自体が成り立たなくなってしまう」くらい重要なこと=「絶対不可欠な」という意味になるわけですね!

 

”essential”は日常会話からビジネスまで幅広く使われます。最近では、社会を維持するために「絶対不可欠な労働者(医療・物流・スーパーの店員など)」を指す **エッセンシャルワーカー(essential workers)** という言葉でも日本で広く知られるようになりましたね。

 

 
「取り除いたら成り立たない」かぁ…
 
コダック
例えば、「水は生命に不可欠だ(Water is essential to life.)」という例文を考えてみましょう。
生命というシステムから「水」を抜いてしまったら、生命そのものが崩壊して成り立たなくなりますよね。このように、重要度のレベルが『あったほうが良い』ではなく『ないと絶対にダメ』というニュアンスなのが特徴です!

 

日常会話やビジネスシーンでもよく使われるフレーズを含めた例文をいくつか見てみましょう。

「絶対不可欠な」の例文

・Experience is essential for this job.
(この仕事には経験が絶対不可欠だ。)
・Air is essential to survival.
(空気は生存に不可欠だ。)
・It is essential to have a clear plan before starting.
(始める前に明確な計画を持つことが不可欠だ。)

 

また、物事の「最も根幹に関わる部分」を表すことから、「本質的な」という意味でもよく使われます。

「本質的な」の例文

・The book captures the essential points of English grammar.
(その本は英文法の本質的な[最も重要な]ポイントを捉えている。)
・There is no essential difference between the two plans.
(その2つの計画の間に本質的な違いはない。)

 

”essential”の重要な文法・語法と頻出フレーズ

 

1. 仮定法現在! S + 動詞の原形をとる構文

”essential”で絶対に外せない文法ルールが、**「It is essential that S + (should) + 動詞の原形」** の形です。
「〜することが絶対に必要だ」と強く主張・要求する形容詞(essential, necessary, importantなど)の後ろのthat節では、shouldが省略されるため、主語が三人称単数であっても過去の文脈であっても**動詞は必ず原形**になります。試験や資格対策でも超頻出のポイントです!

【文法例文】
・It is essential that he be here on time.
(彼は時間通りにここにいることが絶対不可欠だ。※主語が he ですが、is や was ではなく原形の be になります)
・It is essential that she submit the report by Friday.
(彼女は金曜日までにレポートを提出することが絶対不可欠だ。※主語が she ですが submits ではなく原形の submit になります)

 

2. 後ろに続く前置詞 ”to” と ”for” のニュアンスの違い

「〜にとって不可欠」と表現するとき、後ろには **to** や **for** が使われます。基本的にはどちらを使っても意味は通じますが、わずかにニュアンスの違いがあります。

・essential to + 名詞/動詞-ing
「〜に対してダイレクトに向かっていくイメージ」があり、その対象の生存や存在、本質そのものに直結しているときに好まれます。
例:Exercise is essential to health.(運動は健康に不可欠だ)

・essential for + 名詞/動詞-ing
「特定の目的や用途のために必要であるイメージ」があり、ある目標を達成するために欠かせないという文脈でよく使われます。
例:Experience is essential for this job.(この仕事には経験が絶対不可欠だ)

 

3. 一緒に覚えたい!頻出コロケーション(組み合わせ)

”essential”がよく一緒に使われる名詞を覚えておくと、英語の表現力がグッと上がりますよ!

  • essential part(不可欠な部分・要素)
    ➔ English is an essential part of my life.(英語は私の人生に不可欠な一部だ。)
  • play an essential role(不可欠な役割を果たす)
    ➔ Technology plays an essential role in modern education.(テクノロジーは現代の教育において不可欠な役割を果たしている。)
  • essential element(不可欠な要素)
    ➔ Trust is an essential element in any relationship.(信頼はあらゆる関係において不可欠な要素だ。)

 

”essential”の類義語「necessary / indispensable」との違い

 

 
コダック
せっかく”essential”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいましょう!

例えば”necessary”や”indispensable”なども「必要、不可欠」を意味する単語ですよ!

 

”essential”の類義語
⇒「必要・不可欠」の意味を持つ単語”necessary/indispensable”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては以下のような感じです!

essential⇒「それが無ければ全体が成り立たなくなるほど「本質的で不可欠」」=本質的・絶対不可欠(極めて重要度が高い)
necessary⇒「目的を達成するために「論理的・客観的に必要」とされる(一般的な「必要」)」=客観的に必要
indispensable⇒「代わりになるものが他に存在しないため「外すことができない」」=身代わり不可・唯一無二の不可欠さ

といった感じです!

 
どれも「必要」って訳されがちだけど、ニュアンスの重みが全然違うんだね!
 
コダック
そうなんです!特にビジネスや日常のシチュエーションで使い分けができると、より自然な英語になります。
実際の例で、それぞれのイメージの違いを確認してみましょう!

 

シチュエーションで見る!”essential/necessary/indispensable”のイメージの違い

●Sleep is essential for health.
「睡眠は健康に絶対不可欠だ」
⇒ 睡眠をゼロにしたら健康そのものが崩壊してしまう、という本質的なイメージ

●Fill out the necessary forms.
「必要な書類に記入する」
⇒ 手続きという目的を完了するために、ルール上「必要」とされている客観的なイメージ(足りないものを補う感覚)

●He is indispensable to our project.
「彼は私たちのプロジェクトに不可欠な存在だ」
⇒ 彼の手腕が凄すぎて、他の誰も彼の代わり(身代わり)を務めることができないというイメージ

 

”essential”の語源はラテン語「essentiālis」!意味は「本質、存在」

 

”essential”の語源についても確認していきましょう。

”essential”の語源は後期ラテン語の「essentiālis」です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”essential”の起源について、下記の記載があります。

Origin of essential
First recorded in 1300–50; Middle English essencial, from Late Latin essentiālis. See essence, -al

日本語訳:1300〜1350年に初めて記録された。中期英語の essencial は、後期ラテン語の essentiālis に由来する。essence, -al を参照。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”essential”は14世紀(中世ヨーロッパ)の時代に、哲学や宗教的な議論で「物事の最も核心にある存在の性質」を表す言葉として英語に取り入れられたようです。

 

”essential”の語源(起源~発祥まで)
ラテン語:esse(存在する)

後期ラテン語:essentiālis(物事の存在・本質にかかわる)

中期英語:essencial(本質的な性質の)

現代英語:essential(それがないと成り立たない=絶対不可欠な)

 

 
コダック
歴史的な流れとしては上記のようになるわけですね!

もともとはラテン語の「存在する(esse)」という超根本的な動詞から派生して、「存在そのものに関するくらい大事」という意味に発展したんです。

 

構成パーツで覚える”essential”:「essence」+「-al」

 

ここからは構成パーツ(接頭辞・接尾辞など)の面から”essential”について深く理解していきましょう。

”essential”の構成パーツは「essence(本質・存在)」+「-al(〜の性質の)」の2パーツです。

 

“essence”は「本質、存在」を意味するパーツ

”essence”は単体でも名詞として使われますが、「物事の一番大事な芯の部分(存在)」を意味する強力なパーツです。

 

 
コダック
例えば植物の「最もコアな成分」を抽出した液体のことを、日本語でも”エッセンス”と言ったり、アロマの分野で”エッセンシャルオイル(精油)”と言ったりしますよね!

これらはまさに植物の「一番核となる本質成分」を表しているわけです。

 

”-al”は「〜の、〜に関する(形容詞をつくる)」パーツ

”-al”は、名詞の後ろにくっついて「〜の性質を持った」という形容詞に変身させるお決まりのパーツ(接尾辞)です。

 

 
コダック
例えば”nation(国家)”という名詞に ”-al” がくっつくと、”national”になって、

国家の性質を持った=「国民の、国家の」という形容詞になりますよね!

 

その他の”-al”を使用する形容詞についても、下記で紹介していきます。

nature(自然) + -al = natural(自然の、当然の)
music(音楽) + -al = musical(音楽の)
origin(起源) + -al = original(独創的な、最初の)

 

まとめ:”essential”の意味と語源・覚え方

 

最後に、”essential”の意味と覚え方についてのまとめです。

”essential”は「essence(本質)」+「-al(〜の性質の)」の2パーツで構成されている単語
⇒ コアイメージは「本質そのもの(抜くと全体が崩壊する核)」
⇒ “essential”=「絶対不可欠な」「本質的な」の意味
語法・文法のポイント
⇒「It is essential that S + 動詞の原形」の仮定法現在のルールが文法問題で超頻出!
⇒ 前置詞は直結の “to”、目的の “for” が続く!
類義語との違い
⇒ necessary(客観的に必要)、indispensable(代えがきかない不可欠さ)とニュアンスを使い分けよう!

 

 
コダック
当サイトでは英語表現について、このように語源、語法・文法、覚え方の面から解説を行っています。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」