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【語源も分かって、忘れない】英単語「promotional」の意味と使い方・覚え方・文法解説【pro-(前へ)+mote(動かす)+ional(形容詞)=前へ押し出す】

 

 
コダック
今日の英語表現は”promotional”

「pro-(前へ)」+「mote(動かす)」+「-ional(〜の)」の3パーツで構成されている単語です。

「前へ押し出すような」がコアイメージで、“promotional”=「促進の」「宣伝用の」の意味を持ちますよ!

 

”promotional”の意味と使い方 コアイメージは「前へ押し出すような」

 

”promotional(発音:prəmóuʃənl/プロモーショナル【形容詞】)”は「促進の」「宣伝用の」「販売促進のための」という意味を持つ単語です。

この単語は、「pro-(前へ)」+「mote(動かす)」+「-ional(〜の)」という3つのパーツから成り立っており、これらが組み合わさることで「前へ押し出すような」という共通のコアイメージが生まれます。

 

 
コダック
新商品の存在やその魅力を、まだ知らない消費者の目の前(pro-)に向けて、グイグイと「動かしていく(mote)」ようなイメージを思い浮かべてみてください!

商品やサービスを市場の一番目立つ場所へと「前へ押し出す性質」を表すため、消費者の購買意欲をかき立てる「販売促進の」「宣伝用の」という意味になるわけですね。

 

 
なるほど、ただ置いておくじゃなくて、消費者の目の前にグイグイ押し出す感覚なんだね。
 
コダック
その通りです!よくECサイトなどで行われてるプロモーションなんかもそうですね。
あなただけのプロモーション(特別割引価格)、という特別感で消費者の興味を引きつけ、購入という次のアクションへ動かそうとする役割を持っています。

なので特別割引価格は”a promotional price”と表現するんですよ!

prommotional 特別割引価格 イメージ図

”promotional”は、ビジネスやマーケティングの現場で非常によく使われる表現です。単に「情報を知らせる」だけでなく、売り上げや認知度を「高める・促進する」という積極的な目的を含んでいるのが特徴です。実際の使われ方を例文で確認してみましょう!

 

実用例文

The company launched a major promotional campaign for the new model.
(その会社は新型モデルの大規模な販売促進[宣伝]キャンペーンを開始した。)
They are giving away promotional items to attract customers.
(彼らは顧客を惹きつけるために宣伝用の品[販促グッズ]を配っている。)
We need to create an engaging promotional video for our new service.
(私たちは新サービスのために魅力的なプロモーション[宣伝用]動画を制作する必要がある。)
These special products are available at a promotional price for a limited time.
(これらの特別商品は、期間限定のプロモーション[特別割引]価格で購入できます。)

※一部例文参考:ジーニアス英和辞典

 

”promotional”の文法・語法 ビジネスで外せない定番の組み合わせ

1. 名詞を修飾する「限定用法」が基本!

”promotional”は形容詞ですが、基本的には**名詞の前に置いてその名詞を直接修飾する「限定用法」**で使われます。「This video is promotional.(この動画は宣伝用だ)」のように補語(C)として使う形(叙述用法)よりも、実際のビジネスシーンでは、以下のように「promotional + 名詞」のセット(コロケーション)で使うのが一般的です。

 

【promotionalとセットで使う頻出名詞】
promotional material(宣伝用資料、パンフレットやカタログなど)
promotional flyer / brochure(販促用チラシ/パンフレット)
promotional event(販促イベント、新商品のお披露目会など)
promotional tools(販売促進ツール、販促道具)

 

2. 動詞「promote」、名詞「promotion」からのつながりで覚える

この単語をマスターするコツは、仲間である動詞や名詞と一緒に押さえることです。ベースにあるのは動詞の **promote(〜を促進する、宣伝する)**。これが名詞になると **promotion(販売促進、宣伝活動、昇進)** となり、さらに形容詞になったのが今回の **promotional** です。言葉の形(品詞)が変わっても、「前へ動かす」というコアイメージはすべて共通しています。

 

【品詞のファミリーリンク】
promote(動詞):〜を前へ動かす(促進する、宣伝する)
promotion(名詞):前へ動かすこと(販売促進、宣伝、昇進)
promotional(形容詞):前へ動かすための(販売促進の、宣伝用の)

 

”promotional”の関連語①:「宣伝・広告」を表す類義語とのニュアンス違い

 
コダック
”promotional”と同じように「宣伝の」「広告の」と言いたいとき、英語では ”advertising” や ”commercial” という単語もよく使われます。これらのニュアンスの違いも一緒に整理しておきましょう!

 

 
どれもビジネスでよく見かける言葉だけど、どう使い分ければいいの?

 

 
コダック

それぞれの単語が持つ中心的なイメージは、以下のように使い分けることができますよ!

promotional⇒「認知度を上げ、購入や行動を直接『前へ動かす』ための活動」=販売促進の(購買の引き金になる)
advertising⇒「メディアなどを通じて、不特定多数の人に広く『存在を知らせる』ための活動」=広告の(広く告げ知らせる)
commercial⇒「私的なものではなく、あくまで『ビジネスや利益目的の』経済活動」=商業的な(営利目的の)

 

 
なるほど!「何を目的としているか」や「対象の広さ」によってニュアンスが変わるんだね。
 
コダック
そうなんです!実際のシチュエーションを例に、具体的なイメージの差を見てみましょう。

 

シチュエーションで見るイメージの違い

promotional strategy
「(割引クーポンや限定特典をつけ、今すぐ買ってもらうための)販売促進戦略」
⇒ 顧客の背中を直接押して、購入という行動へ前進させるイメージ

advertising agency
「(テレビCMやネット看板を手配し、大勢に認知してもらうための)広告代理店」
⇒ 各種メディアを使って、世の中に「こんな商品があるよ!」と広くアナウンスするイメージ

a commercial airline
「(軍用機や個人所有の飛行機ではなく、運賃をもらって運航する)民間航空会社」
⇒ 利益を出すための「ビジネス(商業)として成り立っている」という枠組みを表すイメージ

 

”promotional”の語源はラテン語「prōmovēre」。「前進・昇進」から「販売促進」へどう変化した?

”promotional”という単語がどのようにして生まれたのか、語源についてもさらに深く掘り下げてみましょう。

ベースとなる動詞 ”promote” の語源は、ラテン語の「prōmovēre(プローモウェーレ)」です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”promote”の起源について、下記の記載があります。

Origin of promote
First recorded in 1350–1400; Middle English promoten, from Latin prōmōtus, past participle of prōmovēre “to move forward, advance”; see pro- 1, motive

日本語訳:1350〜1400年に初めて記録された。中期英語の promoten は、ラテン語の prōmovēre(前へ動かす、前進させる)の過去分詞 prōmōtus に由来する。pro- 1, motive を参照。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容から分かる通り、”promotional”の核となる言葉は、14世紀後半(中世ヨーロッパの時代)にはすでに英語として使われていました。
しかし、当時はまだ「宣伝」という意味はなく、主に物事を「物理的に前へ進める」ことや、人の地位を「前へ進める(=昇進させる)」という意味合いで使われていたようです。

 

”promotional”の語源と意味の移り変わり
【古代(ラテン語)】prōmovēre
pro-[前へ]+ movēre[動かす]=前に動かす、前進させる

【中世(14世紀頃)】promoten
物事を前へ進める、人の地位を引き上げる(=昇進させる)

【近現代(20世紀以降)】promotion / promotional
大量生産・大量消費の時代になり、他社に勝つため自社の新商品を市場の「前へ押し出す」活動が活発化。
⇒ビジネス・マーケティング用語として「販売促進」「宣伝用の」という意味が確立!

 

 

 
コダック
最初は「物を前に動かす」や「人を昇進させる」という使い方だったのが、時代が進んでビジネスや商業が発展するにつれて「商品を消費者の目の前へ押し出す(=宣伝する・販促する)」という意味に進化していったんですね!

意味は時代とともに広がっていますが、「前へ(pro-)動かす(mote)」という根本のコアイメージはずっと変わっていないのが面白いところです。

 

 

構成パーツで覚える”promotional” 「pro-」+「mote」+「-ional」

ここからは、単語を細かく分解して、それぞれの「構成パーツ」の面から”promotional”を深く理解していきましょう。

”promotional”は、「pro-(前へ)」+「mote(動かす)」+「-ional(〜の:形容詞形)」という3つのパーツが組み合わさってできた単語です。パーツごとの役割を知ると、他の単語への応用力もグッと高まりますよ!

 

1. 接頭辞:”pro-” は「前へ」「前もって」を意味するパーツ

”pro-”は、方向として「前へ」を表す代表的なパーツです(「re-(後ろへ・再び)」の真逆のイメージですね)。物事を前方へ進めたり、あらかじめ前に出したりするニュアンスを持ちます。

 

 
コダック
例えば、身近な単語だと”progress”があります。
これは「pro-(前へ)」+「gress(行く・進む)」に分解できるので、前へ向かって進んでいくこと=「進歩、前進、経過」という意味になるわけですね!

 

他にも、以下のような重要単語に”pro-”が使われています。

  • propose(pro-[相手の前に]+ pose[置く]= 結婚の申し込みやアイデアを「提案する」)
  • protect(pro-[前もって / 前方に]+ tect[覆う]= 危険から前もって守る「保護する」)

 

2. 語根:”mote” は「動かす」を意味するパーツ

”mote”は、ラテン語の「動かす」という言葉に由来するパーツです。私たちがよく知っている「move(動く)」や「motion(動き)」、「motor(モーター=原動力)」の親戚(同じ語源)だと考えると、イメージが湧きやすいはずです!

 

 
コダック
「遠隔の、リモートワーク」でおなじみの”remote”という単語も、この仲間です!
「re-(後ろへ・離れて)」+「mote(動かされた)」という構成なので、中心地から遠く離れた場所へ動かされた状態 = 「遠隔の、遠い」という意味になります。

 

”mote(動かす)”のイメージを持つ他の単語も、一緒にチェックしておきましょう。

emotion(e-[ex-の変形:外へ]+ motion[動かす]=心が外へと激しく動かされること = 感情・感動)
motivate(motiv[動機:人を動かすもの]+ ate[動詞にする:〜させる]=やる気を起こさせる、動機付ける)

 

3. 接尾辞:”-ional” は「〜の、〜に関する」を意味する形容詞パーツ

単語の最後にある”-ional”は、その単語が「形容詞(名詞を修飾する言葉)」であることを示すパーツです。
詳しく分解すると、名詞を作る「-ion(〜すること・状態)」と、形容詞を作る「-al(〜の)」が合体した形になっています。

 

 
コダック
動詞の promote(促進する)

名詞の promotion(促進・宣伝活動:-ionがついて名詞化)

形容詞の promotional(販売促進の・宣伝用の:さらに-alがついて形容詞化)

というステップを踏んで作られた言葉なんです。パーツが重なることで、動詞から形容詞へと綺麗に変化しているのが分かりますね!

 

同じように「-ional」を持つ単語には、educational(education[教育]+ al = 教育的な・教育に関する)や、international(nation[国家]にinter-と-alがついて = 国際的な)などがあります。

 

”promotional”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

最後に、今回学んだ”promotional”の意味と覚え方についてまとめておきましょう。

”promotional”の構成パーツ
「pro-(前へ)」+「mote(動かす)」+「-ional(〜の:形容詞形)」の3パーツからなる単語。
⇒ コアイメージは「商品やサービスを市場の最前線へ押し出すような」性質。
⇒ そこから、“promotional”=「促進の」「宣伝用の」という意味になる。

語法・文法のポイント
形容詞として名詞の前に置かれ、promotional material(宣伝用資料)やpromotional campaign(販促キャンペーン)といったビジネスの定番フレーズ(コロケーション)を作る。

 

 
コダック
当サイトでは英語表現について、このように語源、語法・文法、覚え方の面から解説を行っています。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」