- 1 kind ofの意味と使い方|a kind of・kinds of・親切なkindとの違いを例文で解説
- 1.1 kindの発音・品詞・基本情報
- 1.2 名詞kindの意味|同じ特徴を持つ「種類・たぐい」
- 1.3 What kind ofの意味|「どんな〜?」「何の種類の〜?」
- 1.4 a kind ofの意味1|「〜の一種」
- 1.5 a kind ofの意味2|「一種の〜のようなもの」
- 1.6 kinds ofの意味|「複数の種類の」
- 1.7 kind ofの意味3|「ちょっと・なんとなく・ある程度」
- 1.8 「種類」のkind ofと「ちょっと」のkind ofの見分け方
- 1.9 形容詞kindの意味|「親切な・思いやりのある」
- 1.10 名詞kind「種類」と形容詞kind「親切」の違い
- 1.11 kind・sort・typeの違い
- 1.12 kind ofとsort ofの違い
- 1.13 kindを使った頻出表現
- 1.14 kindの語源|kin「親族」と同じルーツ
- 1.15 kindの覚え方|「同じ家族の仲間」を思い浮かべる
- 1.16 日本人が間違えやすいポイント
- 1.17 kindの例文まとめ
- 1.18 理解度チェック
- 1.19 kind ofの意味と使い方まとめ
- 1.20 関連記事
kind ofの意味と使い方|a kind of・kinds of・親切なkindとの違いを例文で解説
kindを辞書で調べると、「種類」と「親切な」というまったく違う意味が出てきます。さらにkind ofには、次の2つの使い方があります。
- a kind of animal=動物の一種
- I’m kind of tired.=ちょっと疲れている
「種類」だったはずのkindが、なぜ「ちょっと」という意味になるのでしょうか。この記事では、kindのコアイメージから、a kind of・kinds of・What kind of・親切なkind・kind ofの曖昧表現まで一つにつなげて解説します。
生まれや性質が近い「仲間・同類」
名詞では「同じ性質を持つ種類」、形容詞では「家族のように思いやりがある」が中心です。
「種類」と「親切」が同じ単語なの、ずっと偶然だと思ってた。意味のつながりがあるの?
実はつながっています!kindはもともとkin(親族・血縁)と同じ語源を持つ言葉です。
同じ家系・生まれの仲間だから「同類」、身内のように接するから「親切」という2方向に意味が育ったんですよ。
kindの発音・品詞・基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発音 | /kaɪnd/(カインド) |
| 名詞 | 種類、たぐい、本質 |
| 形容詞 | 親切な、思いやりのある |
| 名詞の複数形 | kinds |
| 形容詞の比較級 | kinder |
| 形容詞の最上級 | kindest |
発音は日本語の「カインド」に近いですが、英語では1音節です。語末のndまで一息で発音します。
名詞kindの意味|同じ特徴を持つ「種類・たぐい」
名詞kindは、共通の特徴や性質を持つ人・物のグループを表します。日常会話で使いやすく、「種類」を表す英語の中でも最も基本的な語の一つです。
What kind of music do you like?
どんな音楽が好きですか?
This kind of problem is common.
この種の問題はよくあります。
There are many kinds of cheese.
チーズには多くの種類があります。
厳密な分類表がなくても、「同じような性質を持つもの」をざっくりまとめられるのがkindの強みです。食べ物、音楽、映画、仕事、人、問題、考え方など、幅広い名詞と組み合わせられます。
What kind ofの意味|「どんな〜?」「何の種類の〜?」
What kind of + 名詞 …?は、「どんな〜?」「何の種類の〜?」と質問する定番表現です。相手の好み、物の性質、状況の内容などを広くたずねます。
What kind of food do you cook?
どんな料理を作りますか?
What kind of job are you looking for?
どんな仕事を探していますか?
What kind of person is she?
彼女はどんなタイプの人ですか?
What kind of phone is that?
それはどんなスマートフォンですか?
What kind ofは便利ですが、質問の範囲が広いため、文脈によって答え方が変わります。
・SUVやsedanなどの車種
・electric carなどの動力
・small、cheap、reliableなどの特徴
・Toyotaなどのメーカー
特定の情報が欲しいなら、What make …?(どのメーカー)、What model …?(どのモデル)のように質問を絞ると伝わりやすくなります。
What kind ofとWhat kinds ofの違い
What kind ofは「どんな種類・性質?」と一般的に聞く形です。What kinds ofは、複数の種類を挙げてもらう意識が強くなります。
What kind of music do you like?
どんな音楽が好きですか?
What kinds of music are popular in your country?
あなたの国では、どのような種類の音楽が人気ですか?
実際にはWhat kind ofの質問に複数の答えを返しても問題ありません。単数形だから答えも一つだけ、という規則ではありません。
a kind ofの意味1|「〜の一種」
a kind of + 単数名詞は、「〜の一種」「ある種類の〜」という意味です。
A whale is a kind of mammal.
クジラは哺乳類の一種です。
Kimchi is a kind of fermented food.
キムチは発酵食品の一種です。
This is a kind of traditional dance.
これは伝統舞踊の一種です。
ここでは、対象が本当にその大きなグループに属しています。「クジラ」という一つの種類が「哺乳類」の中に入る関係です。
a kind ofの後ろは単数?複数?
標準的な形は次の通りです。
○ a kind of flower=花の一種
○ three kinds of flowers=3種類の花
× a kind of flowers
kindが単数なら後ろの代表名詞も単数、kindsが複数なら後ろの名詞も複数にするのが基本です。
a kind ofの意味2|「一種の〜のようなもの」
a kind ofは、厳密な名称が分からないときや、完全にはその分類に入らないものを説明するときにも使います。この場合は「一種の〜」「〜のようなもの」と訳すと自然です。
It was a kind of outdoor classroom.
それは一種の屋外教室のようなものでした。
He gave me a kind of warning.
彼は私に、ある種の警告のようなものをしました。
「正式な教室ではないが、教室と呼べるような機能がある」という曖昧さを含みます。ここから、後述する副詞的なkind of「ちょっと・なんとなく」へ意味が広がりました。
kinds ofの意味|「複数の種類の」
kinds ofは、複数の種類を表します。
The store sells several kinds of bread.
その店では数種類のパンを販売しています。
Different kinds of exercise have different benefits.
運動の種類によって、得られる効果は異なります。
all kinds of=「あらゆる種類の」「実にさまざまな」
We met all kinds of people on the trip.
旅行中に実にさまざまな人に会いました。
She asks all kinds of questions.
彼女はいろいろな質問をします。
all kinds ofは、単に分類数が多いだけでなく、「ありとあらゆる」「実にいろいろな」という強調にもなります。
these kinds ofとthese kind of
標準的な文章では、指示語とkindの数をそろえます。
○ this kind of book
○ these kinds of books
△ these kind of books
these kind ofは会話で聞くことがありますが、試験、レポート、ビジネス文書ではthese kinds ofを使うのが安全です。
this kind of book、these kinds of booksか。日本語だと「この種類の本」「これらの種類の本」であまり形が変わらないから、忘れやすいね。
そうなんです。英語ではthis―kind―book、these―kinds―booksと、3か所をセットで動かすイメージを持ちましょう!
短いかたまりごと音読すると、文法規則を考えなくても自然に出やすくなりますよ。
kind ofの意味3|「ちょっと・なんとなく・ある程度」
会話で非常によく使うのが、副詞のように働くkind ofです。形容詞、動詞、文全体などを弱め、「ちょっと」「なんとなく」「ある意味」「まあね」という曖昧さを加えます。
I’m kind of tired.
ちょっと疲れています。
I kind of like this song.
この曲、なんとなく好きです。
That was kind of rude.
あれはちょっと失礼でした。
“Did you understand?” “Kind of.”
「理解できた?」「まあ、なんとなく。」
kind ofは、断定を弱めたり、言いにくい評価を柔らかくしたりするhedge(ぼかし表現)です。
なぜ「種類」が「ちょっと」になるの?
意味の流れは次の通りです。
a kind of strange feeling
一種の変な感覚
↓ 名詞が省略される・構造が短くなる
kind of strange
変な感じの一種 → ちょっと変
「完全にstrangeと言い切るのではなく、strangeに近い種類」という曖昧な説明から、「ある程度」「ちょっと」の意味が生まれました。
kind ofを置く位置
kind of + 形容詞
It’s kind of expensive.(ちょっと高いです。)
kind of + 動詞
I kind of forgot.(なんとなく忘れていました/うっかり忘れました。)
be kind of + 名詞
He’s kind of a mystery.(彼はちょっと謎めいた人です。)
kind of a + 名詞では、「完全にその名詞と言い切れないが、そういう面がある」という意味になります。
kindaは使っていい?
kindaはkind ofの発音をそのままつづった非常にくだけた形です。SNS、チャット、歌詞、会話の再現などでは見かけます。
I’m kinda busy right now.
今ちょっと忙しいんだ。
ただし、kindaは標準的な正式表記ではありません。学校の作文、仕事のメール、試験ではkind ofと書きましょう。
「種類」のkind ofと「ちょっと」のkind ofの見分け方
見分ける最大のポイントは、ofの後ろに何が来るかです。
| 形 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| a kind of + 名詞 | 〜の一種 | a kind of bird |
| kinds of + 名詞 | 複数の種類の〜 | many kinds of birds |
| kind of + 形容詞 | ちょっと〜 | kind of difficult |
| kind of + 動詞 | なんとなく〜する | kind of understand |
| Kind of. | まあね、なんとなく | 単独の返答 |
冠詞aがあり、後ろに名詞が続けば「一種の」である可能性が高くなります。一方、kind ofの直後が形容詞や動詞なら「ちょっと」です。
形容詞kindの意味|「親切な・思いやりのある」
形容詞kindは、他人の気持ちを考え、助けたり優しく接したりすることを表します。
She is very kind.
彼女はとても親切です。
Be kind to yourself.
自分自身に優しくしてください。
It was kind of you to help me.
手伝ってくださって親切でした。
kind to 人=人に親切
Our neighbors have always been kind to us.
近所の人たちはいつも私たちに親切にしてくれました。
toの後ろには、親切の対象となる人や動物が来ます。
It is kind of 人 to do=〜するとは親切だ
It was kind of her to invite us.
私たちを招待してくれるとは、彼女は親切でした。
この文のkind of herは、「ちょっと彼女」という意味ではありません。kindは形容詞で、of herは「その行動をした人の性質」を示しています。
It was kind of her.とIt was kind of strange.って、見た目がそっくりだね!
ここは重要です!
kind of herのkindは形容詞「親切」、of herは「彼女の行為・性質」。一方、kind of strangeはひとかたまりで「ちょっと変」です。
ofの後ろが人なら「人が親切」、形容詞なら「ちょっと」とまず見分けてください。
名詞kind「種類」と形容詞kind「親切」の違い
| 例 | 品詞 | 意味 |
|---|---|---|
| a kind person | 形容詞 | 親切な人 |
| a kind of person | 名詞 | ある種類の人、あるタイプの人 |
| kind words | 形容詞 | 優しい言葉 |
| all kinds of words | 名詞 | あらゆる種類の言葉 |
ofの有無が重要です。a kind personではkindがpersonを直接説明し、a kind of personではkindが名詞で、of personが「何の種類か」を示します。
kind・sort・typeの違い
3語はいずれも「種類」と訳せますが、中心イメージが異なります。
| 語 | 中心イメージ | 特徴 |
|---|---|---|
| kind | 同じ性質を持つ仲間 | 最も日常的で幅広い |
| sort | 仕分けられたひとまとまり | kindに近く、ややくだけた響き。英国でよく使う |
| type | 特徴が刻まれた型 | 構造・仕様・性格類型など、区別が明確 |
What kind of music do you like?
どんな音楽が好きですか?
→ 日常的で最も無難。
What sort of music do you like?
どんな音楽が好きですか?
→ ほぼ同じ。ややくだけ、イギリス英語で特に自然。
What type of music is used in the experiment?
実験ではどの種類の音楽が使われますか?
→ 分類されたタイプとして意識。
日常会話で迷ったらkindを使えば大きく外しません。詳しい4語比較はkind・type・sort・categoryの違いで解説しています。
kind ofとsort ofの違い
「ちょっと・なんとなく」のkind ofとsort ofは意味がほぼ同じです。
I’m kind of nervous.
I’m sort of nervous.
どちらも「ちょっと緊張しています」です。一般的にはkind ofがアメリカ英語、sort ofがイギリス英語でよりよく使われます。
ただし、名詞の前に置いた場合、sort ofのほうが「正確にはそうではないけれど、まあそんなもの」という曖昧さを強く感じることがあります。
It was a sort of meeting.
それは会議のようなものでした。
「正式な会議とは言いにくい」という含みがあります。とはいえ、会話では個人差も大きく、厳密に分けすぎる必要はありません。
kindを使った頻出表現
one of a kind=唯一無二の
This handmade ring is one of a kind.
この手作りの指輪は唯一無二です。
「同じkindの仲間がほかに一つもない」ことから、「唯一無二」を表します。
two of a kind=似た者同士
Those two are really two of a kind.
あの2人は本当に似た者同士です。
of its kind=その種のものとして
It is the largest museum of its kind.
それは同種の博物館の中で最大です。
in kind=現物で/同じやり方で
The workers received part of their pay in kind.
労働者は賃金の一部を現物で受け取りました。
She returned his kindness in kind.
彼女は彼の親切に同じような親切で応えました。
kind enough to do=親切にも〜する
He was kind enough to show us the way.
彼は親切にも道を教えてくれました。
Would you be so kind as to …?=〜していただけますか
Would you be so kind as to close the window?
窓を閉めていただけますか?
丁寧ですが、日常会話ではやや格式ばった響きがあります。普通の依頼ならCould you close the window?が自然です。
kindの語源|kin「親族」と同じルーツ
名詞kindは古英語gecyndに由来し、「生まれ・自然な性質・家系・種族」などを表しました。これはkin(親族)と関連しています。
同じ生まれ・家系
├ 同じ特徴を持つ仲間 → 名詞kind「種類」
└ 身内に示す自然な思いやり → 形容詞kind「親切」
形容詞kindは、もともと「生まれつきの、自然な」という意味を持ち、そこから「親族同士のように好意的である」「思いやりがある」へ発展したと考えると覚えやすくなります。
kindの覚え方|「同じ家族の仲間」を思い浮かべる
kindを覚えるときは、同じ家族の写真を想像してください。
- 似た顔や性質を持つ家族=同じkind、同類
- 家族を思いやる態度=kind、親切
- 「完全に同じではないが、その家族に近い」=kind of、ある種・ちょっと
「種類」「親切」「ちょっと」を三つの無関係な訳として暗記するのではなく、仲間との近さという一本のイメージでまとめましょう。
日本人が間違えやすいポイント
1. kind ofをフォーマルな文章で使いすぎる
会話:The result is kind of surprising.
正式:The result is somewhat surprising.
kind of「ちょっと」は非常に会話的です。論文、報告書、正式なメールではsomewhat、rather、to some extentなどが適する場合があります。
2. kind toとkind ofを混同する
She is kind to children.
彼女は子どもに親切です。
It was kind of her to help.
手伝うとは彼女は親切でした。
親切の対象にはto、親切な行為をした人の性質を評価する構文ではofを使います。
3. a kind personとa kind of personを混同する
He is a kind person.
彼は親切な人です。
He is a different kind of person.
彼は違うタイプの人です。
4. 「まあまあ好き」をkind of likeだけで覚える
I kind of like it.は「少し好き」「なんとなく好き」ですが、声の調子によっては好意を認めるのをためらっている感じも出ます。単純な評価なら次も使えます。
I quite like it.
けっこう好きです。
It’s not bad.
悪くないです。
kindの例文まとめ
What kind of books do you usually read?
普段はどんな本を読みますか?
This is a rare kind of butterfly.
これは珍しい種類のチョウです。
We tried several kinds of local cheese.
私たちは数種類の地元産チーズを試しました。
I’m kind of worried about the weather.
天気がちょっと心配です。
I kind of understand what you mean.
あなたの言いたいことは、なんとなく分かります。
That was very kind of you.
ご親切にありがとうございました。
Please be kind to animals.
動物に優しくしてください。
Her voice is one of a kind.
彼女の声は唯一無二です。
理解度チェック
- 「どんな映画が好きですか?」をkindを使って英語にしてください。
- 「これは鳥の一種です」を英語にしてください。
- 「私はちょっと疲れています」をkind ofを使って英語にしてください。
- a kind personとa kind of personの違いを説明してください。
- 「これらの種類の問題」はthese kind of problemsとthese kinds of problemsのどちらが標準的ですか?
1. What kind of movies do you like?
2. This is a kind of bird.
3. I’m kind of tired.
4. a kind personは「親切な人」、a kind of personは「ある種類・タイプの人」です。
5. these kinds of problemsです。
kind ofの意味と使い方まとめ
●名詞kindは、同じ性質を持つ「種類・同類」
●形容詞kindは「親切な・思いやりのある」
●a kind of + 単数名詞は「〜の一種」
●kinds of + 複数名詞は「複数の種類の〜」
●kind of + 形容詞・動詞は「ちょっと・なんとなく」
●What kind of …?は日常会話で「どんな〜?」と聞く基本表現
●kindはkin「親族」と同じ語源で、「同じ仲間」と「家族のような親切」がつながっている
kindは、「仲間との近さ」を表す単語です。同じ性質なら同じkind、家族のように接すればkind、完全にその仲間ではないけれど少し近ければkind of「ちょっと」になります。
kind=家族のような仲間というイメージを持てば、意味がばらばらに見えなくなりますよ!
関連記事
- kind・type・sort・categoryの違いと使い分け
- typeの意味と使い方|kind ofとの違い・be my type
- sort ofの意味と使い方|kind ofとの違い・sort out
Cambridge Dictionary, “kind” / “kind of” / “Kind of and sort of” / “Sort, type and kind”
Merriam-Webster Dictionary, “kind”