今日のテーマは語根”plain / plan / plane”!
ラテン語”planus”の「平らな・水平な」という意味につながるファミリーです。
「地面の凹凸や、視界を邪魔するものを取り除き、どこまでも平らで見通せる状態にする」のがコアイメージで、plain・plane・plan・explain・explanationなどの意味へ広がりますよ!
”plain(平らな・明らかな)”や”plane(平面)”は、どちらも「平ら」というイメージを持っています。
しかし、”plan(計画)”や”explain(説明する)”まで同じ家族だと言われると、少し不思議に感じるかもしれません。
平らな紙の上へ建物や行動の道筋を書き出したものがplan=図面・計画。
複雑に折れ曲がった話を平らに広げ、全体が見えるようにするのがexplain=説明するです。
「平らにする → 見通せる → 明らかになる」という意味の流れを押さえると、すべてが一本につながります!
- 1 語根”plain / plan / plane”のコアイメージは「凹凸をなくして見通せる状態にする」
- 2 【単語マップ】plain / plan / planeを持つ英単語一覧
- 3 plain|凹凸・障害物・飾りがなく、そのまま見える
- 4 plane|数学的な平面・表面を平らにする道具・飛行機
- 5 plan / planner|平らな面へ未来の道筋を描く
- 6 explain / explanation|複雑な内容を平らに広げて明らかにする
- 7 要注意!同じplainに見えても別語源の単語
- 8 語根plainを覚えるコツ|荒れた地面を一枚の紙へ平らにする
- 9 関連記事|plainファミリーを個別記事で深掘り
- 10 語根”plain / plan / plane”についてのよくある質問
- 11 語根”plain / plan / plane”の意味と関連英単語のまとめ
語根”plain / plan / plane”のコアイメージは「凹凸をなくして見通せる状態にする」
plain・plane・planの中心には、ラテン語”planus(平らな・水平な)”と”planum(平らな面)”があります。
山や谷、壁や障害物のない、広く平らな土地を想像してみてください。
その土地では遠くまで視界が通り、どこに何があるのかを隠さず確認できます。
●物理的に平ら
⇒起伏・曲面・凹凸がない
⇒plain「平原」 / plane「平面」 / planar「平面的な」
●視界・意味が明らか
⇒邪魔や複雑さがなく、そのまま見通せる
⇒plain「明白な・分かりやすい」 / explain「説明する」
●平らな面へ道筋を描く
⇒図面や将来の手順を見える形へ整理する
⇒plan「図面・計画」 / planner「計画する人・手帳」
複雑な話は、頭の中で山や谷が入り組んでいるような状態。
それを一枚の平面へ広げ、原因・順序・結論が見えるようにするのがexplainです。
物理的な平らさが、抽象的な分かりやすさへ広がったと覚えましょう!
【単語マップ】plain / plan / planeを持つ英単語一覧
まずは、plainファミリーの全体像を一覧表で確認してみましょう。
| 英単語 | 構成・語源イメージ | 直訳イメージ | 主な意味 |
|---|---|---|---|
| plain | planus(平らな) | 凹凸・障害物・飾りがない | 平らな・明白な・簡素な・平原 |
| plainly | plain+-ly | 隠さず平らに見えるように | 明らかに・率直に・平易に |
| plainness | plain+-ness | 飾りや曖昧さがない状態 | 簡素さ・明白さ・地味さ |
| plane | planum(平らな面) | どの部分も平らな面 | 平面・水準・飛行機 |
| planar | plane+-ar | 一つの平面にある | 平面の・平面的な |
| plane | planare(平らにする) | 表面の凹凸を削って平らにする | かんなをかける・平らにする |
| planer | plane+-er | 表面を平らにする道具・機械 | かんな盤・平削り盤 |
| airplane | air+plane | 空中を進むための支持平面を持つもの | 飛行機 |
| plan | フランス語plan「平面図」 | 平らな面に道筋を描く | 計画・図面・計画する |
| planner | plan+-er | 計画を作る人・道具 | 企画者・手帳・計画表 |
| planning | plan+-ing | 将来の道筋を平面へ整理すること | 計画・企画・都市計画 |
| explain | explanare(平らにする) | 複雑な内容を広げて明らかにする | 説明する・明らかにする |
| explanation | explain+-ation | 内容を平らに広げた説明 | 説明・理由・釈明 |
| explanatory | explanationの関連形 | 理解できるよう明らかにする | 説明の・解説的な |
| self-explanatory | self+explanatory | それ自体が自分を説明している | 説明不要な・見れば分かる |
| unexplained | un-+explained | まだ平らに広げて明らかにされていない | 説明されていない・原因不明の |
| esplanade | explanareの関連形 | 平らに整えられた広い場所 | 遊歩道・広場 |
地面が平らならplain、数学的・物理的な平面ならplane、平らな面へ未来の道筋を描けばplan、複雑な内容を平らに広げればexplain。
この4枚の絵をつなげると、派生語も一気に覚えやすくなります!
plain|凹凸・障害物・飾りがなく、そのまま見える
plain(平らな・明白な・簡素な)|何も邪魔せず、そのまま見える
”plain”は、アングロ=フランス語を経て、ラテン語planus(平らな)やplanum(平らな面)につながります。
凹凸・障害物・装飾などがなく、表面や中身がそのまま見えることから、多くの意味へ広がりました。
①平らな・起伏のない
⇒plain land(平らな土地)
②明白な・分かりやすい
⇒a plain fact(明白な事実)
③飾りのない・簡素な
⇒a plain dress(飾りのない服)
④普通の・特別でない
⇒plain paper(無地の紙)
⑤味付け・トッピングのない
⇒plain yogurt(プレーンヨーグルト)
⑥名詞:広く平らな土地
⇒a vast plain(広大な平原)
plainの例文
・The village lies on a wide plain.
(その村は広い平原にある。)
・It was plain that something was wrong.
(何かがおかしいことは明らかだった。)
・Please explain it in plain English.
(分かりやすい英語で説明してください。)
・She wore a plain black dress.
(彼女は飾りのない黒いドレスを着ていた。)
・I ordered plain yogurt without sugar.
(私は砂糖の入っていないプレーンヨーグルトを注文した。)
障害物がなければ意味がそのまま見えて「明白」。
装飾がなければ見た目が「簡素・地味」。
味付けがなければ「プレーン」です。
何が取り除かれているかによって、日本語訳が変わるんですね!
plain / clear / obvious / evidentの違い|4種類の「明らかな」
●plain
複雑さ・飾り・隠れた部分がなく、そのまま見れば分かる
例:the plain truth / plain language
●clear
視界・音・説明・理解を邪魔するものがなく、はっきり認識できる
例:clear instructions / a clear voice
●obvious
ほとんど説明や証拠を必要とせず、誰の目にもすぐ分かる
例:an obvious mistake
●evident
証拠・状況・観察から見て明らかである、やや硬い表現
例:It is evident from the data that …
plainには、飾った表現や言い訳を取り除き、事実をそのままむき出しにする感覚があります。
clearは認識のしやすさ、obviousは気づきやすさ、evidentは証拠から分かることに焦点があります!
plain / simple / ordinaryの違い|「簡素・普通」の焦点を整理
●plain
装飾・模様・味付けなど余計な要素がない
例:plain clothes / plain rice
●simple
構造・手順・考え方が複雑ではない
例:a simple machine / a simple explanation
●ordinary
特別・珍しい・並外れた性質がない
例:an ordinary day / ordinary people
作り方が簡単なシャツならsimple。
特別高級でも珍しくもない一般的なシャツならordinaryです。
plainは特に表面や内容に余計な装飾がない点へ注目しましょう!
plainly / plainness|明らかに・率直に/簡素さ・明白さ
”plainly”は副詞で「明らかに・はっきりと・率直に」、”plainness”は名詞で「簡素さ・明白さ・地味さ」を表します。
派生語の例文
・She plainly stated that she disagreed.
(彼女は反対であるとはっきり述べた。)
・He was plainly exhausted.
(彼が疲れ切っていることは明らかだった。)
・I admired the plainness of the design.
(私はそのデザインの簡素さを気に入った。)
plane|数学的な平面・表面を平らにする道具・飛行機
plane(平面・水準)|凹凸のない一枚の面
名詞の”plane”は、ラテン語planum(平らな面)に由来します。
数学では、どの二点を結ぶ直線もその面の中に収まる、曲がりのない二次元の面を表します。
そこから、物理的な平面だけでなく、意識・議論・存在などの「水準・段階」を表すこともあります。
planeの例文
・The points lie on the same plane.
(その点は同一平面上にある。)
・Cut the object along a vertical plane.
(その物体を垂直面に沿って切ってください。)
・They were discussing the issue on a theoretical plane.
(彼らはその問題を理論的な水準で議論していた。)
plainは「平原・明白・飾りがない」。
planeは「数学的な平面・水準・かんな・飛行機」。
語源の平らさは共有していますが、現代英語では綴りと用法をしっかり区別しましょう!
planar(平面の・平面的な)|一つの平面上にある
”planar”は、planeと同じラテン語planusの家族で、数学・化学・工学などで「平面の・同一平面上にある」ことを表します。
planarの例文
・The molecule has a planar structure.
(その分子は平面構造を持つ。)
・A planar graph can be drawn without crossing edges.
(平面グラフは辺を交差させずに描ける。)
・The components are arranged in a planar pattern.
(部品は平面的なパターンで配置されている。)
plane / planer(平らに削る/かんな)|表面の凹凸を取り除く
動詞”plane”は、木材などの表面を削り、滑らかで平らな状態にすることを表します。
名詞では、その作業に使う「かんな」、”planer”では平らに削る機械・作業者を表します。
planeの例文
・He planed the edge of the board smooth.
(彼は板の端へかんなをかけて滑らかにした。)
・Plane off the rough surface before painting.
(塗装前に粗い表面を削り取ってください。)
・The carpenter sharpened his plane.
(大工はかんなの刃を研いだ。)
これは語根の「凹凸をなくして平らにする」が、最も直接的に残った使い方ですね!
airplane / plane(飛行機)|空を進む航空機
”airplane”は、air(空気・空)+planeからできた単語です。
planeは航空機を支える平面・翼面に関係する語として使われ、現在では”plane”だけでもairplaneの短縮形として「飛行機」を表します。
airplane / planeの例文
・The airplane took off on time.
(飛行機は定刻どおり離陸した。)
・We traveled to Hokkaido by plane.
(私たちは飛行機で北海道へ行った。)
・The plane landed safely despite the strong wind.
(その飛行機は強風にもかかわらず無事に着陸した。)
”plane”は「平面」などの意味も持つため、文脈で判断します。
by plane・get on a plane・the plane landedのように、移動・離着陸の話なら飛行機です!
plan / planner|平らな面へ未来の道筋を描く
plan(計画・図面・計画する)|見えない未来を平面へ整理する
”plan”は、フランス語で「平面・基礎・平面図」を表した語を経て、ラテン語planum(平らな面)と関係します。
もともと建物や土地の形を平面へ描いた図面を表し、そこから将来の行動・手順・目標をあらかじめ整理した「計画」へ意味が広がりました。
ただし、planの語史にはフランス語”planter(固定する・植える)”の影響も指摘されるため、「平らな紙に書いたから計画になった」だけを唯一の歴史として断定しないことも大切です。
planの例文
・We need a detailed plan for the project.
(そのプロジェクトには詳細な計画が必要だ。)
・The architect showed us the floor plan.
(建築家は私たちに間取り図を見せた。)
・They plan to open a new store next year.
(彼らは来年、新しい店を開く予定だ。)
・Everything went according to plan.
(すべて計画どおりに進んだ。)
建物の形を平面へ描いたfloor plan。
将来の行動を時間の上へ描いたbusiness plan。
対象は空間と時間で違いますが、どちらも複雑なものを一枚の見取り図へ整理するという点でつながります!
plan / schedule / strategyの違い|未来の何を決めるのか
●plan
目標・行動・手順をまとめた全体的な計画
例:a business plan / plan a trip
●schedule
何をいつ行うか、時刻・日付・順番を割り当てた予定表
例:a work schedule / schedule a meeting
●strategy
競争・問題解決・長期目標のため、資源や行動をどう選ぶかという方針
例:a marketing strategy / a defense strategy
「午前10時に博物館、午後1時に昼食」という時間割がschedule。
限られた予算で満足度を最大化する方針がstrategyです!
planner(企画者・手帳・計画表)|道筋を描く人・道具
”planner”は、plan(計画する)+-er(人・道具)です。
計画を立てる専門家、都市計画担当者、予定を書き込む手帳・アプリなどを表します。
plannerの例文
・She works as an urban planner.
(彼女は都市計画家として働いている。)
・We hired an event planner for the ceremony.
(私たちは式典のためにイベント企画者を雇った。)
・I write all my deadlines in a weekly planner.
(私はすべての締め切りを週間手帳へ書いている。)
物なら、予定を見える形へ平らに並べる手帳・計画表です。
どちらもplanを作る人・道具という、-erの基本どおりですね!
explain / explanation|複雑な内容を平らに広げて明らかにする
explain(説明する・明らかにする)|折り重なった話を広げて見せる
”explain”は、ラテン語explanare(平らにする・明らかにする)に由来します。
歴史的にはex-(外へ)+planus(平らな)という成り立ちで、複雑に重なった内容を外へ広げ、全体を見通せるようにするイメージです。
学習上はex-+plainと関連付けると覚えやすいですが、現代英語のplainへ接頭辞を直接付けて作られた語というより、ラテン語explanareから受け継いだ単語です。
explainの例文
・Can you explain how this machine works?
(この機械がどのように動くのか説明できますか。)
・She explained the rule to the new employees.
(彼女は新入社員にその規則を説明した。)
・This may explain why sales declined.
(これで売上が減少した理由を説明できるかもしれない。)
・He could not explain his absence.
(彼は欠席の理由を説明できなかった。)
explain something to someone
=「何かを誰かに説明する」
の順番にします。
× explain me the rule
○ explain the rule to me
説明する内容を直接目的語にし、人の前にはtoを置きましょう!
explain / describe / clarifyの違い|理解させる方法を整理
●explain
理由・仕組み・意味を筋道立て、相手が理解できるようにする
例:explain why it happened / explain how it works
●describe
人・物・場所・状況の特徴や見た目を言葉で描く
例:describe the suspect / describe the scene
●clarify
曖昧・混乱している点を取り除き、より明確にする
例:clarify a statement / clarify the requirements
色・大きさ・形ならdescribe。
なぜ動くのか、どう使うのかならexplain。
既にある説明の曖昧な部分をはっきりさせるならclarifyです。
explain / interpret / translateの違い|意味をどう伝えるのか
●explain
理由や仕組みを分かる形へ整理して説明する
●interpret
言葉・行動・データ・芸術が何を意味するかを解釈する
●translate
ある言語の内容を別の言語へ置き換える
その文章が何を暗示しているか読み取るならinterpret。
背景や理由まで相手が理解できるよう伝えるならexplainです。
explanation(説明・理由・釈明)|内容を広げて見えるようにしたもの
”explanation”は、explainの名詞形です。
仕組みや理由を明らかにする「説明」、出来事が起きた理由となる「説明・原因」、自分の行動を正当化する「釈明」を表します。
綴りはexplain → explanationとなり、plainの”i”が見えなくなる点に注意してください。
explanationの例文
・The teacher gave a clear explanation.
(教師は分かりやすい説明をした。)
・There may be a simple explanation for the delay.
(その遅れには単純な理由があるかもしれない。)
・He offered no explanation for his behavior.
(彼は自分の行動について何の説明もしなかった。)
・Her explanation does not match the evidence.
(彼女の説明は証拠と一致しない。)
an explanation of the systemなら仕組みの説明。
an explanation for the accidentなら事故が起きた理由です。
ofは説明の対象、forは出来事の原因・理由を示すことが多いと覚えると便利ですよ!
explanatory / self-explanatory / unexplained|説明する性質と説明されない状態
”explanatory”は「説明の・解説的な」、”self-explanatory”は「見れば意味が分かり、説明を必要としない」、”unexplained”は「まだ説明されていない・原因不明の」を表します。
派生語の例文
・The report includes explanatory notes.
(その報告書には解説注記が含まれている。)
・The icons are largely self-explanatory.
(そのアイコンは、ほぼ見れば意味が分かる。)
・The sudden decline remains unexplained.
(その突然の減少は原因不明のままだ。)
・Police are investigating an unexplained disappearance.
(警察は原因不明の失踪を捜査している。)
要注意!同じplainに見えても別語源の単語
complain / complaintのplainは「平ら・明らか」ではない
”complain”や”complaint”の中にもplainという文字列が見えますが、今回のplanus「平らな」とは別語源です。
complainは、ラテン語plangere(胸を打って嘆く・悲しむ)へつながり、苦痛や不満を言葉にして訴える意味になりました。
●plain / plane / explain
⇒ラテン語planus「平らな・明らかな」
●complain / complaint / plaint
⇒ラテン語plangere「胸を打つ・嘆く」
※綴りは似ていますが、語源上は別ファミリーです
→ 「complain」の意味・使い方・語源を確認する
→ 「complaint」の意味・使い方・語源を確認する
綴りだけを見ると分解したくなりますが、complainのplainは「平らなplain」ではありません。
胸を打って嘆き、不満を訴える家族です。
語源学習では、同じ文字列でも歴史が違う場合があることを忘れないようにしましょう!
plane tree「プラタナス」も別語源
”plane”には、プラタナスの木を表す意味もあります。
しかし、このplaneはギリシャ語platanosを経た別語源で、平面を表すラテン語planumとは別の単語です。
plane treeの例文
・The street is lined with plane trees.
(その通りにはプラタナスの木が並んでいる。)
木の話なら別語源のplane treeですよ!
plankは意味が似ても、直接のplainファミリーとして扱わない
”plank”は「厚く平らな板」を表すため、plainと一緒に覚えたくなる単語です。
ただし、plankはフランス語や後期ラテン語を経た別の歴史を持つため、plain / planusから直接派生した単語として機械的にまとめない方が安全です。
意味上の連想語として、「平らな板」と覚えるのは有効です。
語根plainを覚えるコツ|荒れた地面を一枚の紙へ平らにする
plainファミリーは、でこぼこの地面を平らにならし、その上へ一枚の図面を広げる場面にすると覚えやすくなります。
①山や谷のない広い土地
⇒plain「平原」
②障害物がなく遠くまで見える
⇒plain「明白な・分かりやすい」
③飾りや味付けを取り除く
⇒plain「簡素な・プレーンな」
④数学的に完全な一枚の平面
⇒plane「平面」
⑤木材の出っ張りを削って平らにする
⇒plane「かんなをかける」
⑥平らな紙へ建物や未来の道筋を描く
⇒plan「図面・計画」
⑦折り重なった話を外へ広げて見通せるようにする
⇒explain「説明する」
⑧説明内容を平らに広げたもの
⇒explanation「説明・理由」
土地・表面・文章・未来など、対象が変わっても、中心には平らにして明らかにするイメージが残っていますよ!
関連記事|plainファミリーを個別記事で深掘り
●explainの意味・使い方・文法
⇒複雑な話を平らに広げて説明するイメージと「explain A to B」を解説
●plannerの意味・使い方・語源
⇒計画を立てる人・手帳・計画表の使い方を解説
●describeの意味・explainやdepictとの違い
⇒特徴を言葉で描写する用法をexplainと比較
●designの意味・planやcreateとの違い
⇒設計・意図・デザインとplanの使い分けを解説
●interpretの意味・translateやexplainとの違い
⇒解釈・通訳と説明の違いを解説
●complainの意味・使い方・別語源
⇒「平らなplain」とは異なる「嘆く」の家系を解説
●complaintの意味・使い方・語源
⇒苦情・不満・症状の訴えを解説
●plankの意味・使い方・覚え方
⇒平らな厚板を表す単語を解説
plain・plane・plan・explainを往復するほど、平ら・見通せる・明らかという意味の流れが強く記憶に残ります!
語根”plain / plan / plane”についてのよくある質問
Q1.語根plain / plan / planeのコアイメージは何ですか?
ラテン語planusの「平らな・水平な」です。凹凸や障害物のない平らな面から、見通しがよく「明らかな・分かりやすい」という意味へ広がりました。
Q2.plainとplaneは同じ語源ですか?
平原・明白を表すplainと、平面・平らにする道具を表すplaneは、どちらもラテン語planusまたはplanumにつながります。ただしplane tree「プラタナス」はギリシャ語系で別語源です。
Q3.planが「計画」を意味するのはなぜですか?
もともと平らな面に描いた図面・設計図を表し、そこから将来の行動や手順をあらかじめ目に見える形へ整理した「計画」へ意味が広がりました。
Q4.explainは本当にex-+plainに分けられますか?
学習上はex-「外へ」+plain「平ら・明らか」と考えると覚えやすいです。歴史的にはラテン語explanare「平らにする・明らかにする」が直接の語源で、ex-とplanusからできています。
Q5.plainとclearの違いは何ですか?
plainは複雑な飾りや曖昧さがなく、そのまま見れば分かることを表します。clearは視界・音・説明・理解などを妨げるものがなく、はっきり認識できることを広く表します。
Q6.explainとdescribeの違いは何ですか?
explainは理由・仕組み・意味を理解できるよう筋道立てて明らかにします。describeは人・物・場面がどのようなものか、特徴を言葉で描写します。
Q7.complainのplainも「平ら・明らか」ですか?
別語源です。complainはラテン語plangere「胸を打って嘆く・悲しむ」に由来します。綴りのplainが同じでも、planus「平らな」の家族ではありません。
Q8.plankはplainと同じ語根ですか?
直接のplain / planusファミリーとして扱うのは避けるのが安全です。plankはフランス語や後期ラテン語を経た「平らな板」の語で、意味は似ていますが、plainと機械的に同じ語根へまとめない方が正確です。
語根”plain / plan / plane”の意味と関連英単語のまとめ
以下、語根”plain / plan / plane”の意味と関連単語についてのまとめです。
⇒コアイメージは「凹凸や障害物をなくし、全体を平らで見通せる状態にする」
●plain ⇒ 凹凸・障害・装飾がない「平らな・明白な・簡素な/平原」
●plainly / plainness ⇒ 「明らかに・率直に/簡素さ・明白さ」
●plane ⇒ 曲がりのない「平面・水準」
●plane / planer ⇒ 表面を「平らに削る/かんな・平削り盤」
●airplane / plane ⇒ 空を移動する「飛行機」
●planar ⇒ 同一平面上にある「平面の」
●plan ⇒ 平面図から発達した「図面・計画・計画する」
●planner ⇒ 計画を作る「企画者・計画手帳」
●explain ⇒ 複雑な内容を平らに広げる「説明する」
●explanation ⇒ 明らかにした「説明・理由・釈明」
●explanatory / self-explanatory ⇒ 「説明の/説明不要な」
●unexplained ⇒ まだ明らかにされていない「原因不明の」
●explainは歴史的にラテン語explanare「平らにする・明らかにする」から
●planは平面図の歴史と関係するが、語史にはフランス語planterの影響もある
●complain / complaintはplangere「嘆く」の家系で別語源
●plane treeもギリシャ語系で別語源
●plankは意味が似ても、plain / planusの直接派生語として機械的にまとめない
平らな土地がplain、数学的な面がplane、紙の上へ道筋を描けばplan、複雑な話を平らに広げればexplain。
どの単語にも、「平らにして、隠れたものを見通せるようにする」という共通のイメージが残っていますよ!
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!
「Merriam-Webster Dictionary:plain」
「Merriam-Webster Dictionary:plane」
「Merriam-Webster Dictionary:plan」
「Merriam-Webster Dictionary:explain」
「Merriam-Webster Dictionary:explanation」
「Merriam-Webster Dictionary:complain」
「南出康世(2014), ジーニアス英和辞典 第5版, 大修館書店」