plank platformを構成する1枚1枚の板 イメージ図

【語源も分かって、忘れない】英単語「plank」の意味と使い方・覚え方・文法解説【plank=平らな板】

 

 
コダック
今日の英語表現は”plank”

語源をたどるとラテン語の「平らな板」に行き着く、非常にイメージしやすい単語です。

「平らな板」がコアイメージで、そこから日常会話、フィットネス、さらには政治の世界まで面白い広がり方をする単語なんですよ!

 

”plank”の意味と使い方 コアイメージは「平らな板」

 

”plank(発音:plǽŋk/プランク【名詞・動詞】)”は、名詞として「厚板」「プランク(体幹トレーニング)」「(政党の)綱領の箇条・公約」、動詞として「〜に厚板を張る」「(口語で)プランク運動をする」の意味を持つ単語です。

すべての意味の根底には、やはり「平らな板」というコアイメージがあります。

 

 
コダック
「厚板」という意味から、どうして「筋トレ」や「政治」の意味に繋がるのか、不思議に思う方もいますよね。実はどれも、この「平らな板」のイメージから綺麗に説明ができるんです!
  • ①【名詞】厚板(ひらいた・あついた)
    床やデッキ、足場などに使われる、頑丈な木製の板。
  • ②【名詞】(政党などの)綱領の項目、主要な公約
    政治やビジネスで、「組織を支える重要な方針・柱」という意味で使われます。大きなプラットフォーム(政綱)を構成する「一枚の重要な板」というニュアンス。
  • ③【名詞・動詞】プランク(筋トレの種目) / プランクをする
    うつ伏せの状態で前腕とつま先を床につき、体を一枚の「板」のように真っ直ぐに保つエクササイズ。
 
 
へ~、そうなんだ!
でも政党の「綱領」とか「公約」ってのは「板」のイメージと違くない?
 
コダック
実は「綱領」とか「公約」をplankで表現するようになったのには、とある経緯があるんです。

19世紀頃からアメリカの政治の世界では政党の基本方針(プラットフォーム:Platform)を「木の演台(ステージ)」に例えるようになりました。

 
コダック
そのステージ(Platform)を構成する「一枚一枚の強固な板(Plank)」…

つまり「全体を支える重要な政策の一つひとつ」という意味で plank が使われるようになったのです。

 
 
ほぉ~、なるほどね。
plank platformを構成する1枚1枚の板 イメージ図

【コラム】海賊の処刑法「Walk the plank」とは?

英語の古い表現に、「walk the plank(ウォーク・ザ・プランク)」というものがあります。直訳すると「板の上を歩く」です。

これは昔、海賊が捕虜を処刑する際、船の横に突き出た一本の「厚板(plank)」の上を歩かせ、目隠しをして海(サメのいる海)に突き落としたという歴史から生まれた言葉です。

 
コダック
現代では転じて、ビジネスなどで「(責任を取らされて)辞職に追い込まれる」「お払い箱になる」という意味の慣用句として使われています。
If the project fails, the manager will have to walk the plank. (もしそのプロジェクトが失敗したら、マネージャーは辞職に追い込まれるだろう。)

”plank”の関連語:「板」を意味する単語”board/plate”

 
コダック
せっかく”plank”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいましょう!

例えば”board”や”plate”なども日本語では「板」と訳されますが、イメージが全く違います。

 

”plank”の類義語
⇒「板」の意味を持つ単語”board/plate”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

plank⇒「頑丈で厚みのある木製の板」=厚板・床板
board⇒「特定の用途(掲示・工作・乗る等)に使う一般的な細長い板」=板・盤
plate⇒「金属やガラスなどの硬くて平らな薄い板、皿」=板金・プレート

といった感じです!

 
木か金属か、あるいは厚みや用途によって使い分けるんだね!
 
コダック
そうですね!それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!

 

例文で見る!”plank/board/plate”のイメージの違い

●walk the plank
「(海賊船の横に突き出された)厚板の上を歩かされて海に落とされる」
⇒ 人が乗っても折れない、頑丈な木の足場のイメージ

●write on the blackboard
「黒板に文字を書く」
⇒ 特定の機能や用途(掲示・筆記など)を持ったフラットな板のイメージ

●a license plate
「(自動車の)ナンバープレート」
⇒ 金属製で薄く、表面が平らな標識板のイメージ

 

”plank”の語源はラテン語「planca」 さらに遡ると「平ら」を表す言葉に

”plank”の語源についても、確認していきましょう。

”plank”の直接の語源は、ラテン語の「planca(板、厚板)」です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”plank”の起源について、下記の記載があります。

Origin of plank
1275–1325; Middle English planke < Old North French < Latin planca board, plank. See planch
Origin of planch
1300–50; Middle English plaunche < Middle French planche < Latin planca plank

日本語訳:
plankの起源(1275–1325年):中期英語の planke から。これは古北フランス語、さらにはラテン語の planca(板、厚板)に由来する。planchを参照。
planchの起源(1300–50年):中期英語の plaunche から。これは中期フランス語の planche、さらにはラテン語の planca(厚板)に由来する。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容から分かる通り、”plank”は古代ローマで使われていたラテン語が、フランス語を経由して英語に取り入れられた単語です。

 

”plank”の語源(起源~発祥まで)
● Latin: planca(板、厚板)

● Old North French / Middle French: planche(板)

● Middle English: planke / plaunche(厚板)

 

そして、ラテン語の「planca」をさらに歴史の奥深く(印欧語根)まで遡ると、「*plak-(平らである、平らに広がる)」という共通のルーツにたどり着きます。

 

 
コダック
実はこの「平ら」というルーツ、他の身近な単語とも繋がっているんです!

たとえば、先ほど紹介した “plate”(平らな皿、板金)や、“place”(広場、場所)“plain”(平原、明白な)なども、すべて同じ「平らな」という語源から派生した親戚の単語なんですよ!

 

「平らな板」というコアイメージをしっかり持っておけば、”plank”の意味はもちろん、関連する単語もグループ化して一気に覚えやすくなりますね!

 

 

”plank”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”plank”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”plank”はラテン語の「planca(厚板)」を起源に持つ単語
⇒コアイメージは「平らな板」
⇒”plank”=「厚板」「(体幹トレーニングの)プランク」「(政党の)綱領の箇条」の意味

 

 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

 

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」