「plan(計画)」+「er(〜する人・もの)」の2つのパーツで構成されている単語です。
「まっ平らな面に落とし込んで形にする人・もの」がコアイメージで、“planner”=「計画を立てる人、立案者」「スケジュール帳、予定表」の意味を持ちますよ!
”planner”の意味と使い方 コアイメージは「平らな面に落とし込んで形にする人・もの」
”planner(発音:plǽnər/プラナー【名詞】)”は「計画を立てる人、立案者」「スケジュール帳、予定表」の意味を持つ単語です。
「plan(計画)」+「er(〜する人・もの)」の2つのパーツで構成されている単語で、「平らな面に落とし込んで形にする人・もの」がコアイメージです。
頭の中のアイデアを具現化する人=「計画を立てる人・立案者」や、日々の予定を書き込んで見える化する道具=「スケジュール帳」を意味するわけですね!
”planner”で表現するものは、全体を俯瞰して「具体的に紙やデータに落とし込んだもの、またはそれを行う人」が多いです。
逆に、突発的に思いついたアイディアや、単に先のことを予想するだけの場合は後述する”scheduler”や”strategist”などを使用します。
”planner”の語法・文法・頻出フレーズの解説
ここでは、実際に使うときに迷いやすいポイントを解説します。
「スケジュール帳」という意味で使う場合も、人(立案者)を指す場合も、どちらも数えられる名詞です。そのため、単数で使うときは a planner や my planner のように冠詞や所有格をつけ、複数なら planners とする必要があります。
② よく使われる頻出フレーズ
● financial planner(ファイナンシャルプランナー:資産設計の専門家)
● wedding planner(ウェディングプランナー)
● town / city planner(都市計画家)
● daily / weekly / monthly planner(日誌型/週間/月間のスケジュール帳)
「人(立案者)」を表す例文
・She is a town planner who designs green cities.
(彼女は緑豊かな都市を設計する都市計画家[立案者]です。)
・He consulted a financial planner to prepare for his retirement.
(彼は老後に備えてファイナンシャルプランナーに相談しました。)「物(スケジュール帳)」を表す例文
・I need to buy a new weekly planner for next year.
(私は来年のために新しい週間スケジュール帳[予定表]を買う必要があります。)
・I always check my planner first thing in the morning.
(私は朝一番に必ずスケジュール帳をチェックします。)※参考・例文引用「南出康世(2014), ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”planner”の関連語①:「予定・計画を扱う人」を意味する単語”scheduler/strategist”
例えば”scheduler”や”strategist”なども「予定や計画」に関連する単語ですよ!
⇒「計画・予定を扱う人」の意味を持つ単語”scheduler/strategist”
イメージの違いとしては
planner ⇒「何もない状態から、平らな紙の上に具体的な全体図を描く」=ゼロからの立案者
scheduler ⇒「決まった仕事やイベントを、時間軸の枠の中にパズルのように割り振る」=日時の調整役
strategist ⇒「競争や戦いで勝つために、大局的な軍事戦略やビジネス戦術を練る」=戦略家・軍師
といった感じです!
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!
●planner
「a financial planner」
⇒ ゼロから人生設計や資産運用の具体的な「計画を立てる」イメージ
●scheduler
「He is a good scheduler.」
⇒ 会議の時間や締め切りをカレンダー通りにうまく「時間調整する」イメージ
●strategist
「a political strategist」
⇒ 選挙に勝つための裏工作やマクロな「大戦術を組み立てる」イメージ
”planner”の関連語②:「スケジュール帳・手帳」を意味する単語”calendar/diary”
⇒「予定を記録するもの」の意味を持つ単語”calendar/diary”
それぞれの表現の違いとしては
planner ⇒「目標を達成するために、タスクや行動計画を書き込む」=スケジュール帳(能動的)
calendar ⇒「日付や曜日を確認し、イベントの期日のみをメモする」=カレンダー・卓上暦(受動的)
diary ⇒「その日に何があったか、個人の感想や事実を振り返って書き残す」=日記帳(過去の記録)
といったイメージです。
●planner
「write action items in a planner」
⇒ 目標に向けて今日やるべきタスクをリスト化して書き込むイメージ
●calendar
「check the date on the calendar」
⇒ 壁に掛かったカレンダーを見て祝日や締切日をチェックするイメージ
●diary
「keep a private diary」
⇒ 夜にその日の出来事や感情を静かに振り返って文章に残すイメージ
”planner”の語源はラテン語「plānus」:「平らな面」から「計画」へ

ここからは”planner”の語源について、さらに深く掘り下げてみましょう。
”planner”の土台である“plan”の語源をたどると、フランス語を経由して、ラテン語の”plānus(平らな、平坦な)”に行き着きます。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には、”planner”および”plan”の起源について下記の記載があります。
Origin of planner
First recorded in 1710–20; plan + -er 1
Origin of plan
First recorded in 1670–80; from French: “ground, plan, groundwork, scheme,” noun use of the adjective: “flat” ( see plane 1), a learned borrowing of Latin plānus “level” ( cf. plain 1)日本語訳:
【plannerの起源】1710〜20年に初めて記録された。plan + -er。
【planの起源】1670〜80年に初めて記録された。フランス語の「土地、図面、基礎、計画」から来ており、形容詞の「平らな(flat)」を名詞として用いたもの。これはラテン語で「水平な(level)」を意味する plānus からの借用語である。※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容から分かるように、”plan”の根本的な意味は「平らなこと」にあります。
では、なぜ「平らな」という言葉が「計画」という意味に変化したのでしょうか?
昔の人々は、建物を建てたり街を作ったりする際、まず「平らな面(紙や板、地面)」に図面や設計図を描きました。
この「平らな面に描かれた図面」こそが、フランス語における”plan”だったのです。そこから派生して、「図面を引くこと=これから行うことの構想を練ること」となり、現在の「計画」という意味へと発展していきました。
● ラテン語:plānus(平らな、水平な面)
↓
● フランス語:plan(平らなもの ⇒ 平らな面に描かれた「図面・設計図」)
↓
● 英語:plan(図面を引いて準備するもの ⇒ 「計画」)
↓
● 英語:planner(plan + er = 計画を立てる人、スケジュール帳)
ちなみに、このラテン語「plānus(平らな)」は、とても影響力の強い語源なんです。
空を水平に飛ぶ「airplane(飛行機)」や、平坦な土地を表す「plain(平野)」、平らな皿を意味する「plate(お皿)」なども、実はすべてこの同じ語源から生まれた親戚の言葉なんですよ!
構成パーツで覚える”planner” 「plan(平らな面)」+「-er(〜する人・もの)」

ここからは、英単語をより深く理解するための構成パーツ(語源)の面から”planner”について覚えていきましょう!
”planner”の構成パーツは、「plan(計画・平らな面)」+「-er(〜する人・もの)」の大きく2つのパーツに分けられます。
それぞれのパーツが持つイメージを掘り下げることで、他の単語を覚える時にも役立つ知識になりますよ。次から各パーツについて詳しく紹介していきます。
“plan”は「計画、平らな面」を意味するパーツ
”plan”は、もともとラテン語の「平らな(plānus)」から来ており、「平らな面」やそこから派生した「図面」「計画」を意味するパーツです。
この「平らな(plan / plain)」という語源を持つ英単語は、実は私たちがよく知っている単語の中にもたくさん隠れています。
● plane (飛行機、平面)
⇒ まっ平らな翼を持って「水平」に空を飛ぶもの。
● plain (平原、明白な)
⇒ 起伏のない「平らな」土地=平原。また、障害物がなく見通しが良いことから「明白な、分かりやすい」という意味にも。
● explain (説明する)
⇒ ex-(外へ) + plain(平らにする)
= 複雑に折りたたまれたものを「外に向かって平らに広げて見せる」 ⇒ 「分かりやすく説明する」
”-er”は「〜する人・もの」を意味するパーツ
”-er”は、動詞のうしろにくっついて「〜する人(行為者)」や「〜するもの(道具)」を意味する接尾辞パーツです。
計画を「する人(立案者)」や、予定を書き込む「道具(スケジュール帳)」という意味になるわけですね!
この”-er”は英語の中で非常にたくさん使われるパーツです。以下に代表的な例をいくつか紹介します。
● writer(書く人・作家) ⇒ write(書く) + er(人)
● computer(計算するもの・コンピューター) ⇒ compute(計算する) + er(もの)
● eraser(消すもの・消しゴム) ⇒ erase(消す) + er(もの)
なんで「n」が2つ重なって「planner」になるんだろう?
実は英語には、「短母音(アクセントのある短い母音)+子音字1つ」で終わる単語に”-er”や”-ing”をつける時、最後の子音字を重ねるというルールがあるんです!
「plan」は「a(ア)」という短い母音のあとに「n」が1つだけ来ています。そのため、”-er”をつける時は「n」を2つ重ねて”planner”になります。同じルールの単語には、run ⇒ runner(走る人)、swim ⇒ swimmer(泳ぐ人)などがありますよ!
”planner”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”planner”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「平らな面に落とし込んで形にする人・もの」
⇒”planner”=「計画を立てる人、立案者」「スケジュール帳、予定表」の意味
●語法・スペルのポイント ⇒ 「短母音+子音1つ」で終わる単語のため、”er”をつける際は「n」を重ねて”planner”となる点に注意(runner等と同じルール)。
また「スケジュール帳」の意味で使う時は数えられる名詞(可算名詞)なので、a planner や planners と表現します!
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!
