【語源も分かる】英単語 interpret の意味と使い方・文法解説!translateやexplainとの違い

 
コダック
今日の英語表現は私たちが日常やビジネスでもよく目にする”interpret”です!

この単語は、「inter-(〜の間)」+「pret(仲介するもの・説明する人)」という2つのパーツから成り立っています。

「間に入って翻訳・説明する」というのが共通するコアイメージで、ここから“interpret”=「解釈する」「通訳する」という意味が生まれているんですよ!

 

”interpret”の意味と使い方|コアイメージは「間に入って説明する」

 

”interpret(発音:intə́ːrprit / インタプリート【動詞】)”は、主に「解釈する」「通訳する」「(芸術作品を独自の視点で)表現・演奏する」「(法律などを)解明する」という意味を持つ重要な動詞です。

一見すると「通訳」と「解釈」は全く違う意味のように思えますが、「inter-(〜の間)」+「pret(仲介者)」というパーツを知ると、すべてが1つのコアイメージで繋がります。それが「間に入って説明する(架け橋になる)」というイメージです。

 

 
コダック
AとBという「異なる2つのもの」の真ん中(inter-)に立ち、双方に意味がしっかりと伝わるように情報を紐解いてあげる(pret)状態を想像してみてください。

言葉の壁や、一見すると難解なデータの間に立って「これはこういう意味ですよ」と橋渡しをしてあげるからこそ、「解釈する・通訳する」という意味になるわけですね!

 

日常・ビジネス・芸術で使われる”interpret”のニュアンス

”interpret”は、単に機械的に言葉を置き換えるのではなく、**「その奥にある意図や本質的な意味を噛み砕いて説明する」**という強いニュアンスを持っています。そのため、以下のようなシチュエーションで非常によく使われます。

  • ビジネス:複雑なデータや市場の動きを読み解く(データを解釈する)
  • 言語・コミュニケーション:異なる言語を話す人々の間で意思を通じ合わせる(通訳する)
  • 芸術・音楽:劇の役柄や楽譜を演者自身の感性で捉えて披露する(作品を演出する・演奏する)
  • 法律:条文の意図を社会のルールに照らし合わせて判断する(法を解釈する)

 

 
なるほど!「目に見えない裏側の意図を読み解く」のがこの単語の本質なんだね。
 
コダック
その通りです!例えば、相手の「沈黙(A)」という態度を見て、頭の中で「これは怒っているのかな?(B)」と意味を導き出すのも、相手の態度と自分の認識の間に立って『解釈(interpret)』している状態と言えます。

 

”interpret”の基本例文

定番の例文

・We need to interpret these survey results carefully.
(私たちはこれらの調査結果を慎重に解釈する必要がある。)
・She was asked to interpret for the Japanese delegation.
(彼女は日本代表団のために通訳をするよう頼まれた。)

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

表現の幅を広げる応用例文

・How do you interpret this specific clause in the contract?
(契約書のこの特定の条項をあなたはどう解釈しますか?)
・The young pianist interpreted Chopin’s nocturne in a unique way.
(その若いピアニストは、ショパンのノクターンを独自の形で解釈して演奏した。)
・It is difficult to interpret data without clear context.
(明確な背景情報なしにデータを解釈することは難しい。)

 

”interpret”の文法・語法|絶対に外せない「AをBと解釈する」のカタチ

 

1. 最重要フレーズ! “interpret A as B” の仕組み

”interpret”を使う上で、各種英語試験やビジネスの実務で最も頻出するのが”interpret A as B” (AをBと解釈する・受け取る)という語法です。
この「as」は「〜として」という前置詞なので、「Aという事象を、Bという状態として頭の中で処理・理解する」という意味になります。

“interpret A as B” の例文

・I interpreted his silence as agreement.
(私は彼の沈黙を「同意」と解釈した。)
・She interpreted my constructive feedback as criticism.
(彼女は私の前向きなフィードバックを「批判」と受け取った。)

※主語が人間以外(無生物主語)のときは、「〜のせいでAはBと解釈される」あるいは「〜によってAはBという意味になる」と訳すと、非常に綺麗な日本語になりますよ!

 

2. 効率重視!派生語もセットで暗記して語彙力アップ

動詞形を覚える際に、以下の名詞形も一緒に覚えてしまうのが効率的な単語学習のコツです。

 

【interpretの派生語ファミリー】
interpretation(名詞:解釈、説明、説明・解説、芸術的な演出や表現)
interpreter(名詞:通訳者、解説者)
※「通訳という行為や解釈のプロセス」は interpretation、「通訳業務を実際に行う人」は interpreter とスマートに使い分けましょう。

派生語の例文

・His interpretation of the poem was completely different from mine.
(彼のその詩に対する解釈は、私のものとは全く異なっていた。)
・We hired a professional interpreter for the international conference.
(私たちは国際会議のためにプロの通訳者を雇った。)

 

”interpret”の類義語比較|”translate/explain”との決定的な違い

 
コダック
せっかく”interpret”のイメージを掴んだのであれば、似たような意味を持つ類義語も一緒に覚えてしまいましょう!

よく混同されがちな”translate”や”explain”との違いを整理すると、単語の輪郭がよりくっきり見えてきますよ!

 

”interpret”の類義語
⇒「訳す・説明する」の意味を持つ単語”translate/explain”との違い

 

 
なるほど…、どれも「伝える」とか「訳す」みたいな意味で使われそうだけど、具体的なニュアンスの差はどこにあるの?

 

 
コダック

それぞれの単語が持つ本質的なイメージは以下のように分かれます!

interpret⇒「言葉の裏にある「意図や背景」まで汲み取り、間に入ってその意味を解釈・通訳する」=(意図を)解釈する・通訳する
translate⇒「ある言語で書かれたテキストを、別の言語の文字へと「形式的にそのまま変換」する」=(文字通りに)翻訳する
explain⇒「複雑な事実や理由を、相手が理解できるように「平らにして(plain)」分かりやすく伝える」=(平易に)説明する

言葉そのものを変換するのか、その奥にあるメッセージを届けるのかという違いですね!

 
ただテキストの言語を切り替えるのがtranslateで、話し手の意図や感情まで読み取って架け橋になるのがinterpretなんだね!すっきり分かった!
 
コダック
その通り、大正解です!
実際の具体的なシチュエーションを並べてみると、その差がさらに体感できますよ!

 

シチュエーションで見る!”interpret / translate / explain”の使い分け

interpret his silence as agreement
「彼の沈黙を同意と解釈する」
⇒ 文字や言葉としては何も発していない「無」の奥にある本音を読み解くイメージです。

translate an English book into Japanese
「英語の本を日本語に翻訳する」
⇒ 書かれている英語の文章を、日本語の文章へとテキストベースでカタチを入れ替えるイメージです。

explain the rules of the game
「ゲームのルールを説明する」
⇒ 初心者には複雑で分かりにくいルールを、平ら(plain)で凸凹のない状態にして、誰でもわかるように噛み砕いて教えるイメージです。

 

”interpret”の語源はラテン語「interpretārī」|歴史から紐解く起源

 

単語の深い理解を助けるために、語源についても歴史的な背景を見ていきましょう。

”interpret”の語源は、ラテン語の「interpretārī(仲介する、説明する)」に由来しています。

 

世界的なオンライン英英辞典サイト「Dictionary.com」には、”interpret”の起源について以下のように記録されています。

Origin of interpret
First recorded in 1350–1400; Middle English interpreten, from Latin interpretārī, derivative of interpret-, stem of interpres “explainer”

日本語訳:1350〜1400年に初めて記録された。中期英語の interpreten はラテン語の interpretārī に由来し、それは「説明者(explainer)」を意味する interpres の語幹 interpret- の派生語である。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この歴史的な記録から分かるように、”interpret”という言葉は14世紀後半の中期英語の時代に、ラテン語の「間に入って説明してくれる人(説明者・仲介者)」という意味の言葉から英語圏へと取り入れられました。

 

”interpret”の語源(誕生から現代までの流れ)
ラテン語:interpres(間に入って説明する人・仲介者)

ラテン語の動詞形:interpretārī(物事の間を仲介する、意味を説明する)

1350–1400年頃(中期英語):interpreten として英語の歴史に登場

現代英語:interpret(異なる2つのものの間に入って意図を紐解く=解釈する・通訳する)へ

 

 
コダック
言葉の歴史を辿ると上記のような流れになります。

もともとは商取引などの物売りの場で、売り手と買い手の間に入り「この品物にはこれだけの価値があるんですよ」と値段や価値を公正に説明する仲介人のような役割から生まれた言葉だと言われています。

 

構成パーツで覚える”interpret”|「inter-」+「pret」の強力なネットワーク

 

ここからは、単語をバラバラにしてパーツ(語根)の視点から覚えていきましょう。
語源ネットワークを作ることで、他の単語も同時に覚えられるようになります。

”interpret”の構成パーツは、大きく分けて「inter-(〜の間)」と、ラテン語に由来する「pret(仲介するもの・価格・価値)」の2つです。

 

パーツ①:”inter-” は「〜の間、相互に」を意味する接頭辞

”inter-”は「〜の間」を意味する超重要パーツです。私たちが普段使っている「インターネット(ネットワークの間)」や「インターナショナル(国家の間=国際的な)」でもお馴染みですね!

 

 
コダック
例えば”interact”という頻出単語は、「inter-(〜の間で)」+「act(行動する)」のパーツで構成されています。

お互いの『間』で行き来しながら行動を交わし合うことから、「交流する、相互に作用する」という意味になるんですよ!

 

他にも、お互いの「間」で姿を見合って話す interview(面接、インタビュー)や、演目と演目の「間」に挟まれる intermission(休憩時間)なども、この ”inter-” を使った仲間たちです。

 

パーツ②:”pret” は「価格、価値、仲介するもの」を意味する語根

”pret”はラテン語の interpres(仲介者)や pretium(価格・価値)に繋がり、「価値を扱う・仲介する」という意味の核を担っています。

 

 
コダック
日常会話で絶対に使う”price(価格)”や、”precious(貴重な・価値のある)”という単語も、実はこの「pret」と同じルーツから枝分かれして生まれた親戚のような単語なんです!

 

このパーツの意味を知っていると、以下のような応用単語に出会ったときも、丸暗記なしで一発で意味を見抜くことができます。

price(ものに対してつけられた価値 ⇒ 価格・値段)
precious(大きな価値がある状態 ⇒ 貴重な、尊い)
misinterpret(mis-[誤って]+ interpret[解釈する] ⇒ 間違って間に入って受け取る ⇒ 誤解する、誤訳する)

 

まとめ|”interpret”の意味と語源・効率的な覚え方

 

最後に、今回学んだ”interpret”の重要なポイントをおさらいしておきましょう!

● ”interpret”は「inter-(〜の間)」+「pret(価値を仲介するもの)」で成り立つ単語!
⇒ コアイメージは「異なるものの間に入って、その本質的な意図を説明する(架け橋になる)」
⇒ 意味はシチュエーションに応じて「解釈する」「通訳する」「演出・演奏する」となる。
● 文法・語法の最重要フレーズは “interpret A as B”(AをBと解釈する)
● 派生語として、行為を表す名詞なら interpretation、人を表す名詞なら interpreter をセットで覚える!
 
 
コダック
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【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献・サイト
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」