go on a journeyの使い方|journey to・throughの違いと例文を解説

コダック

今日の英単語はjourneyです!日本語ではtripと同じく「旅」と訳されますが、journeyが見せるのは旅行先での観光ではありません。

journeyのコアイメージは「出発地点から目的地へ進んでいく道のり・過程」です。だからgo on a journeyには「旅路に出る」、journey throughには「中を通り抜けながら進む」という響きが生まれますよ!

journeyの意味・発音・品詞

journey(発音:イギリス英語 /ˈdʒɜː.ni/、アメリカ英語 /ˈdʒɝː.ni/)は、名詞で「旅、道のり、移動過程」、動詞で「旅をする」を意味します。

journeyの基本情報

●主な品詞:可算名詞
⇒ a journey / long journeys

●コアイメージ
⇒ A地点からB地点へ進んでいく道のり

●注目するもの
⇒ 移動時間、途中の経験、困難、変化、進歩

●動詞journey
⇒ 「旅をする」。やや文学的・物語的

Cambridge Dictionaryでは、journeyを「ある場所から別の場所へ移動する行為、とくに乗り物を使う移動」と説明しています。また、アメリカ英語の説明では、長い期間または長い距離のtripというニュアンスも示されています。

・a two-hour train journey(2時間の鉄道移動)
・a long journey home(長い帰路)
・a difficult journey(困難な旅路)
・a journey from Tokyo to Kyoto(東京から京都までの道のり)

go on a journeyの意味と使い方

go on a journeyは「旅に出る」「旅路を進む」という意味です。go on a tripと文法構造は同じですが、journeyを使うと、目的地で何をするかよりも、そこへ至る過程に意識が向きます。

・They went on a long journey across the desert.
(彼らは砂漠を横断する長い旅に出ました。)

・The hero goes on a journey to find his family.
(主人公は家族を探す旅に出ます。)

・We are about to go on an incredible journey.
(私たちは今、すばらしい旅に出ようとしています。)

日常旅行より物語・長旅に合いやすい

週末の温泉旅行ならgo on a tripが普通です。一方、長距離を移動する冒険、人生を変える旅、困難な道中を強調したいときはgo on a journeyがよく合います。

・We went on a trip to a hot spring resort.
(温泉地へ旅行しました。)

・We went on a journey through the mountains.
(私たちは山々を抜ける旅に出ました。)

journeyを使ったから必ず壮大になるわけではありませんが、tripよりも道中を描く余白が生まれます。

近所への日帰り旅行でgo on a journeyって言うと、ちょっと大げさに聞こえることがあるんだね。

コダック

そうですね!たとえばコンビニまでの移動をmy journey to the convenience storeと言えば、わざと壮大に表現するユーモアにもなります。

ただ、通勤の所要時間のように「AからBまでの移動区間」を客観的に言うjourneyは日常でも自然です。文脈が大切ですよ。

journey toとjourney throughの違い

違いは、目的地を見るか、通過する内部を見るかです。

journey to+目的地
⇒ ~への旅。矢印の終点に注目

journey through+場所・時代・経験
⇒ ~の中を通り抜ける旅。途中の景色・経験に注目

journey toは「目的地への旅」

・the journey to London
(ロンドンへの道のり)

・Our journey to the island took five hours.
(島までの移動には5時間かかりました。)

・She began her journey to recovery.
(彼女は回復への歩みを始めました。)

最後の例は比喩です。recoveryを到達目標として捉え、「回復へ向かう過程」をjourney to recoveryと表しています。

journey throughは「内部を通る旅」

・a journey through the forest
(森の中を抜ける旅)

・We journeyed through several small villages.
(私たちはいくつもの小さな村を通って旅をしました。)

・The book takes readers on a journey through history.
(その本は読者を歴史をたどる旅へ連れていきます。)

throughは、場所の中に入り、内部を経験しながら先へ進むイメージです。そのため、歴史・記憶・感情・人生など、時間的・抽象的な領域にも使えます。

journey acrossとの違い

acrossは、一方の端から反対側まで横断する動きを強調します。

・a journey through the desert
⇒ 砂漠の内部を進む経験に注目

・a journey across the desert
⇒ 砂漠を端から端まで横断することに注目

同じ砂漠の旅でも、throughは内部、acrossは横断です。

journey from A to Bの使い方

journeyは、出発地点と目的地をはっきり示すfrom A to Bと非常に相性がよい単語です。

・The journey from Tokyo to Kyoto takes about two hours by bullet train.
(東京から京都までは新幹線で約2時間です。)

・It was a difficult journey from the village to the hospital.
(村から病院までの道のりは大変でした。)

所要時間を尋ねるときにも使えます。

How long is the journey from the airport to the city center?
(空港から市内中心部までどのくらいかかりますか?)

journeyとride・drive・flightの違い

journeyは交通手段を限定しません。一方、rideは乗り物に乗る移動、driveは車での運転・移動、flightは飛行機の便や飛行を表します。

・a train journey(鉄道での道のり)
・a taxi ride(タクシーに乗る移動)
・a three-hour drive(車で3時間の道のり)
・a direct flight(直行便)

交通手段よりもA地点からB地点までの全体を言いたいときにjourneyが便利です。

journey homeはなぜtoがない?

journey homeは「家までの道のり、帰路」です。

・We started our journey home before sunrise.
(私たちは日の出前に帰路につきました。)

・The journey home took longer than expected.
(帰り道は予想以上に時間がかかりました。)

ここでhomeの前にtoがないのは、homeが「家へ」という方向を含む副詞として働けるからです。

・go home(家へ帰る)
・come home(家へ帰ってくる)
・travel home(家へ移動する)
・the journey home(家までの道のり)

× journey to home
○ journey home
○ journey to my home
○ journey to my house

homeだけなら副詞的に使えるためtoを省きますが、my homeやmy houseのように名詞句になればtoを使えます。

travel abroadでtoを付けないのと似てるね。homeも「家へ」まで意味に入ってるんだ。

コダック

まさに同じ考え方です!go home / go abroadのように、方向を含む副詞にはtoを足しません。

journey homeを一つのかたまりで「帰路」と覚えてしまうと、会話でも文章でも使いやすいですよ。

journeyとtripの違い

tripは旅行全体、journeyは目的地までの道のりに注目します。

trip
出発・滞在・用事・観光・帰宅までをまとめた一回の旅行
例:a ten-day trip to Italy

journey
A地点からB地点まで移動する道のり・過程
例:the train journey from Rome to Florence

Our trip to Italy was wonderful, but the journey home was exhausting.
(イタリア旅行はすばらしかったですが、帰りの道のりは疲れました。)

一つの文の中で両方を使うと違いが明確です。tripはイタリア旅行全体、journey homeは帰国までの移動部分です。

長い旅行なら必ずjourney?

「journey=長旅、trip=短い旅」とだけ覚えるのは不十分です。3週間の休暇も一回の旅行として見ればtripですし、空港からホテルまで20分でも移動区間として見ればjourneyと言えます。

長さは傾向、決め手は視点です。

・a three-week trip to Europe
(3週間のヨーロッパ旅行)

・a twenty-minute journey from the airport
(空港から20分の道のり)

travel・tour・voyageも含む違いはtripとtravelの違い|旅行を表す英語5語の使い分けで解説しています。

life journeyの意味と使い方

life journeyは「人生の旅路・人生という歩み」です。journeyが目的地へ向かう過程を表すため、人生、成長、学習、回復、キャリアの比喩に自然に使われます。

・Everyone’s life journey is different.
(人それぞれ人生の歩みは異なります。)

・She shared what she had learned on her life journey.
(彼女は人生の歩みの中で学んだことを語りました。)

・Thank you for being part of my journey.
(私の歩みの一部でいてくれてありがとう。)

journey of lifeとの違い

the journey of lifeも「人生という旅」です。life journeyは複合名詞として簡潔で現代的、the journey of lifeは少し文学的・説明的に響くことがあります。

Life is a journey, not a destination.
(人生は目的地ではなく旅である。)

このような格言的な表現でjourneyが好まれるのは、人生を結果ではなく過程として捉えられるからです。

learning journey・customer journey

journeyの比喩は教育やビジネスでも広く使われます。

・a learning journey(学習の歩み)
・a career journey(キャリアの歩み)
・a healing journey(癒やし・回復の過程)
・a customer journey(顧客が認知から購入などへ進む一連の体験)

単なる時間の経過ではなく、途中で経験や変化が積み重なる場面にjourneyが合います。

名詞journeyと動詞journeyの違い

journeyは動詞としても使えますが、日常会話のtravelより文学的です。

・We journeyed south through the mountains.
(私たちは山々を抜けて南へ旅をしました。)

・The explorers journeyed across the ice.
(探検家たちは氷原を横断しました。)

普通の旅行報告なら次のようにtravelを使うほうが自然です。

We traveled around Spain for two weeks.
(私たちは2週間スペイン各地を旅行しました。)

物語、歴史、紀行文、壮大なナレーションではjourneyが効果的です。

journeyでよく使う形容詞・動詞

形容詞との組み合わせ

・a long journey(長い旅)
・a safe journey(安全な旅)
・a difficult journey(困難な道のり)
・an arduous journey(骨の折れる旅)
・an emotional journey(感情面での変化の過程)
・a spiritual journey(精神的・宗教的な旅)
・a remarkable journey(目覚ましい歩み)

動詞との組み合わせ

・begin / start a journey(旅を始める)
・go on a journey(旅に出る)
・make a journey(移動する、旅をする)
・continue a journey(旅を続ける)
・complete a journey(旅を終える)
・break a journey(途中で一時中断する)

Have a safe journey.

旅行へ出る人への「道中お気をつけて」です。

Have a safe journey home.
(帰り道、気をつけてね。)

Have a good tripが旅行全体を楽しむことに向くのに対し、Have a safe journeyは移動中の安全を気遣う響きがあります。

journeyの語源は「一日分の旅」

journeyは古フランス語journéeに由来し、もともとは「一日の長さ、一日分の仕事・移動」を表しました。さらにさかのぼると、ラテン語の「day」に関係します。

英語のjournalも、もともと日々の記録に関係する語です。フランス語のbonjourのjourも「日」を表します。

一日(jour)

一日分の仕事・移動(journée)

一日かけて進む道のり

journey=目的地までの旅・過程

現代のjourneyは一日に限定されませんが、日々進み、途中の経験を積み重ねるという感覚は、人生や学習の比喩にもよく合います。

journeyの覚え方|地図上の「途中の線」を見る

tripを覚えるときは出発から帰宅までを一つの箱で囲みます。journeyを覚えるときは、地図上のA地点とB地点を結ぶを見てください。

A地点 ●━━━━━━━━● B地点

●箱全体の旅行イベント
⇒ trip

●AからBまでの線・途中の時間と経験
⇒ journey

そして比喩では、B地点を「回復」「成功」「成長」などに置き換えます。まだ到着していなくても、進んでいる途中そのものがjourneyです。

journeyとcommute・excursionの違い

commuteは自宅と職場・学校の間を定期的に往復する「通勤・通学」です。毎日の移動習慣を指し、一回の道のりを描くjourneyとは視点が異なります。

・My daily commute takes an hour.
(毎日の通勤には1時間かかります。)

・The train journey to work takes an hour.
(職場までの電車移動には1時間かかります。)

excursionは、楽しみ・教育・観光などを目的とした短い団体旅行や小旅行です。目的地までの過程より、計画された外出・見学に注目します。

We went on an excursion to a nearby island.
(私たちは近くの島へ小旅行に出かけました。)

つまり、定期的な往復はcommute、目的を持つ小旅行はexcursion、AからBへ進む道のりはjourneyです。似た日本語訳でも、何を切り取るかが違います。

journeyでよくある間違い

× journey to home
○ journey home
⇒ homeは「家へ」の方向を含む副詞として使える

× I journeyed Paris last year.
○ I traveled to Paris last year.
○ I went on a trip to Paris last year.
⇒ 普通の旅行報告ではtravel / tripが自然

× We had a journey in the hotel.
○ We had a wonderful trip.
⇒ 宿泊・観光を含む旅行全体はtrip

× a journey of Tokyo
○ a journey to Tokyo
○ a journey from Osaka to Tokyo
⇒ 目的地はto、出発地点はfrom

△ My journey was fun.
⇒ 文法的には正しいが、旅行全体の楽しさならMy trip was fun.のほうが一般的

journeyの理解度チェック

【問題1】「彼らは長い旅に出た」
They went ______ a long journey.

【問題2】「森の中を抜ける旅」
a journey ______ the forest

【問題3】「空港からホテルまでの道のり」
the journey ______ the airport ______ the hotel

【問題4】「帰路は3時間かかった」
The journey ______ took three hours.

【問題5】「英語学習は長い道のりです」

解答
1. on
2. through
3. from / to
4. home
5. Learning English is a long journey.

go on a journey・journeyのまとめ

●journeyは出発地点から目的地までの道のり・移動過程を表す可算名詞

go on a journeyは「旅に出る」
⇒ 長旅、冒険、物語、人生を変える過程と相性がよい

journey toは目的地への旅、journey throughは内部を通る旅

journey from A to BはAからBまでの移動区間・所要時間を表す

journey homeは「帰路」
⇒ homeは方向を含むためtoを付けない

●tripは旅行全体、journeyは道のり
⇒ Our trip was great, but the journey home was tiring.

●life journeyは「人生の歩み」
⇒ 成長・学習・回復など途中の変化を表せる

●動詞journeyは「旅をする」だが、travelより文学的

●語源は「一日分の仕事・旅」
⇒ 覚え方はA地点とB地点を結ぶ途中の線

コダック

journeyを使いこなす合言葉は、「目的地より、そこへ至る途中を見る」です。

駅までの移動にも、人生の成長にもjourneyが使えるのは、どちらにも始点・途中・変化・到達点があるから。単なる「長い旅」と暗記せず、地図上の線を思い浮かべてくださいね!

参考文献
Cambridge Dictionary, journey
Cambridge Dictionary, “Word choice: travel, trip, or journey?”
Online Etymology Dictionary, journey