こんにちは、コダックです。
英語学習、とくに英単語を記憶する上で大切なのは以下の2つ。
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事
そう!関連付けが強ければ強いほど、記憶に残りやすい!
この記事では英単語を語源や構成パーツ、使い方など、多方面からの知識を関連付けし、効率良く記憶する事を目的にしています。
あんまりなじみのない人も多い単語じゃないでしょうか。
”susceptible”は「sus-(〜の下で)」+「-cip-(掴む)」+「-ible(〜しやすい)」の3つのパーツで構成されている単語です。
「影響下に入りやすい」がコアイメージで、“susceptible“=「影響を受けやすい」「感染しやすい」の意味を持ちますよ!
”susceptible”の意味と使い方 コアイメージは「影響下に入りやすい」
”susceptible(発音:səsépṭəbl / サセプティブル)”は「影響を受けやすい」「感染しやすい(病気にかかりやすい)」の意味を持つ単語です。
「sus-(下で、下から受け入れる)」+「-cip-(掴む、取る)」+「-ible(〜しやすい)」の3つのパーツで構成されている単語で、「影響下に入りやすい」がコアイメージです。
つまり抵抗力がなくて周囲の環境や病気に「影響を受けやすい・感染しやすい」わけですね!
”susceptible”は「ディフェンスが弱い」イメージです。
外部からの刺激等に対して、無防備になっているわけです。
「外部からの刺激や変化に対して無防備」→「影響を受けやすい」というのが”susceptible”です。
下図のように猫がお腹を出して無防備に寝てる姿を”The cat looks susceptible to any sudden movemen(その猫はどんな突然の動きにも対応できなさそうに見える。)”なんて言う事も出来ますが…これだと「野生がなくなってて、弱そうだなぁ」というネガティブな側面が強くなります。
この写真のように猫の可愛さを全面に出す場合は “The cat looks defenseless.(その猫は無防備に見える)”等と表現します。

文法的には、後ろに “to” を伴って 「be susceptible to 〜(〜の影響を受けやすい、〜にかかりやすい)」 という形でよく使われます。
例文
Young children are more susceptible to flu.
(幼い子どもはインフルエンザに感染しやすい。)He is susceptible to flattery.
(彼は人からのお世辞に乗りやすい(影響を受けやすい)。)
※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”susceptible”の関連語①:「影響を受けやすい」を意味する単語”vulnerable/sensitive”
例えば”vulnerable”や”sensitive”なども「影響を受けやすい・敏感な」を意味する単語ですよ!
⇒「影響を受けやすい・敏感な」の意味を持つ単語”vulnerable/sensitive”
イメージの違いとしては
● susceptible ⇒「無防備で取り込みやすい」=性質や体質的に影響を受けやすい
● vulnerable ⇒「傷つきやすい」=脆弱で、攻撃やダメージを受けやすい
● sensitive ⇒「センサーが鋭い」=刺激に対して敏感に反応する
といった感じです!
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!
● Plants are susceptible to disease.
「植物は病気にかかりやすい(影響を受けやすい)」
⇒ その植物の体質・性質として、病原菌を中に受け入れやすいイメージ
● The city is vulnerable to earthquakes.
「その都市は地震に対して脆弱だ(被害を受けやすい)」
⇒ 守りが弱く、地震が起きたら大ダメージを負ってしまうイメージ
● His eyes are sensitive to light.
「彼の目は光に対して敏感だ」
⇒ センサーが鋭く、わずかな光の刺激にも強く反応してしまうイメージ
”susceptible”の文法・語法 前置詞 “of” のパターンと名詞形の罠

“susceptible”の意味や類義語との違いが分かったところで、ここからは実際のライティングや難関試験でグッと差がつく「文法・語法上のルール」を2つ解説します!
定番の “to” とは異なるもう1つの前置詞パターンと、名詞形に変化したときの数え方は要注意ですよ!
1. 前置詞が ”of” になると「〜の余地がある」という意味に!
“susceptible” は、後ろに続く前置詞が “of” になると、病気や影響ではなく、法律や学術論文などで「〜の余地がある」「〜を容認できる」という全く別の重要意味に変化します。
● be susceptible of 〜 (〜の余地がある、〜が可能である) ※主に証明、説明、改善などが後ろに来ます
“of” は「〜に関して(中身の中央を指す)」というパーツなので、「その問題は、証明というアクション(中身)を受け入れることができる状態にある」という繋がりになり、「〜の余地がある(=可能である)」という意味になるわけですね!
2. 名詞形 ”susceptibility” は複数形になると「感情」になる!?
“susceptible” の名詞形は “susceptibility(感受性、影響を受けやすさ)” ですが、文法的にとても面白い性質を持っています。
⇒ 「感受性」「病気へのかかりやすさ」という体質やプロセスそのものを指すとき
● 可算名詞(複数形: susceptibilities)
⇒ 「(傷つきやすいデリケートな)感情、心情」を指すとき ※hurt one’s susceptibilities(人の感情を傷つける)の形で頻出!
① be susceptible of 〜(〜の余地がある)の例文
The issue is susceptible of proof.
(その問題は**証明の余地がある**[証明できる]。)② 名詞形(感受性:不可算名詞)の例文
The drug reduces the susceptibility to infection.
(その薬は感染への**感受性**[かかりやすさ]を低下させる。)③ 名詞形(感情:複数形 susceptibilities)の例文
We must be careful not to hurt their religious susceptibilities.
(彼らの宗教的な**感情**を傷つけないように注意しなければならない。※個人のデリケートな心情を数えるので複数形)
「前置詞が of なら『〜の余地がある』」「複数形の susceptibilities は『感情』という意味になる」という2つの実戦ルールを頭に入れておくだけで、難解な論文読解や英作文、TOEICのハイレベル問題でも迷わずスマートに対応できるようになりますよ!
”susceptible”の語源はラテン語 意味は「受け入れやすい」

”susceptible”の語源についても、確認していきましょう。
”susceptible”の語源は後期ラテン語の「susceptibilis」”です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”susceptible”の起源について、下記の記載があります。
Origin
First recorded in 1595–1605; from Late Latin susceptibilis, from suscept(us) “taken up” (past participle of suscipere “to take up, support,” from sus- sus- + -cipere, combining form of capere “to take”) + -ibilis -ible日本語訳:1595〜1605年に初めて記録された。後期ラテン語の「susceptibilis」から来ており、それは「suscipere(受け入れる、支える)」の過去分詞である「susceptus(受け入れられた)」に、可能・傾向を表す接尾辞「-ibilis(〜できる)」が結合したものです。(「suscipere」は、「sus-(下に)」と「capere(掴む、取る)」の結合形である「-cipere」から構成されています。)
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”susceptible”は「susceptibilis」というラテン語の動詞から発祥している模様。
● ラテン語の「sus-(下から)」+「capere(掴む)」で「suscipere(下から受け入れる)」
↓
● 過去分詞の「susceptus(受け入れられた)」に変化
↓
● 接尾辞「-ibilis(〜しやすい)」がくっついて、後期ラテン語の「susceptibilis(受け入れやすい)」となり、現在の英語へ
ちなみに「下から掴み取って自分のものにする」ということから、現代英語の「(外部からの影響を)受け入れやすい」という意味に繋がっています。
構成パーツで覚える”susceptible” 「sus-」+「-cip-」+「-ible」

ここからは構成パーツの面から”susceptible”について覚えていきましょう
”susceptible”の構成パーツは「sus-(〜の下で)」+「-cip-(掴む)」+「-ible(〜しやすい)」の3パーツです。
つぎから各パーツについて紹介していきます。
“sus-“は「〜の下で、下から上へ」を意味するパーツ
”sus-”は「〜の下で、下から上へ」を意味するパーツです。(※接頭辞 sub- が後ろの文字に合わせて変化した形です)
下に向けて吊るす(=「一時停止する、吊り下げる」)を表しています。
その他に **sustain**(下から支え続ける⇒維持する)や、**suspect**(下からじろじろ見る⇒怪しむ)等も”sus-”を使用する単語です。
”-cip-”は「掴む、取る」を意味するパーツ
”-cip-”は「掴む、取る」を意味するパーツです。(※ラテン語 capere が変化した語根です)
起こる前にあらかじめ掴んでおく(=「予期する、期待する」)を表しています。
その他の”-cip-”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。
**recipe**(あらかじめ受け取ったもの⇒レシピ・処方箋)
”-ible”は「〜できる、〜しやすい」を意味するパーツ
”-ible”は「〜できる、〜しやすい」を意味するパーツです。(※-able のバリエーションです)
柔軟に曲げることができる(=「柔軟な、融通がきく」)を表しています。
その他に **visible**(見ることができる⇒目に見える)や、**credible**(信用できる)等も”-ible”を使用する単語です。
”susceptible”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”susceptible”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「影響下に入りやすい」
⇒”susceptible”=「影響を受けやすい」「感染しやすい」の意味
●語法・文法のポイント ⇒形容詞として **be susceptible to [名詞/doing]** の形で「〜の影響を受けやすい、〜の余地がある」として頻出。
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