【語源も分かって、忘れない】英単語「ensure」の意味と使い方・覚え方・文法解説【en-(〜にする)+sure(確実な)=確実にさせる】

 

 
コダック
今日の英語表現は”ensure”

「en-(〜にする)」+「sure(確実な)」の2パーツで構成されている単語です。

「確実にさせる」がコアイメージで、“ensure”=「確実にする」「保証する」の意味を持ちますよ!

 

”ensure”の意味と使い方 コアイメージは「確実にさせる」

 

”ensure(発音:inʃúər/インシュア【動詞】)”は「確実にする」「保証する」「安全にする」の意味を持つ単語です。

「en-(〜にする・動詞化)」+「sure(確実な)」のパーツで構成されている単語で、「確実にさせる」がコアイメージです。

 

 
コダック
あらかじめ手を打ったり、確認を徹底したりして、結果を「100%確実なものにする」のが”ensure”です。

 

”ensure”は、ビジネスや日常で「安全を確保する(ensure safety)」「成功を確実にする(ensure success)」のように使われます。

単に「願う」のではなく、実際に必要な行動を起こして「結果をしっかりと確定させる」という強いニュアンスがあります。

 
コダック
”不確実な要素を排除して、望ましい結果を絶対に実現させる”という意味から、

ビジネスの品質管理、ITのセキュリティ対策、日常の約束事にいたるまで広く使用されますよ!

日常会話やビジネスシーンですぐに使える、具体的な例文を見ていきましょう。

 

「ensure」の基本例文

・Please ensure that all the windows are locked.
(すべての窓がロックされていることを確実に[確認して]ください。)
・We must take steps to ensure the success of the project.
(プロジェクトの成功を確実にするために、私たちは対策を講じなければならない。)
・Our primary goal is to ensure customer satisfaction.
(私たちの第一の目標は、顧客の満足を確実にすること[保証すること]です。)
・The company took extra measures to ensure the safety of its workers.
(その会社は、従業員の安全を確保するために特別な措置を講じた。)

 

”ensure”の文法・語法 押さえておきたい3つの重要ルール

ensureを使う上で、試験や実務で特によく狙われる文法・語法のポイントを3つに整理して解説します。

 

1. 定番の ”ensure that …” では現在形がよく使われる!

”ensure”は後ろに「that+主語+動詞」を続けて「〜であることを確実にする」という形でよく使われます。
このとき、**「これから先の未来のこと」であっても、thatの中の動詞は will を使わずに「現在形」にすることが非常に多い**です。すでにその未来が「確実に決まったこと」として扱うニュアンスがあるためです。

 

【時制の注意例】
◯ Ensure that the contract is signed tomorrow.
(明日、契約書にサインがされることを確実にしてください。)
※明日のことですが、will be ではなく is が好まれます。

 

2. 【要注意】後ろに「to 不定詞」を直接続けることはできない

「〜することを確実にする」と言いたいとき、ついつい *ensure to do* としたくなりますが、実は**ensureは後ろに to 不定詞 を直接取ることができません**。
「主語が確実に〜する」と言いたい場合は、必ず **ensure that節** を使うか、**be sure to do / make sure to do** という別の表現を使う必要があります。英語の書き換え問題などでも狙われやすいポイントです。

 

【語法の○×例】
✕ We must ensure to finish the report by noon.<>
◯ We must ensure that we finish the report by noon.
◯ We must make sure to finish the report by noon.
(私たちは正午までにレポートを確実に終わらせなければならない。)

 

3. 「ensure + 人 + 物」で「人に物を保証する」形も作れる

ensureは、第4文型(SVOO)のように **「ensure + 人(目的語) + 物・事(目的語)」** の形で、「人に〜を確実に手に入れさせる」「人に〜を保証する」という意味を表すこともできます。この語法を知っていると、表現の幅が一気に広がりますよ!

 

【第4文型の例文】
・This layout will ensure you a comfortable life.
(この間取りなら、あなたに快適な生活を保証してくれるでしょう。)
・His hard work ensured him a promotion.
(彼の努力が、彼の昇進を確実なものにした。)

 

”ensure”の関連語:「保証する・確実にする」を意味する単語”assure/insure”との違い

 
コダック
せっかく”ensure”を覚えるのであれば、綴りも意味もそっくりな最強のライバル単語たちも一緒に覚えてしまいましょう!

”assure”や”insure”も、同じ「-sure(確実)」を語源に持つ単語ですよ!

 

”ensure”の類義語
⇒「保証・確実」の意味を持つ単語”assure/insure”

 

 
うわあ…出た、これいつもどっちがどっちか分からなくなるやつだ…!

 

 
コダック

大丈夫です!これもイメージの矛先を整理すれば一発でスッキリしますよ!

ensure⇒「対策や行動によって、ある『事態や結果』を100%確実にする」=(事態を)確実にする
assure⇒「不安がっている『人』に対して、「大丈夫だよ!」と太鼓判を押して安心させる」=(人を)安心させる・請け合う
insure⇒「万が一の事故に備えて、『保険』をかけたり金銭的な補償を手配する」=保険をかける

といった違いです!

 
なるほど!「事態」を確実にするのか、「人」を安心させるのか、あるいは「保険」なのかでターゲットが違うんだね!
 
コダック
その通り!ターゲットの違いに注目するのが見分けるコツです。
実際の表現で使い分けのイメージを掴んでみましょう!

 

シチュエーションと例文で見る!”ensure/assure/insure”の違い

ensure the safety of passengers
「(点検を徹底して)乗客の安全を確実にする」
⇒ 実際の行動で「安全」という事態をガチッと作り出すイメージ
・We must ensure the safety of all passengers.
(すべての乗客の安全を確実にしなければならない。)

assure the client that everything is fine
「クライアントに、すべて順調だと伝えて安心させる」
⇒ 不安そうな「人」の耳元で「大丈夫だから!」と言葉で太鼓判を押すイメージ
・I can assure you that everything will be fine.
(すべてうまくいきますから、あなたを安心させることができます[本当に大丈夫です]。)

insure your car against theft
「盗難に備えて車に保険をかける」
⇒ 盗難そのものは防げないかもしれないけれど、金銭的な保険(insurance)でカバーするイメージ
・It is wise to insure your car against theft.
(盗難に備えて車に保険をかけておくのが賢明だ。)

 

”ensure”の語源から紐解く歴史とルーツ(ラテン語に遡る「安心」の概念)

”ensure”の語源についても、確認していきましょう。

”ensure”の語源はアングロ・フランス語(英国で使われていた古いフランス語)の「enseurer」に由来します。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”ensure”の起源について、下記の記載があります。

Origin of ensure
First recorded in 1350–1400; Middle English ensuren, from Anglo-French enseurer; see en- 1 ( def. ), sure ( def. )

日本語訳:1350〜1400年に初めて記録された。中期英語の ensuren はアングロ・フランス語の enseurer に由来する。en-、sure の解説を参照。

※参考・引用「Dictionary.com

 

記載にある1350〜1400年(14世紀後半)という時期は、1066年のノルマン・コンクエスト(フランス系貴族によるイングランド征服)以降、イギリスの政治や法律などの公的な場でフランス語が多用されていた時代です。そのため、公的・法的な「保証」や「約束」を意味する言葉として、フランス語から英語に定着していった歴史的な背景があります。

 

さらに歴史を遡ると、「sure(確実な)」の大元はラテン語の「securus(セークールス)」にたどり着きます。この言葉は「se-(〜がない・離れて)」「cura(心配・気遣い)」の2つの要素から成り立っており、「心配のない状態=安全・確実」という意味を持っています。(※セキュリティ:securityの語源でもあります)

 

”ensure”の語源(起源~発祥まで)
【古代ラテン語】securus(se-[ない]+cura[心配]=心配のない、安全な)

【古フランス語】seur(安全な・確実な ※sureの直接の語源)

【アングロ・フランス語】enseurer(確実な状態にする)

【1350年以降(中期英語)】ensuren として英語に定着、現在の「ensure」へ

 

 

 
コダック
「sure」の根っこには「心配事(cura)を取り除く(se-)」というラテン語の成り立ちが隠れていたんですね!

不安や不確実な要素を取り除いて、確実で安全な状態に変える(en-)というコアな意味は、数百年前からずっと変わっていません!

 

 

構成パーツで覚える”ensure” 「en-」+「sure」

ここからは構成パーツの面から”ensure”について深く掘り下げていきましょう。

”ensure”は、「en-(〜にする)」「sure(確実な)」という2つのパーツが組み合わさってできた単語です。

 

それぞれのパーツが持つ本来の意味を知ることで、単語のニュアンスがより正確に掴めるようになりますよ。次から各パーツについて詳しく解説していきます。

接頭辞 “en-” は「〜の状態にする、中に入れる」を意味するパーツ

”en-”は、後ろにつく言葉(名詞や形容詞)を動詞に変えて、「〜の状態にさせる」「〜の中に入れる」という意味を作る、英語学習において非常に重要なパーツ(接頭辞)です。

 

 
コダック
例えば”encourage”という単語は「en-(〜にする)」+「courage(勇気)」のパーツで構成されています。

人の心に勇気を入れる(持たせる)=「励ます、勇気づける」という意味になるわけですね!

 

その他にも、私たちがよく目にする単語の中に ”en-” はたくさん使われています。

enlarge(en[〜にする]+ large[大きい]= 大きくする、拡大する)
enable(en[〜にする]+ able[できる]= できるようにする、可能にする)
enrich(en[〜にする]+ rich[豊かな]= 豊かにする、質を高める)

 

語根 ”sure” は「確実な、安心な、疑いのない」を意味するパーツ

”sure”は、皆さんおなじみの「確実な」「もちろん」を表す単語ですが、パーツとしてのルーツをたどるとラテン語の「securus(心配のない、安全な)」に行き着きます。
つまり、「不安や疑いがなく、安心しきっている状態」が根本的なイメージです。

 

 
コダック
先ほど紹介した”insure”という単語も、「in-(中に)」+「sure(確実な・安全な)」のパーツで構成されていましたね。

安全で心配のないテリトリーの中に入れてあげる=「保険をかける」という意味に繋がります。

 

その他の”sure”を使用する単語(同語源の単語)についても、改めて構成を確認しておきましょう。

assure(as-[〜の方を向いて]+ sure[確実と言う]= 人に向かって「大丈夫」と太鼓判を押す = 安心させる)
surely(sure[確実な]+ ly[副詞にする]= 確実に、きっと)
secure(se-[離れて]+ cure[心配]= 心配から離れた状態 = 安全な、確保する ※sureの大元と同じ語源)

”ensure”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”ensure”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”ensure”は「en-(〜にする)」+「sure(確実な)」の2パーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「確実にさせる」
⇒”ensure”=「確実にする」「保証する」の意味
●語法・文法のポイント ⇒ ensure that節の中の動詞は、未来のことでも will を使わず現在形にすることが多い。assure(人を安心させる)、insure(保険をかける)とのターゲットの違いに注意!
 
 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」