【語源も分かって忘れない】英単語「sequence」の意味と覚え方【sequ(続く)=順番に並んで続く連なり】

こんにちは、コダックです。

英語学習、とくに英単語を記憶する上で大切なのは以下の2つ。

①あらゆる方法(目・耳・口・手)を使って脳を刺激する事
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事

この記事では英単語を語源や構成パーツ、使い方など、多方面から関連付けし、効率良く記憶する事を目的にしています。

 
コダック

今日の英語表現は”sequence”!
語根 sequ(後に続く)+ence で、「続いていくもの」=連なりがコアイメージ。
「連続」「順序」「一連の流れ」——訳が3つあっても、根っこは1つですよ!

”sequence”の意味と使い方 コアイメージは「順番に並んで続く連なり」

順番に並んだ色鉛筆(連続・順番のイメージ)

”sequence(発音:síːkwəns/スィークウェンス)”は、語根 sequ(後に続く)に名詞語尾 -ence が付いた形。文字どおり「続いていくもの」です。

頭に描くべきは、一列に並んで次々と続いていく行列。ここから訳が枝分かれします。

コアから3つの訳へ(橋渡し)
「順番に並んで続く連なり」——
●その連なり全体に注目 ⇒「一連の〜・連続」(a sequence of events)
●その並び順に注目 ⇒「順序」(in sequence/out of sequence)
●映像・データの並びに注目 ⇒「シーケンス・配列」(映画の一続きの場面/DNAの塩基配列)
 
「連続」「順序」「配列」…訳が多くて覚えられないよ。
 
コダック

大丈夫、丸暗記は不要です! 全部「並んで続いているもの」という一枚の絵から出ています。
“連なり全体”を見れば連続、”並び順”を見れば順序、”データの並び”を見れば配列。見ている角度が違うだけなんですよ。

”sequence”(名詞)
①一連の〜、連続(つながって起こる一続き)
②順序、順番
③(映画の)一続きの場面/(DNAなどの)配列
(動詞)④順番に並べる、配列を決定する

※関連語
sequential(形容詞)①連続する、順を追った
subsequent(形容詞)①その後の(sub-=後ろに+sequ)
consequence(名詞)①結果(con-=くっついて+sequ)

語源|Origin英文とその日本語訳

辞書の記載を確認しましょう。Dictionary.com には、”sequence” の起源について下記の記載があります。

Origin(sequence)
First recorded in 1350–1400; Middle English, from Late Latin sequentia “a following,” from Latin sequent- (stem of sequēns), present participle of sequī “to follow”

※参考・引用「Dictionary.com」

この記載を日本語に訳すと、下記のような内容です。

【日本語訳】
初出は1350〜1400年頃。中英語に由来し、後期ラテン語 sequentia「続くこと・後に従うこと」から来ている。これはラテン語 sequī「(後を)追う・続く」の現在分詞 sequēns の語幹に由来する。
 
コダック

訳のとおり、sequentia は“a following(続くこと)”「続くこと」がそのまま名詞になったのが sequence です。ここが分かれば、訳を3つ丸暗記する必要はありません。

語源エピソード|”second(秒)”も”sequel(続編)”も同じ仲間

地平線までまっすぐ続く道(続くイメージ)

sequ(続く)の仲間には、意外な単語が並びます。映画の ”sequel(続編)” は文字どおり「続くもの」。そして ”second” は、ラテン語 secundus「後に続く」から「1番に続くもの」=2番目

 
“second”って「秒」の意味もあるよね? それも「続く」なの?
 
コダック

そうなんです! 昔、1時間を60分割したのが minute(分)。それをさらに60分割したものを「第2の(second)細分」と呼びました。「1回目の分割に”続く”2回目の分割」だから second=秒
sequence・sequel・second——ぜんぶ「続く」でつながっているんですね。

試験・TOEICで狙われるポイント(初学者はここでつまずく)

意味を知っていても、”前置詞”と”冠詞”を知らないと解けません。sequence の語法を補います。

① 「一連の〜」は「a sequence of +複数名詞」(前置詞は of)

「一連の出来事」は a sequence of events後ろは of +複数名詞が基本形です。
・a sequence of numbers(数の並び)
・a sequence of events led to the accident(一連の出来事が事故につながった)

② 「順序どおりに」は「in sequence」(冠詞なし!)

「順序どおりに」は in sequence、「順番が狂って」は out of sequenceどちらも a / the を付けないのがポイントで、ここが狙われます。
・Please do the steps in sequence.(手順どおりの順序で行ってください。)
・The pages are out of sequence.(ページの順番が狂っている。)

③ 形容詞 sequential/動詞 sequence も押さえる

sequential(連続する・順を追った)は sequential order(順次)などで使用。動詞としての sequence は「順番に並べる」で、理系では「(遺伝子を)解析する」の意味でも使われます。
・in sequential order(順を追って)

 
“in sequence” は冠詞なしなんだ! つい a を付けそう…
 
コダック

そこが得点源です! in sequence / out of sequence塊で丸ごと暗記。意味だけでなく「前置詞・冠詞の有無」まで揃えて、はじめて使える語彙になりますよ。

間違えやすいポイント・よくある質問

Q. sequence と order の違いは?
どちらも「順序」ですが、order は「(並べるべき)順番・秩序」(in alphabetical order=アルファベット順)。sequence は”次々に続いていく連なり”そのもので、時間的な流れ(a sequence of events)に強い語です。

Q. sequence と series はどう違う?
series は「同種のものの一続き(シリーズ・連続もの)」で、まとまりに重点。sequence は順番に続くことそのものに重点があり、「順序が意味を持つ」場面で使われます。

Q. consequence との関係は?
consequence は con-(くっついて)+sequ(続く)で「行為にくっついて後から起こること=結果」。sequence(ただ並んで続く連なり)とは、con- が付くかどうかで意味が分かれます。

”sequence”のまとめ

●”sequence”=一連の〜・連続/順序/配列
⇒コアイメージは「順番に並んで続いていく連なり」(sequ=後に続く+-ence)
●語源はラテン語 sequī(続く)。sequel(続編)・second(2番目・秒)・consequence(結果)も同じ仲間
●語法:a sequence of +複数名詞/in sequence・out of sequence(冠詞なし)
 
コダック

語根 sequ の仲間はまとめ記事で一気に整理できます。ぜひあわせてご覧くださいね!

【語源で覚える】語根「sequ/secut」(続く)を持つ英単語まとめ【違いで覚える】consequence と sequence の違い【まとめ】英単語の効率的な覚え方

参考文献
語源:Dictionary.com(sequence ページ「Origin」欄)