【語源で覚える】語根「sequ/secut」(続く)を持つ英単語まとめ|sequence・consequence・consecutiveの覚え方

こんにちは、コダックです。

”sequence”・”consequence”・”consecutive”・”subsequent”…そして意外にも ”second(2番目・秒)”。これらはぜんぶ、「後に続く」という1つの語根から生まれた仲間です。この記事で、語源・意味のつながり・使い分けをまとめて整理しましょう。

この記事で分かること
①語根 sequ / secut のコアイメージ(+Origin英文の日本語訳)
②sequを持つ英単語の全体マップ(各単語の詳しい記事へのリンク付き)
③接頭辞で意味がどう変わるかの”橋渡し”
④”second(秒)”や”sequel(続編)”に隠れた語源エピソード
⑤試験・TOEICで狙われる語法(subsequent to など)
 
コダック

今日のテーマは語根 ”sequ / secut”(続く・後に従う)!
「前のものの後ろにくっついて続いていく」がコアイメージ。ここに接頭辞が付いて、たくさんの単語に枝分かれしますよ!

語根「sequ / secut」のコアイメージは「後に続く」

地平線までまっすぐ続く道(続くイメージ)

語根 ”sequ” は、ラテン語 sequī「(後を)追う・従う・続く」に由来します。単語の中では sequ / secut / sec と形を変えて現れます。

イメージは、一本道をどこまでも進んでいく行列。先頭の後ろに次の人が続き、その後ろにまた次が続く——この「連なり」が、sequ 仲間すべての土台です。

 
「続く」から、どうやって “consequence(結果)” みたいな意味になるの?
 
コダック

いい質問! そこを飛ばさず橋渡ししましょう。
ある行動をすると、その後ろにくっついて起きることがありますよね。それが「後に続いて起こること=結果」=consequence。「原因のあとに”ついて回る”もの」と考えると、結果という訳が自然に出てきます。

語源|Origin英文とその日本語訳

辞書の記載を確認しましょう。Dictionary.com には、”sequence” の起源について下記の記載があります。

Origin(sequence)
First recorded in 1350–1400; Middle English, from Late Latin sequentia “a following,” from Latin sequent- (stem of sequēns), present participle of sequī “to follow”

※参考・引用「Dictionary.com」

この記載を日本語に訳すと、下記のような内容です。

【日本語訳】
初出は1350〜1400年頃。中英語に由来し、後期ラテン語 sequentia「続くこと・後に従うこと」から来ている。これはラテン語 sequī「(後を)追う・続く」の現在分詞 sequēns の語幹に由来する。
 
コダック

キーは sequī「後を追う・続く」。“following(続くこと)”という訳がそのまま sequence(連続・順番)につながります。ここを押さえれば、仲間の単語が一気に見通せますよ!

語源エピソード|”second(2番目・秒)”も”sequel(続編)”も「続く」から

1・2・3と並んだ表彰台(順番のイメージ)

いちばん意外な仲間が ”second”。ラテン語 secundus「後に続く」から来ていて、「1番に”続く”もの」→「2番目」。順位の”2位”も、この「1の次に続く」から生まれた言葉なんです。

 
えっ、じゃあ時間の「秒(second)」も同じ単語なの? なんで?
 
コダック

そこが面白いところ! 昔、1時間を60分割したものが minute(分)。その分をさらに60分割したものを「第2の(second)細分」と呼びました。「1回目の分割に”続く”、2回目の分割」だから second=秒。2番目も秒も、根っこは同じ「続く」なんです。

さらに映画の ”sequel(続編)” は文字どおり「続くもの」。”execute(実行する)” も ex-(最後まで)+secut(追う)=「最後まで追い切る」→やり遂げる・実行する、という流れです。

【単語マップ】sequ / secut を持つ英単語まとめ

順番に並んだ色鉛筆(連続・順番のイメージ)
単語語源パーツ意味
sequencesequ(続く)+ence連続・順序・一連の流れ
consequencecon-(共に)+sequ結果・影響
consecutivecon-(共に)+secut連続した(3日連続 など)
subsequentsub-(後ろに)+sequその後の・次の
sequelsequ(続く)続編
secondsecundus(後に続く)2番目・秒
executeex-(最後まで)+secut実行する
prosecutepro-(前へ)+secut起訴する・遂行する

接頭辞で意味が変わる|「どこに続くか」で覚える

sequ 仲間を攻略するコツは、接頭辞で「どの位置に・どう続くか」を捉えること。向きが分かれば、意味が推測できます。

接頭辞=”続き方”の方向
●(そのまま)sequ ⇒ 続いていくもの=sequence(連続・順番)
●con-(共に・ついて回る)+sequ ⇒ 行為にくっついて起こる=consequence(結果)
●con-(切れ目なく)+secut ⇒ 続けざまの=consecutive(連続した)
●sub-(後ろに)+sequ ⇒ すぐ後ろに続く=subsequent(その後の)
●ex-(最後まで)+secut ⇒ 最後まで追い切る=execute(実行する)

主要な”sequ”系単語を橋渡しで詳しく

sequence(連続・順序)|sequ(続く)+ence

「続いていくもの」=一つひとつが順番につながった連なり→「連続・順序・一連の流れ」。映画の一続きの場面を”シーケンス”と呼ぶのも、DNAの塩基”配列”を sequence と言うのも、すべて「並んで続いているもの」だからです。

・a sequence of events(一連の出来事)… 順に続く出来事の連なり
・in the right sequence(正しい順序で)

consequence(結果・影響)|con-(共に)+sequ

「con-(ついて回る)+sequ(続く)」=行為の後ろにくっついて起こること→「結果・影響」。単なる”結果”より、”その行為から必然的についてきた結末”というニュアンスで、好ましくない結果に使われることが多いのが特徴です。

・face the consequences(結果の責任を負う)… 自分の行為についてきた結末
・as a consequence of the delay(遅延の結果として)

「consequence」の詳しい記事はこちら

consecutive(連続した)|con-(切れ目なく)+secut

「切れ目なく続けざまに」=間を空けずに次々続く→「連続した」。数字+consecutive+期間の形が定番で、「3日連続」なら three consecutive days。

・for five consecutive years(5年連続で)… 途切れずに続いた5年
・three consecutive wins(3連勝)

「consecutive」の詳しい記事はこちら

subsequent(その後の)|sub-(後ろに)+sequ

「sub-(後ろに)+sequ(続く)」=すぐ後ろに続く→「その後の・次の」。ある出来事を基準に、それより後に起きたことを指します。副詞 subsequently は「その後・続いて」。

・subsequent events(その後の出来事)
・He subsequently resigned.(彼はその後、辞任した。)

「subsequent / subsequently」の詳しい記事はこちら

試験・TOEICで狙われるポイント(初学者はここでつまずく)

意味が分かっても、”前置詞”や”形”を知らないと問題は解けません。sequ 系で特に狙われる語法を補います。

① subsequent は「subsequent to 〜」(前置詞は to)

「〜の後に」は subsequent to 〜after の硬い言い換えで、前置詞が to である点が狙われます(× subsequent after)。
Subsequent to the meeting, we revised the plan.(会議の後、計画を修正した。)

② consequence は「as a consequence of 〜」(前置詞は of)

「〜の結果として」は as a consequence of 〜in consequence of 〜。副詞 consequently(その結果)は文頭で接続的に使えます。
・Sales fell as a consequence of the recall.(リコールの結果、売上が落ちた。)
Consequently, we changed suppliers.(その結果、取引先を変えた。)

③ consecutive は「数字+consecutive+複数名詞」/in a row と言い換え

「3日連続」は three consecutive daysthree days in a row。口語では in a row が自然です。
・The team won four consecutive games.(4連勝した。)

 
subsequent の後ろは to なんだ! after にしそうだった…
 
コダック

そこが得点源です! 「後ろに続く(sub+sequ)」→ どこに続くかを to が示すと考えれば自然に出てきます。意味+前置詞をセットにして、はじめて使える語彙になりますよ。

間違えやすいポイント・よくある質問

Q. consequence と result・outcome の違いは?
result は「(原因から出た)結果」を中立に言う一般語。outcome は「最終的な成り行き・結末」。consequence は”その行為についてきた必然の結末”で、責任やダメージを含意しやすく、悪い結果に使われがちです。

Q. consecutive と continuous の違いは?
consecutive は「1つずつ区切れるものが、途切れず続く」(3日連続=days が並ぶ)。continuous は「切れ目なくつながっている」(continuous noise=鳴りっぱなしの音)。数えられる単位が並ぶなら consecutiveと覚えましょう。

Q. subsequent と following はどう違う?
ほぼ同義ですが、subsequent は硬い書き言葉(契約書・報告書)でよく使われます。日常では the following day(翌日)が自然です。

語根「sequ / secut」まとめ

●語根 sequ / secut=ラテン語 sequī「(後を)追う・続く」
⇒コアイメージは「前のものの後ろにくっついて続いていく」
●sequence(連続・順番)/consequence(後に続いて起こること=結果)/consecutive(連続した)/subsequent(その後の)/execute(最後まで追い切る=実行する)
●”second”は「1番に続くもの」→2番目、さらに「第2の細分」→秒
●語法:subsequent to/as a consequence of/数字+consecutive+複数名詞
 
コダック

語根を1つ押さえると、単語が芋づる式に増えていきます。他の語根や単語もぜひご覧くださいね!

【まとめ】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
語源:Dictionary.com(各単語ページ「Origin」欄)