【違いで覚える】consequence と sequence の違い|”con-が付くと結果になる”理由を語源で解説

こんにちは、コダックです。

”consequence”と”sequence”。たった con- が付くかどうかの違いなのに、訳は「結果」と「連続・順番」——ずいぶん違って見えますよね。でも語源をたどると、2語はまったく同じ「続く」から生まれた親子だと分かります。橋渡しして整理しましょう。

この記事のゴール
①consequence と sequence の意味と使い分けをハッキリさせる
②「なぜ con- が付くと”結果”になるのか」を語源で腹落ちさせる
③試験・TOEICで狙われる語法(前置詞・コロケーション)まで押さえる
 
コダック

今日のテーマは ”consequence / sequence” の違い!
共通の根っこは sequ(後に続く)。あとは「何が続くのか」で意味が分かれますよ!

まず結論|2語の違いを一言で

1・2・3と並んだ表彰台(順番のイメージ)
ひとことで言うと
●sequence ⇒「連続・順序」=ものが順番に並んで続いていく”連なり”そのもの
●consequence ⇒「結果・影響」=ある行為にくっついて後から起こること(しばしば good ではない結末)
 
同じ「続く」なのに、どうして片方は「順番」で、片方は「結果」になるの?
 
コダック

カギは接頭辞 con- です。ここを2段階で橋渡ししますね。
①sequ(続く)+ence =「続いていくもの」→ 並んで続く連なり=sequence(連続・順番)
②そこに con-(=ある物事にくっついて・伴って)が付くと、「ある行為にくっついて後から続いて起こること」→ つまり結果=consequence。
「ただ並んで続く」のが sequence、「原因にくっついて続く」のが consequence なんです。

それぞれの意味と使い方

sequence(連続・順序・一連の流れ)|sequ(続く)+ence

「続いていくもの」=一つひとつが順番につながった連なり並び順そのものを指すのがポイントで、良い・悪いの色は付きません。

映画の一続きの場面を”シーケンス”、DNAの塩基”配列”も sequence と言うのは、どちらも「順に並んで続いているもの」だからです。

・a sequence of events(一連の出来事)… 順に続いた出来事の連なり
・Do the steps in sequence.(手順どおりの順序でやってください。)
・The pages are out of sequence.(ページの順番が狂っている。)

consequence(結果・影響)|con-(くっついて)+sequ(続く)

「行為にくっついて後から起こること」=結果・影響「自分のしたことに”ついてきた”結末」というニュアンスがあるため、責任・代償を伴う、好ましくない結果に使われることが多い語です。

face the consequences(結果の責任を負う)… 自分の行為についてきた結末を引き受ける
・serious consequences(深刻な影響)
・Sales fell as a consequence of the recall.(リコールの結果、売上が落ちた。)

「consequence」の詳しい記事はこちら

 
コダック

覚え方はシンプル! 「順番の話なら sequence、原因と結末の話なら consequence」
“a sequence of events(出来事の順番)” と “the consequences of your actions(行為の結末)” を対にして覚えると、もう混同しません。

語源|Origin英文とその日本語訳

辞書の記載を確認しましょう。Dictionary.com には、”consequence” の起源について下記の記載があります。

Origin(consequence)
Middle English, from Old French, from Latin consequentia, from consequent-, present participle stem of consequī “to follow closely,” equivalent to con- “together with” + sequī “to follow”

※参考・引用「Dictionary.com」

この記載を日本語に訳すと、下記のような内容です。

【日本語訳】
中英語・古フランス語を経て、ラテン語 consequentia に由来する。これは consequī「すぐ後に続いて起こる」の現在分詞に基づき、con-「共に・伴って」+ sequī「続く」に分解できる。
 
コダック

訳のとおり、consequī の意味は“to follow closely(すぐ後に続いて起こる)”。「原因のすぐ後にピタリとついてくるもの」——だから結果なんですね。語源が分かれば、訳を丸暗記する必要はありません。

試験・TOEICで狙われるポイント(初学者はここでつまずく)

意味が分かっても、”前置詞”と”可算・不可算”を知らないと解けません。2語の語法を補います。

① consequence は「as a consequence of 〜」(前置詞は of)

「〜の結果として」は as a consequence of 〜in consequence of 〜前置詞は of(× as a consequence by)。副詞 consequently(その結果)は文頭に置いて接続的に使えます。
As a consequence of the strike, flights were canceled.(ストの結果、欠航した。)
Consequently, we changed our plan.(その結果、計画を変えた。)

② 「責任を取る」は face / suffer / take the consequences(複数形)

「結果の責任を負う」は face the consequences(複数形が定番)。ビジネス・報道で頻出のコロケーションです。
・You must face the consequences of your decision.

③ sequence は「a sequence of 〜」「in / out of sequence」

「一連の〜」は a sequence of +複数名詞。「順序どおりに」は in sequence、「順序が狂って」は out of sequence(この2つは冠詞なしで使うのがポイント)。
・a sequence of numbers(数の並び)
・The files are out of sequence.(ファイルの順番が狂っている。)

 
“in sequence” は a も the も付けないんだ! 知らなかった…
 
コダック

そこが狙われます! in sequence / out of sequence はセットで丸ごと暗記。意味+前置詞+冠詞の有無まで揃えて、はじめて”使える語彙”になりますよ。

間違えやすいポイント・よくある質問

Q. consequence と result・effect の違いは?
result は「(原因から出た)結果」を中立に言う一般語。effect は「〜に及ぼす影響・効果」。consequence は”その行為に必然的についてきた結末”で、責任や代償のニュアンスを帯び、悪い結果に使われがちです。

Q. sequence と order の違いは?
どちらも「順序」ですが、order は「(並べるべき)順番・秩序」(in alphabetical order=アルファベット順)。sequence は”次々に続いていく連なり”そのものを指し、時間的な流れ(a sequence of events)によく使います。

Q. consequence は数えられる?
可算です。「結果の責任」は複数形 the consequences が定番。ただし of を伴う「〜の結果として」は as a consequence of と単数になります。

consequence / sequence 使い分けのまとめ

●sequence=連続・順序(ものが順番に並んで続く連なりそのもの。良し悪しの色なし)
●consequence=結果・影響(行為にくっついて後から起こること。責任・悪い結末のニュアンス)
※2語とも語根 sequ(後に続く)から。con-(くっついて)が付くと”原因に続くもの”=結果になる
●語法:as a consequence of/face the consequences/a sequence ofin sequence(冠詞なし)
 
コダック

語根 sequ の仲間(consecutive・subsequent・second など)は、まとめ記事で一気に整理できます。ぜひあわせてどうぞ!

【語源で覚える】語根「sequ/secut」(続く)を持つ英単語まとめ【まとめ】英単語の効率的な覚え方

参考文献
語源:Dictionary.com(consequence / sequence 各ページ「Origin」欄)