「hab(ēre)(適している・持っている)」+「-ilis(~しやすい)」の2つのパーツで構成されている単語です。
「手に収まって扱いやすい」がコアイメージで、“able“=「できる、能力がある」「有能な」の意味を持ちますよ!
”able”の意味と使い方 コアイメージは「手に収まって扱いやすい」
”able(発音:éibl/エイブル【形容詞】)”は「できる、能力がある」「有能な」の意味を持つ単語です。
「hab(ēre)(適している・持っている)」+「-ilis(~しやすい)」のパーツで構成されている単語で、「手に収まって扱いやすい」がコアイメージです。
そこから、人が物事を実行するスキルや環境が整っていて「「できる」」ことや、仕事のスキルが高くて「(人が)有能な」状態を表すのが”able”なわけですね!
”able”は形容詞として、人の持つ「知的な能力」や「技術的なスキル」によって何かが実行可能であるイメージが強いです。
これは、彼が泳ぐための技術や体力を『自分の中に持っている(hab(ēre))』からこそ、いつでもそれを発揮できる状態だ、というイメージです。自分の能力として扱える感覚なんですね。
このように”その人自身の能力や一時的な努力によって、実際に物事をやり遂げられる”という意味から、日常会話の可能表現から、ビジネスシーンでの個人の評価にいたるまで広く使用されます。
例文
・Will you be able to come tomorrow?
(明日来られますか?)
・She is an able lawyer.
(彼女は有能な弁護士だ。)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”able”の関連語①:「できる」を意味する単語”capable / possible”
例えば”capable”や”possible”なども「できる・可能」を意味する単語ですよ!
⇒「できる」の意味を持つ単語”capable / possible”
イメージの違いとしては
able ⇒「特定の具体的な行動をやり遂げる能力がある」=(実際の行動が)できる
capable ⇒「将来的に何かをこなせる器・潜在能力を持っている」=(素質として)能力がある
possible ⇒「人ではなく、物事や計画が理論上・客観的に実現できる」=(物事が)可能である
といった感じです!
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!
● He is able to speak English.
「彼は(今、現実に)英語を話すことができる」
⇒ 実際にその行動を起こしてやり遂げられる具体的な能力のイメージ
● He is capable of improvement.
「彼は(これからもっと)進歩する能力[伸び代]がある」
⇒ その人が秘めているポテンシャルや一般的な対応力の器のイメージ
● It is possible to block the road.
「道路を封鎖することは(理論上・状況的に)可能だ」
⇒ 人の能力とは関係なく、その事態が起こり得るかどうかの客観的な可能性のイメージ
”able”の文法・語法 絶対に外せない定番フレーズと書き換えルール
⇒ 主語は「人」が原則! 物事を「やり遂げる主語」が必要!
canとの最大の違い・使い分けとしては
1. 主語の制限 ⇒「It is able to… の形はNG!」=主語には能力を持つ「人」を置く
2. 時制の自由度 ⇒「will be able to / have been able to」=未来形や現在完了形を作れる
といったイメージです。
”able”の語源はラテン語「habilis」 意味は「扱いやすい、手頃な」

”able”の語源についても、確認していきましょう。
”able”の語源はラテン語の「habilis(ハビリス)」”です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”able”の起源について、下記の記載があります。
Origin of able
First recorded in 1275–1325; Middle English, from Middle French, from Latin habilis “handy,” equivalent to hab(ēre) “to have, hold” + -ilis adjective suffix; see -ile日本語訳:1275〜1325年に初めて記録された。中期英語、中期フランス語を経て、ラテン語のhabilis(意味:扱いやすい、手頃な)に由来する。これはhab(ēre)(意味:持つ、保つ)に形容詞接尾辞の-ilisが結合したものと同等である。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”able”は自分の手の中にしっかりと「持っていて(habe-)」、それを「扱いやすい(-ilis)」というラテン語から発祥している模様。
● ラテン語:habēre(持つ、保つ、適している)
↓
● 形容詞化:habilis(手に収まって扱いやすい、手頃な、適した)
↓
● 古期フランス語・中期英語を経て、先頭の「h」が脱落し「able」へ
歴史の授業で習う原始人類「ホモ・ハビリス(Homo habilis=器用な人類)」のハビリスも、全く同じこの語源から来ているんですよ!
構成パーツで覚える”able” 「hab(ēre)」+「-ilis」

ここからは構成パーツの面から”able”について覚えていきましょう
”able”の構成パーツは「hab(ēre)(持っている・適している)」+「-ilis(~しやすい・~に適した)」のパーツです。
つぎから各パーツについて紹介していきます。
“hab(ēre)”は「持っている・適している」を意味するパーツ
”hab(ēre)”は「持っている・適している」を意味するパーツです。英語の中では **「habit(習慣)」** や **「ability(能力)」** の形に変形して現れます。
その他に exhibit(外に持ち出す=展示する)や、inhabit(中に宿る=居住する)等も”hab-”の血を引く単語です。
”-ilis (-ile / -able)”は「~しやすい・~できる」を意味するパーツ
”-ilis”は、形を変えて現代英語の接尾辞 **「-ile」** や **「-able」** になり、「~しやすい」「~できる」という意味を付け加えるパーツになりました。
少しの衝撃でパリンと割れやすい(=「脆い、壊れやすい」)状態を表しています。
その他の”-able”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。
”able”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”able”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「手に収まって扱いやすい」
⇒”able”=「できる、能力がある」「有能な」の意味
●語法・文法のポイント ⇒「be able to do」の主語には原則として「人」を置く!未来形「will be able to」の書き換えも頻出!
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!
