「after(後に)」+「-ward(〜の方向へ)」の2つのパーツで構成されている単語です。
「後に続く方向へ」がコアイメージで、“afterward“=「その後」「後で」の意味を持ちますよ!
”afterward”の意味と使い方 コアイメージは「後に続く方向へ」
”afterward(発音:ǽftərwərd/アフターワード【副詞】)”は「その後、後で」の意味を持つ単語です。
「after(後に)」+「-ward(〜の方向へ)」の2つのパーツで構成されている単語で、「後に続く方向へ」がコアイメージです。
ある出来事が終わった、まさにその直後や、それよりも未来の時間帯を指して、ある事のあとに(=「その後」)や、時間が経ってから(=「後で」)というニュアンスになるわけですね!
”afterward”は「前に起きた出来事を受けての、その後の行動」というイメージが強い副詞です。
「過去や未来の特定の出来事のすぐ後に、続いて何かが起こる」場面で使うのがafterwardなんですね。
文末に置かれたり、「shortly afterward(その後すぐに)」のように他の副詞とセットで使われることも多いです。
例文
We had dinner and watched a movie afterward.
(私たちは夕食を食べ、その後で映画を観た。)Let’s go shopping first and eat afterward.
(まずは買い物に行って、そのあとで食事にしよう。)She left the party, and he left shortly afterward.
(彼女はパーティーを去り、彼もその後すぐに去った。)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
【豆知識】”afterward”と”afterwards”の違いは?

結論から言うと、意味や文法的な使い方は全く同じです。違いは「使われる地域」にあります。
● afterwards ⇒ 主にイギリス英語やその他の地域で好まれて使われます。
どちらを使っても間違いではありませんが、アメリカ英語をベースに学習している場合は「afterward」を使うのが一般的です。
”afterward”の関連語:「その後・後で」を意味するafter / laterとの違い

例えば”after”や”later”なども「その後、後で」を意味する単語ですよ!
⇒「後で」の意味を持つ単語”after / later”
イメージの違いとしては以下のようになります!
afterward⇒「前に起きた出来事を受けて」=文脈上の特定の事の「その後、すぐ後に」
after ⇒「〜の後に」=後ろに名詞(after schoolなど)を伴って使う前置詞・接続詞
later ⇒「現在または過去の時点から見て」=もっと時間が経ってから、より遅い段階で
それぞれのイメージを実際の例文を見ながら確認してみましょう!
● afterward(特定の出来事のその後)
「He repented afterward.」
(彼は事件を起こしたその後になって後悔した)
⇒ 直前に述べられた特定の出来事を受けての「その後」というイメージ。副詞。
● after(名詞や文を伴って「〜の後に」)
「He left after breakfast.」
(彼は朝食の後に家を出た)
⇒ 単独で「後で」とは言えず、「何の後なのか」を後ろに置いて具体的に説明するイメージ。前置詞・接続詞。
● later(漠然と時間が経ってから)
「See you later.」
(また後でね)
⇒ 今この瞬間から見て、時間がもっと経過した「未来のいつか」を指すイメージ。副詞。
”afterward”の語源は古期英語 意味は「後ろ向きの、後に続く」

”afterward”の語源についても、確認していきましょう。
”afterward”の語源は古期英語や中期英語にさかのぼります。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”afterward”の起源について、下記の記載があります。
Origin
First recorded before 1000; Middle English; Old English æfterweard, alteration (with -r- of æfter after) of æfteweard, equivalent to æfte-, æftan aft + -weard -ward日本語訳:1000年より前に初めて記録された。中期英語。古期英語の「æfterweard」に由来し、これは「æfteweard」が「æfter(の後に)」の「-r-」を伴って変化したものである。「æfte-」「æftan(船尾に、後ろに)」+「-weard(〜の方へ)」に相当する。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”afterward”は1000年以上前の古期英語の時代から存在していた模様です。
●古期英語の「æfteweard(後ろ向きの)」に「after」の成分が混ざる
↓
●古期英語「æfterweard」として変化し、中期英語へ引き継がれる
↓
●現代の「afterward(その後、後で)」という副詞として定着
ちなみに「æftan(現代英語のaft)」というと、船の「船尾(一番後ろのパーツ)」という意味を持っています。つまり、位置的に「後ろ」だった言葉が、時間の「後ろ(その後)」へと意味を広げていった歴史があるんですよ!
構成パーツで覚える”afterward” 「after」+「-ward」

ここからは構成パーツの面から”afterward”について覚えていきましょう。
”afterward”の構成パーツは「after(後に)」+「-ward(〜の方向へ)」の2つのパーツです。
各パーツについて詳しく紹介していきます。
“after”は「後に」を意味するパーツ
”after”は単体でも使われますが、「後に、後ろに」を意味するお馴染みのパーツです。
正午の後の時間(=「午後」)を表しています。
その他に「aftershock(余震)」や、「afterglow(夕焼けの残り火、余韻)」等も”after”をパーツとして使用する分かりやすい単語です。
”-ward”は「〜の方向へ」を意味するパーツ
”-ward”は「〜の方向へ、〜向きの」という方向性を意味するパーツです。
前を向いて進む(=「前方へ、進歩的な」)を表しています。
その他の”-ward”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。
● upward(上の方向へ、上向きに)
● homeward(我が家の方向へ、帰路につく)
”afterward”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”afterward”の意味と使い方・覚え方についてのまとめです。
● ”afterward”は「after(後に)」+「-ward(〜の方向へ)」の2パーツで構成されている単語。
● コアイメージは「後に続く方向へ」。
● 意味は「その後」「後で」を表す副詞。
【語法・使い方のポイント】
● 「直前の特定の出来事」を基準にして、その直後に行動を起こす文脈でよく使われます。
● アメリカ英語では「afterward」、イギリス英語では「afterwards(sがつく)」が好まれますが、意味や文法上の使い方は全く同じです。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!
