「inter(〜の間で)」+「action(働き・作用)」の2つのパーツで構成されている単語です。
「お互いの間で働きかけること」がコアイメージで、“interaction“=「交流」「相互作用」の意味を持ちますよ!
”interaction”の意味と使い方 コアイメージは「お互いの間で働きかけること」

”interaction(発音:ìntərékʃən(インターラクション))”は「交流」「相互作用」の意味を持つ単語です。
「inter(〜の間で)」+「action(働き・作用)」のパーツで構成されている単語で、「お互いの間で働きかけること」がコアイメージです。
つまり、お互いに影響を与え合って片一方だけじゃなく「双方向にエネルギーが行き来する」こと=”interaction”なわけですね!
”interaction”で表現するものは、「人と人との対話や交流」や「物質同士が混ざって起こる相互反応」が多いです。
逆に、一方通行の伝達や、ただそこに集まっているだけの状態などは後述する別の単語を使用します。
例文
The school encourages interaction between teachers and parents.
(その学校は教師と保護者の間の交流を推奨している。)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”interaction”の関連語①:「かかわり」を意味する単語”interaction / communication / relation”
例えば”communication”や”relation”なども「かかわり・つながり」を意味する単語ですよ!
⇒「かかわり」の意味を持つ単語”communication / relation”
イメージの違いとしては
interaction ⇒「双方向の作用」=お互いに影響を与え合う行動・反応
communication ⇒「意思の伝達」=情報や気持ちを伝え合うこと
relation ⇒「関係性」=結びつきや間柄という状態
といった感じです!
それぞれのイメージを「SNS」を舞台にした表現を見ながら確認してみましょう!
● interaction
「Instagramでコメントを送り合ったり、投稿に対して『いいね』などのリアクションを返す」
⇒ お互いにアクションを起こし、影響を与え合うイメージ
● communication
「DMを使って、明日の集合場所や連絡事項を正確に伝える」
⇒ 言葉や情報、意思をしっかり相手に伝達・共有するイメージ
● relation
「お互いにアカウントをフォローし合っている『相互フォロー』の関係である」
⇒ 行動そのものというより、二人の間にある「繋がりの状態」を指すイメージ
”interaction”の語法・文法のポイント

”interaction”を使うときは、どの相手と交わっているかを表すために「between」や「with」といった前置詞と一緒に使われることが多いです!
・interaction between A and B(AとBの間の交流・相互作用)
・interaction with A(Aとの交流・相互作用)
「between」を使った例文
There is a lot of interaction between the two cultures.
(その2つの文化の間には多くの交流がある。)interaction between A and B の形で、二つの要素が互いに影響し合っている状態を表せます!
「with」を使った例文
Our simulation tracks the molecule’s interaction with water.
(私たちのシミュレーションは、その分子と水との相互作用を追跡している。)このように、人との「交流」だけでなく、物質やデータ同士の「相互作用」を表すときにも with が大活躍しますよ!
ただし、具体的な「1回1回のやり取り」や「個々の相互作用の事例」をハッキリ指したいときには、数えられる名詞(可算名詞)として interactions と複数形になることもあるので、頭の片隅に置いておくとバッチリです!
”interaction”の語源:「inter(〜の間)」と「action(活動)」の成り立ちを深掘り!

”interaction”の語源についても、確認していきましょう。
”interaction”という単語自体は、実は歴史上そこまで古い言葉ではなく、19世紀前半に「inter-(〜の間で)」と「action(動き)」が組み合わさって生まれた言葉です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”interaction”の起源について、下記の記載があります。
Origin of interaction
First recorded in 1825–35; inter- + actionOrigin of inter
Middle English < Latin (in some words replacing Middle English entre- < Middle French < Latin inter- ), combining form of inter (preposition and adv.); see interior※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容を見ると、”interaction”という一つの単語として記録されたのは1825〜35年頃(19世紀前半)であることが分かります。
単語としての歴史は比較的浅いですが、その核となる「inter-」と「action」というパーツは、どちらもラテン語を起源とする非常に歴史のある言葉です。
● inter
ラテン語の「inter(〜の間に:前置詞・副詞)」が起源。中期フランス語や中期英語を経て、現代英語の接頭辞として定着。
● action
ラテン語の「agere(行う、動かす)」という動詞が起源。そこから派生した「actio(活動、行動)」が英語の「action」へと変化。
それぞれのパーツの歴史は古いのに、”interaction”としてくっついたのは最近の話なんですね!
19世紀というと産業革命などの時代。科学技術が発展したり社会が複雑化する中で、「お互いに影響し合う動き・相互作用」を正確に表現するための新しい言葉が必要になったのかもしれませんね!
このように、歴史ある「inter」と「action」が時代に合わせて結びつき、現代の「interaction(相互作用・交流)」という言葉として定着したという背景を知っておくと、より単語のイメージが定着しやすくなりますよ!
構成パーツで覚える”interaction” 「inter」+「act」+「ion」

ここからは構成パーツの面から”interaction”を深掘りして覚えていきましょう。
先ほどは「inter」と「action」の2つで説明しましたが、”interaction”はさらに細かく分けると「inter(〜の間で)」+「act(動く)」+「ion(〜すること)」の3つのパーツで構成されています。
それぞれのパーツが持つ意味と役割を詳しく見ていきます。
“inter-“は「〜の間で」「相互に」を意味する接頭辞
”inter-”は「複数のものの間」「お互いに」という意味を付け加えるパーツ(接頭辞)です。
このパーツがつく単語は「単独ではなく、2つ以上の対象が関わり合っている」という共通のニュアンスを持ちます。
国と国の間、つまり「国際的な」を表しています。
その他にも、身近な単語に”inter”が隠れていますよ!
- internet(インターネット):inter(間を)+ net(網・ネットワーク)= ネットワーク同士を繋ぐもの
- interview(面接・インタビュー):inter(お互いに)+ view(見る)= お互いを見合うこと
- interrupt(邪魔をする・遮る):inter(間に)+ rupt(壊す・割る)= 間に入り込んで流れを断ち切ること
”act”は「動く・行う」を意味する語根
次に真ん中のパーツである”act”です。これはラテン語の「agere(行う、動かす)」から派生したパーツ(語根)で、ズバリ「動く」「行動する」という意味を持っています。
”-ion”は名詞を作る接尾辞「〜すること」
最後の”-ion”は、動詞の後ろにくっついて「名詞(〜すること、〜の状態)」に変える働きを持つパーツ(接尾辞)です。
「act(動く)」に「-ion」がつくことで、「action(動くこと=行動・動き)」という名詞の形になります。
相手の動きに対して動きを返すこと、つまり「反応」を表しています。
他の”action”に関連する単語についても見てみましょう。
- transaction(商取引、業務処理):trans(越えて・あちら側へ)+ action(動き)= お互いに価値を渡し合う動きのこと
”interaction”の意味と語源・覚え方のまとめ
以下、”interaction”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「真ん中で交わる(双方向の行き来)」
⇒”interaction”=「交流」「相互作用」の意味
●語法・文法のポイント ⇒ between や with といった前置詞と一緒に使われやすく、基本的には数えられない名詞(不可算名詞)として扱われます。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!