evaluate 機械の性能テストのイメージ図

【語源も分かって、忘れない】英単語「evaluate」の意味と使い方・覚え方・文法解説【e-(出す、外に)+value(価値)=価値を引き出して見極める】

 

 
コダック
今日の英語表現は”evaluate”

「e-(出す、外に)」+「value(価値)」+「-ate(〜にする)」の3つのパーツで構成されている単語です。

「価値を引き出して見極める」がコアイメージで、“evaluate“=「評価する」「査定する」の意味を持ちますよ!

 

”evaluate”の意味と使い方 コアイメージは「価値を引き出して見極める」

 

”evaluate(発音:ivǽljuèit(イヴァリュエイト))”は「評価する」「査定する」の意味を持つ単語です。

「e-(出す、外に)」+「value(価値)」+「-ate(〜にする)」の3つのパーツで構成されている単語で、「価値を引き出して見極める」がコアイメージです。

 

 
コダック
ただ「なんとなく良さそう」と感覚で決めるのではなく、目に見えない本来の質や能力(=「価値」)を、データや基準を使って形として表(=「外に」)に引き出し、じっくり判定(=「見極める」)すること。

これが”evaluate”の持つ本来のニュアンスなわけですね!

 

”evaluate”は「データ、数値、明確な基準をもとに、客観的にじっくり測定・分析して判断する」というイメージが非常に強い単語です。

 

 
読者
ただ褒めたり、主観的な感覚で「いいね」って言うのとは違うの??
 
コダック
そうなんです!例えば、自動車などの「機械の性能テスト」などを想像してみると分かりやすいですよ!

evaluate 機械の性能テストのイメージ図

 

 
コダック
機械の性能テストでは数値等の基準が合って、それを満たしているかテストしますよね。
このように”evaluate”で表現するものは、「しかるべき基準や数字をもとに、客観的な見地から見極めること」がほとんどです。

逆に、人の努力や行為そのものを称える場合や、金額・数字をパッと概算で見積もるような場合は、後述する”praise”や”estimate”を使用します。

例文

We need to evaluate the performance of the new software.
(私たちは新しいソフトウェアの性能を評価[テスト・分析]する必要がある。)

The doctor evaluated the patient’s condition carefully.
(医師は患者の状態を注意深く診察[評価・判定]した。)
※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

”evaluate”の関連語①:「評価する」を意味する単語”evaluate / estimate / praise”

 
コダック
せっかく”evaluate”を覚えるのであれば、似たような日本語訳を持つ単語も一緒に覚えてしまいましょう!

例えば”estimate”や”praise”なども、文脈によっては「評価する」と訳されることがある単語ですよ!

 

”evaluate”の類義語
⇒「評価する」の意味を持つ単語”estimate / praise”

 

 
読者
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

コアとなるイメージの違いは以下の通りです!

● evaluate ⇒「中身を見極める」=数値や基準で客観的に評価・査定する
● estimate ⇒「大体を計算する」=金額や数量をおおよそで見積もる
● praise ⇒「価値を称える」=主観的に素晴らしいと褒める

といった感じです!

 
読者
う~ん…文字だけだとニュアンスの差がちょっとややこしいかも…
 
コダック
確かに、これだけ言われても分かりづらいかもしれませんね…汗
それぞれのイメージを実際の例文を見ながら確認してみましょう!

 

例文で見る!”evaluate / estimate / praise”のイメージの違い

●The company **evaluated** the employee’s work.
「会社は社員の業績を(データを元にしっかり)評価した」
⇒客観的な基準をもとに、能力や成果の中身を数値化・判定するイメージ

●They **estimated** the cost of the repair at 50,000 yen.
「彼らは修理費用を5万円と見積もった」
⇒確定していない金額や数字を、だいたいこれくらいだろうと計算(推測)するイメージ

●The teacher **praised** the student for his hard work.
「先生は生徒の努力を(素晴らしいと)褒めた」
⇒感情や主観を込めて、人や行為の価値を称賛するイメージ

 

”evaluate”の関連語②:「査定する・分析する」を意味する単語”assess / analyze”

 
コダック
さらに”evaluate”の持つ「じっくり見極める」「査定する」という部分に、より近い類義語も一緒に押さえておきましょう!

 

”evaluate”の類義語
⇒「査定・分析」の意味を持つ単語”assess / analyze”

 

 
コダック

それぞれの表現の違いとしては

● evaluate ⇒「価値の最終判定」=最終的な質や価値(成果)を決める
● assess ⇒「状態の客観的把握」=現状の金額、影響、リスクなどに評価・査定を下す
● analyze ⇒「要素の論理分解」=細かく分けてメカニズムや因果関係を調べる

といったイメージです。

 

 
コダック
こちらも例文を通じて、ネイティブのような感覚を掴んじゃいましょう!

 

例文で見る!”evaluate / assess / analyze”のイメージの違い

●We must **evaluate** the final results of the project.
「私たちはプロジェクトの最終結果を(成功か否か)評価しなければならない」
⇒最終的な「価値」や「成果」がどれくらいあったか、総合的に見極めるイメージ

●The experts **assessed** the damage caused by the flood.
「専門家たちは洪水による被害額[影響]を査定した」
⇒損害、リスク、税金など、現在の「状態・規模」を測って客観的な判断を下すイメージ(途中経過にもよく使う)

●Scientists **analyzed** the data to find the cause.
「科学者たちは原因を突き止めるためにデータを分析した」
⇒複雑なデータを細かくバラバラに分解し、その論理的な構造や原因を調べるイメージ

 

”evaluate”の語法・文法解説 動詞としての使い方をチェック!

”evaluate”を実際に使う上での、大切な語法・文法のポイントも確認しておきましょう。

”evaluate”は他動詞なので、後ろに「評価する対象(名詞)」を直接つなぐのが基本です。「〜について評価する」と言いたくても、aboutなどの前置詞は不要ですよ!

 

 
コダック
また、”evaluate”は人間だけでなく、ITの世界やデータ分析などで「システムやAIが自動で評価・査定する」という時にも非常によく使われる表現なんです!

 

さらに、後ろに名詞を1語置くだけでなく、「how+主語+動詞(どのように〜するか)」のカタマリを持ってきて、「〜かを評価する」という形で使うことも多いです。

 

語法・文法の例文

● 後ろに通常の目的語(名詞)を置くパターン
The system automatically **evaluates** the risk of each transaction.
(システムが各取引のリスクを自動的に評価[査定]する。)
⇒ 人間ではなく「システム」が主語になっている、ビジネスやITで定番の形です。

● 後ろに how 節(名詞のカタマリ)を置くパターン
We need to **evaluate** how effective the new training program is.
(私たちは、新しい研修プログラムがどれほど効果的であるかを評価する必要がある。)
⇒ 「効果の度合い」をじっくり見極めるイメージにピッタリの表現ですね。

 

 

”evaluate”の語源はフランス語のévaluer 意味は「価値を測る」

多くの英単語は、「動詞(〜する)」がまず存在し、そこに接尾辞(-tionなど)がつくことで「名詞(〜すること)」へと派生します。しかし、今回紹介している”evaluate”は、実はその真逆の歴史をたどった非常に面白い珍しい単語なんです。

なんと、先に名詞である「evaluation(評価)」という言葉が英語に定着し、その後に「動詞形もあるはずだ」として逆算的に作られたのが”evaluate”です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”evaluate”の起源について、下記の記載があります。

Origin
First recorded in 1835–45; back formation from evaluation

日本語訳:1835〜45年に初めて記録。evaluation(名詞:評価)からの逆成(バック・フォーメーション)。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この「逆成(逆形成)」という現象を理解すると、単語の歴史がより立体的に見えてきます。19世紀前半、英語圏の人々はフランス語の「évaluer(価値を測る)」に由来する名詞「evaluation」をすでに使っていました。しかし、当時の英語にはこれに対応する一言の動詞がありませんでした。

そこで、人々は「creation(創造)の動詞がcreate(創造する)なのだから、evaluation(評価)の動詞はevaluate(評価する)になるはずだ!」という言語的な連想から、名詞の末尾を削って新しい動詞を生み出したのです。

 

”evaluate”の語源(起源~発祥まで)
●【ルーツ】フランス語の évaluer(価値を測る)や、ラテン語の「価値(valere)」をベースにした言葉が存在

●【名詞の定着】18世紀頃、英語に「evaluation(名詞:評価・査定)」という言葉が先に輸入・定着する

●【動詞の誕生】1835〜45年頃、「名詞があるなら動詞もあるべき」という規則性から、後ろのパーツをカットして動詞「evaluate」が誕生(逆成)

 

 

 
コダック
言葉の歴史が「名詞 ➔ 動詞」と逆に進むなんて、面白い現象ですよね!

身近な例でいうと、新聞の編集者を意味する「editor」という名詞が先にあって、そこから「edit(編集する)」という動詞が後から作られたのも全く同じ「逆成(back-formation)」です。言葉のルールに合わせて、人間が後から動詞を「逆算」して作ってしまう、人間の言語のダイナミズムを感じるエピソードですね!

 

 

構成パーツで覚える”evaluate” 「e-」+「value」+「-ate」

ここからは、語源学習の醍醐味である「構成パーツ(語源)」の面から”evaluate”を深く解剖していきましょう!

単語を丸暗記するのではなく、パーツの意味を理解することで、初めて見る応用単語の本質まで見抜けるようになりますよ。

”evaluate”は、大きく分けると「e-(出す、外に)」+「value(価値)」+「-ate(〜にする)」という3つのパーツから成り立っています。

 

それでは、それぞれのパーツが持つ本来のパワーと、それを使った他の重要英単語への応用例を詳しく紹介していきます!

“e-“は「出す、外に」を意味するパーツ

”e-”は、もともと「出す、外に、外へ(out)」を意味する接頭辞です。基本形である「ex-」の「x」が、後ろに続く音(この場合はv)の都合で省略されて「e-」の形になりました。

単に物理的に「外に出す」だけでなく、**「秘められたものを表に引き出す」「閉じ込められていたものを解放する」**というニュアンスを持っています。

 

 
コダック
例えば、日常会話でもよく使う”**educate**(教育する)”という単語!
これは「e-(外に)」+「duc(導く)」+「-ate(〜にする)」に分解できます。
つまり、「子供の頭に知識を詰め込む」のではなく、**「子供が内に秘めている才能や可能性を、外へと引き出す(導く)」**ということ。これが語源から見た『教育』の本来の意味なんです!

 

この「e- / ex-(外に)」のイメージを持つ単語は、他にもたくさんあります。一緒に紐づけて覚えてしまいましょう!

  • emit:【e-(外に)】+【mit(送る)】 ⇒ 熱や光、ガスなどを「外に放つ、放出する」
  • erase:【e-(外に)】+【rase(擦る・削る)】 ⇒ 表面を擦って「外に削り落とす」=「消去する、文字を消す」
  • evident:【e-(外に)】+【vid(見る)】+【-ent(状態の)】 ⇒ 隠れずに「外に見えている」=「明らかな、明白な」

”value”は「価値」を意味するパーツ

”value”は、そのまま英単語としてもお馴染みの通り、**「価値、値、強さ、効力」**を意味するパーツ(語根)です。これはラテン語で「強いこと、価値があること」を意味する valere に由来しています。

ただのフワッとした良さではなく、**「どれくらい役に立つか」「どれほどタフで強力か」という実質的な価値・重要性**を指すのが特徴です。

 

 
コダック
このパーツを使った分かりやすい例が、”**valuable**(貴重な)”です!
構成は「value(価値)」+「-able(〜できる)」。
文字通り、**「大きな価値を持つことができる」**状態を表すため、金銭的に高価なものだけでなく、経験やアドバイスなど「非常に役立つ、貴重な」という意味でも広く使われます!

 

”value(または val)”の「価値・強さ」というコアを持つ仲間たちもチェックしておきましょう!

  • valid:【val(価値・効力)】+【-id(〜の性質の)】 ⇒ ちゃんと中身(効力)が詰まっていて強い =「有効な、法的に認められた、妥当な」
  • devalue:【de-(下に)】+【value(価値)】 ⇒ 価値を下に押し下げる =「(通貨などの)価値を下げる、過小評価する」
  • equivalent:【equi-(等しい)】+【val(価値)】+【-ent(名詞・形容詞を作る)】 ⇒ 同じ価値を持っている =「同等の、相当するもの」

”-ate”は「〜にする」を意味するパーツ

最後に後ろにくっついている ”-ate” は、名詞や形容詞を**「〜にする、〜化する」**という動詞に変身させる接尾辞(パーツ)です。

これまで見てきた「e-(外に引き出して)」と「value(価値を)」という要素をドッキングさせ、最終的に**「〜という動詞のアクションにするぞ!」**と決定づける役割を担っています。

 

 
コダック
例えば、ビジネスシーンでも必須の単語”**activate**(活性化する、起動する)”!
これは「activ(活動的な)」+「-ate(〜にする)」の組み合わせです。
眠っていたり、止まっていたりするものを、**「活動的な状態(active)にする」**という具体的な動作を表しているのが分かりますよね!

 

英語には、この ”-ate” で終わる重要動詞が溢れています。語源の骨組みを意識するとスッと頭に入りますよ。

  • create:【cre(成長する、生まれる)】+【-ate(〜にする)】 ⇒ 新しいものを「この世に誕生させる、作り出す」
  • motivate:【motiv(動機・動くきっかけ)】+【-ate(〜にする)】 ⇒ 人に動くきっかけを与える =「やる気を起こさせる、動機付ける」
  • originate:【origin(起源・始まり)】+【-ate(〜にする)】 ⇒ 物事をスタートさせる =「起こる、由来する、創始する」

 

このように、「e-(外に)」+「value(価値)」+「-ate(動詞化:〜にする)」が合体した結果、隠れた本来の価値を「外に引っ張り出して、判定する(動詞)」=**「evaluate(評価する・見極める)」**という今の意味に繋がっているわけですね!

”evaluate”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”evaluate”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”evaluate”は「e-(出す、外に)」+「value(価値)」+「-ate(〜にする)」の3パーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「価値を引き出して見極める」
⇒”evaluate”=「評価する」「査定する」の意味
●語法・文法のポイント ⇒他動詞なので、evaluateの直後に「評価する対象(名詞)」をそのまま置きます。また、人間が主語の時だけでなく、ITやデータ分析などで「システムが自動で評価する」という時にも非常によく使われる表現です。
 
 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」