こんにちは、コダックです。
英語学習、とくに英単語を記憶する上で大切なのは以下の2つ。
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事
そう!関連付けが強ければ強いほど、記憶に残りやすい!
この記事では英単語を語源や構成パーツ、使い方など、多方面からの知識を関連付けし、効率良く記憶する事を目的にしています。
「com-(共に)」+「pris-(掴む)」+「-e(接尾辞)」の3つのパーツで構成されている単語です。
「まとめてガシッと掴む」がコアイメージで、“comprise“=「〜を包含する・含む」「〜から構成される」の意味を持ちますよ!
”comprise”の意味と使い方 コアイメージは「まとめてガシッと掴む」

”comprise(発音:kəmpráiz(カンプライズ)”は「〜を包含する・含む」「〜から構成される」の意味を持つ単語です。
「com-(共に)」+「pris-(掴む)」+「-e(接尾辞)」の3つのパーツで構成されている単語で、「まとめてガシッと掴む」がコアイメージです。
まとめた全体の中に要素が含まれていること=”comprise”なわけですね!
”comprise”は「全体がいくつかの要素で成り立っている」というイメージが強いです。
営業部があって、製造部があって、企画総務部があって…会社と言うのはそうしたいくつもの部署が組み合わさって成り立ってますよね。
このように”comprise”で表現するものは、「全体が、いくつかの具体的なパーツやメンバーから構成されていること」が多いです。
例文
The committee comprises ten members.
(その委員会は10人のメンバーから構成されている。)The property is comprised of a main house and two cottages.
(その敷地は母屋と2棟のコテージから構成されている。)
※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”comprise”の関連語①:「含む・構成する」を意味する単語”include / contain”
例えば”include”や”contain”なども「含む」を意味する単語ですよ!
⇒「含む」の意味を持つ単語”include / contain”
イメージの違いとしては
comprise ⇒「構成要素をすべて」=ガシッと100%含む
include ⇒「全体の一部として」=要素をいくつか含んでいる
contain ⇒「容器の中に」=中身が封じ込められている
といった感じです!
それぞれのイメージを「荷物・ツアー」などの表現を見ながら確認してみましょう!
● The tour comprises three cities.
「そのツアーは(それ以上でも以下でもなく、ぴったり)3つの都市で構成されている」
⇒ 構成要素が100%すべて揃っているイメージ
● The price includes tax.
「価格には(色々な要素の一部として)税金が含まれています」
⇒ 全体の中の一部の要素として入っているイメージ
● This bottle contains water.
「このボトルには水が入っています」
⇒ 容器などの内側に、中身が包まれて入っているイメージ
”comprise”の関連語②:「構成する」を意味する単語”compose / constitute”
類義語があるので覚えてしまいましょう!
⇒「構成する」の意味を持つ単語”compose / constitute”
それぞれの表現の違いとしては
comprise ⇒【全体】が【部分】を包含する(主語が全体)
compose ⇒【部分】が【全体】を作る(主語が部分、受動態多め)
constitute ⇒【部分】が法的に/きっちりと【全体】を組織する(主語が部分)
といったイメージです。
● The team comprises five specialists.
「そのチーム(全体)は、5人の専門家(部分)を包含している」
⇒ 主語が「全体」になるイメージ
● Water is composed of hydrogen and oxygen.
「水(全体)は水素と酸素(部分)から組み立てられている」
⇒ 部分が集まって綺麗に構成されるイメージ(be composed of が定番)
● These dynamic elements constitute a major threat.
「これらの動的な要素(部分)が、大きな脅威(全体)を構成する」
⇒ 複数の要素が集まって、一つの状態や組織を「成立させる」イメージ
”comprise”の文法・語法 能動態と受動態、そして前置詞の罠

“comprise”の使い方を完璧にする上で、試験や実際のライティングで最も狙われやすい「文法上の超重要ルール」を解説します!
“comprise” は、「能動態のままで『〜から構成される(受動っぽい意味)』を表せる」という特殊な性質を持っているため、前置詞との組み合わせでミスが多発する要注意単語なんです。
⇒ (全体が主語) 〜から構成される、〜を包含する ※後ろに of は不要!
② 受動態: 【全体】 be comprised of 【部分】
⇒ (全体が主語) 〜から構成されている ※前置詞は必ず of !
日本語訳が「〜から構成される」なので、つい “× comprise of 〜” と書きたくなりますが、能動態の “comprise” は直後にそのまま名詞(部分)を連れてくる他動詞なので、前置詞は一切いりません。
逆に、②の受動態の形にするなら、必ず “be comprised of 〜” と “of” がセットになります。類義語の “be composed of 〜” と全く同じ形だと覚えると整理しやすいですよ!
① 能動態(そのまま名詞を続ける形)の例文
The United States comprises fifty states.
(アメリカ合衆国は50の州から**構成されている**。※主語が全体。直後に of を入れないよう大注意!)② 受動態( be comprised of )の例文
The international team is comprised of top-tier scientists.
(その国際チームは、一流の科学者たちから**構成されている**。)
TOEICの文法問題(パート5)などで、空欄の直後に “of” が残っているのに選択肢に能動態の “comprise” しかない場合は、それはひっかけ(不正解)です。逆に “is [ 空欄 ] of” となっていれば、受動態の “comprised” が一発で選べます。「能動態のときは of なし」「受動態のときは be … of」というルールを頭の引き出しに入れておくだけで、英文作成や読解での迷いが一瞬で吹き飛びますよ!
”comprise”の語源はラテン語comprehēnsus 意味は「すべてを一つにまとめて掴む」

”comprise”の語源についても、確認していきましょう。
”comprise”の語源はラテン語の『comprehēnsus』”です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”comprise”の起源について、下記の記載があります。
Origin of comprise
First recorded in 1400–50; late Middle English comprisen, from Middle French compris (past participle of comprendre ), from Latin comprehēnsus; see comprehension日本語訳:compriseの起源
1400〜50年に初めて記録された。後期中英語の「comprisen」から来ており、これは中期フランス語の「compris」(comprendreの過去分詞)に由来し、さらにはラテン語の「comprehēnsus」に遡る。※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”comprise”はラテン語からフランス語を経由して、15世紀頃に英語へと発祥している模様。
● ラテン語:comprehēnsus(共にガシッと掴まれた)
↓
● 中期フランス語:compris(理解する・包含する)
↓
● 後期中英語:comprisen(包含する、15世紀頃に定着)
ちなみに「理解する」を意味する「comprehend」や、名詞の「comprehension」も、全く同じラテン語のルーツを持っている親戚の単語なんですよ!
構成パーツで覚える”comprise” 「com-」+「pris-」+「-e」

ここからは構成パーツの面から”comprise”について覚えていきましょう
”comprise”の構成パーツは「com-(共に)」+「pris-(掴む)」+「-e(接尾辞)」の3パーツです。
つぎから各パーツについて紹介していきます。
“com-“は「共に」を意味するパーツ
”com-”は「共に(together)」や「完全に・すっかり」を意味するパーツ(接頭辞)です。
2つのものを一緒に結びつける(=「結合させる」)を表しています。
その他にcompany(共にパンを食べる仲間⇒会社・同席)や、compose(共に置く⇒組み立てる・構成する)等も”com-”を使用する単語です。
”pris-”は「掴む」を意味するパーツ
”pris-”は「掴む(take / seize)」を意味するパーツです。
罪人を捕まえて閉じ込めておく場所(=「刑務所」)を表しています。
その他の”pris-”を使用する単語についても、下記に紹介しておきます。
surprise(上から不意に掴む⇒驚かせる)
”-e”は「動詞をつくる」を意味するパーツ
”-e”は単語の後ろにくっついて、動詞などの形を整えるパーツ(接尾辞)です。
前もって見て準備しておく(=「供給する・提供する」)を表しています。
その他に、先ほどパーツ紹介に出てきたcombineやenterpriseなども、同じように語尾に”-e”を持つ仲間ですね。
”comprise”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”comprise”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「まとめてガシッと掴む」
⇒”comprise”=「〜を包含する・含む」「〜から構成される」の意味
●語法・文法のポイント ⇒「全体 comprise 部分」が基本。受動態の「be comprised of」も同じ意味で頻出。includeやcomposeとの主語の違いに注意!
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!