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contributionの意味・語源・使い方|contribute・donationとの違いも解説

こんにちは、コダックです。

contributionは、「貢献」「寄付」「一因」などを表す英単語です。

日本語では意味が分かれているように見えますが、すべてに共通しているのは、「全体のために、自分の分を差し出すこと」です。

contributionの主な意味

① 成功や発展に対する「貢献・寄与」
② 団体や活動に渡す「寄付・寄付金」
③ 費用を分担するための「拠出金・掛け金」
④ 結果を生じさせた「一因」
⑤ 会議での「発言・意見」
⑥ 新聞や雑誌などへの「寄稿・投稿作品」

 

 
コダック
contributionのコアイメージは、「一つの結果を作るために、自分の持っているものを差し出すこと」です!

 

差し出すものは、お金だけとは限りません。

時間・労力・知識・アイデア・発言などを提供する場合にも、contributionを使えます。

この記事では、contributionの意味・発音・使い方・語源に加えて、動詞のcontributeや、似た意味を持つdonationとの違いまで例文付きで解説します。

目次

contributionの意味とコアイメージ

複数の人が力やお金を出し合うcontributionのイメージ

contributionは、「全体のために提供されたもの」や「何らかの結果を生み出すために果たした役割」を表す名詞です。

contribution /ˌkɑːntrɪˈbjuːʃən/

① 貢献・寄与
② 寄付・寄付金
③ 拠出金・掛け金・負担金
④ 原因の一部・一因
⑤ 発言・意見
⑥ 寄稿・投稿作品

contributionは、次の3つのパーツに分けて考えられます。

con-=共に・一緒に
tribut=分け与える・割り当てる
-ion=行為や結果を表す名詞語尾

contribution
=共に分け与えること
=全体のために自分の分を差し出すこと

 
 
「自分の分を差し出す」って、お金を寄付すること?

 

 
コダック
お金だけではありません。仕事への労力、専門知識、会議での発言なども、全体に何かを加えるcontributionになります!

contributionの発音・品詞・複数形

発音:/ˌkɑːntrɪˈbjuːʃən/
カタカナ:コントリビューション
品詞:名詞
複数形:contributions

最も強く発音するのは、buにあたる部分です。

「コントリビューション」のビューを強く、少し長めに発音すると英語らしい音に近づきます。

なお、動詞のcontributeは「コントリビュート」、名詞のcontributionは「コントリビューション」のように、アクセントの位置が変化します。

contributionの使い方と例文

1.成功や発展に対する「貢献・寄与」

contributionの代表的な意味が、何かの成功・発展・改善などに対する貢献です。

She made a significant contribution to the success of the project.
彼女はそのプロジェクトの成功に大きく貢献した。

His research made an important contribution to medical science.
彼の研究は医学に重要な貢献をした。

Volunteers make a valuable contribution to the community.
ボランティアは地域社会に価値ある貢献をしている。

この意味では、make a contribution toという形が非常によく使われます。

make a contribution to+名詞
=~に貢献する
=~のために力を尽くす

contributionの前には、貢献の大きさや性質を表す形容詞を置けます。

表現 意味
a significant contribution 大きな貢献・重要な貢献
a major contribution 主要な貢献・多大な貢献
an important contribution 重要な貢献
a valuable contribution 価値ある貢献
a positive contribution 好ましい貢献
a unique contribution 独自の貢献

2.団体や活動への「寄付・寄付金」

慈善団体・学校・教会・政治活動などへ差し出すお金を、contributionと表現できます。

We made a contribution to the local charity.
私たちは地元の慈善団体に寄付をした。

All contributions will be used to support children in need.
すべての寄付金は、支援を必要とする子どもたちのために使われます。

The organization depends on voluntary contributions.
その団体は自発的な寄付によって運営されている。

寄付する行為を表す場合にも、make a contributionを使えます。

金額を明示する場合は、次のように表現します。

She made a contribution of $100 to the fund.
彼女はその基金に100ドルを寄付した。

 
コダック
「何に寄付したか」はcontribution to、「いくら寄付したか」はcontribution ofを使って表せます!

3.費用を分担する「拠出金・掛け金」

複数の人が、共通の目的や費用のためにお金を出し合う場合にもcontributionを使います。

Employees make monthly contributions to the pension plan.
従業員は年金制度に毎月掛け金を支払っている。

Everyone was asked to make a small contribution towards the cost of the party.
全員がパーティーの費用を少しずつ負担するよう求められた。

Would you like to make a contribution towards her leaving present?
彼女への送別品の代金を少し出しませんか。

contribution towardsは、費用や目的の一部を負担するニュアンスでよく使われます。

a contribution towards+費用・目的
=~に充てるための分担金
=~の費用の一部

アメリカ英語ではtoward、イギリス英語ではtowardsが好まれる傾向がありますが、意味は同じです。

4.結果を生じさせた「一因」

contributionは、成功のようなよい結果だけでなく、問題・事故・病気・環境悪化などを生じさせた原因の一部も表します。

Stress made a significant contribution to his health problems.
ストレスは、彼の健康問題の大きな一因となった。

Cars make a major contribution to air pollution.
自動車は大気汚染の大きな原因となっている。

Human error was a contributing factor in the accident.
人為的なミスが、その事故の一因だった。

 
 
contributionって、よいことにしか使わないと思ってた!

 

 
コダック
「結果を作るために一部を加えること」が基本なので、悪い結果の一因にも使えます。後ろに続く言葉を確認することが大切です!

5.会議や議論での「発言・意見」

会議・授業・議論などに、自分の意見やアイデアを加えることもcontributionです。

Thank you for your contribution to the discussion.
議論へのご意見をありがとうございます。

Her contribution helped us see the problem from a different perspective.
彼女の発言のおかげで、私たちは別の視点から問題を見ることができた。

He made several useful contributions during the meeting.
彼は会議中にいくつか有益な意見を述べた。

この場合、「貢献」と直訳すると不自然になることがあります。

文脈に応じて、発言・意見・提案・アイデアと訳しましょう。

6.新聞・雑誌・書籍への「寄稿」

新聞・雑誌・ウェブサイト・書籍などへ提供された文章や作品も、contributionと呼ばれます。

She wrote a contribution for the local newspaper.
彼女は地元新聞に寄稿した。

The book contains contributions from several leading researchers.
その本には、複数の第一線の研究者による寄稿が収録されている。

この意味では、複数の執筆者が文章を提供して一冊の本を作るような場面でよく使われます。

contributionの頻出構文

make a contribution to「~に貢献する・寄付する」

最も重要な表現が、make a contribution toです。

make a contribution to+名詞

① ~に貢献する
② ~へ寄付する
③ ~の一因となる

Everyone can make a contribution to society.
誰もが社会に貢献できる。

She made a generous contribution to the hospital.
彼女はその病院に多額の寄付をした。

どの意味になるかは、toの後ろに置かれた言葉から判断します。

contribution to+名詞・動名詞

contribution toのtoは、不定詞を作るtoではなく前置詞です。

したがって、後ろに動作を置く場合は動名詞を使います。

contribution to+名詞
contribution to society
社会への貢献

contribution to+動名詞
contribution to reducing waste
ごみを減らすことへの貢献

The new system made a major contribution to reducing costs.
新しい制度は、コスト削減に大きく貢献した。

 
コダック
toの後ろだからといって動詞の原形を置くわけではありません。「~することへの貢献」なら、動名詞を使いましょう!

the contribution of A to B「Bに対するAの貢献」

何が貢献したのかを明確に表す場合は、the contribution of A to Bという形を使えます。

The study examines the contribution of technology to economic growth.
その研究は、経済成長に対する技術の貢献を調査している。

the contribution of A to B
=Bに対するAの貢献
=BにおいてAが果たした役割

contributionとcontributeの違い

contributioncontributeは、品詞が異なります。

単語 品詞 意味
contribution 名詞 貢献・寄付・一因
contribute 動詞 貢献する・寄付する・一因となる

She contributed to the project.
彼女はそのプロジェクトに貢献した。

She made an important contribution to the project.
彼女はそのプロジェクトに重要な貢献をした。

上の2つは、ほぼ同じ内容を表しています。

contribute to
動詞を使って「~に貢献する」と表す

make a contribution to
名詞を使って「~に貢献する」と表す

contribute A to B「AをBに提供する」

contributeは、提供するものを目的語として置くこともできます。

She contributed $50 to the fund.
彼女はその基金に50ドル寄付した。

Each member contributed an idea to the discussion.
各メンバーが議論にアイデアを出した。

contribute A to B
=AをBに提供する
=AをBに寄付する

contribute to「~の一因となる」

contribute toには、「~に貢献する」だけでなく、「~の一因となる」という意味があります。

Lack of sleep can contribute to poor concentration.
睡眠不足は、集中力低下の一因となる可能性がある。

Several factors contributed to the failure.
複数の要因が失敗につながった。

後ろにsuccessやdevelopmentなどが来れば「貢献する」、problemやfailureなどが来れば「一因となる」と訳すのが自然です。

contributionとdonationの違い

contributionとdonationの違いを表す寄付のイメージ

contributiondonationは、どちらも「寄付」を表します。

ただし、使える範囲に違いがあります。

単語 中心的なイメージ 提供できるもの
contribution 全体のために自分の分を加える お金・時間・労力・知識・発言など
donation 見返りを求めずに必要な相手へ与える お金・物品・血液・臓器など

contributionは提供や貢献を幅広く表す

Her experience was a valuable contribution to the team.
彼女の経験はチームにとって価値ある貢献だった。

ここで提供されているのは、お金や物ではなく経験です。

contributionは、全体の成果に役立つものであれば、さまざまな形の提供を表せます。

donationは寄付された金銭・物品などを表す

The school received a generous donation from a local company.
その学校は地元企業から多額の寄付を受けた。

Blood donations are urgently needed.
献血が緊急に必要とされている。

donationは、慈善・医療・支援などのために、金銭・物品・血液・臓器などを無償で与える場面によく使われます。

 
 
お金を寄付するときは、どちらを使ってもいいの?

 

 
コダック
はい。お金の寄付なら両方使えることがあります。ただ、donationは「寄付そのもの」、contributionは「目的のために自分の分を出すこと」に焦点があります!
contribution
プロジェクトに時間・知識・労力を提供する場合にも使える

donation
慈善活動などに金銭・物品・血液などを寄付する場合に使う

contribution・participation・cooperationの違い

日本語では、いずれも活動に関わることを表しますが、焦点が異なります。

単語 意味 焦点
contribution 貢献 成果のために何を提供したか
participation 参加 活動に加わったか
cooperation 協力 他者と力を合わせたか

Thank you for your participation.
ご参加ありがとうございます。

Thank you for your cooperation.
ご協力ありがとうございます。

Thank you for your contribution.
ご貢献・ご支援・ご意見をありがとうございます。

参加しただけならparticipation、協力的に行動したことならcooperation、成果につながるものを提供したことならcontributionが適しています。

contributionの語源|共に分け与えること

contributionの語源である共に分け与えるイメージ

contributionは、ラテン語のcontribuereに由来します。

con-=共に・一緒に
tribuere=分け与える・割り当てる・授ける

contribuere
=共に分け与える
=全体に自分の分を加える

そこから、ラテン語のcontributio「分担分・支払い」を経て、英語のcontributionになりました。

もともとは、複数の人が税金や費用を分担して支払うような場面で使われていました。

その後、お金だけでなく、労力・知識・アイデアなどを全体のために提供する意味へ広がりました。

 
コダック
「みんなで支払うもの」よりも、「全体のために、それぞれが自分の分を差し出す」と考えると、貢献・寄付・一因の意味までつながります!

con・tribut・ionの構成パーツ

contributionをconとtributとionに分けて覚えるイメージ

conは「共に・一緒に」を表すパーツ

con-は、「共に」「一緒に」を表すラテン語系の接頭辞です。

後ろに続く音によって、co-・com-・col-・cor-などの形に変化することがあります。

単語 構成イメージ 意味
combine 2つを一緒にする 結合する
connect 一緒につなぐ 接続する
cooperate 共に働く 協力する
collect 一緒に集める 収集する

関連する接頭辞については、下記の記事でも解説しています。

tributは「分け与える・割り当てる」を表すパーツ

trib・tributは、ラテン語のtribuere「分け与える・割り当てる・授ける」に由来します。

単語 構成イメージ 意味
attribute ある人や物へ割り当てる ~の結果だと考える・属性
distribute 分けて割り当てる 分配する・配布する
tribute 相手へ差し出すもの 賛辞・貢ぎ物
retribution 行為に応じて返されるもの 報い・報復

tributを使用する単語については、下記の記事でも確認できます。

ionは動作や結果を表す名詞語尾

-ionは、主に動詞から名詞を作る語尾です。

動詞 名詞
contribute
貢献する
contribution
貢献
create
創造する
creation
創造
celebrate
祝う
celebration
祝賀
distribute
分配する
distribution
分配・流通

contributeという動作に-ionが付くことで、「貢献すること」や「提供されたもの」を表すcontributionになります。

contributionの派生語・関連語

contribute「貢献する・寄付する」

Many people contributed to the campaign.
多くの人がその活動に貢献した。

contributor「貢献者・寄稿者」

She is a regular contributor to the magazine.
彼女はその雑誌の常連寄稿者だ。

contributorは、お金や労力を提供する人だけでなく、新聞・雑誌・番組などへ記事や意見を提供する人も表します。

contributory「一因となる・拠出制の」

Poor visibility was a contributory factor in the accident.
視界の悪さが、その事故の一因だった。

contributory factorは、「一因」「原因の一つ」を表す頻出表現です。

contributionの頻出表現・コロケーション

表現 意味
make a contribution 貢献する・寄付する
make a contribution to ~に貢献する・~へ寄付する
a contribution towards ~のための分担金・支援
a major contribution 大きな貢献
a significant contribution 重要な貢献
a valuable contribution 価値ある貢献・意見
a financial contribution 金銭的な支援・寄付
a voluntary contribution 自発的な寄付
a campaign contribution 政治献金・選挙運動への寄付
a pension contribution 年金の掛け金
a contributing factor 一因・要因の一つ

contributionについてよくある質問

contributionは可算名詞ですか?

contributionは、可算名詞としても不可算名詞としても使われます。

一回の寄付・一つの意見・具体的な貢献を表す場合は、可算名詞です。

She made a generous contribution.
彼女は多額の寄付をした。

抽象的に「貢献すること」「寄与」を表す場合は、不可算的に使われることがあります。

We appreciate your contribution to the project.
プロジェクトへのご貢献に感謝します。

contributionの後ろはtoとforのどちらですか?

貢献・寄付・影響の対象を表す場合は、基本的にtoを使います。

his contribution to science
科学に対する彼の貢献

forは、寄稿する媒体や特定の目的などを表す文脈で使われることがあります。

a contribution for the newspaper
新聞に掲載するための寄稿

まずは頻出するcontribution toを優先して覚えましょう。

contribution toの後ろに動詞を置けますか?

置けますが、toは前置詞なので動名詞にします。

正しい例
a contribution to improving safety
安全性の改善に対する貢献

誤り
a contribution to improve safety

contributionには悪い意味もありますか?

あります。

問題や失敗などの原因の一部を表す場合は、「一因」「影響」と訳します。

Alcohol may have made a contribution to the accident.
飲酒がその事故の一因となった可能性がある。

「社会に貢献する」は英語でどう表現しますか?

動詞を使う場合はcontribute to society、名詞を使う場合はmake a contribution to societyと表現できます。

contribute to society
社会に貢献する

make a contribution to society
社会に貢献する

Thank you for your contributionはどういう意味ですか?

文脈によって、次のように訳せます。

  • ご貢献ありがとうございます
  • ご協力ありがとうございます
  • ご支援ありがとうございます
  • ご寄付ありがとうございます
  • ご意見ありがとうございます

相手が実際に何を提供したのかに合わせて訳しましょう。

contributionの意味・語源・使い方まとめ

contributionの意味と語源のまとめ

contributionの意味
① 貢献・寄与
② 寄付・寄付金
③ 拠出金・掛け金
④ 原因の一部・一因
⑤ 発言・意見
⑥ 寄稿・投稿作品

コアイメージ
全体のために、自分の持っているものを差し出すこと

構成パーツ
con-「共に」+tribut「分け与える」+-ion「名詞語尾」

語源
ラテン語のcontribuere
=共に分け与える・分担分として差し出す

contributionは、「寄付」「貢献」「一因」のように、複数の日本語訳を持ちます。

しかし、「全体や結果に対して、自分の分を加える」というイメージを持てば、意味を一つにつなげられます。

  • お金を加える
    寄付・拠出金
  • 時間・労力・知識を加える
    貢献
  • 結果を生む要素を加える
    一因
  • 議論にアイデアを加える
    発言・意見
  • 書籍や雑誌に文章を加える
    寄稿
 
コダック
contributionを見たら、「何を、どんな全体や結果に加えたのか」を確認してみてください。自然な日本語訳を選びやすくなりますよ!

 

 
コダック
当サイトでは英単語を、語源・コアイメージ・使い方・類義語との違いから解説しています。他の英単語も関連付けながら覚えていきましょう!

【まとめ】語源とコアイメージから英単語を効率的に覚える方法

参考資料
南出康世編『ジーニアス英和辞典 第5版』大修館書店
Cambridge Dictionary「contribution」「contribute」
Oxford Advanced Learner’s Dictionary「contribution」「contribute」
Merriam-Webster Dictionary「contribution」「contribute」
Online Etymology Dictionary「contribution」「contribute」