- 1 wearyの意味・使い方|weary of・grow weary・tiredとの違いを例文で解説
- 1.1 wearyの意味・発音・品詞
- 1.2 tiredとwearyの違い
- 1.3 weary ofの意味と使い方
- 1.4 grow wearyの意味|次第に疲れる・うんざりする
- 1.5 world-wearyの意味
- 1.6 weary travelerの意味と使い方
- 1.7 wearyの後ろに来る前置詞
- 1.8 wearyとwaryの違い|頻出のスペルミス
- 1.9 wearyの語源
- 1.10 wearyの覚え方|wearとの関係には注意
- 1.11 weary・exhausted・tiredの使い分け
- 1.12 wearyのよくある間違い
- 1.13 会話・文章で使えるwearyの定番表現
- 1.14 よくある質問
- 1.15 理解度チェック
- 1.16 形容詞wearyと動詞wearyの違い
- 1.17 wearyと相性のよい名詞
- 1.18 wearyを使った短い会話例
- 1.19 wearyの意味・使い方まとめ
wearyの意味・使い方|weary of・grow weary・tiredとの違いを例文で解説
wearyは「疲れた」と訳されますが、日常の軽い疲労よりも、長く続く負担や繰り返しによって体力・気力・忍耐がすり減った状態を表すことが多い単語です。
wearyの結論
●weary=長い負担で疲れ、気力や熱意も薄れた
●weary of ~=~に長く付き合って、うんざりした
●grow weary=次第に疲れる/だんだんうんざりする
●world-weary=世の中を知りすぎて、冷めて疲れた
●weary traveler=疲れ切った旅人。文章的な響き
●tiredよりフォーマル・文学的で、長期的な消耗を感じさせやすい
wearyって映画や小説では見るけど、会話ではあまり聞かない気がする。古い言葉なの?
古語ではありませんが、tiredより文章的・文学的です。会話でも使えますが、単なる「今日ちょっと疲れた」より、長く続く負担で「もう続ける気力がない」という場面に強い言葉なんです。
wearyの意味・発音・品詞
wearyは形容詞と動詞があります。形容詞では「非常に疲れた」「気力や熱意がなくなった」「~にうんざりした」、動詞では「疲れさせる/疲れる」という意味です。
発音はイギリス英語で/ˈwɪəri/、アメリカ英語で/ˈwɪri/。カタカナでは「ウィアリー」に近く、最初の音節にアクセントがあります。
【例文】
・The travelers were weary.
(旅行者たちは疲れ切っていました。)
・She gave a weary sigh.
(彼女は疲れのにじむため息をつきました。)
・He looked weary after the long journey.
(長旅の後、彼は疲れ切って見えました。)
・Years of conflict left them weary.
(何年もの対立で、彼らは疲弊しました。)
Cambridge Dictionaryは、wearyを「とても疲れている、またはエネルギーと熱意が不足している」と説明しています。ここにenthusiasm(熱意)が含まれることが、tiredとの大きな違いです。
tiredとwearyの違い
どちらも「疲れた」ですが、使用頻度とニュアンスが異なります。
| tired | weary | |
|---|---|---|
| 基本イメージ | 休みたい、疲れた | 長く削られ、続ける力が薄い |
| 原因 | 短時間でも長時間でもよい | 長い時間・繰り返しと相性がよい |
| 気持ち | 体力・気力の低下全般 | 忍耐・熱意・新鮮さの喪失を含みやすい |
| 文体 | 非常に日常的 | ややフォーマル・文学的 |
| 典型例 | I’m tired after work. | I’m weary after years of conflict. |
【例文】
・I’m tired after today’s meeting.
(今日の会議の後で疲れています。)
・I’m weary of endless meetings.
(終わりのない会議には心底疲れました。)
・The runners looked tired.
(走者たちは疲れて見えました。)
・The weary soldiers marched on.
(疲れ切った兵士たちは行進を続けました。)
tiredは今日の出来事にも自然ですが、wearyには「長く耐えてきた」という背景が似合います。
つまり、wearyは単に疲労レベルが高いというより、疲れ方に物語がある感じ?
とてもいい捉え方です!wearyには「ここまで長かった」「またこれか」「もう新鮮さがない」という時間の影が付きやすいんです。だから小説、報道、スピーチでも効果的に使われます。
tired・sleepy・exhaustedとの全体比較は「「疲れた・眠い」の英語使い分け」を参照してください。
weary ofの意味と使い方
be weary of+名詞/動名詞は、「~にうんざりしている」「~を経験しすぎて、もう耐えたくない」という意味です。
【例文】
・I’m weary of waiting.
(待つことにはもううんざりです。)
・People are weary of empty promises.
(人々は中身のない約束にうんざりしています。)
・She was weary of having the same argument.
(彼女は同じ口論を繰り返すことに疲れ切っていました。)
・We are weary of the constant delays.
(私たちは絶え間ない遅れにうんざりしています。)
ofは前置詞なので、動詞を続ける場合は-ing形です。
× weary of wait
× weary of to wait
○ weary of waiting
tired ofとweary ofの違い
| 表現 | ニュアンス |
|---|---|
| tired of | 日常的で直接的。「もう飽きた、やめてほしい」 |
| weary of | 長い反復で忍耐・熱意がすり減った。落ち着いた重さ |
I’m tired of your excuses.
(君の言い訳にはうんざりだ。)直接的で会話的。I’m weary of hearing the same promises year after year.
(毎年同じ約束を聞くことに、もう心底疲れた。)長期的な失望。
日常会話ではtired ofのほうが無難です。文章で長い消耗や諦めを描きたいときにweary ofが力を発揮します。
grow wearyの意味|次第に疲れる・うんざりする
grow+形容詞は、「徐々に~になる」という変化を表します。したがって、grow wearyは「次第に疲れる」「だんだんうんざりする」です。
【例文】
・We grew weary as the journey continued.
(旅が続くにつれ、私たちは疲れていきました。)
・She grew weary of the delays.
(彼女は遅延に次第にうんざりしました。)
・The audience grew weary of the repeated jokes.
(観客は繰り返される冗談にだんだん飽きました。)
・He never seemed to grow weary.
(彼は決して疲れないように見えました。)
be weary=すでに疲れた状態
They were weary.(彼らは疲れていた。)
grow weary=疲れた状態へ徐々に変化
They grew weary.(彼らは次第に疲れていった。)
get wearyも文法的には可能ですが、grow wearyのほうが文章的で、ゆっくり進む変化と相性がよい表現です。
world-wearyの意味
world-wearyは形容詞で、「世の中や人生を経験しすぎて、熱意を失った」「世慣れて冷めた」「人生に疲れた」という意味です。
Merriam-Websterは、世の中の生活、とりわけ物質的な楽しみに対する疲労や退屈を感じる状態と説明しています。Cambridge Dictionaryも、特定の生き方を経験しすぎたため、何事にも熱心になれない人を表すとしています。
【例文】
・He gave a world-weary smile.
(彼は世慣れて冷めた笑みを浮かべました。)
・The detective is portrayed as world-weary and cynical.
(その刑事は世間に疲れた皮肉屋として描かれています。)
・She sounded wise but slightly world-weary.
(彼女は賢明だが、少し人生に疲れたような口調でした。)
単なる睡眠不足や一日の疲れには使いません。人物の雰囲気・人生観・語り口を描く語で、小説や映画評によく合います。
world-wearyって「世界旅行で疲れた」じゃないんだね。
そうなんです!ここでのworldは旅行先の「世界」ではなく、世の中・人生です。world-weary=世の中を知りすぎて、驚きや期待が薄れたと覚えましょう。世界旅行で疲れたならtired from travelingやtravel-wearyが合います。
weary travelerの意味と使い方
weary travelerは「疲れ切った旅人・旅行者」です。wearyを名詞の前に置いた形で、長旅の末に休息を求める人物を描く、やや文学的な響きがあります。
【例文】
・The inn welcomed weary travelers.
(その宿は疲れ切った旅人たちを迎え入れました。)
・A weary traveler knocked on the door.
(疲れた旅人がドアをたたきました。)
・The hotel offers a warm meal to weary travelers.
(そのホテルは疲れた旅行者に温かい食事を提供します。)
現代の普通の旅行会話なら、tired travelersでも問題ありません。weary travelerは、広告コピー、物語、描写的な文章で「長旅の重み」を加えたいときに効果的です。
travel-wearyとの違い
travel-wearyは「旅行で疲れた」と原因を明確にする複合形容詞です。
weary travelers
疲れ切った旅行者。原因は文脈で判断。travel-weary passengers
旅行・移動で疲れた乗客。
wearyの後ろに来る前置詞
weary of|うんざり
最も重要な組み合わせです。
weary from|原因で疲れた
【例文】
・We were weary from walking all day.
(一日中歩いて疲れ切っていました。)
・She was weary from years of hard work.
(彼女は何年もの重労働で疲弊していました。)
weary after|~の後で疲れた
【例文】
・He looked weary after the journey.
(旅の後、彼は疲れ切って見えました。)
・I felt weary after the long discussion.
(長い議論の後、疲れを感じました。)
tiredと同様、ofはうんざり、fromは原因、afterは時間という基本整理が使えます。
wearyとwaryの違い|頻出のスペルミス
wearyとwaryは、綴りも発音も似ていますが意味は別です。
weary /ˈwɪəri, ˈwɪri/
=疲れた、うんざりした
wary /ˈweəri, ˈweri/
=警戒している、用心深い
weary traveler=疲れた旅人
wary traveler=警戒している旅人
【例文】
・I’m weary of the delays.
(遅延にはうんざりしています。)
・I’m wary of online scams.
(オンライン詐欺を警戒しています。)
・The dog looked weary.
(その犬は疲れて見えました。)
・The dog was wary of strangers.
(その犬は見知らぬ人を警戒していました。)
wary ofもよく使うため、ofだけを見て判断してはいけません。意味と母音をセットで確認しましょう。
wearyの語源
wearyは非常に古い英語の単語です。Online Etymology Dictionaryによると、中英語weri、古英語werigにさかのぼり、「疲れた、消耗した」「悩みで意気消沈した」といった意味を持っていました。さらに古い起源は明確ではありません。
wearyの意味の流れ
古英語 werig
=疲れた、消耗した、悩みで意気消沈した
↓
中英語 weri
↓
現代英語 weary
=体力が落ち、気力・忍耐・熱意も薄れた
「繰り返しにうんざりする」という意味も中英語の早い時期から確認されます。現代のweary ofにつながる、長い歴史を持つ用法です。
wearyの覚え方|wearとの関係には注意
wearyは見た目がwear(身につける/すり減らす)に似ています。「長い負担ですり減った」と連想すると記憶には役立ちますが、これは覚え方のイメージであり、wearyが現代英語のwear+-yから作られたという語源ではありません。
長い道のりで、心と体がすり減った旅人を想像
↓
a weary traveler
↓
長く続くものに「もう耐えられない」
weary of ~
※wearとの連想は記憶用。語源上は古英語werigに由来
発音と一緒に、weary of waiting / grow weary of delays / a weary traveler / a world-weary smileのかたまりで覚えるのがおすすめです。
weary・exhausted・tiredの使い分け
| 場面 | 自然な語 | 理由 |
|---|---|---|
| 今日は仕事で普通に疲れた | tired | 日常的な広い疲労 |
| 16時間働いて残量ゼロ | exhausted | 強いエネルギー枯渇 |
| 何年も同じ争いに耐えた | weary | 長期的消耗と気力低下 |
| 夜でまぶたが重い | sleepy | 眠気に焦点 |
After the marathon, I was exhausted.
マラソン後、私は疲れ果てていた。After years of fighting, both sides were weary.
何年も争った末、双方が疲弊していた。
一度の激しい出来事にはexhausted、長い歴史を背負う疲れにはwearyが特に合います。ただし、両方が自然な場面もあり、絶対的なルールではありません。
wearyのよくある間違い
× I’m weary of work. を軽い疲労の意味で使う
この文は「仕事にうんざりしている」と読まれやすく、仕事をした結果の疲労ならI’m tired from work.、長い一日の後ならI’m weary after a long day at work.が明確です。
× wearyとwaryを混同する
疲れならweary、警戒ならwaryです。
日常の小さな疲れにwearyを多用する
文法的に誤りでなくても、会話で毎回wearyを使うと大げさ・文学的に響くことがあります。普段はtired、強い疲れはexhausted、長い消耗を強調したいときにwearyという順番が自然です。
会話・文章で使えるwearyの定番表現
【例文】
・I’m weary of waiting.
(待つことにうんざりしています。)
・We grew weary of the delays.
(私たちは遅延に次第にうんざりしました。)
・She gave me a weary smile.
(彼女は疲れのにじむ笑みを見せました。)
・The weary travelers stopped to rest.
(疲れ切った旅行者たちは休むために立ち止まりました。)
・He sounded world-weary.
(彼は世の中に疲れたような口調でした。)
・Her voice was weary but calm.
(彼女の声は疲れていましたが、落ち着いていました。)
よくある質問
wearyはネイティブの日常会話で使う?
使われますが、tiredほど頻繁ではありません。会話で使うと、単なる疲労よりも「長く続いて心まで重い」というニュアンスが目立ちます。軽い疲れならtiredのほうが自然です。
weary ofとfed up withの違いは?
どちらも「うんざり」ですが、fed up withは会話的で不満がはっきりし、weary ofは長く耐えた末の静かな消耗や諦めを感じさせます。
wearyは人以外にも使える?
a weary voice、a weary smile、weary eyesのように、疲労が表れる声・表情・身体部分を修飾できます。また文学的には都市や時代の雰囲気にも使われます。
grow tired ofとgrow weary ofの違いは?
どちらも「次第にうんざりする」です。grow tired ofは比較的中立で広く使え、grow weary ofは長期化による忍耐や熱意の消耗を強めます。
理解度チェック
- She grew weary ___ waiting.(待つことに次第にうんざりした。)
- The ___ travelers finally found an inn.(疲れ切った旅人たち。)
- He is ___ of strangers.(彼は知らない人を警戒している。)
- Years of disappointment left her ___.(何年もの失望で彼女は疲弊した。)
- The detective has a ___ manner.(その刑事は世慣れて冷めた雰囲気がある。)
答え
1. of
2. weary
3. wary
4. weary
5. world-weary
形容詞wearyと動詞wearyの違い
wearyは形容詞として使うのが最も一般的ですが、動詞として「疲れさせる」「うんざりさせる」も表せます。
| 品詞 | 形 | 例 |
|---|---|---|
| 形容詞 | be weary | We were weary. |
| 自動詞 | weary of | They never weary of the view. |
| 他動詞 | weary+人 | The repeated questions wearied him. |
【例文】
・The constant complaints wearied everyone.
(絶え間ない不満が全員をうんざりさせました。)
・Some people never weary of telling the same story.
(同じ話をすることに決して飽きない人もいます。)
・She was wearied by the long debate.
(彼女は長い討論で疲れ切っていました。)
ただし、日常会話で「疲れさせる」と言うならtireやexhaustのほうが一般的です。動詞wearyは文章で目にする機会が多い用法です。
wearyと相性のよい名詞
wearyは、疲れが外見や声に表れている描写とよく組み合わさります。
- weary eyes:疲れた目
- a weary face / expression:疲れのにじむ顔・表情
- a weary voice:疲れた声
- a weary sigh:疲れたため息
- a weary smile:疲れと諦めのにじむ笑み
- weary travelers / workers / soldiers:疲れ切った旅行者・労働者・兵士
【例文】
・He rubbed his weary eyes.
(彼は疲れた目をこすりました。)
・She answered in a weary voice.
(彼女は疲れた声で答えました。)
・They exchanged weary glances.
(彼らは疲れ切った視線を交わしました。)
wearyを使った短い会話例
A: Are you angry about the delays?
B: Not angry anymore. I’m just weary of them.
A: I understand. This has been going on for months.(A:遅延に怒ってるの?
B:もう怒ってすらいない。ただ、うんざりして疲れたよ。
A:分かるよ。何か月も続いてるもんね。)
ここでwearyを使うと、激しい怒りよりも、長く続いた問題による静かな消耗が伝わります。
wearyの意味・使い方まとめ
この記事のまとめ
●wearyは、長い負担で体力・気力・忍耐がすり減った状態
●tiredより文章的で、長期・反復・諦めのニュアンスが出やすい
●weary ofは「~に長く付き合ってうんざり」
●grow wearyは「次第に疲れる/うんざりする」
●world-wearyは世の中を経験しすぎて冷めた状態
●weary travelerは「疲れ切った旅人」という描写的表現
●wearyは疲れ、waryは警戒。混同に注意
●wearとの「すり減る」連想は覚え方として有効だが、直接の語源説明ではない
参考文献
Cambridge Dictionary, “weary” / “world-weary”
Merriam-Webster Dictionary, “weary” / “world-weary”
Online Etymology Dictionary, “weary”