「inter-(~の間に)」+「-fere(打つ)」の2つのパーツで構成されている単語です。
「横やりを入れる」がコアイメージで、そこから“interfere”=「邪魔をする」「干渉する」という意味に繋がりますよ!
”interfere”の意味と使い方 コアイメージは「横やりを入れる」
”interfere(発音:ìnṭɚfíɚ / インターフィア)”は「邪魔をする」「干渉する」の意味を持つ単語です。
「inter-(~の間に)」+「-fere(打つ)」の2パーツで構成されており、「間に割って入る」…つまり「横やりを入れる」というコアイメージを持っています。
「他人の領域の間(inter-)に強引に割り込んで、相手の進んでいる方向を横からガツンと打つ(-fere)」。
この2つのニュアンスが重なり合うことで、”interfere”の持つ「邪魔をする」「干渉する」という意味につながるわけですね!

”interfere”が表す「邪魔」は、「すでに進行している事を妨げる」場合が多いです。
「ただ単に迷惑をかけて平穏を乱すこと」などは、後述する”disturb”を使い分けます。
例文
Please don’t interfere in my private life.
(私の私生活に干渉しないでください。)The loud noise interfered with my sleep.
(大きな騒音が私の睡眠を妨げた。)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
★試験で狙われる!前置詞(in / with)の使い分け
interfereは自動詞なので、後ろに前置詞が必要です。意味によってしっかり使い分けましょう!
● interfere in ~ =「~に干渉する、口出しする」
⇒ 他人の問題やプライベートなど、「事柄の中(in)」にズカズカ入り込んでいくイメージ。
● interfere with ~ =「~の邪魔をする、支障をきたす」
⇒ 作業の進行や睡眠など、「相手の行動と対立してぶつかる(with)」イメージ。
”interfere”の関連語①:「邪魔をする」を意味する単語”interrupt / disturb”
例えば”interrupt”や”disturb”も、「邪魔する・妨げる」という意味を持つ単語ですよ!
⇒「邪魔をする」の意味を持つ単語”interrupt / disturb”
イメージの違いをざっくりまとめると、以下のような感じです!
interfere ⇒「横槍を入れて進行を妨げる」=首を突っ込む
interrupt ⇒「一時的に中断させる」=話をさえぎる
disturb ⇒「平穏な状態を乱す」=迷惑をかける
それぞれのイメージを、**「あなたが職場で仕事をしているシチュエーション」**に例えて確認してみましょう!
● interfere
「仕事のやり方にいちいち横槍を入れてくる上司」
⇒ 首を突っ込んで進行を妨げるイメージ
● interrupt
「『ちょっといい?』と急に話しかけられて、パソコンを叩く手が止まる」
⇒ 動作を一時的に中断させる(さえぎる)イメージ
● disturb
「隣の席の人が大きな声で電話をしていて、自分の作業に集中できない」
⇒ 平穏な状態を乱す(迷惑をかける)イメージ
”interfere”の関連語②:「干渉する」を意味する単語”intervene / meddle”
⇒「干渉する・介入する」の意味を持つ単語”intervene / meddle”
それぞれのニュアンスの違いは、このようなイメージです。
interfere ⇒「ネガティブな干渉」=おせっかい・邪魔
intervene ⇒「ポジティブ・中立な介入」=仲裁・調停
meddle ⇒「完全にネガティブな干渉」=余計なお世話(お節介)
● interfere
「喧嘩の片方に肩入れして、余計に話をややこしくする」
⇒ おせっかいを焼いて事態を悪化させるイメージ
● intervene
「中立な立場で間に入って、冷静に話し合いをさせる」
⇒ 事態を収束させるために介入する(仲裁)イメージ
● meddle
「当事者でもないのに、面白半分で首を突っ込んでひっかき回す」
⇒ 無責任に余計なお世話を焼くイメージ
”interfere”の語法・文法解説 自動詞の特性と前置詞の使い分け

”interfere”を使う上で、絶対に押さえておきたい文法のポイントがあります。
それは、”interfere”は後ろに直接名詞(目的語)を置けない「自動詞」であるということです!
後ろに名詞を置くときは、必ず「前置詞」とセットで使う必要があります!試験でも超頻出のポイントですよ!
主に使われる前置詞は「in」と「with」の2つ。意味によってきれいに使い分けることができます。
★試験で狙われる!前置詞(in / with)の使い分け
● interfere in ~ =「~に干渉する、口出しする」
⇒ 他人の問題やプライベートなど、「事柄の中(in)」にズカズカ入り込むイメージ。
● interfere with ~ =「~の邪魔をする、支障をきたす」
⇒ 作業の進行、睡眠、計画など、「行動と対立してぶつかる(with)」イメージ。
「interfere in」を使った例文(干渉・口出し)
Please don’t interfere in my private life.
(私の私生活に干渉しないでください。)It is unwise to interfere in other people’s arguments.
(他人の口論に口出しするのは賢明ではない。)
「interfere with」を使った例文(邪魔・支障)
The loud noise interfered with my sleep.
(大きな騒音が私の睡眠を妨げた。)Anxiety can interfere with your ability to concentrate.
(不安は集中力に支障をきたすことがある。)Don’t let your hobbies interfere with your work.
(趣味が仕事の邪魔にならないようにしなさい。)
迷った時は、このイメージに立ち返ってみるとすっきり整理できますよ!
”interfere”の語源は「互いに打ち合う」 馬の足がぶつかる様子から「干渉」へ

ここからは、”interfere”の語源についてより深く掘り下げてみましょう。
”interfere”は、中期フランス語の「s’entreferir(互いに打ち合う)」という言葉がモデルになっています。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”interfere”の起源について、下記の記載があります。
Origin of interfere
First recorded in 1520–30; inter- + -fere (from Latin ferīre “to strike”); modeled on Middle French s’entreferirOrigin of inter
Middle English < Latin (in some words replacing Middle English entre- < Middle French < Latin inter- ), combining form of inter (preposition and adv.); see interior日本語訳:
1520〜30年に初めて記録。inter- + -fere(ラテン語のferīre「打つ」より)。中期フランス語の「s’entreferir」をモデルにしている。
inter-の起源:中期英語 < ラテン語。「~の間に」という意味の結合形。※参考・引用「Dictionary.com」
この引用からも分かる通り、”interfere”は中期フランス語の形を借りつつ、元をたどれば「inter-(〜の間に)」+「ferīre(打つ)」というラテン語のパーツから組み合わさって成り立っていることが分かりますね。
ラテン語:inter-(〜の間に)+ ferīre(打つ)
↓
中期フランス語:s’entreferir(互いに打ち合う)
↓
英語:interfere(互いに打ち合う ⇒ 衝突する、邪魔する、干渉する)
そこから時代が進むにつれて、「物事同士がぶつかる=衝突する」となり、さらに転じて「他人の領域に割って入り、ぶつかる=干渉する、邪魔をする」という現在の意味へと変化していったんです!
構成パーツで覚える”interfere” 「inter-」+「-fere」

ここからは構成パーツ(語源パーツ)の面から、”interfere”をさらに深く分解して覚えていきましょう!
”interfere”は、お馴染みの接頭辞である「inter-(~の間に)」と、少し珍しい語根である「-fere(打つ)」という2つのパーツが組み合わさってできた単語です。
それぞれのパーツが持つ意味や、他の身近な単語への応用について詳しく紹介していきます。
”inter-”は「~の間に」「相互に」を意味する重要パーツ
”inter-”は「~の間に」や「お互いに」という意味を持つ、英単語の頻出パーツです。複数のものの「間」に空間や関係性が生まれるイメージを持っています。
身近な単語を”inter-”の意味で紐解いてみると、そのイメージがよく分かりますよ!
● international
⇒ 「inter-(~の間)」+「national(国家の)」= 国家の間の(=「国際的な」)
● internet
⇒ 「inter-(~の間)」+「net(網・ネットワーク)」= ネットワーク同士の間を繋ぐもの(=「インターネット」)
● interview
⇒ 「inter-(お互いの間)」+「view(見る)」= 互いにの間で視線を交わす・見合うこと(=「面接・会見」)
このように、”inter-”がつく単語はすべて「何かと何かの間」というコアイメージを共有しています。”interfere”の場合も、他人の領域や問題の「間に」入り込んでいくニュアンスに直結しているわけですね。
”-fere”は「打つ」を意味するパーツ【※他の単語との混同に注意!】
”-fere”は「打つ」「叩く」を意味するパーツです。語源の項目でも触れた通り、ラテン語の “ferīre(打つ)” という言葉が変化したものです。進行している物事を途中でガツンと叩いてストップさせる、という強いイメージがあります。
ここで、英語の語源学習において非常に重要な注意ポイントがあります!
英語には refer(言及する)、confer(相談する)、transfer(移動する)など、語尾に「-fer」がつく単語がたくさんありますよね。実は、これらの「-fer」はラテン語の ferre(運ぶ)という全く別の言葉に由来しています。
しかし、今回の ”interfere” に含まれる「-fere」は、それらとは一切関係がなく、独立して「打つ(ferīre)」という意味を持っています。ここの区別が曖昧になりがちなので、解説の正確性としても「打つ」で間違いありません!安心して覚えてくださいね!
単に邪魔をするだけでなく、「おせっかいを焼いて首を突っ込み、相手の作業や進行を遮断してストップさせる」という”interfere”ならではのネガティブな意味合いが綺麗に繋がります。
”interfere”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”interfere”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「間に割って入って打つ」
⇒”interfere”=「邪魔をする」「干渉する」の意味
●語法・文法のポイント
⇒ interfere in ~(〜に干渉する・口出しする)
⇒ interfere with ~(〜の邪魔をする・支障をきたす)
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!