tiredの意味・使い方|tired ofとtired fromの違い、tiring・too tired toも解説

tiredの意味・使い方|tired ofとtired fromの違い、tiring・too tired toも解説

tiredは「疲れた」を表す最重要単語ですが、tired of、tired from、tired afterでは意味が変わります。また、tiredtiringを取り違えると、「私は疲れています」と言うつもりが「私は人を疲れさせる存在です」のような意味になりかねません。

最初に結論

be tired:疲れている
be tired of ~:~に飽きた、うんざりした
be tired from ~:~が原因で疲れた
be tired after ~:~の後で疲れている
tired:疲れを感じる側
tiring:人を疲れさせる側
too tired to do:疲れすぎて~できない

前置詞が変わるだけで「疲れた」が「うんざり」に変わるの、ちょっと怖いな…。

コダック

大丈夫です!中心はとてもシンプルです。ofは「もう十分」、fromは「原因」、afterは「その後」。この3つの役割を押さえれば、丸暗記しなくても判断できますよ。

tiredの意味・発音・品詞

tiredは形容詞で、「休息や睡眠が必要な」「体力・気力を使って疲れた」という意味です。発音はアメリカ英語で/taɪrd/、イギリス英語で/taɪəd/。カタカナでは「タイアード」と書かれますが、米語では母音を細かく分けず、タイァドに近く一まとまりで発音されます。

【例文】
I’m tired.
(疲れています。)
You look tired.
(疲れて見えます。)
My eyes are tired.
(目が疲れています。)
We were tired and hungry.
(私たちは疲れて、お腹もすいていました。)

Cambridge Dictionaryでは、tiredの基本義は「休息または睡眠が必要な状態」とされています。つまり、運動による肉体疲労、仕事による精神疲労、睡眠不足によるだるさのいずれにも使える、非常に広い語です。

be tiredとfeel tiredの違い

I’m tired.I feel tired.は多くの場面でほぼ同じです。ただし、焦点が少し異なります。

表現 焦点 自然な日本語
I’m tired. 自分の状態を直接述べる 疲れた/疲れています
I feel tired. 今、自分がそう感じている 疲れを感じます/なんだか疲れています

【例文】
I feel tired today.
(今日はなんだか疲れています。)
I always feel tired in the morning.
(私は朝、いつも疲れを感じます。)
Do you feel tired after exercising?
(運動後に疲れを感じますか。)
I’m tired. Let’s take a break.
(疲れた。休憩しよう。)

一時的な体感や、症状を説明する文脈ではfeel tiredがよく合います。日常会話で単純に「疲れた」と言うならI’m tired.が最も簡潔です。

tired ofとtired fromの違い

この2つは、検索されることの多い重要ポイントです。

tired of ~
=同じことを経験しすぎて「飽きた・うんざりした」
焦点:気持ち、態度、忍耐

tired from ~
=その活動・原因によって「疲れた」
焦点:疲労の原因

tired of|「もう十分」「うんざり」

be tired of+名詞/動名詞は、「~には飽きた」「~するのはもううんざりだ」という意味です。Cambridge Grammarも、何かが繰り返されて退屈または不快に感じる場合にtired ofを使うと説明しています。

【例文】
I’m tired of this weather.
(この天気にはうんざりです。)
She’s tired of waiting.
(彼女は待つのにうんざりしています。)
We’re tired of hearing the same excuse.
(同じ言い訳を聞くのにはうんざりです。)
Aren’t you tired of eating the same thing?
(同じ物を食べるのに飽きないの?)

ofは前置詞なので、動詞を続ける場合は-ing形にします。

× I’m tired of wait.
× I’m tired of to wait.
○ I’m tired of waiting.

tired of workingは「働いて体が疲れた」じゃなくて、「働くのはもううんざり」なんだね。

コダック

そうです!ここは日本語訳だけだと混乱しやすいところです。tired of working=仕事そのものを続けたくない、tired from working=働いた結果として体や頭が疲れた。同じworkingでも、前置詞が話し手の気持ちを変えます。

tired from|疲労の原因

be tired from+名詞/動名詞は、「~のせいで疲れている」「~をした結果、休みたい状態だ」という意味です。

【例文】
I’m tired from work.
(仕事で疲れています。)
He was tired from running.
(彼は走って疲れていました。)
We’re tired from the long journey.
(私たちは長旅で疲れています。)
She felt tired from studying all night.
(彼女は一晩中勉強して疲れを感じていました。)

fromは「出発点・原因」を表します。疲れがどこから生じたかを示すため、体力や集中力を使った活動と相性がよい前置詞です。

同じ名詞でも意味が変わる

英文 意味
I’m tired of work. 仕事にはもううんざりだ。
I’m tired from work. 仕事をしたので疲れている。
I’m tired after work. 仕事の後は疲れている。

1文目は仕事への態度、2文目は疲労の原因、3文目は時間的な順序が中心です。

tired afterとtired fromの違い

afterは「~の後」、fromは「~が原因」です。現実には「運動の後に疲れた」と言えば、運動が原因だと推測されるため、意味が重なることも多くあります。

【例文】
I’m tired after the meeting.
(会議の後は疲れています。)
I’m tired from the meeting.
(その会議のせいで疲れています。)
She gets tired after lunch.
(彼女は昼食後に疲れを感じます。)
She is tired from preparing lunch for twenty people.
(彼女は20人分の昼食を準備して疲れています。)

afterは時点を示すだけなので、必ずしも直前の出来事が直接原因だと断定しません。一方、fromは原因を明示します。

afterとfromの選び方

「いつ疲れる?」に答える → after
「何が原因で疲れた?」に答える → from

I get tired after work.(いつ? 仕事の後)
I’m tired from lifting boxes.(原因は? 箱を持ち上げたこと)

tired withは使える?

tired withは歴史的・文学的な文や一部の文脈で見られますが、現代の日常英語で学習者が積極的に選ぶ必要はありません。特に「仕事で疲れた」をI’m tired with work.とすると、不自然または意味が取りにくく感じられやすいため、言いたい内容に応じて次の形を使うのが安全です。

tired withを避けて言い分ける

仕事をして疲れた → I’m tired from work.
仕事の後は疲れている → I’m tired after work.
仕事にはうんざり → I’m tired of work.
仕事量で圧倒されている → I’m overwhelmed with work.

withを見かけても「絶対に文法ミス」とは限りませんが、初学者はof / from / afterを使い分けるほうが、意図を明確に伝えられます。

tiredとtiringの違い|-edと-ing

tiredは疲れを感じる側tiringは疲れを起こす側です。

人・動物などが疲れを受け取る → tired
仕事・旅・活動などが疲れを与える → tiring

I am tired.(私は疲れている。)
The work is tiring.(その仕事は疲れる。)

【例文】
The trip was tiring.
(その旅行は疲れるものでした。)
We were tired after the trip.
(旅行の後、私たちは疲れていました。)
Looking after young children can be tiring.
(幼い子どもの世話は疲れることがあります。)
Are you tired, or is the class tiring?
(あなたが疲れているのですか、それとも授業が疲れる内容なのですか。)

じゃあI’m tiring.って言うと、「僕は疲れている」にはならない?

コダック

はい。I’m tiring.は文脈によって「私はだんだん疲れてきている」という動詞tireの進行形にもなりますが、単独ではかなり不自然です。「私は疲れている」はI’m tired.。物事が「疲れさせる」ならIt’s tiring.と覚えましょう。

bored / boring、interested / interestingと同じ仕組み

感じる側(-ed) 感情を起こす側(-ing)
tired(疲れた) tiring(疲れさせる)
bored(退屈した) boring(退屈させる)
interested(興味を持った) interesting(興味深い)
exhausted(疲れ果てた) exhausting(ひどく疲れさせる)

too tired toの意味と使い方

too tired to+動詞の原形は、「疲れすぎて~できない」「~するには疲れすぎている」という意味です。

【例文】
I’m too tired to cook.
(疲れすぎて料理できません。)
She was too tired to speak.
(彼女は疲れすぎて話せませんでした。)
Are you too tired to drive?
(運転できないほど疲れていますか。)
He is never too tired to play with his kids.
(彼はどれほど疲れていても子どもと遊びます。)

基本構造はtoo+形容詞+to doです。tooには「必要以上に」という否定的な含みがあり、通常は後ろの行動が困難・不可能であることを示します。

so tired thatとの書き換え

I’m too tired to cook.
= I’m so tired that I can’t cook.
(疲れすぎて料理できない。)

She was too tired to continue.
= She was so tired that she couldn’t continue.
(彼女は疲れすぎて続けられなかった。)

なお、会話では物理的に不可能というより、「今はその気力がない」という意味でも使います。

tiredの強さを調整する副詞

表現 目安
a little tired 少し疲れた I’m a little tired.
pretty tired かなり疲れた(会話的) I’m pretty tired.
really tired 本当に疲れた I’m really tired.
so tired とても疲れた I’m so tired.
extremely tired 極度に疲れた I’m extremely tired.
dead tired 死ぬほど疲れた I’m dead tired.

強い疲れを自然に一語で言いたいなら、exhaustedも使えます。

tiredの語源|「力が尽きる」から生まれた言葉

tiredは動詞tire(疲れさせる/疲れる)の過去分詞からできた形容詞です。Online Etymology Dictionaryによると、tireは古英語のteorianにさかのぼり、「力が尽きる、衰える、やめる」「疲れさせる」といった意味を持っていました。さらに古い起源については、同系語が少なく確定が難しいとされています。

tiredの成り立ち

古英語 teorian
=力が尽きる、衰える、疲れる・疲れさせる

動詞 tire
=疲れる/疲れさせる
↓ 過去分詞
形容詞 tired
=疲れさせられた状態 → 疲れた

車輪の「タイヤ」を意味するtireと綴りは同じですが、辞書では別の語源を持つ別項目として扱われます。「車のタイヤが疲れたからtired」と覚えるのは語源説明としては正しくありません。

tiredの覚え方

tire=力を減らす・疲れさせる
tired=力を減らされた側
tiring=力を減らす側

さらに前置詞は
of=「もう十分」
from=「疲れの出どころ」
after=「その後」

単語単体より、I’m tired. / I’m tired of waiting. / I’m tired from work. / I’m too tired to cook.のように、使う形で覚えるほうが前置詞のミスを防げます。

tiredとsleepy・exhausted・wearyの違い

単語 違い
tired 普通の「疲れた」。最も広い I’m tired after work.
sleepy 眠りたい I’m sleepy after lunch.
exhausted エネルギーを使い切った I’m absolutely exhausted.
weary 長い負担で気力・忍耐まで消耗 I’m weary of the delays.

全体の比較は「tired・sleepy・exhausted・wearyの違い」で確認できます。

tiredのよくある間違い

× I am tire.

tireは基本的に動詞です。「疲れている」という状態は過去分詞形のtiredを使います。○ I am tired.

× I am tired of study.

ofは前置詞なので、動詞は-ing形にします。○ I am tired of studying.

× The job is tired.

仕事が人を疲れさせるならtiringです。○ The job is tiring.

× I’m very tiring.

「私はとても疲れている」ならtiredです。○ I’m very tired.

会話で使えるtiredの定番フレーズ

【例文】
I’m getting tired.
(疲れてきました。)
I’m tired out.
(くたくたです。)
You must be tired.
(お疲れでしょう。)
I’m sick and tired of it.
(それには心底うんざりです。)
Get some rest. You look tired.
(少し休みなよ。疲れて見えるよ。)
I never get tired of this song.
(この曲は何度聴いても飽きません。)

never get tired ofは「何度~しても飽きない」という肯定的な定番表現です。

tiredって基本語なのに、前置詞と組むとかなり表現が広がるんだね。

コダック

そうなんです!tiredを「疲れた」の一語訳だけで終わらせず、tired of / tired from / tired after / too tired toの4本柱で覚えると、会話で使える範囲が一気に広がりますよ。

よくある質問

「仕事で疲れた」はtired from workとtired after workのどちら?

原因を言うならtired from work、仕事を終えた後という時間を言うならtired after workです。日常ではどちらも「仕事で疲れた」と訳せますが、質問が「なぜ?」ならfrom、「いつ?」ならafterと判断します。

I’m tired of youは失礼?

「あなたにはうんざり」という強い否定表現なので、関係を傷つける可能性があります。一時的な行動に不満があるなら、I’m tired of arguing.のように問題となる行動を示すほうが、相手全体を否定せずに済みます。

「疲れて眠い」は英語で何と言う?

I’m tired and sleepy.が明確です。夜の会話ではI’m tiredだけでも「もう寝たい」と伝わることがありますが、眠気を明示したいならsleepyを加えます。

理解度チェック

  1. I’m tired ___ waiting for the bus.(バスを待つのにはうんざり。)
  2. I’m tired ___ walking for three hours.(3時間歩いたので疲れた。)
  3. I get tired ___ work.(仕事の後は疲れる。)
  4. The long meeting was very ___.(長い会議は疲れるものだった。)
  5. I’m too tired ___ go out.(疲れすぎて外出できない。)

答え

1. of
2. from
3. after
4. tiring
5. to

get tired・become tired・tire outの使い方

get tired|疲れてくる

get tiredは、疲れていない状態から疲れた状態への変化を表します。会話ではbecome tiredより一般的です。

【例文】
I get tired easily.
(私は疲れやすいです。)
We got tired after walking for an hour.
(1時間歩いて疲れてきました。)
Don’t you get tired of doing the same thing?
(同じことをしていて飽きないの?)

最後のget tired ofは「次第に飽きる」という意味です。be tired ofが現在の状態、get tired ofがその状態への変化を表します。

become tired|疲れた状態になる

become tiredも正しい表現ですが、get tiredより文章的・説明的です。報告書や客観的な説明では使いやすく、日常会話ではgetが自然なことが多いでしょう。

tire out|くたくたに疲れさせる

tire someone outは「人をひどく疲れさせる」、be tired outは「くたくたに疲れている」です。

【例文】
The long hike tired me out.
(長いハイキングでくたくたになりました。)
The children were tired out after playing all day.
(子どもたちは一日中遊んでくたくたでした。)
I’m completely tired out.
(完全にくたくたです。)

tiredを使った短い会話例

A: You look tired. Long day?
B: Yeah. I’m tired from work, and I’m too tired to cook.
A: Let’s order something.

(A:疲れて見えるね。長い一日だった?
B:うん。仕事で疲れたし、疲れすぎて料理できない。
A:何か注文しよう。)

A: Are you tired from studying?
B: A little, but honestly, I’m more tired of studying.

(A:勉強して疲れたの?
B:少しね。でも正直、勉強そのものにうんざりしてる。)

2つ目の会話では、tired from studyingtired of studyingを対比しています。前者は体や頭の疲労、後者は勉強を続けたくない気持ちです。

tiredの意味・使い方まとめ

この記事のまとめ

●tiredは「休息や睡眠が必要な、疲れた」を表す基本形容詞
tired ofは「飽きた・うんざり」、tired fromは疲労の原因
tired afterは「~の後で」という時間的な位置を示す
tired withより、意図に合わせてof / from / afterを選ぶのが安全
tiredは疲れを感じる側、tiringは疲れさせる側
too tired to doは「疲れすぎて~できない」
●feel tiredは現在の主観的な感覚を少し強調する

参考文献

Cambridge Dictionary, “tired” / English Grammar Today, “Word choice: tired of or tired from?”
Merriam-Webster Dictionary, “tired” / “tire”
Online Etymology Dictionary, “tired” / “tire”