「re-(後ろに・再び)」+「ven-(来る)」+「-ue(名詞化)」のパーツで構成されている単語です。
「戻ってくるもの」がコアイメージで、“revenue“=「収入」「歳入」の意味を持ちますよ!
”revenue”の意味と使い方 コアイメージは「戻ってくるもの」

”revenue(発音:révənjùː(レヴニュー))”は「収入」「歳入」の意味を持つ単語です。
「re-(後ろに・再び)」+「ven-(来る)」+「-ue(〜すること)」のパーツで構成されている単語で、「戻ってくるもの」がコアイメージです。
あ、もしかして「金は天下の回り物」って事!?
事業のために投資したお金や、提供したサービス・価値に対する対価が、
ぐるっと巡って自分の手元に再び返ってくる(=「戻ってくるもの」)。
つまり、組織や国に入ってくる「お金の総額」=(=”総収入・売上・歳入”)を指すわけですね!
今回紹介する ”revenue” は、もっと規模の大きい「会社全体の売上」や「国の税収」のような、**組織ベースの大きな循環**に対して使われるのがポイントですよ!
例文
The company’s annual revenue rose by 10% this year.
(その会社の年間収入[総売上]は今年、10%増加した。)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
💡 revenueと一緒に使われるお決まりフレーズ(語法)
revenueを実際のビジネスやニュースで見聞きするときは、他の動詞や形容詞とセットになった「お決まりのパターン」で登場することが非常に多いです!
特に重要な、そのまま使える表現をいくつかピックアップして紹介しますね。
● generate revenue:収益(売上)を生み出す
● annual revenue:年間売上、年商
● tax revenue:(国の)税収、歳入
例文
Our new mobile app is expected to generate significant revenue next quarter.
(当社の新しいモバイルアプリは、次の四半期に大きな収益を生み出すと期待されている。)The government is looking for ways to increase tax revenue without raising income taxes.
(政府は所得税を増税せずに、税収を増やす方法を模索している。)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”revenue”の語源は Latin revenīre 意味は「戻ってくる」

単語のイメージをさらに深く、そして忘れにくくするために、”revenue”の歴史的な語源についても少し掘り下げて確認していきましょう。
”revenue”のルーツは、「再び戻ってくる」という意味を持つラテン語の ”revenīre”にあります。
世界的なオンライン英英辞典サイト「Dictionary.com」には、”revenue”の起源について以下のような貴重な記録が残されています。
Origin of revenue
First recorded in 1375–1425; late Middle English, from Middle French, noun use of feminine past participle of revenir “to return,” from Latin revenīre, equivalent to re- re- + venīre “to come”日本語訳:1375–1425年に初めて記録された。後期中期英語。中期フランス語の revenir(戻る)の過去分詞の女性名詞用法から。ラテン語の revenīre(戻ってくる:re- [再び] + venīre [来る] と同等)に由来する。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記録を紐解くと、私たちが普段使っている “revenue” という単語が、数百年もの時間をかけて以下のようなロマンあふれる変化を遂げてきたことが分かります。
● ラテン語:revenīre(再びやって来る)
⇒ 古代ローマの人々が使っていた言葉です。「ある場所を去ったものが、巡り巡ってまた元の場所に帰ってくる」という物理的な動きそのものを指していました。
↓(中世ヨーロッパの歴史を経てフランスへ…)
● 中期フランス語:revenir(戻る・返ってくる)
⇒ 14世紀頃、この言葉はフランスで「(投資や労力に対して) 手元に戻ってくる報酬や果実」という、少しビジネスやお金に近いニュアンスを含み始めます。この過去分詞が名詞として扱われるようになりました。
↓(ノルマン・コンクエストなどの影響でイギリスへ…)
● 後期中期英語:手元に「戻ってくるもの」= 財産からの定期的な収入
⇒ 14〜15世紀のイギリスに伝わると、主に王室の領地や、国・大規模な組織が保有する財産から「毎年定期的に戻ってくる莫大な上がり(国庫収入・歳入)」を指す高尚な言葉として定着しました。
だからこそ、個人の小さな給料ではなく、国や企業のような「大きな組織が循環させて得る総収入」を表すのにぴったりな単語になったわけです!
構成パーツで覚える”revenue” 「re-」+「ven-」+「-ue」

ここからは、英単語の記憶をさらに盤石にするために、”revenue”を3つの構成パーツに分解してディープに解説していきます。
”revenue”は、「re-(後ろに・再び)」+「ven-(来る)」+「-ue(〜すること・もの)」という3つの要素が合体してできた単語です。それぞれのパーツが持つ本来のコアイメージを知ると、単語の輪郭がよりハッキリ見えてきますよ!
① “re-” は「後ろに・再び・元へ」を連れてくるパーツ(接頭辞)
”re-”は、日本語でも「リピート」や「リサイクル」と言うように、**「再び(again)」**や**「後ろへ・元に(back)」**というニュアンスを付け加える非常にメジャーなパーツです。
今回の ”**revenue**” に使われている ”**re-**” は、一度出ていったものが自分のところに『バックして戻ってくる』という方向性を与える役割を持っています!
この「後ろに戻る」「再び手元に引き戻す」というイメージは、他の多くの重要単語にも共通しています。あわせて覚えておくと、初見の単語でも意味が推測できるようになりますよ!
• **refund**(re- [後ろに・戻して] + fund [注ぐ] = 支払ったお金を戻して注ぎ直す ⇒ 払い戻す)
• **replace**(re- [再び・元に] + place [置く] = 元あった場所に別のものを置き直す ⇒ 取り替える)
② ”ven-” は「来る(come)」を意味する強力なパーツ(語根)
”ven-”(または ”vent-”)は、ラテン語で「来る」を意味する *venire* という動詞に由来する超重要パーツです。単語のコア(核心)となる意味を形成します。
「来る」というイメージがどうやって様々な単語に変形しているのか、”ven-”の仲間たちをいくつか覗いてみましょう。語源の繋がりが見えると一気に面白くなりますよ!
• **avenue**(a- [〜の方へ] + ven- [来る] = 人や馬車がそこに向かって「やって来る」場所 ⇒ 大通り)
• **souvenir**(sous- [下から] + venir [来る] = 旅の記憶が脳裏に「下からフワッと湧き上がってくる」もの ⇒ お土産)
③ ”-ue” は動詞の動きを「モノ・コト」に変えるパーツ(接尾辞)
最後の ”-ue” は、主にフランス語を経由して英語に入ってきた単語によく見られる語尾で、動詞を**名詞(〜すること、〜するもの)**へと変化させる役割を持っています。
このように、「一度外へ出した投資やサービスが(re-)、巡り巡って自分のところにやって来る(ven-)、具体的なお宝・お金(-ue)」というストーリーで捉えると、”revenue”の「組織の総収入」という意味が、単なる丸暗記ではなく感覚として腑に落ちるはずです!
”revenue”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”revenue”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「(投資やサービスの対価として)戻ってくるもの」
⇒”revenue”=会社や組織の「収入」、国などの「歳入」の意味
●語法・文法のポイント ⇒ 原則は数えられない名詞。ビジネス英語の無生物主語では「〜のおかげで…」と訳すと綺麗!
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!
