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【語源も分かって、忘れない】英単語「relatively」の意味と使い方・覚え方・文法解説【re-(後ろへ、再び)+lat-(運ぶ)+ive(〜の性質)=何度も持ってくるような関係】

こんにちは、コダックです。

 

英語学習、とくに英単語を記憶する上で大切なのは以下の2つ。

①あらゆる方法(目・耳・口・手)を使って脳を刺激する事
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事

そう!関連付けが強ければ強いほど、記憶に残りやすい

この記事では英単語を語源や構成パーツ、使い方など、多方面からの知識を関連付けし、効率良く記憶する事を目的にしています。

 

 
コダック
今日の英語表現は”relatively”

「re-(後ろへ・再び)」+「lat-(運ぶ)」+「-ively(〜の性質の方向で)」の3つのパーツで構成されている単語です。

「何度も持ってくるような関係」がコアイメージで、“relatively“=「比較的」「相対的に」の意味を持ちますよ!

 

”relatively”の意味と使い方 コアイメージは「他と結びつけて比べる」

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”relatively(発音:rélətivli(レラティヴリィ))”は「比較的」「相対的に」の意味を持つ副詞です。

「re-(後ろへ・再び)」+「lat-(運ぶ)」+「-ively(〜の性質の方向で)」のパーツで構成されている単語で、「何度も持ってくるような関係」がコアイメージです。

以前紹介した”relative”の副詞形ですね!下記の記事も参考にしていただければと思います。

 

 

 
コダック
何かひとつの事柄を単体で見つめるのではなく、周囲の別のものと視線を行き来させる(=「何度も持ってくることで、他と比較している(=相対的)ような関係性を表すわけですね!

逆に、他と比べることなく「完全に、絶対的に」と言いたい場合は、後述する”absolutely”などを使用します。

例文

The exam was relatively easy.
(その試験は比較的簡単だった。※他の試験や、予想していた難易度と比べて簡単だったというニュアンス)

He lives in a relatively small house.
(彼は比較的、小さな家に住んでいる。※一般的な家のサイズや周囲の家と比べて小さいというニュアンス)

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

”relatively”の関連語①:「比べる」ニュアンスを持つ単語”relatively / comparatively”

 
コダック
せっかく”relatively”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいたい所です!

例えば”comparatively”なども「比較的」を意味する単語ですよ!

 

”relatively”の類義語
⇒「比較的」の意味を持つ単語”relatively / comparatively”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

● relatively ⇒「相対的に」=世間一般や平均、周囲の環境など「ぼんやりとした全体」と比べる
● comparatively ⇒「比較的に」=特定の2つのもの(昨年と今年、A社とB社など)をしっかり直接比べる

といった感じです!

 
う~ん…文字だけだとニュアンスの差がちょっとややこしいかも…
 
コダック
確かに、これだけ言われても分かりづらいかもしれませんね…汗
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!

 

例文で見る!”relatively / comparatively”のイメージの違い

● relatively(全体の平均と比べて)
「The price is relatively high.」
⇒ 世間一般の相場や、普通の物の値段と比べて「高い方だね」というイメージ

● comparatively(具体的なターゲットと比べて)
「The price is comparatively high.」
⇒ 他のあの商品や、これまでに比べて「比較した結果、高いね」というイメージ

 

”relatively”の関連語②:「対義語」にあたる単語”absolutely / completely”

 
コダック
せっかく”relatively”の持つ「他と比べる」という意味を覚えたなら、

逆の「他と比べようがないほど絶対的だ」という対義語についても覚えてしまいましょう!

 

”relatively”の対義語
⇒「絶対に・完全に」の意味を持つ単語”absolutely / completely”

 

 
コダック

それぞれの表現の違いとしては

● absolutely ⇒「絶対に」=他と比較すること自体が不要なほど、100%間違いない
● completely ⇒「完全に」=欠けた部分が一切なく、全体が満たされている

といったイメージです。

 

 

 
コダック
せっかくですので、こちらも例文を通じて感覚を掴んじゃいましょう!

 

例文で見る!”absolutely / completely”のイメージの違い

● absolutely
「You are absolutely right.」
⇒ 君は絶対に正しい(比べる余地なく、100%確実だという強い確信)

● completely
「The building was completely destroyed.」
⇒ 建物は完全に破壊された(一部の隙もなく、丸ごとすべて壊れたという状態)

 

 

”relatively”の文法・語法 絶対にやってはいけない「比較級」の罠

“relatively”の意味や類義語との違いが分かったところで、ここからは実際のライティングや文法問題で最も狙われやすい「文法上の注意点」を解説します!

 

「比較的〜だ」という日本語のイメージに引きずられると、テストで確実にバツを喰らう罠があるのでしっかり押さえておきましょう!

 

● 後ろには必ず形容詞・副詞の「原級(普通の形)」を置く!
⇒ ◯ relatively easy (比較的簡単だ)
⇒ × relatively easier (比較級を後ろに置くのはNG!)

 

 
ええっ!?「比較的〜」って言っているんだから、後ろに比較級(-er)を置きたくなっちゃうけどダメなの?

 

 
コダック
そうなんです、実はそこが最大の落とし穴です!

“relatively” という単語自体に、すでに「他と比べて、相対的に」という比較のニュアンスが100%含まれています。そのため、後ろにさらに “easier” のような比較級を置いてしまうと、「意味の重複(二重の比較)」になってしまい、英語ではバツになってしまうんです。

 

 
コダック
もし「はるかに簡単だ」と比較級を強調したい場合は、以前紹介した “considerably faster” のように “considerably”“much” を使うのが正解ですよ!

 

実際の正しい例文と、テストで狙われやすい形を比較してみましょう!

◯ 正しい文法パターン(後ろは原級)
The new software is relatively cheap.
(新しいソフトウェアは**比較的安い**。※ cheap という普通の形で修飾する)

× 間違いやすい文法パターン(後ろが比較級)
The new software is relatively cheaper.
(※意味が重複してしまうため、文法的に誤りとなります)

 

TOEICのパート5(短文穴埋め問題)などで、空欄の後ろが “low” なのか “lower” なのかを選ぶ問題のとき、空欄の前に “relatively” がいれば、迷わず原級の “low” を選ぶのが鉄則です。この「relatively の後ろは比較級にしない」というルールを知っておくだけで、文法問題の失点を一気に防ぐことができますよ!

 

”relatively”の語源は中期英語・ラテン語「relativus」 意味は「言及する・関係がある」

”relatively”の語源についても、確認していきましょう。

”relatively”の形容詞形である

”relative”の語源は後期ラテン語のrelativus(言及する・関係がある)です。

 

オックスフォード英英辞典には”relative”の起源について、下記の記載があります。

Origin
Late Middle English from Old French relatif, -ive, from late Latin relativus ‘having reference or relation’

※参考・引用「LEXICO」

 

記載内容についての訳は下記の感じです。

後期ラテン語の”relativus(言及する、関係がある)”から古フランス語の”relatif+ive”を経て中後期英語として発祥した。
 
 
コダック
「相対的な」というrelativeの意味は語源からも分かりますね!

この「relativus」という語源から、なぜ名詞の「親戚」という意味が生まれたのかなど、語源のさらに詳しいバックボーンは relativeの解説記事 でお話ししています!

 

 

構成パーツで覚える”relatively” 「re-」+「lat-」+「-ively」

ここからは構成パーツの面から”relatively”について覚えていきましょう

”relatively”の構成パーツは「re-(後ろへ・再び)」+「lat-(運ぶ)」+「-ively(〜の性質の方向で)」の3パーツです。

 

つぎから各パーツについて紹介していきます。

“re-“は「後ろへ・再び」を意味するパーツ

”re-”は「後ろへ」「再び」「元へ」を意味する接頭辞パーツです。

 

この「relativus」という語源から、なぜ名詞の「親戚」という意味が生まれたのかなど、語源のさらに詳しいバックボーンは relativeの解説記事 でお話ししています!

 
コダック
例えば”return”という単語は「re-(元へ)」+「turn(回る・向く)」の2パーツで構成されており、

元の場所へ戻る(=「戻る・帰る」)を表しています。

 

 

その他に reduce(後ろへ導く=減らす)や、repeat(再び求める=繰り返す)等も”re-”を使用する単語です。

 

”lat-”は「運ぶ」を意味するパーツ

”lat-”は「運ぶ(bear / carry)」を意味する語根パーツです。(※ラテン語の動詞 ferre の過去分詞 latus に由来しています)

 

 
コダック
例えば”translate”という単語は「trans-(越えて)」+「lat-(運ぶ)」の2パーツで構成されており、

言葉を別の言語へと越えさせて運ぶ(=「翻訳する」)を表しています。

 

 

その他の”lat-”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。

collate(共に運ぶ=照合する・順序を整える) / elated(外へ運ばれた=大喜びした・意気揚々とした)

 

”-ively”は「〜の性質の方向で」を意味するパーツ

形容詞をつくる「-ive(〜の性質の)」に、副詞をつくる「-ly(〜の方法で・〜の方向で)」が合体したパーツです。

 

 
コダック
例えば”effectively”という単語は「effect(効果)」+「-ively(〜の性質の方向で)」で構成されており、

効果を持つやり方で(=「効果的に」)を表しています。

 

 

その他に actively(活動的な性質で=活発に)や、positively(肯定的な性質で=積極的に・確実に)等も”-ively”を使用する単語です。

 

 

”relatively”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”relatively”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”relatively”は「re-(後ろへ・再び)」+「lat-(運ぶ)」+「-ively(〜の性質の方向で)」の3パーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「何度も持ってくるような関係」
⇒”relatively”=「比較的」「相対的に」の意味
●語法・文法のポイント ⇒世間一般の平均や相場など、ぼんやりとした全体像と比べる時に大活躍する副詞です!
 
 
コダック
当サイトでは英語表現について、このように語源、語法・文法、覚え方の面から解説を行っています。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」