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【語源も分かって、忘れない】英単語「property」の意味と覚え方【pro-(前に、〜のために)+pri(独自の、自分自身の)+-ty(状態、性質を表す)=自分自身に完全に属している状態(独自の性質・所有物)】

こんにちは、コダックです。

 

英語学習、とくに英単語を記憶する上で大切なのは以下の2つ。

①あらゆる方法(目・耳・口・手)を使って脳を刺激する事
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事

そう!関連付けが強ければ強いほど、記憶に残りやすい

この記事では英単語を語源や構成パーツ、使い方など、多方面からの知識を関連付けし、効率良く記憶する事を目的にしています。

 

 
コダック
今日の英語表現は”property”

「pro-(前に、〜のために)」+「pri(独自の、自分自身の)」+「-ty(状態、性質を表す)」の3つのパーツで構成されている単語です。

自分自身に完全に属している状態(独自の性質・所有物)がコアイメージで、“property“=「財産、資産、所有物」「特性、属性、固有の性質」の意味を持ちますよ!

 

”property”の意味と使い方 コアイメージは「自分自身に完全に属している状態(独自の性質・所有物)」

property イメージ図

”property(発音:prάpɚti/prɔ́pəti)”は「財産、資産、所有物」「特性、属性、固有の性質」の意味を持つ単語です。

「pro-(前に、〜のために)」+「pri(独自の、自分自身の)」+「-ty(状態、性質を表す)」の3つのパーツで構成されている単語で、「自分自身に完全に属している状態(独自の性質・所有物)」がコアイメージです。

 

 
コダック
特定の個人や団体が持っているもの(=「財産・所有物」ことや、

その物質やモノだけが持っている独自の要素(=「特性・属性」)ことが”property”なわけですね!

 

”property”は個人が所有する家や土地、現金に対して、まとめて全体を指すものや、ある物質(水や金属など)が持つ科学的な特徴を「固有の性質」として表すことが多いです。

 

 
「財産」や「特性」??
 
コダック
自分の土地を所有したら、それは財産ですし、その物資が持つ特徴を特性と言えますよね。

 

このように”property”で自分の所有物として自由にするものは、「価値のある財産なこと」が多いです。

逆に具体的な個々の品物(バッグや時計など)や、個人の持ち物・携帯品など「身の回りのもの」などは後述する”belongings”や”possessions”を使用します。

例文

This land is private property.
(この土地は私有地です。)
Chemical properties of water.
(水の化学的特性。)
※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

”property”の関連語①:「所有物・財産」を意味する単語”belongings/possessions”

 
コダック
せっかく”property”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいたい所です!

例えば”belongings”や”possessions”なども「所有物」を意味する単語ですよ!

 

”property”の類義語
⇒「所有物」の意味を持つ単語”belongings/possessions”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

property ⇒「不動産や大きな資産」だから法的な所有権が強い財産
belongings ⇒「身の回りの手荷物」だから愛着や携帯性があるもの
possessions ⇒「個人的に所有している全財産」だから法私物・所有している事実に焦点があるもの

といった感じです!

 
う~ん…分かったような、分からないような…
 
コダック
確かに、これだけ言われても分かりづらいかもしれませんね…汗
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!

 

例文で見る!”property/belongings/possessions”のイメージの違い

●property
「He invested all his money in property.」
⇒彼は全財産を不動産(土地や建物などの大きな資産)に投資したイメージ

●belongings
「Please don’t leave your personal belongings behind.」
⇒傘やバッグなど、身の回りの持ち物(手荷物)を忘れないでというイメージ

●possessions
「The fire destroyed all their worldly possessions.」
⇒火災によって、彼らが私的に「所有していた物」すべて(全財産・家財道具)が失われたイメージ

 

”property”の関連語②:「特性・性質」を意味する単語”quality/characteristic”

 
コダック
せっかく”property”の持つ「特性・性質」という意味についても、

類義語があるので覚えてしまいましょう!

 

”property”の類義語
⇒「性質・特徴」の意味を持つ単語”quality/characteristic”
 

 

 
コダック

それぞれの表現の違いとしては

property ⇒「科学的・論理的な固有の性質」だから物質やシステムが元から備えている特性
quality ⇒「人やモノの質・良質な特徴」だから評価や品質に関わる性質
characteristic ⇒「他と区別できる目立つ特徴」だから一目でそれと分かる個性

といったイメージです。

 

 

 
コダック
せっかくですので、こちらも例文を通じて感覚を掴んじゃいましょう!

 

例文で見る!”property/quality/characteristic”のイメージの違い

●property
「Medicinal properties of plants.」
⇒植物が生まれ持っている(科学的・医学的な)「薬効成分・特性」のイメージ

●quality
「He has many good qualities as a leader.」
⇒彼が指導者として備えている(優れた人格や能力などの)「資質・質」のイメージ

●characteristic
「Bananas have a characteristic yellow color.」
⇒バナナを一目でそれと認識させる、目立つ「特有の(黄色という)特徴」のイメージ

 

”property”の文法・語法 「数えられる」か「数えられない」か

“property”の使い方で、テストやライティングにおいて最も間違いやすいのが、「可算名詞(数えられる)」として扱うか「不可算名詞(数えられない)」として扱うかというポイントです。

 

実は、“property”はどの意味で使うかによって、このルールがハッキリと分かれています。

 

① 不可算名詞(数えられない:主に単数形)
⇒ 「財産」「総資産」「所有地」という意味のとき

② 可算名詞(数えられる:複数形 properties になる)
⇒ 「(個々の)物件・不動産」または「(科学的・固有の)特性・性質」という意味のとき

 

 
えっ、同じ「財産・不動産」みたいな意味でも、数え方が変わることがあるの?

 

 
コダック
そうなんです!ここが要注意ポイントです!

例えば「彼の財産(ひとまとまりの概念)」と言うときは数えられませんが、**「彼が所有している複数の物件(アパートやビルなど具体的に1軒、2軒と数えられるもの)」**を指すときは、可算名詞になって “properties” と複数形になりますよ!

 

 
コダック
また、もう一つの主要な意味である「科学的・物理的な特性・性質」で使う場合も、必ず可算名詞(複数形になりやすい)として扱います。

 

それぞれの違いを実際の例文で比較してみましょう。

① 不可算名詞(財産・私有地など)の例文
Personal property is protected by law.
(個人の財産は法律によって保護されている。※ひとまとまりの財産概念なので s はつかない)

② 可算名詞(具体的な物件・または科学的特性)の例文
The real estate agent showed us several properties.
(不動産業者は私たちにいくつかの**物件**を見せてくれた。)

We are studying the physical properties of this metal.
(私たちはこの金属の物理的な**特性**を研究している。)

 

TOEICの文法問題などで、空欄の前に “several” などの複数形を従える単語がある場合、意味が「特性」や「物件」であれば “properties” が正解になります。この使い分けができるようになると、文法問題での失点をグッと減らすことができますよ!

 

”property”の語源はproprietas 意味は「独自の、自分自身のもの」

 

”property”の語源についても、確認していきましょう。

”property”の語源は1275〜1325年頃に記録されたproprietas(独自の、自分自身のもの”です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”property”の起源について、下記の記載があります。

Origin of property
First recorded in 1275–1325; Middle English proprete “possession, attribute, what is one’s own,” from propre proper + -te -ty 2; see propriety

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”property”は「自分自身の(proper)」に、状態を表す名詞語尾(-ty)がくっついて発祥している模様。

 

”property”の語源(起源~発祥まで)
●ラテン語の「proprietas(独自の、自分自身のもの)」

●古期フランス語を経由して中期英語の「proprete(所有物、属性、自分自身のもの)」へ発展

●「propre(固有の・適切な)」+「-te(名詞語尾:状態や性質)」が合体し現在の “property” に変化

 

 

 
コダック
流れとしては上記の感じなわけですね!

ちなみに「自分自身の(proper)」というと、「独自の、適切な」という意味を持っていまして、
発祥時から表現の持つ「他の誰でもない自分だけのもの」という意味はほぼ変わっていないようです。

 

 

構成パーツで覚える”property” 「pro-」+「pri」+「-ty」

 

ここからは構成パーツの面から”property”について覚えていきましょう

”property”の構成パーツは「pro-(前に、〜のために)」+「pri(独自の、自分自身の)」+「-ty(状態、性質を表す)」の3つのパーツです。

 

つぎから各パーツについて紹介していきます。

“pro-“は「前に、〜のために」を意味するパーツ

”pro-”は「前に、〜のために(あるいは前に向かって進む)」を意味するパーツです。

 

 
コダック
例えば”progress”という単語は「pro-(前に)」+「gress(行く・進む)」の2つのパーツで構成されており、

前に行くこと(=「進歩、前進」)を表しています。

 

 

その他にprovide(あらかじめ備える⇒提供する)、protect(前をかばう⇒保護する)、promote(前に動かす⇒促進する)なども”pro-”を使用する単語です。

 

”pri”は「独自の、自分自身の」を意味するパーツ

”pri”は「独自の、自分自身の(周りから切り離された個人の)」を意味するパーツです。

 

 
コダック
例えば”private”という単語は「pri(独自の、自分自身の)」+「-ate(形容詞語尾)」の2つのパーツで構成されており、

公のものではない個人に属する状態(=「私的な、個人の」)を表しています。

 

 

その他にprior(他より自分自身の位置を前に置く⇒優先的な)、appropriate(自分自身のものとして適した⇒適切な)、propriety(自分自身の本来の正しい状態⇒礼儀正しいこと)なども”pri”を使用する単語です。

 

”-ty”は「状態、性質を表す」を意味するパーツ

”-ty”は「状態、性質を表す」を意味する名詞のパーツ(接尾辞)です。

 

 
コダック
例えば”safety”という単語は「safe(安全な)」+「-ty(状態・性質)」の2つのパーツで構成されており、

安全である状態(=「安全、無事」)を表しています。

 

 

その他にbeauty(美しい状態⇒美しさ)、honesty(誠実な性質⇒正直・誠実)、ability(できる能力の状態⇒能力)等も”-ty”を使用する単語です。

 

”property”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”property”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”property”は「pro-(前に、〜のために)」+「pri(独自の、自分自身の)」+「-ty(状態、性質を表す)」の3パーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「自分自身に完全に属している状態(独自の性質・所有物)」
⇒”property”=「財産、資産、所有物」「特性、属性、固有の性質」の意味
●語法・文法のポイント ⇒「財産」の意味では不可算名詞(数えられない)として扱われることが多く、不動産などの「物件」や科学的な「特性」の意味では可算名詞(数えられる:properties)になります。
 
 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」