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【語源も分かって、忘れない】英単語「particular」の意味と使い方・覚え方・文法解説【part(部分)+cule(小さな)=小さな部分に焦点が当たっている状態】

 

 
コダック
今日の英語表現は”particular”

「part(部分)」+「cule(小さな)」+「ar(~に関する)」の3パーツで構成されている単語です。

小さな部分(に焦点が当たっている状態)がコアイメージで、“particular“=「特定の」「好みがうるさい、こだわる」の意味を持ちますよ!

 

”particular”の意味と使い方 コアイメージは「小さな部分(に焦点が当たっている状態)」

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”particular(発音:pərtíkjələr / パァーティキュラァ)”は「特定の」「好みがうるさい、こだわる」の意味を持つ単語です。

先ほど紹介した通り、「part(部分)」+「cule(小さな)」+「ar(~に関する)」から成り立っており、「小さな部分(に焦点が当たっている状態)」が共通のコアイメージになります。

 

 
コダック
たくさんのモノが集まっている「全体像」ではなく、その中にある「ごく小さな一部分」をピンポイントで指さして注目しているようなイメージですね!

ここから、他でもない「特定の〇〇」という意味に繋がります。

 

また、このコアイメージは「好みがうるさい、こだわる」という意味にも綺麗に結びつきます。

 

 
「細かい部分」にこだわる=「好みがうるさい」って事か!
 
コダック
その通り!
大雑把に済ませず、細かい部分に執着するからこそ、「こだわる・好みがうるさい」という意味になるわけですね!

 

日常会話では、よく「**be particular about 〜**(〜にこだわりがある・うるさい)」という形で使われますよ!

例文

Are you looking for a particular brand?
(何か特定のブランドをお探しですか?)

She is very particular about what she eats.
(彼女は食べ物にとてもうるさい/こだわりがある。)

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

”particular”の関連語①:「特定の・特別な」を意味する単語”specific / special”

 
コダック
”particular”の「特定の」に近い意味を持つ類義語に、”specific”や”special”があります。
これらも一緒に整理して覚えると、表現の幅がグッと広がりますよ!

 

”particular”の類義語
⇒「特定の・特別な」の意味を持つ単語”specific / special”

 

 
どれも日本語にすると似ているけれど、どんな違いがあるの?

 

 
コダック

それぞれのニュアンスの違いは、どこに「焦点」が当たっているかで分かります!

particular ⇒「(他のどれでもなく)特定のこれ」=個別の選択に焦点
specific ⇒「(曖昧ではなく)具体的で明確な」=詳細・数字に焦点
special ⇒「(普通とは違い)他より優れて特別な」=価値や感情に焦点

実際の例文で、その違いを体感してみましょう!

 

例文で見る!”particular / specific / special”のイメージの違い

●For no particular reason.
「特に理由はない。(特定の理由はない)」
⇒『あれこれ並ぶ理由の中から「これだ!」と一本釣りするような特定の理由はない』というイメージ

●Can you be more specific?
「もっと具体的に言ってくれませんか?」
⇒『ぼんやりした話ではなく、事実や条件、データなどが明確な内容にしてほしい』というイメージ

●This is a special occasion.
「これは特別な行事です。」
⇒『普段のありふれた日常とは違って、際立った価値がある大切なもの』というイメージ

 

”particular”の関連語②:「好みがうるさい・こだわる」を意味する単語”picky / fastidious”

 
コダック
もう一つの意味である「好みがうるさい・こだわる」についても、よく似た類義語があるので合わせてマスターしちゃいましょう!

 

”particular”の類義語
⇒「好みがうるさい・こだわる」の意味を持つ単語”picky / fastidious”

 

 
コダック

こちらも、それぞれの「こだわり方」のニュアンスに違いがあります。

particular ⇒「(独自の基準や好みがあって)こだわる」=こだわり(中立~ポジティブ)
picky ⇒「(子供のように)えり好みしてうるさい」=好き嫌い・わがまま(ネガティブ)
fastidious ⇒「(細部にまで完璧を求めて)気難しい」=完璧主義・潔癖(やや堅い表現)

こちらも例文を通して、ニュアンスの感覚を掴んでみてください!

 

例文で見る!”particular / picky / fastidious”のイメージの違い

●He is particular about his coffee.
「彼はコーヒーにこだわりがある。」
⇒『豆の種類や淹れ方など、自分の中ではっきりとした好みや基準を持っている(大人のこだわり)』のイメージ

●My son is a picky eater.
「私の息子は好き嫌いが多い。」
⇒『「あれは嫌、これは嫌」と理屈っぽくなく、単にえり好みをして周囲を困らせる』イメージ

●She is a fastidious worker.
「彼女は細部までこだわる(気難しい)仕事人だ。」
⇒『ミスや汚れを一切許さないような、非常に几帳面で完璧主義な』イメージ

 

”particular”の語法・文法解説:重要フレーズと前置詞の使い分け

”particular”を実際に使う上で、絶対に押さえておきたい文法的なポイントが2つあります。

それは、「in particular」という熟語表現と、「particular about 〜」という前置詞の組み合わせです。

 

 
コダック
特に「〜にこだわっている」と言いたい時の前置詞は、試験や日常会話でもよく狙われるポイントですよ!

 

まず1つ目は、副詞的に使われる”in particular”です。「特に」「とりわけ」という意味で、”especially”と同じように文末や名詞の後ろに置いて使われます。

2つ目は、形容詞として「〜にうるさい、こだわる」と言う場合の”be particular about 〜”です。対象を表す前置詞には”about”がよく使われますが、状況によっては”over”や”as to”が使われることもあります。

 

例文

I likes sports, soccer in particular.
(私はスポーツが好きですが、特にサッカーが好きです。)

He is very particular about his clothes.
(彼は服にとてもこだわりがある/うるさい。)

Is there anything in particular you want to do today?
(今日、何か特にしたいことはありますか?)

 

 
なるほど!「in particular」はセットで覚えちゃうのが楽そうだね。
 
コダック
そうですね!「in + 名詞」で一つの副詞の塊(=特に)を作っているイメージです。
「be particular about」も、小さな部分の「まわり(about)」を細かく気にしているイメージを持つと覚えやすいですよ!

 

”particular”の語源はparticula(小さな部分) 意味は「特定の、こだわる」

単語のイメージをさらに深く焼き付けるために、”particular”の歴史(語源)についても掘り下げていきましょう。

”particular”の直接のルーツは、ラテン語の「particula(小さな部分)」という言葉にあります。

 

世界最大級 affinity を持つオンライン英英辞典サイト「Dictionary.com」には、この単語の成り立ちについて次のような本格的な記録が残されています。

Origin of particular
First recorded in 1350–1400; from Late Latin particulāris, equivalent to Latin particul(a) “small part” ( see particle) + -āris -ar 1; replacing Middle English particuler, from Middle French, from Late Latin, as above

日本語訳:1350~1400年に初めて記録。後期ラテン語の particulāris に由来し、ラテン語の particul(a)「小さな部分」(particleを参照)+ -āris(~に関する、-ar)に相当。後期ラテン語から中期フランス語を経てきた中期英語の particuler を置き換える形となった。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記述を紐解くと、”particular”が現在の形になるまでには、1000年以上の時をかけて壮大な旅をしてきたことが分かります。

元々は古代ローマ人が使っていたラテン語の「particula(小さな部分)」がベースとなり、それが時代とともに「小さな部分に関する(particulāris)」という形容詞に変化しました。これが中世にフランス語圏へ渡り、最終的に14世紀後半(室町時代初期のころ)のイギリスに伝わって英語の仲間入りを果たしたのです。

 

時空を超える!”particular”の歴史ルート
【古代ローマ】ラテン語:particula(小さな部分) + -āris(〜に関する性質の)

【中世ヨーロッパ】後期ラテン語:particulāris(ごく小さな部分の、個別の)

【フランス経由でイギリスへ】中期フランス語・中期英語(particuler)

【現代】現代英語:particular(特定の、好みがうるさい)

 

 

 
コダック
ラテン語の時代から、一貫して「全体の中の、すごーく小さな一部分」にスポットライトを当て続けている単語なんですね!

ちなみに、Dictionary.comの解説に出てくる”particle”という単語を聞いたことはありませんか?理科の授業などで出てくる「粒子」や「微粒子」という意味の単語ですが、これも全く同じ語源(particula)から生まれています。「目に見えないほどの小さな粒」というニュアンスを知ると、さらに納得感が増しますよね!

 

では、なぜ「小さな部分」という語源が、現代英語の「特定の」や「好みがうるさい」という意味に繋がっていくのでしょうか?

答えは簡単です。大きな山や全体をぼんやりと見るのではなく、その中にある「顕微鏡で覗くような小さな一点」にだけ意識を集中させるからです。

 
コダック
たくさんの選択肢(全体)の中から「この、小さな一つの部分(=特定のこれ!)」と指をさすイメージ。
その小さな部分の出来栄えや違いにまで過剰に視線を注ぐからこそ、「ディテール(細部)にこだわる=好みがうるさい」という意味へと自然に発展していったんですね。

 

構成パーツで覚える”particular” 「part」+「cule」+「ar」

ここからは語源の構成パーツ(接頭辞・接尾辞など)の面から、”particular”の仕組みをさらに深く解剖していきましょう!

冒頭でもお伝えした通り、”particular”は「part(部分)」+「cule(小さな)」+「ar(~に関する)」の3つのパーツが合体してできた単語です。

単語を丸暗記するのではなく、この3つのパーツの「本質的な意味」を理解すると、他の多くの難関英単語も芋づる式に覚えられるようになりますよ!

 

それでは、それぞれのパーツの役割と、同じパーツを持つ仲間(関連語)を詳しく紹介していきます。

“part”は「部分・分かれる」を意味する基本パーツ

まずは核となる”part”です。これは日本語でも「パート分け」等と言いますよね。

基本的には「全体から切り離された『部分』」「個別に『分かれる』」という意味を持っています。

 

 
コダック
例えば、元からある場所から「分かれて(part)」「離れる(de)」という構成の単語が”depart”です。
ここから、元の場所を離れて次へ行く(=「出発する」)という意味になるわけですね!空港の「出発ロビー(Departure gate)」でお馴染みの表現です。

 

このように、”part”が含まれる単語はどれも「全体から分かれているニュアンス」がベースにあります。同じパーツを持つ重要な仲間も一緒にチェックしてみましょう!

 

【”part(部分・分かれる)” を使った重要単語】

apart(離れて、バラバラに)
⇒「〜の方へ(a)」+「分かれる(part)」= 完全に切り離されて離れている状態。

apartment(アパート、共同住宅)
⇒「分ける(part)」+「名詞にする語尾(ment)」= 大きな建物の中を「細かく分割した部屋」のこと。

partial(部分的な、不公平な)
⇒「部分(part)」+「形容詞にする語尾(ial)」= 全体ではなく「一部だけの」。また、特定の人や物だけに肩入れすることから「不公平な」「〜が大好きで(be partial to 〜)」という意味にもなります。

 

”cule(cul)”は「小さなもの・微小」を表す指小辞(ししょうじ)

続いて真ん中の”cule(または cle)”です。専門的には「指小辞」と呼ばれ、単語の後ろにくっついて「それの小さいバージョン」「ごく微小なもの」を表す役割を持っています。

 

 
コダック
化学の授業で習う”molecule(分子)”という単語がまさにこれです!
これは「大きな質量・塊(moles)」+「小さな(cule)」が合体したもので、物質を構成する「質量を持ったごく小さな粒(=「分子」)」を表しています。

 

英語で”cule/cle”を見かけたら、「顕微鏡で見るような小さなもの」をイメージすると意味が推測しやすくなりますよ!

 

particle(粒子、微粒子、助詞)
⇒「部分(part)」+「小さな(icle)」= これ以上分けられないほどの極小の粒(粒子)。国文法の「てにをは(助詞)」も、言葉の最小単位のパーツなのでこの単語が使われます。

muscle(筋肉)
⇒ 語源はなんとラテン語の「小さなネズミ(musculus)」。皮下の筋肉が動く様子が「小さなネズミ(mus)」が動いているように見えたことから、このパーツ(cle)がついて定着しました。

article(記事、品物、冠詞)
⇒ 語源は「小さな関節(articulus)」。骨の小さなつなぎ目のように、新聞などの全体から細かく「区切られたセクション(=記事)」や、契約書の「箇条書きの条項」を指します。

 

”ar”は「~に関する・~の性質を持つ」を表す形容詞化パーツ

最後の”ar(または er, al)”は、単語の一番後ろについて「〜に関する」「〜の性質を持った」という状態を表す形容詞(名詞を修飾する言葉)に変えるパーツです。

 

 
コダック
身近な単語だと”regular(規則的な、通常の)”が分かりやすいですね!
これは「基準・定規(regula)」に+「〜に関する(ar)」がくっついたもので、「基準の枠にきっちり収まっている性質の(=「規則通りの・通常の」)」という意味になります。

 

この”ar”がつくことで、名詞だったパーツが「〜の性質を持っているよ」という形容詞へと変化します。こちらも同じ構造の単語をセットで覚えてしまいましょう!

 

【”ar(〜に関する性質の)” を使った重要単語】

popular(一般的な、人気のある)
⇒「人々・大衆(popul)」+「〜に関する(ar)」= 大衆に関する、一般受けする、そこから「人気がある」という意味へ。

familiar(よく知っている、見慣れた)
⇒「家族(familia)」+「〜に関する(ar)」= 家族のように親しい関係にある性質の、そこから「熟知している」「お馴染みの」という意味へ。

solar(太陽の、太陽光の)
⇒「太陽(sol)」+「〜に関する(ar)」= 太陽に関する。ソーラーパネル(solar panel)のソーラーですね!

 

このように、「部分(part)」が「小さく(cule)」なったものに「関する(ar)」という3つの意味が重なり合うことで、全体像から1つのごく小さな部分にピンポイントで焦点を当てるイメージ、すなわち”particular(特定の、こだわる)”という単語が完成するのです!

”particular”の意味と語源・覚え方のまとめ

最後に、今回学んだ”particular”の意味と効率的な覚え方について大切なポイントをギュッとまとめます!

●”particular”は「part(部分)」+「cule(小さな)」+「ar(~に関する)」の3パーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「小さな部分(に焦点が当たっている状態)」
⇒”particular”=「特定の、特有の」「好みがうるさい、こだわる」の意味
●語法・文法のポイント ⇒specific(具体的)、special(特別)とのニュアンスの違いに注意。「particular about~」で「〜にこだわりがある」となる。
 
 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」