opt forとopt toの違い|opt out of・opt in・chooseとの使い分けを解説

目次

opt forとopt toの違い|opt out of・opt in・chooseとの使い分けを解説

コダック

opt foropt toの違いは、後ろに置くものです。opt for+名詞=「物・方法・案を選ぶ」、opt to+動詞=「~することを選ぶ」。optはchooseより少しフォーマルで、複数の選択肢を比較した末に「こちらの方針を採る」という響きがあります。この記事ではopt out of、opt in、chooseとの違い、optionとの関係、語源と覚え方まで解説します!

opt for opt to 違いを最初に表で整理します。

後ろに置くもの 意味
opt for+名詞 プラン、物、方法、状態 ~を選択する opt for the basic plan
opt to+動詞 行動 ~する方を選ぶ opt to pay monthly
opt out of+名詞 制度、活動、契約など ~に参加しない/~から抜ける opt out of the program
opt in 必要に応じてto+制度/to do 自分で参加を選ぶ opt in to receive emails

optって学校ではあまり習わなかったけど、ウェブサイトの「オプトイン」「オプトアウト」ではよく見るよね。chooseより専門的な単語なの?

コダック

専門用語だけではありませんが、日常の「どれにする?」より、制度・契約・方針・治療・支払い方法のような、はっきりした選択肢を検討する場面に向いています。自分の意思で一案を採用するという感覚があるため、ビジネスやニュースでもよく使われるんです。

optの意味とコアイメージ―「選択肢を比べて一方を採用する」

opt /ɒpt, ɑːpt/は「選ぶ、選択する」という自動詞です。Cambridge Dictionaryでは、とくに複数の物事や可能性のうち、一つをほかより優先して選ぶ語として説明されています。

最も一般的なchooseと比べると、optは次の要素を感じさせやすい語です。

  • ほかの選択肢が明確に存在する
  • 比較・検討した結果を述べる
  • 選んだものが方針、手段、制度、契約条件である
  • 少しフォーマル、説明的である

【optの基本例文】
・We opted for the cheaper plan.
(私たちはより安いプランを選びました。)

・She opted to work from home.
(彼女は在宅勤務をする方を選びました。)

・Employees may opt out.
(従業員は参加しないことを選べます。)

optは基本的に自動詞なので、opt a planのように名詞を直接目的語にしません。名詞ならfor、行動ならto doを続けます。

opt forの意味と使い方―「~という案・物を選ぶ」

opt for+名詞は、複数の可能性の中から特定の案・物・方法を採用する表現です。

I opted for the vegetarian dish.
(私はベジタリアン料理にしました。)

They opted for a smaller office to reduce costs.
(彼らは費用削減のため、より小さいオフィスを選びました。)

The patient opted for surgery.
(患者は手術を選択しました。)

単に「これが好き」と選ぶより、「別の料理・大きなオフィス・別の治療法もあったが、こちらにした」という対比が背景にあります。

opt forの後ろに来やすい名詞

  • opt for a plan / package(プランを選ぶ)
  • opt for monthly payments(月払いを選ぶ)
  • opt for early retirement(早期退職を選ぶ)
  • opt for surgery(手術を選ぶ)
  • opt for a simpler design(より簡素なデザインを選ぶ)
  • opt for public transportation(公共交通機関を選ぶ)

opt for doingは使える?

forは前置詞なので、文法上は後ろに動名詞を置ける場合があります。しかし、「~することを選ぶ」という普通の文ではopt to doの方が簡潔で自然です。

自然:We opted to pay in installments.
(私たちは分割で払うことにしました。)

名詞的な案:We opted for payment in installments.
(私たちは分割払いを選びました。)

初学者は、名詞ならfor、動詞ならtoと分けるのが安全です。

opt toの意味と使い方―「~する方を選ぶ」

opt to doは、行動を選択するときに使います。「~することに決める」と訳すこともできます。

Many customers opt to receive digital statements.
(多くの顧客は明細を電子版で受け取る方を選びます。)

The company opted to delay the launch.
(会社は発売を延期することを選びました。)

She opted to take the train rather than drive.
(彼女は車を運転せず電車に乗る方を選びました。)

rather thanやinstead ofと組み合わせると、採用しなかった選択肢を明示できます。

opt not to do―「~しない方を選ぶ」

He opted not to answer the question.
(彼はその質問に答えないことを選びました。)

基本語順はopt not to doです。「参加しない」を制度的に表す場合はopt outも使えますが、単に特定の行動をしない決定ならopt not to doが自然です。

opt for to doは誤り

× We opted for to pay monthly.
○ We opted to pay monthly.
○ We opted for monthly payments.

forとtoを重ねず、後ろが名詞か動詞かで選びます。

opt forとopt toの違いを同じ場面で比較

名詞を選ぶ 行動を選ぶ
We opted for the train. We opted to take the train.
She opted for early retirement. She opted to retire early.
They opted for monthly payments. They opted to pay monthly.
He opted for silence. He opted not to comment.

意味は近くても、opt forは選んだ案・状態・手段を名詞で示し、opt toは選んだ行動を動詞で示します。

opt for / opt toの5秒判定

「何を選んだ?」に答える名詞なら → opt for
「何をすることにした?」に答える動詞なら → opt to do

the premium plan → opt for the premium plan
upgrade the plan → opt to upgrade the plan

chooseとopt forの違い―一般的な決定か、代替案からの採用か

choose opt for 違いは、意味の広さと文型にあります。

項目 choose opt for
意味 最も一般的な「選ぶ」 他案より一案を選択・採用する
文型 choose+名詞 opt for+名詞
行動 choose to do opt to do
文体 中立、日常的 ややフォーマル、説明的
対象 人、物、行動、人生の決断まで広い 方法、制度、プラン、方針と好相性

I chose the blue shirt.
(青いシャツを選びました。)

I opted for the blue shirt because it was more formal.
(よりフォーマルだったので、青いシャツにしました。)

opt forの文は、ほかの服との比較や選択理由が自然に想像されます。しかし、chooseにも十分に考えた決断を表せます。違いは「考えたかどうか」ではなく、選択肢の一案を方針として採用した見せ方です。

日常会話でopt forを使うと不自然?

不自然ではありません。ただし、簡単な場面では少し説明調になります。

What do you want?
—I’ll choose the cake.(文法的だが、会話ならI’ll haveも自然)
—I’ll go for the cake.(会話的)
—I’ll opt for the cake.(ほかと比較してこちらにする感じ)

健康上の理由や値段など、選択の背景を説明するとopt forが自然に響きます。

opt out ofの意味―「~への参加をやめる・最初から参加しない」

opt outは、自分の意思で活動・制度・取り決めに参加しないことを選ぶ句動詞です。対象を続けるときは通常opt out of+名詞/動名詞です。Cambridge Dictionaryでも、活動の一員にならない、または関与をやめる意味として説明されています。

Employees can opt out of the pension plan.
(従業員は年金制度への加入を辞退できます。)

You may opt out of receiving marketing emails.
(広告メールの受信を停止できます。)

Several students opted out of the activity.
(数人の学生はその活動への参加を辞退しました。)

opt outとdrop out・withdrawの違い

  • opt out:選択権を使い、制度・活動に参加しない
  • drop out:学校・コース・競争などを途中で脱落・中退する
  • withdraw:申請・参加・発言などを正式に撤回する

opt outは、制度側が「参加しない選択」を認めている場面で特によく使われます。

opt out of doing

They opted out of sharing their data.
(彼らはデータを共有しない方を選びました。)

ofは前置詞なので、その後ろに動詞を置くなら-ing形です。opt out of shareopt out to shareにはしません。

opt inの意味―「自分で参加を選ぶ・同意して加入する」

opt inは、活動・制度・情報配信などに参加する意思を明示することです。Cambridge Dictionaryでは、活動や取り決めの一員になることを自分で選ぶ意味として説明されています。

Users must opt in before their data is shared.
(利用者はデータ共有前に、自分で同意して参加を選ばなければなりません。)

You can opt in to the rewards program.
(特典プログラムへの参加を選べます。)

Customers may opt in to receive text messages.
(顧客はSMSを受け取ることに同意できます。)

opt in toのtoは2種類ある

見た目は同じですが、次の2つを区別できます。

  • opt in to+名詞:toは「~へ」という前置詞
    opt in to the program(プログラムへ参加する)
  • opt in to do:toは不定詞
    opt in to receive updates(更新情報を受け取ることに同意する)

実際の文では意味から判断できます。名詞が続けば制度への参加、動詞原形が続けば参加によって行う内容です。

opt in to receiveって、opt to receiveと何が違うの?どっちも「受け取る方を選ぶ」に見えるけど。

コダック

鋭いですね!opt to receiveは単純に「受け取る方を選ぶ」。opt in to receiveは、登録・同意の仕組みに参加して受け取る感じです。メール配信やデータ利用のように、参加意思を明示する制度があるとopt inがぴったりです。

opt-inとopt-out―名詞・形容詞ではハイフンに注意

動詞として使うときはopt in / opt outと分けます。名詞や形容詞として前から別の名詞を説明するときは、通常opt-in / opt-outとハイフンで結びます。

品詞
動詞 opt in Users can opt in.
動詞 opt out Users can opt out.
名詞・形容詞 opt-in an opt-in system
名詞・形容詞 opt-out an opt-out option / the opt-out process

opt-in方式とopt-out方式の違い

  • opt-in方式:初期状態は不参加。本人が意思表示して参加する
  • opt-out方式:初期状態は参加。本人が意思表示して離脱する

メール配信、個人情報、年金制度、研究参加などで重要な概念です。英語学習では、inとoutの方向イメージをそのまま使えます。

optionとoptの違い―名詞と動詞

option opt 違いはまず品詞です。

  • opt:動詞 選ぶ、選択する
  • option:名詞 選択肢、選べる方法、選択権

We opted for the cheaper plan.
(より安いプランを選びました。)

The cheaper plan was the best option.
(より安いプランが最善の選択肢でした。)

Cambridge Dictionaryではoptionを、可能性の集合から選べる一つのもの、または選択する自由として説明しています。

have the option to do

Customers have the option to cancel within 14 days.
(顧客には14日以内に解約する選択肢があります。)

opt to cancelは「実際に解約する方を選ぶ」、have the option to cancelは「解約できる選択肢・権利がある」です。実行したかどうかが違います。

optionを動詞として使える?

optionには、契約・スポーツ・映像業界などで「オプション契約を結ぶ」といった動詞用法があります。しかし、一般的な「選ぶ」の意味でI optioned the blue plan.とは言いません。初学者は、動詞opt、名詞optionと分けましょう。

optionalとの違い

optionalは形容詞で「任意の、必須ではない」です。

The workshop is optional.
(その研修は任意です。)

optionが「選択肢」、optionalが「選んでも選ばなくてもよい性質」を表します。

optの語源―ラテン語optare「選ぶ・望む」

Merriam-Websterによると、optはフランス語opterを経て、ラテン語optareに由来します。英語での初出は19世紀とされ、chooseに比べると比較的新しく英語に入った語です。

ラテン語系で、現代英語では制度・方針・選択権を説明する場面に多いため、chooseよりも少しフォーマルに感じられます。

optの語源と覚え方

ラテン語 optare(選ぶ、望む)

フランス語 opter

英語 opt(選択する)

覚え方:optionの中からoptする
名詞optionの先頭3文字が動詞opt、とセットで覚えると簡単です。

optでよくある間違い

1. optの直後に名詞を置く

× We opted the premium plan.
○ We opted for the premium plan.

2. opt forの後ろに動詞原形を置く

× She opted for work remotely.
○ She opted to work remotely.
○ She opted for remote work.

3. opt outの対象にofを付け忘れる

× He opted out the program.
○ He opted out of the program.

4. opt out ofの後ろを動詞原形にする

× opt out of receive emails
○ opt out of receiving emails

5. opt inとsign inを混同する

  • opt in:参加・同意を自分で選ぶ
  • sign in / log in:アカウントや施設へログイン・記名する

メール配信にopt inした後、サービスへsign inすることはありますが、意味は別です。

6. chooseより必ず高度・正確だと思う

optは便利ですが、あらゆる「選ぶ」を置き換える語ではありません。子どもに「好きな色を選んで」と言うならChoose a color.Pick a color.が自然です。

optの例文20選

1. We opted for the basic plan.
(基本プランを選びました。)

2. She opted for a window seat.
(彼女は窓側の席にしました。)

3. They opted for a simpler design.
(彼らはより簡素なデザインを選びました。)

4. I opted to pay in cash.
(現金で払う方を選びました。)

5. The company opted to remain independent.
(会社は独立を維持する道を選びました。)

6. He opted not to comment.
(彼はコメントしない方を選びました。)

7. Employees may opt out of the plan.
(従業員はその制度から離脱できます。)

8. You can opt out of receiving emails.
(メールの受信を停止できます。)

9. Few students opted out.
(参加を辞退した学生はほとんどいませんでした。)

10. Users must opt in first.
(利用者は最初に参加へ同意する必要があります。)

11. I opted in to the rewards program.
(特典プログラムへの参加を選びました。)

12. She opted in to receive notifications.
(彼女は通知を受け取ることに同意しました。)

13. This is an opt-in service.
(これは本人の同意で参加するサービスです。)

14. The form includes an opt-out box.
(フォームには参加拒否のチェック欄があります。)

15. More people are opting for electric cars.
(電気自動車を選ぶ人が増えています。)

16. We opted to postpone the meeting.
(会議を延期することにしました。)

17. Patients can opt for non-surgical treatment.
(患者は手術をしない治療法を選べます。)

18. You have the option to change plans.
(プランを変更する選択肢があります。)

19. Participation is optional.
(参加は任意です。)

20. After comparing the costs, we opted for the annual subscription.
(費用を比較した後、年間契約を選びました。)

optに関するよくある質問

opt forとchooseのどちらが自然?

一般的な「選ぶ」ならchooseが自然です。明確な代替案を比べ、特定のプラン・方法・方針を採ったことを説明するならopt forがよく合います。

opt toとchoose toの違いは?

どちらも「~することを選ぶ」です。choose toは日常から重要な決断まで広く使える一般表現、opt toは選択肢を検討して一方の行動を採用するややフォーマルな表現です。

opt out ofとunsubscribeの違いは?

unsubscribeはメール配信・チャンネル・会員登録などの購読を解除する具体的な動作です。opt out ofは、制度・活動・データ利用など、より広い参加や関与を拒否・停止する表現です。

opt in toとopt intoはどちら?

学習上は、句動詞opt inに前置詞toを続けるopt in to the program、または不定詞を続けるopt in to receive messagesと分けて書くと構造が明確です。実際の使用ではopt intoも見られますが、まず辞書で示されるopt inを基本にすると安全です。

optは過去形でどうなる?

語末の子音を重ねてoptedです。現在分詞はoptingで、tを重ねます。opted / opting / optsと活用します。

opt for・opt toの違いまとめ

この記事の要点

opt for+名詞は「物・方法・プランを選ぶ」
opt to+動詞は「~することを選ぶ」
●optはchooseより、代替案を比較して一案を方針として採用する響きが強い
opt out ofは制度・活動に参加しない、または途中で抜ける
opt inは本人が意思表示して参加・同意する
●動詞はopt in / opt out、名詞・形容詞はopt-in / opt-outとするのが基本
optionは名詞「選択肢・選択権」、optは動詞「選ぶ」
●語源はラテン語optareで、覚え方は「optionの中からoptする」
●名詞ならfor、動詞ならto、離脱対象ならout ofと整理する

コダック

optは文型がはっきりしているので、実は覚えやすい単語です。opt for a plan/opt to act/opt out of a system/opt inの4本をセットにしてください。chooseだけでは出しにくい「比較した結果、この方針を採った」というニュアンスを、すっきり表現できるようになりますよ!

関連記事:
choose・select・pick・opt forの違い
choose・chose・chosenの違い
select fromの使い方
pick out・pick upの違い