こんにちは、コダックです。
英語学習、とくに英単語を記憶する上で大切なのは以下の2つ。
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事
そう!関連付けが強ければ強いほど、記憶に残りやすい!
この記事では英単語を語源や構成パーツ、使い方など、多方面からの知識を関連付けし、効率良く記憶する事を目的にしています。
「mode-(基準・型)」+「-ify(〜にする)」のパーツで構成されている単語です。
「一定の基準や型に合わせて調整する」がコアイメージで、“modify“=「(部分的に)修正する、変更する」「(文法で)修飾する」の意味を持ちますよ!
”modify”の意味と使い方 コアイメージは「一定の基準や型に合わせて調整する」

”modify(発音:mάdəfὰi/マディファイ)”は「(部分的に)修正する、変更する」「修飾する」の意味を持つ単語です。
「mode-(基準・型)」+「-ify(〜にする)」のパーツで構成されている単語で、「一定の基準や型に合わせて調整する」がコアイメージです。
そこから、計画や契約、デザインなどの一部をブラッシュアップして「「修正する・変更する」」ことや、文法用語で、ある言葉の意味の範囲を特定の型に当てはめて限定する「修飾する」のが”modify”なわけですね!
”modify”は動詞として、ビジネスやITの世界で「プログラムの仕様を一部変更する(modify the specifications)」や、法律や条約を「契約の条件を修正する(modify the terms of the contract)」のように、ベースとなるものをより良く、あるいは状況に適合させるために部分調整するときによく使われます。
また、文法で「美しい花(beautiful flower)」と言うとき、形容詞のbeautifulは、ただの「花」という広い概念を、「美しいもの」という特定の型に『限定・修飾(modify)』しているわけです。
このように”全体の形やルールを保ちつつ、一部に手を加えてより適切な状態へとフィットさせる”という意味から、ITのデータ修正から、法律文書の改定、そして日常の文法解説にいたるまで広く使用されます。
例文
・We had to modify the plan to fit the new budget.
(私たちは新しい予算に合わせるために、計画を一部修正[変更]しなければならなかった。)
・In English, adjectives usually modify nouns.
(英語において、形容詞は通常、名詞を修飾する。)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”modify”の関連語①:「変える・修正する」を意味する単語”change/alter”
例えば”change”や”alter”なども「変える、修正する」を意味する単語ですよ!
⇒「変える」の意味を持つ単語”change/alter”
イメージの違いとしては
modify ⇒「元の良さや本質(型)を残したまま、部分的に手直しして改善する」だから(前向きな)一部修正・マイナーチェンジ
change ⇒「古いものを捨てて新しいものにするなど、状態をガラリと入れ替える」だから(最も一般的な)変更・変化
alter ⇒「服のサイズ直しのように、本質は変えずに外見や一部分の重要な要素を改める」だから(構造や一部の)改定・作り変え
といった感じです!
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!
●modify a software program
「(バグを直したり機能を少し足したりして)プログラムを修正する」
⇒ ベースはそのままに、より使いやすくアップデートするイメージ
●change the schedule
「(予定していた日程をやめて、別の日へと完全に)予定を変更する」
⇒ Aという状態をBという別の状態にスイッチするイメージ
●alter the clothes
「(太ってしまったのでズボンのウエストを広げるなど)服をサイズ直しする」
⇒ 服そのものは同じだけれど、部分的なディテールを仕立て直すイメージ
”modify”の関連語②:「手直し・制限」を意味する単語”qualify/adjust”
類義語があるので覚えてしまいましょう!
⇒「限定・調整」の意味を持つ単語”qualify/adjust”
それぞれの表現の違いとしては
modify ⇒「基準の枠からはみ出さないように、形をマイルドに整える」だから(表現や部分の)修正・修飾
qualify ⇒「『ただし〜を除く』という条件をつけて、発言や権利の適用範囲を厳しく縛る」だから(条件付きで)限定する、資格を与える
adjust ⇒「ピタッとジャスト(just)な位置に合わせるために、ネジを回して微調整する」だから(ピタッと合わせる)適合・アジャスト
といったイメージです。
●modify one’s tone
「(怒鳴るのをやめて、基準に沿った大人の)トーンを和らげる[修正する]。」
⇒ 過激な部分を削って、マイルドな型に落ち着かせるイメージ
●qualify a statement
「(『基本的には賛成だが…』と但し書きをつけて)発言を限定する。」
⇒ 100%全肯定ではなく、条件の壁を立てて範囲を狭めるイメージ
●adjust the volume
「(うるさすぎず小さすぎない、丁度いい音量に)音量を調節する。」
⇒ ターゲットの目盛りに向かってツマミをジャストに合わせるイメージ
”modify”の文法・語法 英語学習で超重要な「修飾する」の正しい形

“modify”の意味や類義語との違いが分かったところで、ここからは実際の試験や、英語の解説書を読むときに絶対に知っておきたい「文法・語法上のルール」を解説します!
特に “modify” が「(文法で)修飾する」という意味で使われるときの、言葉の並び順と定番の前置詞 を押さえておきましょう!
⇒ 後ろに直接、修飾される言葉(名詞や動詞など)を置きます。
● A is modified by B ( A は B によって修飾される )
⇒ 受動態の形で、「言葉の修飾関係」を説明するときに非常によく使われる形です。
TOEICの文法問題(パート5)の解説文や、海外の文法テキストなどでは、 “modified by 〜(〜によって修飾されている)” という受動態の形がこれでもかっていうくらい頻出しますよ!
① 能動態(〜を修飾する)の例文
In this sentence, the adverb modifies the verb.
(この文章において、その副詞は**動詞を修飾している**。※ modifies の後ろに直接、対象の動詞が来ている形)② 受動態(〜によって修飾される)の例文
The noun is modified by an adjective.
(その名詞は、形容詞**によって修飾されている**。※文法解説で最もよく見かける王道のパターン)
単に「modify = 修正する」とだけ覚えていると、文法問題の解説を読んだときに「え?名詞を修正するってどういうこと?」と混乱してしまいます。この「型にはめて意味を限定する = 修飾する」というもう一つの重要な顔を知っておくと、英語のルール自体の理解度がグッと深まりますよ!
”modify”の語源はラテン語「modificāre」 意味は「規則や型を課す、規制する」
”modify”の語源についても、確認していきましょう。
”modify”の語源はラテン語の”modificāre(モディフィカーレ)”です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”modify”の起源について、下記の記載があります。
Origin of modify
First recorded in 1350–1400; Middle English modifien, from Middle French modifier, from Latin modificāre “to impose a rule or pattern, regulate, restrain”; equivalent to mode 1 + -ify※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”modify”はラテン語から中期フランス語を経由して発祥している模様。
●ラテン語「modus(測定、基準、型 “rule or pattern”)」+「facere(〜にする)」
↓
●ラテン語「modificāre(ルールや型を課す、規制する、抑える “to impose a rule or pattern, regulate, restrain”)」
↓
●中期フランス語「modifier」
↓
●14世紀後半(1350〜1400年頃)に、中期英語(Middle English)の「modifien」として定着
Dictionary.comの詳しい案内にもある通り、この単語は私たちが日常でもよく使う「mode(モード、方式、型)」のルーツである「modus」に、動詞化パーツの「-ify」が結合した(equivalent to)非常に綺麗な成り立ちをしています。過激になりすぎたり、バラバラに崩れたりしないように「一定のルールやパターンの中にしっかりと規制して収める(impose a rule or pattern)」というラテン語の本来の感覚が、現在の「部分的に手直しして基準に合わせる、修正する」という意味にそのまま直結しているのですね!
構成パーツで覚える”modify” 「mode-」+「-ify」
ここ隔てから構成パーツの面から”modify”について覚えていきましょう
”modify”の構成パーツは「mode-(測定、基準、型)」+「-ify(〜にする)」の2パーツです。
つぎから各パーツについて紹介していきます。
“mode-“は「基準、型、測定、マナー」を意味するパーツ
”mode-”は、ラテン語の modus に由来し、物事のちょうどいい「尺度」や、はみ出してはいけない「一定の型」を意味する大重要パーツです。
限界の枠からはみ出さずに、ちょうどいい度合いに収まっている(=「適度な、控えめな、穏やかな」)を表しています。
その他にaccommodate(〜の型に完全にピッタリ合わせる→宿泊させる、適応させる)、modest(型・基準の中にちゃんと収まっている→謙虚な、控えめな)なども”mode-”を使用する単語です。
”–ify”は「〜にする、〜化させる」を意味するパーツ
”-ify”は、ラテン語の facere(作る、おこなう)という動詞に由来し、形容詞や名詞の末尾にくっついて「〜の状態にする、〜化する」という動詞を作る定番のパーツです。
その他にclarify(明確にする ※クリアな状態にする)、simplify(単純化する ※シンプルな状態にする)なども”-ify”を使用する単語です。
”modify”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”modify”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「一定の基準や型に合わせて調整する」
⇒”modify”=「(部分的に)修正する、変更する」「(文法で)修飾する」の意味
●「本来あるべき適切な枠組み・型(mode)からはみ出さないように、形を部分手直しする(ify)」というコアがあるからこそ、ガラリと全取っ替えするのではなく、元のベースを活かして前向きにブラッシュアップする「一部修正」という意味にブレなく繋がります。同じく『ちょうどいい基準・型』という根っこを持つ仲間である「moderate(適度な)」や「modest(謙虚な)」、名詞形の「modification(修正、変更)」と一緒にファミリーとしてグループ化して覚えるのがおすすめですよ!
ぜひ今回の方法を参考に、たくさんの英単語を効率よくマスターしていきましょう!最後までお読みいただきありがとうございました!
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!