- 1 sort ofの意味と使い方|sort out・sort by・kindとの違いを例文で解説
- 1.1 sortの発音・品詞・基本情報
- 1.2 名詞sortの意味|「種類・たぐい」
- 1.3 sort ofの意味1|「一種の・〜のようなもの」
- 1.4 sort ofの意味2|「ちょっと・なんとなく・ある程度」
- 1.5 kind ofとsort ofの違い
- 1.6 動詞sortの意味|「仕分ける・分類する・並べ替える」
- 1.7 sort byの意味|「〜を基準に並べ替える」
- 1.8 sort intoの意味|「〜というグループに分ける」
- 1.9 sort throughの意味|「一つずつ調べながら整理する」
- 1.10 sort outの意味1|不要な物を選り分ける・整理する
- 1.11 sort outの意味2|問題・混乱を解決する
- 1.12 sort someone outの意味|人の問題に対処する
- 1.13 sortの語源|「くじで割り当てられた運命」から「分類」へ
- 1.14 sortの覚え方|散らかった引き出しを整理する
- 1.15 sortを使った頻出表現
- 1.16 日本人が間違えやすいポイント
- 1.17 sortの例文まとめ
- 1.18 理解度チェック
- 1.19 sort of・sort out・sort byのまとめ
- 1.20 関連記事
sort ofの意味と使い方|sort out・sort by・kindとの違いを例文で解説
sortには、名詞の「種類」と動詞の「仕分ける」という2つの中心的な意味があります。さらに会話では、sort ofが「ちょっと・なんとなく」、sort outが「整理する・解決する」として頻繁に使われます。
- What sort of music do you like?=どんな音楽が好き?
- I’m sort of tired.=ちょっと疲れている
- Sort the files by date.=ファイルを日付順に並べる
- We’ll sort it out.=私たちが解決します
意味が多く見えますが、中心にあるのは「基準に沿って分け、整った状態にする」というイメージです。
物事を基準に沿って分け、ひとまとまりにする
その結果できたまとまりが名詞の「種類」、分ける作業が動詞の「仕分ける」、混乱を整えるのがsort outです。
sortはパソコンの「並べ替え」で見たことがある。でも、sort ofが「ちょっと」になるのは不思議だな。
そこがポイントです!もともとはa sort of something=何かの一種でした。
そこから「完全にその分類とは言い切れないけれど、まあそのsortに近い」という曖昧さが生まれ、sort of=ある程度、ちょっとになったんですよ。
sortの発音・品詞・基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発音 | 英 /sɔːt/、米 /sɔːrt/ |
| 名詞 | 種類、たぐい、タイプ |
| 動詞 | 仕分ける、分類する、並べ替える |
| 複数形 | sorts |
| 過去形・過去分詞 | sorted |
| 現在分詞 | sorting |
イギリス英語では語末のrを強く発音しないため「ソート」に近く、アメリカ英語ではrの響きが入ります。日本語のIT用語「ソート」は英語のsortから来ています。
名詞sortの意味|「種類・たぐい」
名詞sortは、同じ特徴を持つ人や物のまとまりを表し、日本語では「種類」「たぐい」「タイプ」と訳されます。
What sort of books do you read?
どんな本を読みますか?
This sort of problem is difficult to solve.
この種の問題は解決が難しいです。
We saw all sorts of animals.
私たちは実にさまざまな動物を見ました。
名詞sortはkindと非常によく似ています。特にイギリス英語の日常会話では、What sort of …?が自然に使われます。
What sort ofの意味|「どんな〜?」
What sort of work do you do?
どんな仕事をしていますか?
What sort of person is he?
彼はどんな人ですか?
What sort of weather should we expect?
どのような天気を予想すればよいですか?
What sort ofは、物の種類だけでなく、性質・雰囲気・内容を広くたずねます。アメリカ英語ではWhat kind ofのほうが一般的ですが、What sort ofも十分通じます。
a sort of=「一種の」「〜のようなもの」
It was a sort of informal interview.
それは一種の非公式な面接のようなものでした。
The building has a sort of modern charm.
その建物には、ある種の現代的な魅力があります。
a sort of + 名詞は、対象をおおよそ説明するときに使います。「正式にはそう呼ばないかもしれないが、それに近い」と言いたい場面にも向いています。
all sorts of=「あらゆる種類の」「いろいろな」
They sell all sorts of handmade goods.
彼らはさまざまな手作り品を販売しています。
All sorts of things can go wrong.
実にいろいろな問題が起こり得ます。
all sorts ofは数量の多さだけでなく、「ありとあらゆる」という強調にもなります。
sort ofの意味1|「一種の・〜のようなもの」
冠詞aを伴うa sort of + 名詞は「一種の〜」「〜のようなもの」です。
It’s a sort of electronic notebook.
それは一種の電子ノートのようなものです。
He works as a sort of adviser.
彼はアドバイザーのような役割で働いています。
後者では、正式な肩書きがadviserではない可能性があります。「説明するなら、その分類に近い」という話し手の不確かさが含まれます。
sort ofの意味2|「ちょっと・なんとなく・ある程度」
会話では、sort ofが副詞のように働き、後ろの形容詞や動詞を弱めます。
I’m sort of tired.
ちょっと疲れています。
I sort of understand.
なんとなく分かります。
It was sort of embarrassing.
ちょっと恥ずかしい感じでした。
“Are you ready?” “Sort of.”
「準備できた?」「まあ、だいたい。」
sort ofは、断定を避けたり、評価を柔らかくしたり、言葉を探しながら話したりするときに使われます。
sort ofを使うと話し手の態度が変わる
I disagree.
私は反対です。
I sort of disagree.
どちらかというと反対です/ちょっと違うと思います。
sort ofを入れると、真正面から否定する響きが弱まり、会話が柔らかくなります。ただし、曖昧さが増すため、明確な指示や重要な判断では使いすぎないほうがよいでしょう。
sortaはsort ofのくだけた表記
sortaはsort ofの発音を反映した非標準的なつづりです。
I sorta knew that already.
それ、なんとなく前から知ってた。
SNS、チャット、歌詞、会話の再現では見かけますが、学校の作文や仕事のメールではsort ofと書きます。
kind ofとsort ofの違い
「種類」の意味でも「ちょっと」の意味でも、kind ofとsort ofは非常に近い表現です。
| 比較 | kind of | sort of |
|---|---|---|
| 基本的な意味 | 一種の/ちょっと | 一種の/ちょっと |
| 地域傾向 | アメリカ英語でより一般的 | イギリス英語でより一般的 |
| 語感 | 地域を問わず使いやすい | ややくだけた、英国的な響きが出ることがある |
| 動詞としての使用 | kindには「仕分ける」の意味なし | sortは「仕分ける・並べ替える」 |
What kind of movies do you like?
What sort of movies do you like?
どちらも「どんな映画が好きですか?」です。初学者が迷ったらkindを選べば無難ですが、イギリスのドラマや会話ではsortを頻繁に耳にします。
I’m kind of nervous.
I’m sort of nervous.
どちらも「ちょっと緊張しています」。意味差より、地域・個人の好み・会話のリズムの差が中心です。
じゃあsort ofとkind ofは、無理に使い分けなくても大丈夫なんだね。
その通りです!名詞としての微妙な好みはありますが、「ちょっと」のkind of / sort ofはほぼ同じと考えて大丈夫です。
ただし、パソコンで並べ替える、洗濯物を仕分ける、問題を整理する場合は、動詞のsortしか使えませんよ。
動詞sortの意味|「仕分ける・分類する・並べ替える」
動詞sortは、複数の物を一定の基準に沿って分けたり、順序を整えたりすることを表します。
She sorted the laundry.
彼女は洗濯物を仕分けました。
The applications are sorted automatically.
申請書は自動的に分類されます。
I spent the afternoon sorting old photos.
午後は古い写真の整理をして過ごしました。
sort単体でも使えますが、by・into・through・outと組み合わせることで、どのように整理したかを具体的に表せます。
sort byの意味|「〜を基準に並べ替える」
sort A by Bは「AをBを基準に並べ替える」です。パソコンや表計算ソフト、通販サイトの画面で非常によく見ます。
Sort the list by name.
一覧を名前順に並べ替えてください。
You can sort the products by price.
商品を価格順に並べ替えられます。
The messages are sorted by date.
メッセージは日付順に並んでいます。
sort by name:名前順
sort by date:日付順
sort by price:価格順
sort by size:大きさ順
sort by relevance:関連度順
sort by popularity:人気順
byの後ろは「何を基準にするか」です。昇順・降順まで言うなら、in ascending order、in descending orderを使えます。
Sort the numbers in ascending order.
数字を昇順に並べてください。
sort intoの意味|「〜というグループに分ける」
sort A into Bは「AをBという複数のグループに仕分ける」です。
Sort the waste into three categories.
ごみを3つのカテゴリーに分別してください。
She sorted the documents into two piles.
彼女は書類を2つの山に分けました。
sort byは基準、sort intoは分けた結果を示します。
Sort the clothes by color.
服を色を基準に仕分ける。
Sort the clothes into light and dark colors.
服を明るい色と暗い色に分ける。
sort throughの意味|「一つずつ調べながら整理する」
sort throughは、多数の物を一つずつ確認し、必要な物を探したり整理したりすることです。
I need to sort through these emails.
これらのメールを一つずつ確認して整理する必要があります。
She sorted through the boxes looking for old letters.
彼女は古い手紙を探しながら箱の中身を一つずつ調べました。
単なる順番の変更より、「中身を確認しながら処理する」という手間が感じられます。
sort outの意味1|不要な物を選り分ける・整理する
sort outの最も文字どおりの意味は、混ざった物の中から必要・不要な物を分けることです。
Let’s sort out the clothes we no longer wear.
もう着ない服を選り分けましょう。
She sorted out the damaged items.
彼女は壊れた品物を選り分けました。
outには「外へ出す」という感覚があり、混ざった集団から対象を外に取り出すイメージです。
sort outの意味2|問題・混乱を解決する
会話で特に重要なのが、「問題を整理して解決する」という意味です。
Don’t worry. We’ll sort it out.
心配しないで。私たちが何とかします。
We need to sort out this payment issue.
この支払いの問題を解決する必要があります。
Have you sorted out your travel plans?
旅行の計画は整理できましたか?
問題には原因、関係者、必要な作業などが混ざっています。それを一つずつ整理して、整った状態へ持っていくためsort outが使われます。
solveとの違い
| sort out | solve |
|---|---|
| 混乱や実務上の問題を整理して片付ける | 問題に答え・解決策を与える |
| 予定、支払い、誤解、人間関係などに自然 | 数学問題、謎、技術的問題などにも自然 |
| 会話的 | 一般的で中立 |
We solved the equation.
私たちは方程式を解きました。
We sorted out the booking problem.
私たちは予約上の問題を処理しました。
予約トラブルにもsolveは使えますが、sort outは「担当者に連絡し、情報を確認し、予約を修正する」という一連の実務処理を感じさせます。
sort someone outの意味|人の問題に対処する
イギリス英語のくだけた会話では、sort someone outが「その人の問題を解決してやる」「必要な物を用意してあげる」という意味になります。
Can you sort me out with a ticket?
チケットを一枚手配してくれる?
一方、文脈や言い方によっては「人を懲らしめる・痛い目に遭わせる」という攻撃的な意味になることがあります。
I’ll sort him out.
俺があいつを何とかしてやる。
この文だけでは、助けるのか、強く対処するのかが文脈依存です。初学者は、人に対するsort outを自分で使う際には注意し、物・問題に使う表現から覚えるのが安全です。
sortの語源|「くじで割り当てられた運命」から「分類」へ
sortはラテン語sors / sortisにさかのぼり、「くじ」「割り当て」「運命」「取り分」などを表しました。くじによって人の持ち分や立場が決まり、そこから「階級・部類・種類」という意味へ発展しました。
くじを引く・運命によって割り当てられる
↓
人や物がそれぞれの持ち分・位置に分かれる
↓
同じ位置に入る集団=種類・部類
↓
正しい位置へ分ける=仕分ける・並べ替える
↓
混乱を正しい位置に戻す=sort out、解決する
現代のsortには「運命」の意味はほぼ残っていませんが、それぞれを割り当てられた場所に置くという感覚は、名詞にも動詞にも残っています。
sortの覚え方|散らかった引き出しを整理する
机の引き出しに、文房具、領収書、電池、鍵が混ざっている場面を想像してください。
- 同じ物をひとまとめにする=sortする
- 色や日付を基準に並べる=sort by
- 複数の箱に分ける=sort into
- 一つずつ確認する=sort through
- 不要な物を出し、混乱を片付ける=sort out
- 分けた後の同じまとまり=名詞sort「種類」
「ソート=パソコンの並べ替え」だけでなく、現実の片付け作業と結びつけると句動詞まで覚えやすくなります。
sortを使った頻出表現
of some sort=何らかの種類の
We need a container of some sort.
何らかの容器が必要です。
of sorts=一応の、不完全ながら
He became a local celebrity of sorts.
彼は一応、地元の有名人のような存在になりました。
完全にその肩書きに当てはまるわけではない、という控えめな表現です。
your sort of thing=あなた好みのもの
This café seems like your sort of thing.
このカフェ、あなたが好きそうです。
not my sort of thing=自分の好みではない
Horror movies aren’t really my sort of thing.
ホラー映画はあまり自分の好みではありません。
out of sorts=調子が悪い・気分がすぐれない
I’ve been feeling out of sorts all day.
今日は一日中なんとなく調子が悪いです。
病名をはっきり言うほどではないが、普段の調子ではない状態を表します。
日本人が間違えやすいポイント
1. sort byとsort intoを同じ意味で使う
Sort the photos by date.
写真を日付を基準に並べる。
Sort the photos into three folders.
写真を3つのフォルダに分ける。
byは基準、intoは結果です。
2. sort ofを正式文書で多用する
会話:The proposal is sort of unclear.
正式:The proposal is somewhat unclear.
「ちょっと」のsort ofは会話的です。報告書や論文ではsomewhat、approximately、to some extentなどを検討しましょう。
3. sort outを何でもsolveの代わりにする
数学問題やパズルを「解く」ならsolveが基本です。
○ solve a math problem
△ sort out a math problem
sort outは、情報が混乱した問題、実務上の手続き、予定、誤解などに特に自然です。
4. sortedを常に「分類された」と訳す
イギリス英語のくだけた会話では、Sorted!が「解決した!」「準備完了!」という意味になることがあります。
“Do we have a room for tonight?” “Sorted!”
「今夜の部屋はある?」「手配済み!」
sortの例文まとめ
What sort of food is served here?
ここではどんな料理が出されますか?
It was a sort of farewell party.
それは送別会のようなものでした。
I’m sort of busy at the moment.
今ちょっと忙しいです。
Please sort the names alphabetically.
名前をアルファベット順に並べてください。
Sort the results by relevance.
結果を関連度順に並べ替えてください。
We sorted the samples into four groups.
私たちはサンプルを4つのグループに分類しました。
I need time to sort through all the information.
すべての情報を一つずつ整理する時間が必要です。
Let’s sort out the misunderstanding.
その誤解を解きましょう。
理解度チェック
- 「商品を価格順に並べ替える」を英語にしてください。
- 「書類を3つのグループに分ける」はsort byとsort intoのどちらを使いますか?
- 「ちょっと緊張しています」をsort ofで英語にしてください。
- sort outとsolveの違いを簡潔に説明してください。
- What sort of books do you read?を日本語にしてください。
1. Sort the products by price.
2. sort into。例:Sort the documents into three groups.
3. I’m sort of nervous.
4. sort outは混乱や実務上の問題を整理して片付けること、solveは問題に答えや解決策を与えることです。
5. 「どんな本を読みますか?」
sort of・sort out・sort byのまとめ
●名詞sortは「種類・たぐい」で、kindに近い
●What sort of …?は「どんな〜?」で、特にイギリス英語でよく使われる
●a sort of + 名詞は「一種の〜・〜のようなもの」
●sort of + 形容詞・動詞は「ちょっと・なんとなく」
●動詞sortは「仕分ける・分類する・並べ替える」
●sort byは基準、sort intoは分けた結果、sort throughは一つずつ確認
●sort outは、不要な物を選り分ける、または混乱・問題を整理して解決する
sortを理解する鍵は、「それぞれを正しい場所へ置く」ことです。
物を場所へ戻せば仕分け、データを順番へ戻せば並べ替え、混乱した問題を整った状態へ戻せばsort out。散らかった引き出しを片付けるイメージで覚えてください!
関連記事
Cambridge Dictionary, “sort” / “sort of” / “sort something out” / “Kind of and sort of” / “Sort, type and kind”
Merriam-Webster Dictionary, “sort”
Online Etymology Dictionary, “sort”