execute 社内プロジェクト完遂のイメージ図

【語源も分かって、忘れない】英単語「execute」の意味と使い方・覚え方・文法解説【ex-(外に・完全に)+sequ(続く)=最後まで追いかけて成し遂げる】

 

 
コダック
今日の英語表現は”execute”

「ex-(完全に・最後まで)」+「sequ(続く・追う)」+「-ute(〜する)」の3つのパーツで構成されている単語です。

最後まで追いかけて成し遂げるがコアイメージで、“execute“=「実行する」「遂行する」の意味を持ちますよ!

 

”execute”の意味と使い方 コアイメージは「最後まで追いかけて成し遂げる」

 

”execute(発音:éksəkjuːt/エグゼキュート)”は「実行する」「遂行する」の意味を持つ単語です。

「ex-(完全に・最後まで)」+「sequ(続く・追う)」+「-ute(〜する)」の3つのパーツで構成されている単語で、「最後まで追いかけて成し遂げる」がコアイメージです。

 

 
コダック
決まった計画や命令に対して、途中で投げ出さずに最後まで徹底して取り組む(=「実行する」「遂行する」こと=”execute”なわけですね!

 

”execute”で特に強いのは「きっちりやり遂げる」というイメージです。

 

 
ただ「やる(do)」だけじゃなくて、「成し遂げる」という強いニュアンスがあるんだね?
 
コダック
そうなんです!なので”to completion(完成まで)”などと言う表現と一緒に使われる事もあるんですよ。

例えばExecute a corporate project to completion(社内プロジェクトを完遂した)なんて言ったりします。

execute 社内プロジェクト完遂のイメージ図

また、”execute”で表現するものは、「計画、戦略、命令、プログラムなどを実行すること」が多いです。

逆に、日常的な作業を行うことや、単にタスクを処理することなどは、後述する”やり方”の違いを意識して他の単語と使い分けます。

例文

The company executed the business plan perfectly.
(その会社はビジネス計画を完璧に実行した。)

The computer executed the program in seconds.
(コンピューターはそのプログラムを数秒で実行した。)

The marketing team executed the new strategy effectively.
(マーケティングチームは新しい戦略を効果的に遂行した。)

He failed to execute my orders.
(彼は私の命令を実行できなかった。)

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

”execute”の関連語:「実行する」を意味する単語”execute / perform / carry out”

 
コダック
せっかく”execute”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいましょう!

例えば”perform”や”carry out”なども「実行する」を意味する単語ですよ!

 

”execute”の類義語
⇒「実行する」の意味を持つ単語”perform / carry out”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

execute⇒「計画・命令」=最後まで完璧に成し遂げる(フォーマル)
perform⇒「任務・役割」=技術や手順に沿って(人前で)行う
carry out⇒「計画・約束」=実際に最後までやり遂げる(日常会話でもよく使う)

といった感じです!

 
う~ん…文字だけだとニュアンスの差がちょっとややこしいかも…
 
コダック
確かに、これだけ言われても分かりづらいかもしれませんね…汗
それぞれのイメージを実際の例文を見ながら確認してみましょう!

 

例文で見る!”execute / perform / carry out”のイメージの違い

●The manager executed the complex project.
「マネージャーはその複雑なプロジェクトを(計画通り完璧に)遂行した」
⇒ 高度な計画や命令を最後まで徹底して成し遂げるイメージ

●The doctor performed the operation.
「医師は手術を行った」
⇒ 専門的な技術を使って、自身の職務・手順をしっかり実行するイメージ

●I carried out my promise to her.
「私は彼女への約束を果たした(実行した)」
⇒ 予定されていたタスクや約束を、実際に最後までやり抜くイメージ

 

”execute”の語法と文法チェック!名詞形や使い方のポイント

”execute”を実際に使うときの、文法的なポイントもおさえておきましょう!

”execute”は基本的に後ろに直接目的語(名詞)を置く「他動詞」として使われます。

 

 
コダック
「〜を実行する」と言いたいときは、前置詞を挟まずに ”execute + 名詞” の形で使いましょう!

また、ビジネスシーンやITの世界では、名詞形の”execution(実行・遂行)”や、役職名の”executive(経営幹部・執行責任者)”も非常によく使われる重要な派生語ですよ!

 

”execute”の文法・派生語まとめ
● 動詞のパターン ⇒ execute + 目的語(名詞) で「〜を遂行する」
● 名詞形 ① execution ⇒ 「実行」「執行」
● 名詞形 ②/形容詞 executive ⇒ 「(企業の)幹部・重役」「執行権を持つ」

 

 
「エグゼクティブ」ってよく耳にするけど、executeの派生語だったんだね!実際の文法パターンを例文で見ておきたいな。

 

例文で見る!文法・語法のパターン

【他動詞としての基本形】
They need to execute the strategy immediately.
(彼らはその戦略を直ちに実行する必要がある。)

【名詞形 execution の形】
The plan was good, but the execution was poor.
(計画は良かったが、実行が伴っていなかった。)

【名詞形 executive の形】
She was promoted to a chief executive officer.
(彼女は最高経営責任者[CEO]に昇進した。)

 

”execute”の語源はラテン語「exsequi」!コアイメージは「最後まで追いかける」

それでは、”execute”の語源について詳しく確認していきましょう。

”execute”の語源は、ラテン語の「exsequi(最後まで追う、実行する)」に遡ります。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には、”execute”の起源について下記の記載があります。

Origin of execute
First recorded in 1350–1400; Middle English executen, from Old French executer, from Medieval Latin execūtāre, derivative of Latin execūtus, past participle of ex(s)equī “to follow up, carry out (punishment), execute”; see ex- 1, sequence

日本語訳:1350–1400年に最初に記録された。中期英語のexecuten、古期フランス語のexecuter、中世ラテン語のexecūtāre(ラテン語execūtusに由来、ex(s)equī「最後まで追う、執行する(刑罰を)、実行する」の過去分詞)から。ex- 1、sequenceを参照。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容から分かる通り、”execute”はラテン語で「最後までしっかりと追いかける」「徹底的に追及する」という意味を持つ言葉から派生しました。

ここで重要なのは、「何を」最後まで追いかけるのか?ということです。

語源である「exsequi」は、単に物理的に人や物を追いかけるだけでなく、「決められた計画、手順、命令などに最後まで付き従う(=完遂する)」というニュアンスを含んでいました。ここから、現代英語の「(計画を)実行する」という意味につながっています。

また、この「決められた命令」が「法的な判決(死刑判決など)」であった場合、それを最後まで見届けて執行することが、もう一つの意味である「処刑する」へと派生していったのです。

 

”execute”の語源(起源~発祥まで)
●ラテン語の「ex-(完全に・外へ)」と「sequi(続く・従う)」が結びつく

●「(計画や判決などに)最後まで完全に従う、追いかける(exsequi)」という意味になる

●中世ラテン語や古期フランス語を経て、英語の「execute」へ変化!

●「計画を最後までやり遂げる(実行する)」「法的な判決を最後まで執行する(処刑する)」として定着!

 

 

 
コダック
語源の流れとしては上記の感じなわけですね!

「決まったルールや計画の後ろを、完全に最後まで追いかけていって形にする」から「実行する」
「裁判の重い判決を最後まで見届けて遂行する」から「処刑する」

このように考えると、全く違うように見える2つの意味が、しっかりと繋がって見えてきませんか?

 

 

構成パーツで覚える”execute” 「ex-」+「sequ(secut)」+「-ute」

ここからは構成パーツの面から”execute”についてより深く覚えていきましょう。

”execute”は大きく分けて「ex-(外に・完全に)」+「sequ / secut(続く・従う)」+「-ute(〜する)」の3つのパーツから成り立っています。

 

つぎから各パーツについて詳しく紹介していきます。

“ex-“は「外に」だけでなく「完全に」を意味する強調パーツ

”ex-”は「中にあったものを外に出す」という意味のほかに、「最後まで完全にやり切る」という強調の意味を持つパーツです。

 

”execute”の場合は、後者の「完全に」というニュアンスが強く働いており、「最後まで(完全に)ついていく」というコアイメージに繋がっています。

 

 
コダック
「外に出す」のイメージとしては、”export”(「ex-(外に)」+「port(港・運ぶ)」=港の外へ運び出す⇒「輸出する」)や、”exit”(出口)などがお馴染みですね!

一方で「完全に」のイメージを持つ単語には、”exhaust”(完全に空にする⇒「疲れ果てさせる・使い果たす」)などがあります。

 

”sequ(secut)”は「続く・ついていく」を意味する語根パーツ

”sequ”や、その変化形である”secut”は、「あとに続く」「流れに従う」を意味する重要な語根パーツです。

 

 
コダック
例えば”sequence”という単語は「sequ(続く)」+「-ence(名詞にするパーツ)」で構成されており、連続するもの(=「順序・一連の流れ」)を表しています。

 

このパーツを持つ単語は非常に多く、少し形を変えたものも含めると以下のような関連語があります。

consequence(結果・結論 ※con-(共に)+sequ-(続く)=前に起きたことに「続いて」起こること)
consecutive(連続した ※con-(共に)+secut-(続く)+-ive(形容詞化)=ひたすら続く状態)
second(2番目、秒 ※1番目に「続く」もの)

 

 
えっ、誰もが知ってる「second(セカンド)」もこの仲間なの!?
 
コダック
そうなんです!「最初のものに”続く”もの」だからsecond(2番目)なんですよ!
こうやって知っている単語と結びつけていくと、スッと頭に入ってきませんか?

 

”-ute”は「〜する」という動詞を作る接尾辞

”-ute”は、ラテン語に由来するパーツで、英単語の最後にくっついて「動詞(〜する)」を作る役割を持っています。

 

 
コダック
例えば”contribute”という単語は「con-(共に)」+「tribu(与える)」+「-ute(動詞化)」のパーツで構成されており、みんなで一緒に与え合う(=「貢献する・寄付する」)を表しています。

 

その他にも、attribute(〜のせいにする、〜の属性とする)や、distribute(分配する)、institute(設立する)など、物事の動作を表す語尾として”-ute”が活躍しています。

 

 

”execute”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”execute”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”execute”は「ex-(完全に)」+「sequ/secut(続く・ついていく)」+「-ute(動詞化:〜する)」の3パーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「最後まで完全に追いかけて成し遂げる」
⇒”execute”=「実行する」「処刑する」の意味
●語法・文法のポイント ⇒ビジネスの計画やプログラム、または法律上の命令など「カチッとした決まり事」を最後まで遂行するときに使われます。
 
 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」