frequently 頻繁に運行するバスのイメージ図

【語源も分かって、忘れない】英単語「frequently」の意味と使い方・覚え方・文法解説【ギッシリ詰まっている状態】

 

 
コダック
今日の英語表現は”frequently”

「frequent(多くの・たびたびの)」+「-ly(〜の状態で)」のパーツで構成されている単語です。

「ギッシリ詰まっている」がコアイメージで、そこから“frequently”=「頻繁に」「しばしば」の意味を持ちますよ!

 

”frequently”の意味と使い方 コアイメージは「間隔がギッシリ詰まっている状態」

 

”frequently(発音:fríːkwəntli(フリークエントリィ))”は「頻繁に」「しばしば」の意味を持つ単語です。

「frequent(多くの・たびたびの)」+「-ly(〜の状態で)」のパーツで構成されており、時間的な間隔がギッシリ詰まっている状態」のがコアイメージです。

 

 
コダック
予定や出来事が時間の中にギュッと押し込まれて「いっぱい」になり、それが短い間隔で何度も「繰り返される」。すると特定の時間内に出来事が「ギッシリ詰まっている」状態になりますよね。

このように「何度も同じことが頻繁に起こる」こと=”frequently”なわけです!

 

また、”frequently”は「客観的な事実として回数が多い」ことを表すため、ややフォーマルな響きを持つのが特徴です。

 

 
「客観的でフォーマル」ってどういうこと??
 
コダック
例えば「バスの定期便」や「お店のデータに記録された常連さんの来店記録」を想像してみると分かりやすいですよ!
個人の感想ではなく、数値等の客観的なデータとして規則正しく、何度も繰り返されているニュアンスです!

 

frequently 頻繁に運行するバスのイメージ図

逆に日常会話で「あの人、よく遅刻するよね」など、話し手の主観でカジュアルに使いたい場合は、後述する”often”を使用することが多いです。

例文

Buses run frequently on this route.
(この路線ではバスが頻繁に運行している。)
※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

”frequently”の関連語①:「よく〜する」を意味する単語”often / always”

 
コダック
せっかく”frequently”を覚えるのであれば、似たような意味(頻度を表す言葉)を持つ単語も一緒に覚えてしまいたい所です!

例えば”often”や”always”なども「よく〜する」を意味する単語ですよ!

 

”frequently”の類義語
⇒「よく・しばしば」の意味を持つ単語”often / always”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージ(起こる頻度のパーセンテージ)やニュアンスの違いとしては

always ⇒「いつも(100%)」=例外なく毎回
**frequently** ⇒「頻繁に(70〜80%)」=客観的な事実として何度もギッシリ(フォーマル)
**often** ⇒「しばしば(60〜70%)」=主観的に「よくあること」(カジュアル)

といった感じです!frequentlyの方がoftenよりも客観的でお堅い言葉になり、頻度も少し高めな印象を与えます!

 
う~ん…文字だけだとニュアンスの差がちょっとややこしいかも…
 
コダック
確かに、これだけ言われても分かりづらいかもしれませんね…汗
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!

 

例文で見る!”always / frequently / often”のイメージの違い

● He always visits Tokyo.
「彼はいつも東京を訪れる」
⇒ 出張など、行く機会があれば【100%毎回必ず】行くイメージ

● He frequently visits Tokyo.
「彼は頻繁に東京を訪れる」
⇒ 定期的なビジネスの用事などで【スケジュールがギッシリ詰まるくらい何度も】行くイメージ(客観的な事実)

● He often visits Tokyo.
「彼はよく東京を訪れる」
⇒ 日常会話で「あいつよく東京行ってるよね〜」と【カジュアルに回数の多さを言う】イメージ(主観的な感想)

 

”frequently”の関連語②:「たびたびの・混雑した」を意味する形容詞”frequent / crowded”

 
コダック
せっかくなので、”frequently(副詞)”の元になった「frequent(形容詞)」についても、

「中身がギッシリ詰まっている」という同じコアイメージを持つ仲間と比較して覚えてしまいましょう!

 

”frequent”の類義語
⇒「たびたびの・ギッシリ」の意味を持つ単語”frequent / crowded”

 

 
コダック

それぞれの表現の違いとしては

frequent ⇒「たびたびの」=時間がギッシリ(回数が多い)
crowded ⇒「混雑した」=空間がギッシリ(人が多い)

といったイメージです。どちらも「中身がギッシリ詰まっている」というコアは同じなんですよ!

 

 

 
コダック
せっかくですので、こちらも例文を通じて感覚を掴んじゃいましょう!

 

例文で見る!”frequent / crowded”のイメージの違い

● He is a frequent traveler.
「彼はたびたび旅行する人(常連の旅行者)だ」
⇒ 旅行のスケジュールが【時間的にギッシリ何度も】繰り返されるイメージ

● The train was crowded.
「電車は混雑していた」
⇒ 電車の中が人によって【空間的にギッシリ】埋め尽くされているイメージ

 

こちらの”frequentについては下記の記事でも紹介しています!参考にして頂けましたらと思います。

”frequently”の語法・文法解説:置く位置と使い方

”frequently”は「頻度(どのくらいの紹介で行うか)」を表す副詞です。

文法的なポイントとして、文の中でどこに置くか(配置ルール)がとても大切になります!

 

 
コダック
”frequently”のような頻度を表す副詞は、基本的には「一般動詞の前」「be動詞や助動詞の後ろ」に置くのが基本ルールです!

ただし、ニュアンスを強調したいときは「文の最後(文末)」や「文の最初(文頭)」に置くこともできるんですよ!

 

例文で見る!”frequently”の位置とニュアンス

① 基本の位置(一般動詞の前 / be動詞・助動詞の後ろ)
● She frequently travels abroad for business.
(彼女はビジネスで頻繁に海外に出張する。)
⇒ 一般動詞travelsの前。もっとも自然で標準的な配置です。

● Earthquakes are frequently felt in this area.
(この地域では地震が頻繁に観測される。)
⇒ be動詞areの後ろ(受動態の間)。客観的な事実を述べる形です。

② 強調の位置(文末や文頭)
● He changes his mind frequently.
(彼はしょっちゅう考えを変える。)
⇒ 文末に置くことで、「とにかく頻繁なんだ!」と回数の多さを一歩強めて伝えるニュアンスになります。

 

 
置く場所によって少しずつスポットライトの当たり方が変わるんだね!
 
コダック
そうなんです!まずは基本の「動詞の近く」を押さえておけばバッチリです!
論文やビジネスメールなどのフォーマルな文章では、①の基本位置で書かれることが多いですね!

 

”frequently”の語源はラテン語frequēns:「空間や時間がギッシリ詰まった」状態

”frequently”の語源についても、より深く確認していきましょう。

”frequently”の語源はラテン語の”frequēns(混雑した、満たされた、繰り返された)”です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”frequently”の起源について、下記の記載があります。

Origin of frequently
First recorded in 1525–35; frequent + -ly

Origin of frequent
First recorded in 1400–50; (for the adjective) late Middle English: “ample, profuse,” from Latin frequent-, stem of frequēns “crowded, full, repeated”; verb derivative of the adjective

日本語訳:
frequentlyの起源:1525〜35年に初めて記録された。frequent + -ly。
frequentの起源:1400〜50年に初めて記録された。(形容詞として)後期中英語の「広い、豊富な」が由来。ラテン語のfrequent-(frequēnsの語幹で「混雑した、満たされた、繰り返された」の意)から。動詞は形容詞から派生したもの。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載から分かるのは、”frequently”の根底には「人がたくさん集まって混雑している状態」や「物事がたっぷりと満たされている状態」があるということです。

では、なぜ「混雑している(空間的な状態)」が「頻繁に(時間・回数の状態)」という意味に変化したのでしょうか?

それは、「スケジュール帳に予定がギッシリ詰まっている状態」をイメージすると分かりやすいです。

ある期間の中に出来事が「混雑する」ほどギュッと詰め込まれていれば、それは必然的に「何度も繰り返される(=頻繁に起こる)」ことになりますよね。空間的な「満たされている」感覚が、時間的な「回数の多さ」へと意味を広げたのが”frequently”という単語の面白いところです。

 

”frequently”の意味の移り変わり
● ラテン語「frequēns(人がギッシリ集まった、空間的に混雑した)」

● 英語「frequent(出来事がギッシリ詰まった、時間的にたびたびの)」に意味が拡大

● 状態を表す「-ly」が組み合わさり、現代の「frequently(頻繁に、しばしば)」へ!

 

 

 
コダック
「空間的なギッシリ」から「時間的なギッシリ」へ意味が繋がっていったわけですね!

ちなみに、電波の「周波数」のことを英語で「frequency(フリークエンシー)」と呼びますが、これも語源は同じ!
一定の時間内に波がどれだけ「ギッシリ詰まって繰り返されているか(=頻度)」を表しているんですよ!

 

 

構成パーツで覚える”frequently”:「frequent」+「-ly」

ここからは構成パーツの面から”frequently”について覚えていきましょう。

”frequently”の構成パーツはベースとなる「frequent(多くの・たびたびの)」と、それを副詞化する接尾辞「-ly(〜の状態で)」の2パーツです。

 

それぞれがどのような役割を持っているのか、詳しく解説していきます。

 

“frequent”:「たびたびの、ギッシリ詰まった」を意味するベース部分

”frequent”は、それ単体でも「たびたびの、頻繁な」という形容詞として活躍する単語です。

 

先ほど語源のパートでお話しした通り、ラテン語の「満たされた、混雑した」というイメージを色濃く残しており、「時間的・空間的にギッシリ詰まっている」というコアなニュアンスを持っています。

 

 
コダック
派生語である”frequency”という単語は「frequent(ギッシリ詰まった)」+「-cy(名詞にするパーツ)」で構成されています。

一定の時間内に波がギッシリ詰まっている様子から(=「周波数」)や、出来事が詰まっていることから(=「頻度」)といった意味を表しますよ!

 

また、形容詞だけでなく動詞として使われることもあり、その場合は「〜へ度々行く、〜に頻繁に出入りする」といった意味になります。

「何度もそこを訪れて、自分の存在で満たす」と考えると、動詞の意味もスッと入ってきますね!

 

”-ly”:形容詞にくっついて「〜の状態で」と副詞化する接尾辞

”-ly”は、形容詞のお尻にくっついて「〜の状態で」「〜のように」という意味を加え、単語全体を副詞(動詞や形容詞などを詳しく説明する言葉)に変化させるパーツです。

 

 
コダック
例えば”beautifully”という単語は「beautiful(美しい)」+「-ly(〜の状態で)」のパーツが組み合わさってできており、

美しく(=「美しく、見事に」)という副詞になります。
She sings beautifully.(彼女は美しく歌う)のように、動詞(歌う)を飾る言葉になるわけですね!

 

英語には、このように「形容詞+ly = 副詞」というルールで作られている単語が山のようにあります。
この法則を知っておくだけで、初めて見る単語でも「あ、これは副詞だな」と見抜くことができるようになりますよ!

 

その他の”-ly”を使用する代表的な単語についても、いくつか紹介しておきます。

rapidly(急速に) = rapid(急速な)+ -ly
commonly(一般に) = common(一般的な)+ -ly
exactly(正確に) = exact(正確な)+ -ly
suddenly(突然に) = sudden(突然の)+ -ly

 

”frequently”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”frequently”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”frequently”は「frequent(多くの・たびたびの)」+「-ly(〜の状態で)」の2パーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「満たされた状態で繰り返す」
⇒”frequently”=「頻繁に」「しばしば」の意味
●語法・文法のポイント ⇒文章全体の頻度を表す副詞。oftenよりも回数が多く、規則正しく繰り返されるフォーマルなニュアンスを持つ。
 
 
コダック
当サイトでは英語表現について、このように語源、語法・文法、覚え方の面から解説を行っています。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」