extremely 異常な寒さのイメージ図

【語源も分かって、忘れない】英単語「extremely」の意味と使い方・覚え方・文法解説【ex-(外に)+ter-(〜のほうへ)=外側に飛び出している】

 

 

 
コダック
今日の英語表現は”extremely”

「ex-(外に)」+「ter-(〜のほうへ)」+「-ly(〜のように)」の3つのパーツで構成されている単語です。

「外側に飛び出している」がコアイメージで、“extremely”=「極めて」「非常(に)」の意味を持ちますよ!

 

”extremely”の意味と使い方 コアイメージは「限界を超えて一番外側に飛び出している」

 

”extremely(発音:ikstríːmli(イクストリームリィ))”は「極めて」「非常(に)」の意味を持つ単語です。

「ex-(外に)」+「ter-(〜のほうへ)」+「-ly(〜のように)」の3つのパーツで構成されている単語で、「限界の外側に飛び出している」がコアイメージです。

 

 
コダック
「これ以上は外がない」という限界のライン(端っこ)を突き抜けていることや、

普通の枠からはみ出している(=並外れている)ということから、”極限レベルで凄まじい”という意味になるわけですね!

 

”extremely”は「メーターが振り切れて限界突破している」ようなイメージを持っています。

 

 
メーターが振り切れていること??
 
コダック
例えば「ただの猛暑」ではなく、「観測史上最高を記録するような異常気象の暑さ」だとか、
「普通の地域だと考えられないくらいの寒さ」なんかを想像してみると分かりやすいですよ!

日本に住む私たちにとって、北極の寒さは日本の常識を超えるような寒さですよね。

extremely 異常な寒さのイメージ図

このように”extremely”で表現するものは、「常識的な範囲をはるかに超えて、これ以上ないレベルに達している状態」であることが多いです。

逆に「単に程度が強い」ことや、「悪い意味でひどい」ことなどを表したい場合は、後述する”very”や”terribly”を使用します。

例文

The weather in this region can be extremely cold in winter.
(この地域の冬の気候は極めて寒くなることがある。)
※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

”extremely”の関連語①:「とても・非常に」を意味する単語”very / terribly”

 
コダック
せっかく”extremely”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいましょう!

例えば”very”や”terribly”なども「とても」を意味する単語ですよ!

 

”extremely”の類義語
⇒「とても・非常(に)」の意味を持つ単語”very / terribly”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

very ⇒「純粋に程度が強い」=一般的な「とても」
extremely ⇒「メーターが振り切れている」=極限レベルの「極めて」
terribly ⇒「怖いくらいにひどい」=主にネガティブな「恐ろしく」

といった感じです!

 
う~ん…文字だけだとニュアンスの差がちょっとややこしいかも…
 
コダック
確かに、言葉だけだとなかなか分かりづらいですよね…汗
それぞれのイメージを「スープの熱さ」に例えて確認してみましょう!

 

例文で見る!”very / extremely / terribly”のイメージの違い

●This soup is very hot.
「このスープはとても熱い。」
⇒ フーフーすれば美味しく飲める、一般的な「とても」のイメージ

●This soup is extremely hot.
「このスープは極めて熱い。」
⇒ グツグツに沸騰していて、1滴口にしただけでヤケドするレベル!限界突破のイメージ

●This soup is terribly hot.
「このスープは恐ろしく熱い。」
⇒ 熱すぎてとてもじゃないけど飲めない!という、ネガティブで不快なイメージ

 

”extremely”の関連語②:「非常に・高度に」を意味する単語”highly / exceedingly”

 
コダック
”extremely”の持つ「非常(に)」という意味について、

「ビジネスや論文でよく使うフォーマルな類義語」もあるので、一緒に整理しておきましょう!

 

”extremely”の類義語
⇒「非常に・高度に」の意味を持つ単語”highly / exceedingly”

 

 
コダック

それぞれの表現の違いとしては

extremely ⇒「限界まで達している」=客観的にも主観的にも使える最強の強調
highly ⇒「水準・評価が高い」=評価や確率、能力に対して使う(フォーマル)
exceedingly ⇒「一定の基準を超越している」=論文などで好まれる「極めて」(かなりフォーマル)

といったイメージです。

 

 
コダック
せっかくですので、こちらも例文を通じて感覚を掴んじゃいましょう!

 

例文で見る!”extremely / highly / exceedingly”のイメージの違い

●He is extremely intelligent.
「彼は極めて頭が良い。」
⇒ 天才すぎて一般離れしている、メーター振り切りのイメージ

●She is a highly skilled doctor.
「彼女は非常に優れた(高度な技術を持つ)医師だ。」
⇒ 技術や評価の「水準(レベル)」がとても高いイメージ(※highlyはhappyやsadなどの感情を表す形容詞にはあまり使いません)

●The results were exceedingly rare.
「その結果は非常に稀なものであった。」
⇒ 一般的な基準や予測をはるかに「超過(exceed)」している、学術的・客観的なイメージ

 

 

”extremely”の語法・文法の解説

ここからは、”extremely”を実際に使うときの重要な語法・文法のルールを見ていきましょう。

”extremely”は副詞なので自由にどこにでも置けるわけではなく、基本的には「強調したい形容詞や副詞の直前」に置くというルールがあります。

 

 
コダック
“extremely”は「メーターが振り切れるほどの極限状態」を表すため、後ろには「普通の形容詞・副詞(cold, difficult, hard など)」が来ることがほとんどです!

逆に、すでに限界突破の意味が含まれている単語(impossible「不可能な」や wonderful「素晴らしい」など)を修飾する場合は、”extremely”ではなく”absolutely”などを使うのが自然ですよ!

 

それでは、具体的な使い方をいくつかのパターンに分けて例文で確認してみましょう。

 

① 形容詞を修飾するパターン( extremely + 形容詞 )

一番よく見かける、形容詞の前に置いてその度合いをマックスまで高める使い方です。

例文

This math exam was extremely difficult, so many students failed.
(この数学の試験は極めて難しかったので、多くの生徒が不合格となった。)

She is extremely busy preparing for the upcoming project presentation.
(彼女は今度のプロジェクト発表の準備で非常に忙しい。)

 

② 副詞を修飾するパターン( extremely + 副詞 )

他の副詞の前に置いて、その動作の様子を激しく強調するパターンです。

例文

He speaks extremely fast when he gets excited about the topic.
(彼はそのトピックについて興奮すると、ものすごく速くまくしたてる。)

The new software performed extremely well during the stress test.
(その新しいソフトウェアは、負荷テストにおいて極めて良好に動作した。)

 

 
「極めて動詞する」みたいに、動詞を直接お出迎えして修飾することはできないの??

 

 
コダック
実は、”extremely”は”very”と同じように「動詞を直接修飾することは基本的にしない」という性質があります!

例えば「彼を非常に愛している」と言いたいときに、× He extremely loves her. とは言いません。動詞の度合いを強めたいときは、”greatly”や”very much”などを使いましょう!

 

 

”extremely”の語源はラテン語「extrēmus」!意味は「最も外側の(限界点)」

”extremely”の語源についても、確認していきましょう。

”extremely”の語源はLatin extrēmus(最も外側の)です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”extremely”の起源について、下記の記載があります。

Origin of extremely
First recorded in 1525–35; extreme + -ly

Origin of extreme
First recorded in 1425–75; late Middle English, from Latin extrēmus “most outward,” superlative of exterus “outward”; see exterior

日本語訳:
extremelyの起源:1525–35年に初めて記録された。extreme + -ly。
extremeの起源:1425–75年に初めて記録された。後期中英語、ラテン語のextrēmus「最も外側の」(exterus「外側の」の最上級)から。exteriorを参照。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容から分かるように、”extremely”はラテン語で「一番外側」を意味する「extrēmus」から発祥しています。

順序としては、まず「外側」を意味する「exterus」があり、それをさらに強調した最上級(一番〜だ)の形が「extrēmus」というわけですね。

 

”extremely”の語源(起源~発祥まで)
●exterus(ラテン語:外側の)

●extrēmus(ラテン語:最も外側の ※exterusの最上級のカタチ)

●extreme(英語:極端な、限界の) + -ly(〜のように)

●extremely(英語:極めて、非常に)

 

 

 
コダック
ラテン語の「exterus(外側)」が、最上級の「extrēmus(一番外側)」へと変化し、英語の「extreme」になったわけですね!

「一番外側」ということは、そこから先はもう無い「限界の場所(ギリギリの境界線)」を意味します。

 

 
コダック
私たちが日常で「極端な人だね」と言ったり、「エクストリームスポーツ(過激なスポーツ)」と言ったりするのも、

「普通の人たちがいる安全な枠(中心)」から離れて、「一番外側の限界ギリギリのところにいる」からなんですよ!

だからこそ、程度を最強レベルで強調する「極めて」「非常に」という意味に繋がるんですね!

 

 

構成パーツで覚える”extremely” 「ex-」+「ter-」+「-ly」

ここからは構成パーツの面から”extremely”をさらに深掘りしていきましょう。

”extremely”の構成パーツは「ex-(外に)」+「ter-(〜のほうへ)」+「-ly(〜のように)」の3パーツです。

 

各パーツがどんな役割を持っているのか、他の単語も交えながら紹介していきます。

“ex-“は「外に・外へ」を意味するパーツ

”ex-”は「外に」「外へ」を意味する、非常によく見かけるパーツです。

 

 
コダック
例えば”export”という単語は「ex-(外に)」+「port(港)」の2パーツで構成されており、

港の外へ送り出す(=「輸出する」)を表しています。
他にも、内側から外へと向かうイメージを持つ単語がたくさんありますよ!

 

”ex-”が使われている代表的な単語には、以下のようなものがあります。どれも「外」というコアイメージで繋がっていますね。

  • exclude:「ex-(外に)」+「clude(閉じる)」=外に締め出す、除外する
  • exit:「ex-(外に)」+「it(行く)」=外に行くこと、出口
  • expose:「ex-(外に)」+「pose(置く)」=外に置いてさらす、暴露する

”ter-”は「〜のほうへ(比較・方向)」を意味するパーツ

”ter-”は「〜のほうへ(比較・方向)」を意味するパーツです。
2つのものを比べて「あっちとこっちなら、あっちのほう」というような方向性を表す時によく使われます。

 

 
コダック
実はこの”ter-”、みなさんもよく知っている単語に隠れているんです!

例えば”exterior”という単語は「ex-(外に)」+「ter-(〜のほうへ)」+「-ior(比較を表す言葉)」のパーツで構成されており、

より外側のほう(=「外観・外部の」)を表しています。

 

対義語である”interior”も同じ法則です。「in-(中に)」+「ter-(〜のほうへ)」+「-ior」で、より内側のほう(=「内部の、インテリア」)になります。

この「〜のほうへ」というパーツが”extremely”に含まれることで、「外のほうへ、さらに外へ!」という限界突破のニュアンスを強めているわけですね。

 

”-ly”は「〜のように」を意味するパーツ

”-ly”は形容詞にくっついて「〜のように」「〜な状態で」という副詞を作るおなじみのパーツです。

 

 
コダック
例えば”slowly”という単語は「slow(遅い)」+「-ly(〜のように)」の2パーツで構成されており、

遅い様子で(=「ゆっくりと」)を表していますね!

 

”extreme(極端な)”という形容詞に”-ly”がつくことで、「極端に、極めて」という副詞(動詞や形容詞を修飾する言葉)に変身しているわけです。

  • quickly:「quick(素早い)」+「-ly」=素早く
  • happily:「happy(幸せな)」+「-ly」=幸せに
  • carefully:「careful(注意深い)」+「-ly」=注意深く

 

”extremely”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”extremely”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”extremely”は「ex-(外に)」+「ter-(〜のほうへ)」+「-ly(〜のように)」の3パーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「外側に飛び出している」
⇒”extremely”=「極めて」「非常(に)」の意味
●語法・文法のポイント ⇒形容詞や他の副詞を強調する修飾語(動詞の直前や文頭ではなく、強調したい言葉の直前に置くのが基本)
 
 
コダック
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【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」