「regard(配慮・注視)」+「-less(〜がない)」のパーツで構成されている単語です。
「視界に入れない、お構いなし」がコアイメージで、“regardless”=「〜に関わらず」「どっちみち、いずれにせよ」の意味を持ちますよ!
英単語 regardless の意味と使い方|コアイメージは「視界に入れない」
”regardless(発音:riɡɑ́rdlis/リガードレス【主に副詞】)”は「〜に関わらず」「どっちみち、いずれにせよ」という意味を持つ単語です。
「regard(配慮・注視)」+「-less(〜がない)」のパーツで構成されており、「視界に入れない、お構いなし」がコアイメージとなります。
周りの状況や反対意見がすぐ横にあっても、そちらに一切目を向けず、視界にすら入れずに突き進むスタンス=「お構いなしに」「〜に関わらず」なわけですね!
”regardless”は、主に前置詞の代わり(群前置詞)として **「regardless of ~(〜に関わらず、〜を無視して)」** という形で使われることが非常に多いです。年齢、性別、天候、費用といった「条件」を完全に無視して何かを行うシチュエーションで頻出します。
これは、外で雨が降っているという事実に対して『配慮(regard)をゼロ(-less)にした』状態。つまり、雨雲を全く見ないことにして、お構いなしに外へ飛び出していくイメージです!
このように“障害や条件となる要素を完全に度外視して、自分の行動を突き通す”という意味から、ビジネスの採用基準、法律の権利、日常の決意にいたるまで広く使用されます。
定番の例文
・The club is open to anyone regardless of age.
(そのクラブは年齢に関わらず誰でも入会できる。)
・It was raining, but they went ahead regardless.
(雨が降っていたが、彼らはそれにお構いなく[どっちみち]決行した。)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
regardless の文法と語法|「regardless of」ともう一つの重要な使い方

1. 一番大事!後ろに名詞や疑問詞節を置くときは ”regardless of ~”
もっともよく見かける形です。`of` の後ろには、年齢(age)、性別(gender)、天候(weather)などの「条件を表す名詞」がやってきます。このとき、**「人間が自分の意志で条件を無視している」** というニュアンスが強く出ます。
また、名詞だけでなく、**`whether ~`(〜かどうか)や `what ~`(何が〜か)などの「疑問詞節(カタマリ)」**を後ろに置くことも非常によくあります。
▼ regardless of + 名詞・疑問詞節の例文
・We will high-quality services to all clients, **regardless of** their budget.
(予算に関わらず、すべてのお客様に高品質なサービスを提供します。)
・**Regardless of whether** it rains or shines, the event will take place.
(雨が降ろうと晴れようと関係なく、イベントは開催されます。)
・She always says what she thinks, **regardless of** what others might say.
(他人が何と言おうとお構いなしに、彼女はいつも自分の思っていることを言う。)
2. 単体で文末にポツンと置く「副詞」の使い方
実は `regardless` は、後ろに `of` を伴わずに**単独で文末に置いて「それでも、とにかく、お構いなしに」**という意味で使うことができます。
前の文で「障害となる事実(大変だよ、雨だよ、反対されたよなど)」を述べた後、「でもお構いなしにやったよ!」と文章を締めくくる役割をします。
▼ 文末で単独使用する例文
・The task was extremely difficult, but she finished it **regardless**.
(その課題はきわめて困難だったが、彼女はとにかくやり遂げた。)
regardless / independent / anyway の違いと使い分け

例えば”independent”や”anyway”なども「関係なく、とにかく」を意味する単語ですよ!
⇒「関係なく・いずれにせよ」の意味を持つ単語”independent/anyway”
イメージの違いとしては
regardless⇒「障害や条件があるのは分かっている上で、あえて視界に入れずに「お構いなし」に進む」=〜を度外視して、無視して
independent⇒「他からの影響やコントロールを受けず、それ単体で「独立して」決まる」=〜に依存せず、独立して
anyway⇒「ここまでの議論や過程は一度すべて脇に置いて、「それはそれとして、とにかく」と話を切り替える」=とにかく、いずれにしても
といった感じです!
実際の表現を見ながら、このニュアンスの差を掴みましょう!
●regardless of the cost
「費用のことはお構いなしに(いくらかかろうが絶対に手に入れる!)」
⇒ 高額だというハードルを知りつつ、目を瞑って突き進む気合いのイメージ
●independent of the cost
「費用とは無関係に(その商品の価値は、制作費とは全く別の基準で独立して決まる)」
⇒ 2つのデータや存在が、お互いに影響を及ぼし合わないドライな関係のイメージ
●It’s expensive, but I’ll buy it anyway.
「高いなぁ。でも、それはそれとしてとにかく買うよ!」
⇒ 値段の文句は言ったけれど、最終的な結論として話をガッとまとめるイメージ
regardless の語源由来|「regard」と「-less」の歴史

”regardless”の語源についても、確認していきましょう。
”regardless”の語源は「regard(注視する、配慮する)」と「-less(〜がない)」の結合です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”regardless”の起源について、下記の記載があります。
Origin of regardless
First recorded in 1585–95; regard + -less日本語訳:1585〜95年に初めて記録された。regard(配慮) + -less(〜がない)からなる。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”regardless”は16世紀末のエリザベス朝時代(大航海時代や演劇が盛んだった頃)に、英語の中でパーツが組み合わさって発祥している模様。
フランス語由来の古くからある英単語:regard(じっと見る、注意を払う)
↓
そこにゲルマン由来の接尾辞:-less(〜を欠いている)が合体
↓
1590年前後:英語の「regardless(注意を払わない、お構いなしの)」という言葉として広く使われ始める
「見るべきものを、あえて見ない!」という、強いお構いなし感がそのまま言葉の形になったシンプルな構成です。
語源パーツで芋づる式に覚える!「regard」と「-less」を含む英単語

ここからは構成パーツの面から”regardless”について覚えていきましょう。
”regardless”の構成パーツは「regard(配慮・注視)」+「-less(〜がない)」の2パーツです。
つぎから各パーツについて紹介していきます。
“regard”は「注視する、配慮する、みなす」を意味するパーツ
”regard”は「じっと見る、配慮する」を意味するパーツであり、これ自体が1つの単語です。
配慮することを完全に拒否する=「無視する、軽視する」を表しています。
その他に、ビジネスメールの結びで使われる Regards(あなたに温かい「配慮・敬意」を送ります=敬具)等も”regard”の仲間です。
”-less”は「〜がない、〜を欠いている」を意味するパーツ
”-less”は名詞の後ろにくっついて「〜がない」という形容詞や副詞を作るお馴染みのパーツです。
注意がすっぽり抜け落ちている=「不注意な、軽率な」を表しています。
その他の”-less”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。
・endless(end[終わり]+ -less[ない]=終わりがない、無限の)
”regardless”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”regardless”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「視界に入れない(お構いなし)」
⇒”regardless”=「〜に関わらず」「どっちみち」の意味
●語法・文法のポイント ⇒最も多いのは「regardless of + 名詞・疑問詞節(whetherなど)」の形。文末で単独で使って「それでもなお、とにかく」という意味を表すこともある。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!
