こんにちは、コダックです。
英語学習、とくに英単語を記憶する上で大切なのは以下の2つ。
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事
そう!関連付けが強ければ強いほど、記憶に残りやすい!
この記事では英単語を語源や構成パーツ、使い方など、多方面からの知識を関連付けし、効率良く記憶する事を目的にしています。
「candid-(誠実な)」+「-ate(〜の性質を持つ人)」のパーツで構成されている単語です。
「誠実な人」がコアイメージで、“candidate“=「候補者、志願者、立候補者」「(ある状況に)なりそうな人、受験生」の意味を持ちますよ!
”candidate”の意味と使い方 コアイメージは「身の潔白をアピールするために真っ白な服を身にまとった人」

”candidate(発音:kǽndidèit/キャンディデイト【名詞】)”は「候補者、志願者」「(ある病気などに)なりそうな人」の意味を持つ単語です。
「candid-(誠実な)」+「-ate(〜の性質を持つ人)」のパーツで構成されている単語で、「誠実な人」がコアイメージです。
”candidate”は名詞として、選挙での「大統領候補(presidential candidate)」や、面接での「求職者、志願者(job candidate)」という文脈で日常的に非常によく使われます。また、医学や健康の分野では、不摂生な生活をしている人を指して「心臓病になりそうな人(a candidate for heart disease)」といった比喩的な表現でも頻出します。
その人は、有権者に対して『私はクリアで誠実(candid-)な人間ですよ!』と一目で分かってもらうための、特別な立場にいる「候補者(candidate)」なわけです。
これがネガティブに転じると、「今のままだと、リストラ候補(a candidate for dismissal)になっちゃうよ」というニュアンスにも変化します。
このように”選別の舞台に上がり、周囲から品定めや審査をされる対象のポジションにいる人”という意味から、政治・ビジネスの最前線から、資格試験の受験生(a candidate for the exam)の描写にいたるまで広く使用されます。
例文
・She is the best candidate for the position.
(彼女はその職に最もふさわしい候補者[志願者]だ。)
・He is a prime candidate for a promotion.
(彼は昇進の第一候補[最も昇進しそうな人]だ。)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”candidate”の関連語①:「応募者・志願者」を意味する単語”applicant/nominee”
例えば”applicant”や”nominee”なども「志願者、候補者」を意味する単語ですよ!
⇒「応募者」の意味を持つ単語”applicant/nominee”
イメージの違いとしては
candidate ⇒「書類選考を通過して、面接や選挙などの最終ジャッジを待つ段階の」だから(選ばれる可能性の高い)有力な候補者
applicant ⇒「自分の意思で申込書や履歴書をポイッと提出して、応募(apply)した段階の」だから(大勢いる)応募者、志願者
nominee ⇒「周囲から推薦され、名前(name)を正式にリストへ登録された」だから(アカデミー賞などの)被推薦者、ノミネートされた人
といった感じです!
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!
●interview successful candidates
「(書類通過した中から、実際に会って審査する)有力な候補者たちを面接する」
⇒ 合格ラインの視野に入っている本格的な精鋭メンバーのイメージ
●hundreds of applicants
「(求人を出したらどさっと履歴書を送ってきた)何百人もの応募者」
⇒ 窓口に書類を出しただけの、まだ誰だか分からない大勢の人のイメージ
●the Oscar nominee
「(最優秀賞の候補として名前が公式発表された)オスカー候補者」
⇒ 推薦枠(指名リスト)に名前がパチッと登録されてスポットライトを浴びているイメージ
”candidate”の関連語②:「競争者」を意味する単語”competitor/prospect”
類義語があるので覚えてしまいましょう!
⇒「競争者・見込み」の意味を持つ単語”competitor/prospect”
それぞれの表現の違いとしては
candidate ⇒「審査員から選ばれる立場として、公式エントリーされている」→(受動的な面もある)候補者
competitor ⇒「同じゴールを目指して、お互いに牙を剥いて競い合っている(pete)」→(能動的な)ライバル、競争相手
prospect ⇒「前方(pro)の景色をパッと見渡した(spect)ときに、有望そうに見える」→(未来の)見込み客、有望株
といったイメージです。
●may the best candidate win
「(選考の中で)最も優れた候補者が選ばれますように。」
⇒ ジャッジされる立場として審査のまな板に乗っているイメージ
●beat a fierce competitor
「激しい競争相手[ライバル企業]を打ち負かす。」
⇒ フィールドの上で正面衝突して戦っているリアルなライバルのイメージ
●a sales prospect
「(将来買ってくれそうな)営業の見込み客。」
⇒ 未来のカタログを開いたときに、きらりと光って見える期待の星のイメージ
”candidate”の文法・語法 セットで使う前置詞と「立候補」を表す名詞形

“candidate”の意味や類義語との違いが分かったところで、ここからは実際のライティングや試験で絶対に間違えたくない「文法・語法上のルール」を2つ解説します!
「〜の候補者」と表現するときの形と、ビジネスニュースでよく見る派生名詞のポイントを押さえておきましょう!
1. 「〜の候補者・志願者」の後ろは必ず “for” を選ぶ!
“candidate” を使って「〜(役職・選挙・目的)の候補者」や「〜になりそうな人」と表現する場合、後ろに伴う前置詞は “for” を使うのが鉄則です。
● × a candidate of 〜 / × a candidate to 〜
記事の最初の例文にあった『She is the best candidate for the position.』や、比喩表現の『a candidate for a promotion(昇進の第一候補)』でも、すべて “for” が活躍していましたよね!
2. 「立候補(すること)」を意味する名詞形 ”candidacy”
“candidate” は「候補者(人)」という名詞ですが、その人が行う行為、つまり「立候補、志願、候補者であること」という状態を表す場合は、末尾が変わって “candidacy(発音:kǽndidəsi / キャンディダシィ)” という名詞になります。
⇒ 選挙への立候補や、役職への志願という「状態・行為」そのものを指します。こちらも後ろに “for” を伴って “candidacy for 〜(〜への立候補)” という形でよく登場します。
① candidate(候補者:人)の例文
There are three candidates for the mayor’s election.
(市長選挙には3人の**候補者が**いる。)② candidacy(立候補:行為・状態)の例文
He announced his candidacy for president.
(彼は大統領選挙への**立候補**を表明した。※大文字の “人” ではなく、行為そのものを指している)
「〜の候補者と言うときは candidate for の形にする」「立候補という行為そのものは candidacy を使う」という2つの実戦ルールを頭に入れておくだけで、TOEICのパート5(文法穴埋め問題)で前置詞や適切な品詞を選ぶ問題が出たときに、迷わず秒速で正解を見抜けるようになりますよ!
”candidate”の語源はラテン語「candidātus」 意味は「白い服を着た、官職の候補者」
”candidate”の語源についても、確認していきましょう。
”candidate”の語源はラテン語の”candidātus(カンディダートゥス)”です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”candidate”の起源について、下記の記載があります。
Origin of candidate
First recorded in 1605–15, candidate is from the Latin word candidātus “clothed in white” (adjective), “candidate for office” (noun, in reference to the white togas worn by those seeking office); see candid, -ate 1※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”candidate”はラテン語から直接発祥している模様。
●ラテン語「candidus(まばゆい白の、きらきら輝く)」
↓
●ラテン語「candidātus(形容詞としては、白い服を着た “clothed in white”。名詞としては、官職を求める候補者 “candidate for office” ※選挙活動で真っ白なトガ “white togas” を着用したことから)」
↓
●17世紀初頭(1605〜1615年頃)に、現在の英語の「candidate」として定着
Dictionary.comの歴史的な解説にある通り、この単語のベースはラテン語の「白い服を着ている(clothed in white)」という状態です。古代ローマの政治家たちが、選挙に立候補するとき(seeking office)に『私の政治姿勢には、一切の汚れや不正もありません!』というアピールのためにチョークで真っ白に染めたトガ(toga)を着たことが語源になっています。案内にある通り、嘘隠しのない態度を指す「candid(率直な)」とも同じ親戚なんですよ!
構成パーツで覚える”candidate” 「candid-」+「-ate」

ここからは構成パーツの面から”candidate”について覚えていきましょう
”candidate”の構成パーツは「candid-(まばゆい白、誠実な)」+「-ate(〜の性質を持つ人)」のパーツです。
つぎから各パーツについて紹介していきます。
“candid-“は「まばゆい白、光り輝く、誠実な」を意味するパーツ
”candid-”は、ラテン語の candere(白く光る、輝く)に由来し、混じり気のないクリアな白さや、オープンで誠実な態度を意味するパーツです。
その他にcandor(名詞:率直さ、誠実さ ※心の白さ)、candle(キャンドル、ろうそく ※白くきらきら光るもの)等も”candid-”を使用する単語です。
”-ate”は「〜の性質を持つ(人)」を意味するパーツ
”-ate”は、動詞を作ることも多いですが、名詞の後ろにくっついて「〜の職にある人」「〜の性質を帯びた人」という人物を表す名詞(または形容詞)を作るパーツでもあります。
学校の階段を上りきって学位を授与された人(=「卒業生、卒業する」)を表しています。
その他にadvocate(そばに呼ばれて声を出す人→主張者、擁護者)、magistrate(偉大なマスターの職にある人→地方判事、治安判事)等も”-ate”を使用する単語です。
”candidate”の意味と語源・覚え方のまとめ
以下、”candidate”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「身の潔白をアピールするために真っ白な服を身にまとった人」
⇒”candidate”=「候補者、志願者、立候補者」「(ある状況に)なりそうな人、受験生」の意味
●「古代ローマの選挙戦で、真っ白なトガ(toga)を着て自分のクリーンさを有権者にアピールした立候補者」という鮮烈な歴史のストーリーを掴んでおくと、就職活動の「求職者」や試験の「受験生」という言葉まで、すべて『選ばれるために前に出る、クリーンな志願者』というイメージで綺麗に繋げて覚えられます。お部屋を白く照らす「candle(ろうそく)」や、裏表のない「candid(率直な)」と一緒にファミリーとしてグループ化して覚えるのがおすすめですよ!
ぜひ今回の方法を参考に、たくさんの英単語を効率よくマスターしていきましょう!最後までお読みいただきありがとうございました!
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!