こんにちは、コダックです。
英語学習、とくに英単語を記憶する上で大切なのは以下の2つ。
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事
そう!関連付けが強ければ強いほど、記憶に残りやすい!
この記事では英単語を語源や構成パーツ、使い方など、多方面からの知識を関連付けし、効率良く記憶する事を目的にしています。
「alter(他の・変える)」+「nat(e)(生まれたもの)」+「ive(〜の性質を持つ)」のパーツで構成されている単語です。
「ほかのものに入れ替わる」がコアイメージで、“alternative”=「代わりの・もう一つの」「代替案・選択肢」の意味を持ちますよ!
”alternative”の意味と使い方 コアイメージは「ほかのものに入れ替わる」

”alternative(発音:ɔːltə́ːrnətiv/オールタナティヴ)”は「代わりの・もう一つの(形容詞)」「代替案・選択肢(名詞)」の意味を持つ単語です。
「alter(他の・変える)」+「nat(e)(生まれたもの)」+「ive(〜の性質を持つ)」のパーツで構成されている単語で、「ほかのものに入れ替わる」がコアイメージです。
入れ替わり先の選択肢=”alternative”なわけですね!
”alternative”は「新しくてポジティブな代替品」であるイメージが強いです。
Solar power is an alternative energy source to fossil fuels.(太陽光発電は、化石燃料に代わるエネルギー源だ。)と言うと
「石油とかは地球温暖化の原因になるし、何か良い物ないかなぁ~…あ!太陽光発電なんて良いんじゃね!?クリーンだし!」といった感じです。
このように”alternative”で表現するものは、「従来のものの代わりとなる、新しくてポジティブな選択肢」であることが多いです。
例文
We have to find an alternative plan.
(私たちは代替案を見つけなければならない。)Solar power is an alternative energy source to fossil fuels.
(太陽光発電は、化石燃料に代わるエネルギー源だ。)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”alternative”の関連語①:「代わりの」を意味する単語”alternative / substitute / replacement”
例えば”substitute”や”replacement”なども「代わりの」を意味する単語ですよ!
⇒「代わりの」の意味を持つ単語”alternative / substitute / replacement”
ニュアンスの違いとしては
● alternative ⇒「もう一つの選択肢」=既存のものに代わる新しい選択肢(前向き)
● substitute ⇒「一時的な代用品」=本物の代わりに(一時的に)使うもの(料理の代用食材など)
● replacement ⇒「正式な後任・交換品」=壊れた部品の交換や、退職した人の後任(すっぽり入れ替わる)
といった感じです!
それぞれのイメージを「コーヒー」をテーマにした表現を見ながら確認してみましょう!
● alternative
「Herbal tea is a healthy alternative to coffee.」
⇒ ハーブティーは、コーヒーに代わる(もう一つの健康的な)選択肢だ。という前向きなイメージ。
● substitute
「You can use soy milk as a substitute for milk in coffee.」
⇒ 牛乳がないから、代わりに豆乳を「代用品」として使うというイメージ。
● replacement
「We bought a replacement for the broken coffee maker.」
⇒ 壊れたコーヒーメーカーの「買い替え品(すっかり新しく入れ替わったもの)」というイメージ。
”alternative”の関連語②:「選択肢」を意味する単語”alternative / option / choice”
類義語があるので覚えてしまいましょう!
⇒「選択肢」の意味を持つ単語”alternative / option / choice”
それぞれの表現の違いとしては
● alternative ⇒「既存の代わりとなる選択肢」=二者択一、または既存のプランAに代わるプランB
● option ⇒「自由に選べる選択肢」=選んでも選ばなくてもいい、複数の選択肢(オプション)
● choice ⇒「自分の意志で選ぶ行為・選択」=幅広く「選ぶこと」そのものに焦点がある
といったイメージです。
● alternative
「We have no alternative but to go.」
⇒ 行くよりほかに「代わりの選択肢(道)」がない。(※have no alternative but to doで〜せざるを得ない)
● option
「Giving up is not an option.」
⇒ 諦めるという「選択肢(手札)」は無い。
● choice
「It was a difficult choice to make.」
⇒ それは下すのが難しい「選択(決断)」だった。
”alternative”の文法・語法 セットで使う前置詞と超重要構文

“alternative”の意味や類義語との違いが分かったところで、ここからは実際のライティングや文法問題で絶対に落とせない「文法・語法上のルール」を2つ解説します!
特に、名詞として使う際の前置詞のコンビネーションは試験でも最頻出のポイントですよ!
1. 「〜に代わる選択肢」の後ろは必ず “to” を選ぶ!
“alternative” を名詞(代替案・代わりのもの)として使うとき、「〜に対する代替案」「〜に代わる選択肢」の後ろに伴う前置詞は “to” です。
● × an alternative of 〜 / × an alternative for 〜
記事の最初の方で紹介した「alternative energy source to fossil fuels(化石燃料に代わるエネルギー源)」という例文も、まさにこの形ですね!
2. 試験超頻出!「〜せざるを得ない」を表す “have no alternative but to do”
もうひとつの最重要ポイントが、 “alternative” を使った受験・資格試験の超定番構文である “have no alternative but to do 〜” です。
⇒ 「〜するよりほかに代わりの選択肢がない」 = 「〜せざるを得ない」
※ “but” は「〜以外に(except)」という意味のパーツ、 “to” の後ろは「動詞の原形(不定詞)」が来ます。
① 名詞(後ろに前置詞 to )の例文
Is there any **alternative to** this method?
(この方法に**代わる選択肢[代替案]**はありますか?)② 重要構文( 〜せざるを得ない )の例文
We **have no alternative but to** postpone the project.
(私たちはプロジェクトを延期**せざるを得ない**。※延期する以外に「代わりの選択肢がない」という直訳から)
「名詞のときは後ろに to を連れてくる」「have no alternative but to do = 〜せざるを得ない」という2つの実戦ルールをセットでインプットしておけば、TOEICの文法穴埋め問題に一瞬で正解できるようになるだけでなく、長文読解のスピードもグッと上がりますよ!
”alternative”の語源はラテン語 alternātus 意味は「交互にする・入れ替わる」

”alternative”の語源についても、確認していきましょう。
”alternative”の語源はラテン語の「alternātus」”です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”alternative”の派生元、”alternate”の起源について、下記の記載があります。
Origin of alternate
First recorded in 1505–15, alternate is from the Latin word alternātus (past participle of alternāre ). See altern, -ate 1日本語訳:1505–15年に初めて記録されたalternateは、ラテン語の「alternātus」(alternāreの過去分詞)に由来します。altern、-ate 1を参照。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”alternative”は16世紀初頭にラテン語から発祥している模様。
● ラテン語「alter(他の)」
↓
● ラテン語「alternāre(交互にする・入れ替わる)」
↓
● 過去分詞「alternātus」を経て、1505〜15年頃に英語の「alternate / alternative」へ
ベースにあるラテン語の「alter」は「他の(other)」という意味を持っています。
構成パーツで覚える”alternative” 「alter」+「nat(e)」+「ive」

ここからは構成パーツの面から”alternative”について覚えていきましょう
”alternative”の構成パーツは「alter(他の・変える)」+「nat(e)(生まれたもの)」+「ive(〜の性質を持つ)」の3パーツです。
つぎから各パーツについて紹介していきます。
“alter”は「他の・変える」を意味するパーツ
”alter”は「他の・変える」を意味するパーツです。
別の状態へ(=「他のものに変える」)を表していますね。
その他に「alternate(交互の)」や、「adultery(不倫・不貞行為 ※既婚者が“他の”人と…という意味)」等も”alter”を使用する単語です。
”nat(e)”は「生まれたもの」を意味するパーツ
”nat(e)”は「生まれたもの」を意味するパーツです。
”nation”といえば「生まれた土地=国家」ですね。
その他の”nat”を使用する単語についても、下記に紹介しておきます。
● prenatal(出生前の、胎児の)
”ive”は「〜の性質を持つ」を意味するパーツ
”ive”は「〜の性質を持つ」を意味するパーツ(形容詞・名詞をつくる接尾辞)です。
そのような状態であること(=「〜の性質・傾向を持つ」)を表しています。
その他に「effective(効果的な)」や、「expensive(高価な)」等も”ive”を使用する単語です。
”alternative”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”alternative”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「ほかのものに入れ替わる」
⇒”alternative”=「代わりの・もう一つの」「代替案・選択肢」の意味
●語法・文法のポイント ⇒「have no alternative but to do(〜せざるを得ない)」という重要構文でよく使われます!
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!