【語源も分かる】英単語 various の意味と使い方・覚え方・文法解説!manyやdifferentとの違いも徹底比較

 
コダック
今日の英語表現は”various”

「vari-(変化する)」+「-ous(〜に満ちた)」の2つのパーツで構成されている単語です。

色々なものが混ざって変化に富んでいるがコアイメージで、“various”=「様々な、色々な」「多方面の、多彩な」の意味を持ちますよ!

 

英単語 ”various” の意味と使い方|コアイメージは「色々なものが混ざって変化に富んでいる」

 

”various(発音:vέəriəs/ヴェアリアス【形容詞】)”は「様々な、色々な」「多方面の、多彩な」の意味を持つ単語です。

「vari-(変化する)」+「-ous(〜に満ちた)」のパーツで構成されている単語で、「色々なものが混ざって変化に富んでいる」がコアイメージです。

 

 
コダック
もともとの語源には「斑点(まだら)模様の」という意味があります。1つの場所に色々な色や形が混ざり合って、コロコロと変化している状態(vari-)に満ちている(-ous)こと。

そこから、たくさんの種類のものがバラエティ豊かに集まっている状態=「様々な」意味や、ひとりの人が色々な才能を持っていること(=「多方面の」”various”なわけですね!

 

”various”で表現するものは、ただ数が多いだけでなく「バリエーションが豊かであること」がポイントです。

 
コダック
逆に、中身が全部同じもので数が多いだけの場合は、後述するように ”many” などを主に使用しますよ!

 

”various” の日常で使える頻出フレーズ&例文

実際に日常会話やビジネスシーンでよく使われる、”various” の定番フレーズと例文を見ていきましょう!

定番フレーズ&例文

・for various reasons(様々な理由で)
She left the company for various reasons.
(彼女は様々な理由で会社を辞めました。)

・various kinds of ~(様々な種類の〜)
The shop sells various kinds of tea.
(その店では様々な種類のお茶を販売しています。)

・Flowers of various colors are blooming.
(様々な色の花が咲いている。)
・He has lived in various parts of the world.
(彼は世界の様々な場所に住んだことがある。)

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

【文法・語法】”various” の後ろは単数形?複数形?絶対に外せない超重要ルール

 

”various”を使うときに、テストや英作文で絶対に間違えてはいけない超重要ルールがあります。

それは、「variousの後ろに続く名詞は、原則として【複数名詞(可算名詞の複数形)】にする」というルールです。

 

 
コダック
「various(色々なものが混ざっている)」と言うからには、当然そこには2つ以上の異なるものが存在していますよね。

そのため、× various reason ではなく、〇 various reasons と必ず複数形にする必要があるわけです。ここが単数形にも使える different との一番の違いですよ!

 

 
数えられない名詞(不可算名詞)を後ろに置きたいときはどうすればいいの?
 
コダック
情報(information)や音楽(music)のような不可算名詞に various を使いたいときは、直後にそのまま置くのではなく、さきほど紹介した ”various kinds of information”(様々な種類の情報)のように、kinds(種類)types(タイプ)の複数形を挟んであげるのが自然な英語になりますよ!

 

ニュアンスの違いを比較!”various / diverse / different” の使い分け

”various”の関連語①:「様々な・異なる」を意味する単語

 
コダック
せっかく”various”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいましょう!

例えば”diverse”や”different”なども「様々な、異なる」を意味する単語ですよ!

 

”various”の類義語
⇒「様々な・異なる」の意味を持つ単語”diverse / different”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

various ⇒「バリエーション豊富」=数も種類もたくさんある
diverse ⇒「背景や性質がバラバラ」=多様性があり、ギャップが大きい
different ⇒「同一ではない」=他と比べて違っている

といった感じです!

 
う~ん…文字だけだとニュアンスの差がちょっとややこしいかも…
 
コダック
確かに、これだけ言われても分かりづらいかもしれませんね…汗
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!

 

例文で見る!”various / diverse / different”のイメージの違い

various reasons
「(あれこれと10個も20個もたくさん挙がるような)様々な理由」
⇒ 数が多くて種類がバラエティに富んでいるイメージ

diverse cultures
「(言語も宗教も全く異なるような)多様な文化」
⇒ 単なる数ではなく、個々の違いやギャップが大きくて「多様性」があるイメージ

● a different idea
「(私の意見とは)違うアイデア」
⇒ AとBを比べたときに「同じではない」という事実を指すイメージ

 

数量の違いを比較!”various / many / a lot of” の使い分け

”various”の関連語②:「たくさんの」を意味する単語

 
コダック
”various”の持つ「たくさんある」という意味についても、類義語があるので一緒に押さえておきましょう!

 

”various”の類義語
⇒「たくさんの」の意味を持つ単語”many / a lot of”

 

 
コダック

それぞれの表現の違いとしては

various ⇒「種類がいろいろ」=バラエティ重視
many ⇒「数がとにかく多い」=数量重視(少し硬い表現)
a lot of ⇒「山ほどたくさん」=数量重視(カジュアルな表現)

といったイメージです。

 

 
コダック
こちらも例文を通じて、ニュアンスの感覚を掴んじゃいましょう!

 

例文で見る!”various / many / a lot of”のイメージの違い

various people
「(老若男女、いろんな職業の人が混ざった)様々な人々」
⇒ 異なるタイプの人たちが集まっているイメージ

many people
「(会場を埋め尽くすような)多くの人々」
⇒ 単純に「人数」のボリュームが膨大であるイメージ(客観的)

a lot of people
「(街中に溢れかえるような)たくさんの人々」
⇒ 日常会話で「うわっ、人がいっぱい!」と主観的にたくさんいると言うイメージ

 

”various”の語源はラテン語「varius」 意味は「斑点のある、変化に富んだ」

 

”various”の語源についても、確認していきましょう。

”various”の語源はラテン語の「varius」です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”various”の起源について、下記の記載があります。

Origin
First recorded in 1545–55; from Latin varius “speckled, variegated,” hence “manifold, diverse”; see -ous

日本語訳:1545〜55年に初めて記録された。ラテン語の varius(斑点のある、まだらの、変化に富んだ)から来ており、そこから「多数の、多様な」という意味に発展した。-ousの項を参照。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”various”はラテン語の「まだら模様・色がコロコロ変わること」から発祥している模様。

 

”various”の語源(起源~発祥まで)
● ラテン語:varius(斑点のある、まだらな、一様でない)

● 異なる色が混ざっていることから「変化に富んだ、多様な」へと意味が広がる

● 16世紀半ば、英語の接尾辞「-ous」と結びつき、現在の「various」に

 

 
コダック
流れとしては上記の感じなわけですね!

「斑点(まだら)」というと、1つの布の中に赤や青のドットが散らばっているような状態。そこから「1つの場所に色んな種類が混ざり合っている」という意味に繋がったんですね。

 

構成パーツで覚える”various” 「vari-」+「-ous」

 

ここからは構成パーツの面から”various”について覚えていきましょう。

”various”の構成パーツは「vari-(変化する)」+「-ous(〜に満ちた)」の2パーツです。

 

つぎから各パーツについて紹介していきます。

“vari-“は「変化する、変わる」を意味するパーツ

”vari-”は「変化する、変わる」を意味するパーツです。

 

 
コダック
例えば”vary”という動詞は、そのまま「vari-(変化する)」という意味そのもので、時期や場所によって(=「異なる、変わる」)を表しています。

 

その他に variety(多様性、バラエティ)や、variable(変わりやすい、変数)等も”vari-”を使用する単語です。

 

”-ous”は「〜に満ちた、〜の性質の」を意味する形容詞パーツ

”-ous”は「〜に満ちた、〜の性質の」を意味するパーツです。名詞の後ろにくっついて、形容詞に変身させる役割を持っています。

 

 
コダック
例えば”famous”という単語は「fame(名声)」+「-ous(〜に満ちた)」のパーツで構成されており、名声に満ちあふれている状態(=「有名な」)を表しています。

 

その他の” -ous ”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。

dangerous(危険に満ちた=危険な), famous(名声に満ちた=有名な), continuous(連続する性質の=連続的な)

 

”various”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”various”の意味と覚え方についてのまとめです。

● ”various”は「vari-(変化する)」+「-ous(〜に満ちた)」の2パーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「色々なものが混ざって変化に富んでいる(斑点模様)」
⇒ “various”=「様々な、色々な」「多方面の」の意味
● 語法・文法のポイント ⇒後ろには原則【複数形の名詞】が来る(various reasonsなど)

 

 
コダック
当サイトでは英語表現について、このように語源、語法・文法、覚え方の面から解説を行っています。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」