【語源も分かる】英単語「unless」の意味・使い方・文法解説!if notとの違いや語源も徹底解説

 
コダック
今日の英語表現は”unless”

「on(〜の状態で)」+「less(より少なく)」という元のフレーズが変化して生まれた接続詞です。

「より低い条件で」がコアイメージで、“unless“=「〜でない限り」「〜もしなければ」の意味を持ちますよ!

 

【基本】”unless”の意味と使い方 コアイメージは「より低い条件で」

 

”unless(発音:ənlés/アンレス【接続詞】)”は「〜でない限り」「〜もしなければ」の意味を持つ単語です。

古英語の「on(〜の状態で)」+「less(より少なく)」が組み合わさった表現が語源で、「(基準となる)より低い条件で」というのがコアイメージです。

 

 
コダック
ある基準よりも下(=less)の条件にならない限りは、現在の状態がキープされるということ。

つまり、例外的な条件をポンと提示して、「もしその条件が満たされない(=「〜でない限り」)は主節のことが起きる、というのが”unless”なわけですね!

 

”unless”は「例外条件を付け足す」イメージが強いです。

 

 
例外を付け足す??
 
コダック
例えば「雨が降らなかったら散歩に行こう」と言いたい場合、”We will go for a walk unless it rains.”と表現しますが、これは「散歩に行こうよ!あ、雨が降らない限りはね!」という後付けのイメージで、基本的には散歩ありき、あくまで雨が降ったらというのは例外なんです!
「この例外が起きなければ基本的には~~する」というのが”unless”なんですね。

逆に、単なる仮定の話(もし〜なら)や、純粋な条件の否定などは後述する”if not”を使用します。

例文
・You will fail the exam unless you study harder.
(もっと一生懸命勉強しない限り、試験に落ちるでしょう。)

・I won’t go to the party unless you go too.
(あなたが一緒に行かない限り、私はそのパーティーには行きません。)

 

”unless”の関連表現:「〜でなければ」を意味する表現”if not / except if”との違い

 
コダック
せっかく”unless”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ表現も一緒に整理してしまいましょう!

例えば”if not”や”except if”なども「〜でなければ」を意味する表現ですが、使い分けのルールがありますよ!

 

”unless”の類義表現
⇒「〜でなければ」の意味を持つ表現”if not / except if”

 

 
コダック

イメージの違いとしては

unless⇒「〜という例外的な条件がない限りは(強い例外)」=〜でない限り
if not⇒「もし〜という条件が満たされないならば(単純な仮定)」=もし〜でなければ
except if⇒「もし〜という場合を除いては(口語的な除外)」=〜の場合を除いて

といった感じです!

 

例文で見る!”unless/if not/except if”のイメージの違い

unless(強い例外)
I won’t call you unless there’s an emergency.
「緊急事態が起きない限り、あなたに電話はしません」
⇒ 基本は「電話しない」と決まっていて、それを覆す唯一の例外が緊急事態というイメージ。

if not(単純な条件・仮定)
I will be angry if you do not come.
「もしあなたが来ないなら、私は怒りますよ」
⇒ 「あなたが来ない」という単なる未来の条件・仮定を想定しているイメージ。

except if(口語的な付け足し)
I can’t help you, except if you tell me the truth.
「君を助けることはできないよ、本当のことを話してくれるなら別だけどね」
⇒ 後から「あ、でもこういう場合なら話は別」と付け足して除外するイメージ。

 

 
コダック
【要注意】仮定法(現実にはあり得ないこと)には unless は使えません!

「もし私が鳥じゃなかったら…」のような、現実とは違う想像の話(仮定法)をする時は、unless ではなく if not を使うというルールがあります。

❌ (誤) Unless I were sick, I would go to the party.
⭕ (正) If I were not sick, I would go to the party.
(もし病気じゃなかったら、パーティーに行くのに。)

 

【重要文法】”unless”で絶対に気をつけたい2つのルール

 

”unless”を文法的に正しく使うために、試験やTOEICでも超頻出の2つのルールを押さえておきましょう。

 

① 副詞節の中では未来のことでも「現在形」!

”unless”が導くカタマリ(節)は「条件を表す副詞節」になります。
そのため、たとえ未来の話であっても、節の中では will を使わずに現在形(または現在完了形)にするという鉄則があります。

❌(誤)Unless it will rain tomorrow…
⭕(正)Unless it rains tomorrow…

 

② unless の後ろに not は置かない(二重否定の禁止)!

”unless”という単語自体に「〜しない限り(if 〜 not)」という否定の意味が含まれています。
そのため、unlessのすぐ後ろの文で「don’t」や「not」を使ってしまうと、意味が二重にひっくり返っておかしくなってしまいます。

❌(誤)Unless you don’t study harder…
⭕(正)Unless you study harder…
(もっと一生懸命勉強しない限り…)

 

”unless”の語源は中期英語「on less」 意味は「より低い条件で」

 

”unless”の語源についても、確認していきましょう。

”unless”の語源は中期英語のフレーズ”on less”です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”unless”の起源について、下記の記載があります。

Origin of unless
1400–50; late ME prepositional phrase on less (also o less(e) , earlier upon less ) on a lesser footing or condition (than); first used as a preposition and conjunction in the early 16th century; see on, less

日本語訳:1400〜50年頃。中期英語の終わり頃の前置詞句 “on less”(“o less(e)” や、さらに古い “upon less” も同様)に由来し、「(〜よりも)低い足場、またはより低い条件で」という意味。16世紀初頭に初めて前置詞および接続詞として使われるようになった。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”unless”は「今ある基準よりも低い状態(less)」というフレーズから発祥している模様。

 

”unless”の語源(起源~発祥まで)
● upon less / on less (より低い条件のうえで)

● 15世紀頃、フレーズが一つの塊として意識され始める

● 16世紀初頭、現在の接続詞としての “unless” の形になり定着

 

 

 
コダック
流れとしては上記の感じなわけですね!

「今のままだとこの基準だけど、それより低い(悪い)条件にならない限りは…」というニュアンスから、現在の「〜でない限り」へと繋がっていったんですね!

 

構成パーツで覚える”unless” 「on」+「less」

 

ここからは構成パーツ(言葉の要素)の面から”unless”について覚えていきましょう。

”unless”の構成要素は「on(〜の状態で)」+「less(より少なく・低く)」の2つのパーツです。

 

つぎから各パーツについて紹介していきます。

“on”は「〜の状態で、〜に基づいて」を意味するパーツ

”on”は接触を表すイメージから、「〜の状態で」や「〜に基づいて」を意味するパーツです。

 

 
コダック
例えば”on duty”という表現は「duty(義務・職務)」に「on(〜の状態で)」が組み合わさっており、

勤務中(=「職務についている状態」)を表しています。

 

その他に on fire(火がついている状態で=火事になって)や、on sale(販売される状態で=売り出されて)なども”on”のイメージを使用する表現です。

 

”less”は「より少ない、より低い」を意味するパーツ

”less”は「より少ない」「より低い」を意味するパーツです。

 

 
コダック
例えば”careless”という単語は「care(注意)」に「less(〜がない・より少ない)」が組み合わさっており、

不注意な(=「注意が欠けている状態」)を表しています。

 

その他の”less”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。

hopeless(希望がない)、useless(役に立たない)、homeless(家がない)

 

”unless”の意味と語源・文法ルールまとめ

 

以下、”unless”の意味と使い方・文法についてのまとめです。

【unlessのまとめ】
● ”unless”は「on(〜の状態で)」+「less(より少なく)」が一体化して生まれた単語。
● コアイメージは「より低い条件で(強い例外)」。
● 意味は「〜でない限り」「〜もしなければ」。

【語法・文法の超重要ポイント】
● 条件を表す副詞節を作るため、未来のことでも節内は「現在形」にする!
● unless自体に否定の意味が含まれるため、後ろに「not」は置かない!
● 現実にはあり得ない仮定の話(仮定法)では unless は使えず、「if not」を使う!

 
 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」