「true(忠実な・本物の)」+「-th(〜なこと・状態)」のパーツで構成されている単語です。
「固く結ばれて揺るぎない、本物の状態」がコアイメージで、“truth“=「真実」「事実」の意味を持ちますよ!
”truth”の意味と使い方 コアイメージは「固く結ばれて揺るぎない、本物の状態」
”truth(発音:trúːθ/トゥルース【名詞】)”は「真実」「事実」「本当のこと」の意味を持つ単語です。
「true(忠実な・本物の)」+「-th(〜なこと・状態)」のパーツで構成されている単語で、「固く結ばれて揺るぎない、本物の状態」がコアイメージです。
実際の現実にしっかりと根ざしていること(=「事実」)=”truth”なわけですね!
”truth”は「個人の主観を超えた、不変的な正しいこと」なイメージが強いです。
逆に、単に「個々の実際の出来事・データ」そのものを指す場合は、後述する”fact”を使用します。
”truth”の使い方・頻出フレーズと例文
”truth”は日常会話でも非常によく使われる単語です。とくに以下の文法・語法は丸ごと覚えてしまうのがおすすめです!
① To tell the truth(実を言うと)
文頭に置いて、相手に本当のことを打ち明ける時によく使われる決まり文句です。
To tell the truth, I didn’t do my homework.
(実を言うと、宿題をやらなかったのです。)
② tell the truth(真実を話す・本当のことを言う)
動詞のtellと組み合わせて使われます。嘘をつく(tell a lie)の対義語としてセットで覚えましょう。
Please tell the truth.
(本当のことを言ってください。)
③ in truth(実は、実際のところ)
「in fact」と似ていますが、より「偽りなく言うと」というニュアンスが強い表現です。
She seemed happy, but in truth, she was very sad.
(彼女は幸せそうに見えたが、実際のところはとても悲しんでいた。)
”truth”の関連語:「本当」を意味する単語”truth / fact / reality”の違い
例えば”fact”や”reality”なども「本当のこと」を意味する単語ですよ!
⇒「本当」の意味を持つ単語”fact / reality”
イメージの違いとしては
truth ⇒「嘘偽りのないこと」=本質的な真実・真理
fact ⇒「実際に起きたこと」=客観的な事実・データ
reality ⇒「目の前にある現実」=仮想ではない厳しい現実
といった感じです!
それぞれのイメージを実際の表現や例文を見ながら確認してみましょう!
例文で見る!”truth / fact / reality”のイメージの違い
● truth(本質的な真実・嘘偽りのないこと)
「The truth will out.」
⇒(隠されていた)真実はいつか明らかになる、という本質的なイメージ。
We are searching for the truth of the universe.
(私たちは宇宙の真理を探求している。)
● fact(客観的な事実・実際に起きたデータ)
「Check the hard facts.」
⇒言い逃れできない客観的な事実(証拠や数字)を確認するイメージ。
It is a fact that the earth goes around the sun.
(地球が太陽の周りを回っているのは事実だ。)
● reality(目の前にある現実・仮想ではない状態)
「Face reality.」
⇒理想ばかり見ずに、目の前にある厳しい現実を直視しなさいというイメージ。
He is out of touch with reality.
(彼は現実からかけ離れている=現実が見えていない。)
”truth”の語源は「木」!? 古期英語「trēowth(信頼・忠実)」から読み解く真実のルーツ

”truth”の語源についても、確認していきましょう。
”truth”の語源は古期英語の「trēowth」です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”truth”の起源について、下記の記載があります。
Origin of truth
First recorded before 900; Middle English treuthe, Old English trēowth (cognate with Old Norse tryggth “faith”); see true, -th 1日本語訳:900年より前に初めて記録された。中期英語の「treuthe」、古期英語の「trēowth」(古ノルド語の tryggth(=信仰・信頼)と同語源)に由来。true(正しい・忠実な)と -th(名詞化の接尾辞)を参照のこと。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”truth”は単なる「データとしての正しさ」ではなく、相手を裏切らない「信頼」や「信仰」といった、人と人との結びつきから発祥していることが分かります。
「木のようにしっかりと大地に根を張り、決して揺るがない状態」…そこから「忠実さ」や「信頼」のイメージが生み出されました。
● 印欧語根:*deru-(木、固い、揺るぎない)
↓
● 古期英語:trēowth(信頼、忠実、約束)
↓
● 中期英語:treuthe(忠誠心、真実)
↓
● 現代英語:「truth」へ(信頼できる確固たるもの = 真実)
ちなみに、北欧の古い言葉(古ノルド語)の「tryggth」も「faith(信仰・信頼)」という意味を持っています。
“truth”が単なる「事実関係の一致」ではなく、「決して揺るがず、固く結ばれて裏切らないこと」という熱いルーツを持っていることが分かると、単語のイメージがより立体的になりますよね!
構成パーツで覚える”truth” 「true」+「-th」

ここからは構成パーツの側面から”truth”について深く掘り下げていきましょう。
”truth”の構成パーツは「true(忠実な・本物の)」+「-th(〜なこと・状態)」に分けられます。
それぞれのパーツが持つ本来のイメージを知ることで、より記憶に定着しやすくなりますよ!
“true”は「忠実な・本物の」を意味するパーツ
”true”は「忠実な・本物の」「嘘偽りのない」を意味するパーツです。
「木のように大地にしっかりと根を張り、揺るぎないもの」というイメージから、「忠実な」「本物の」という意味へと発展していきました。
この「しっかりと根を張って揺るがない」というコアイメージを理解しておくと、関連語も一気に覚えやすくなります。
「相手を本物だと信じて寄りかかる(=木のように頼りにする)」ことから、相手を信頼する(=「信用する」)を表しています。
その他にも、truly(本当に)や、truce(休戦:固い約束に基づくもの)等も”true”と同じルーツを持つ単語です。
”-th”は「〜なこと・状態」を意味する名詞化のパーツ
”-th”は、形容詞や動詞の後ろにくっついて「〜なこと・状態」を表す名詞に変える働きを持つパーツ(接尾辞)です。
温かい状態(=「温かさ・ぬくもり」)という名詞を表しています。
この”-th”は、私たちがよく知っている基本的な単語にもたくさん使われている、非常に身近なパーツです。いくつか例を見てみましょう!
- depth(深さ):deep(深い)+ th
- length(長さ):long(長い)+ th ※母音が変化
- strength(強さ):strong(強い)+ th ※母音が変化
- health(健康):heal(癒やす・治る)+ th
- growth(成長):grow(成長する)+ th
- birth(誕生):bear(産む)+ th
”truth”の意味と語源・覚え方のまとめ
以下、”truth”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「木のようにしっかりと根を張り、固く結ばれて揺るぎない、本物の状態」
⇒”truth”=「真実」「事実」の意味
●語法・文法のポイント
⇒「To tell the truth(実を言うと)」という決まり文句や、ことわざの「Truth is stranger than fiction(事実は小説よりも奇なり)」のフレーズが非常によく使われます。
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