「con-(完全に)」+「sume(取る)」+「-ption(名詞にするパーツ)」の3パーツで構成されている単語です。
「完全に使い果たす」がコアイメージで、“consumption“=「消費、消費量」「(エネルギーなどの)消耗」の意味を持ちますよ!
”consumption”の意味と使い方!コアイメージは「完全に使い果たす」
”consumption(発音:kənsʌ́mpʃən/カンサンプション【名詞】)”は「消費、消費量」「(エネルギーや時間などの)消耗」の意味を持つ単語です。
「con-(完全に)」+「sume(取る)」+「-ption(名詞化)」の3パーツで構成されている単語で、「完全に使い果たす」がコアイメージです。
残さず使い切る(=「完全に使い果たす」)状態のこと=”consumption”なわけですね!
例文
・Domestic consumption of rice has been decreasing.
(米の国内消費量は減少してきている。)・The car has a high fuel consumption.
(その車は燃料消費量が多い[燃費が悪い]。)・The government is trying to reduce energy consumption.
(政府はエネルギー消費量を減らそうとしている。)※参考・一部例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
【重要】覚えておきたい頻出フレーズ・語法
”consumption”は基本的に「不可算名詞(数えられない名詞)」として扱われることが多い点に注意しましょう。「a consumption」や「consumptions」とはあまり言いません。
また、日常やニュースでよく使われる頻出フレーズ(コロケーション)には以下のようなものがあります。
(例:The consumption tax will be raised next year. / 来年、消費税が引き上げられる。)
● energy consumption:エネルギー消費(量)
● mass consumption:大量消費
(例:a society of mass production and mass consumption / 大量生産・大量消費の社会)
”consumption”の関連語①:「消費・浪費」を意味する”expense / waste”との違い

例えば”expense”や”waste”なども「消費、費用、無駄遣い」を意味する単語ですよ!
⇒「消費・支出・浪費」の意味を持つ単語”expense / waste”
イメージの違いとしては
consumption ⇒「目的のためにエネルギーや資源をしっかり使い切る」=(物理的な)消費・消耗
expense ⇒「何かを達成するために外に出ていくお金や費用」=(金銭的な)支出・費用
waste ⇒「何の成果も生まないまま、ただ消えてなくなってしまう」=無駄遣い・浪費
といった感じです!
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!
● consumption(物理的な消費)
「energy consumption(エネルギー消費)」
⇒ 機械を動かしたり、生活したりするために必要な分を使い果たすイメージ。
● expense(犠牲・費用)
「at the expense of health(健康を犠牲にして)」
⇒ 成果(仕事など)を得るために、自分の健康やお金というコストを支払うイメージ。経費(expenses)という意味でもよく使われます。
● waste(無駄遣い)
「a waste of time(時間の無駄)」
⇒ 何の役にも立たないことに、大切な時間や資源がドボドボと流れ落ちていくネガティブなイメージ。
”consumption”の関連語②:「消費する」の動詞と形容詞形”consume / consumable”

⇒「消費する」を意味する動詞”consume” / 「消費できる」を意味する形容詞”consumable”
それぞれの使い方の違いとしては
consumption(名詞) ⇒「消費、消費量」=名詞のカタチ
consume(動詞) ⇒「〜を消費する、使い果たす」=動作を表すカタチ
consumable(形容詞) ⇒「消費できる、消耗品の」=状態を表すカタチ
といったイメージです。
● Our consumption of paper has doubled.
「私たちの紙の消費量は2倍になった。」
⇒ 使った「量」や「行為」そのものを名詞として表す。
● The engine consumes a lot of oil.
「このエンジンは多くのオイルを消費する。」
⇒ 主語が何かを「消費する」という動作(動詞)を表す。
● consumable goods
「消耗品」
⇒ 「使ったらなくなってしまう(=消費可能な)」という性質を後ろの名詞にかける(形容詞)。
”consumption”の語源はラテン語「consūmptiō」 意味は「使用、浪費」

”consumption”の語源についても、確認していきましょう。
”consumption”の最初の記録は1350–1400年頃です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”consumption”の起源について、下記の記載があります。
Origin of consumption
First recorded in 1350–1400; Middle English consumpcyon, from Middle French, from Latin consūmptiōn-, stem of consūmptiō “employment, use, waste,” from consūmpt(us) “used up” (past participle of consūmere “to use up, waste”; see consume) + -iō -ion日本語訳:最初の記録は1350〜1400年。中期英語の consumpcyon から、中期フランス語を経て、ラテン語の consūmptiō(雇用、使用、浪費)の語幹に由来。これは consūmpt(us)(使い果たされた:consūmere「使い果たす、浪費する」の過去分詞)に名詞化接尾辞の -iō(-ion)が結合したもの。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”consumption”はラテン語で「何かを使い果たすこと」「浪費すること」を表す言葉から発祥している模様です。
● ラテン語の「consūmere(使い果たす)」
↓
● 過去分詞になって「consūmpt(us)(使い果たされた)」
↓
● 名詞にするパーツがくっついて「consūmptiō(使用、浪費)」となり、今の英語へ!
ちなみに昔は、体がどんどん衰弱してエネルギーを使い果たしてしまう「肺結核」という病気のことも ”consumption” と呼んでいたんですよ。まさに命や体力を「使い果たす」というイメージそのものですね。
構成パーツで覚える”consumption” 「con-」+「sume」+「-ption」

ここからは構成パーツの面から”consumption”について覚えていきましょう。
”consumption”の構成パーツは「con-(完全に、共に)」+「sume(取る)」+「-ption(名詞にするパーツ)」の3パーツです。
つぎから各パーツについて紹介していきます。
“con-“は「完全に、共に」を意味する接頭辞
”con-”は「完全に」や「共に」を強く意味するパーツ(接頭辞)です。
最後まできっちり完全に閉じる(=「結論を出す、締めくくる」)を表しています。
その他に contain(完全に保つ=含む)や、confirm(完全に固くする=確認する)等も”con-”を使用する単語です。
”sume”は「取る」を意味する語根
”sume”は「自分のものとして手に取る」「受け取る」を意味するパーツ(語根)です。
ある考えを自分のほうへ引き受けて取る(=「〜と仮定する、思い込む」)を表しています。
その他の”sume”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。
”-ption”は「名詞にする」接尾辞
”-ption”は、動詞を名詞のカタチに変えるためのパーツ(接尾辞)です。
書き写した記述(=「描写、説明、記述」)を表しています。
その他に reception(受け取ること=受付、歓迎会)や、option(選ぶこと=選択肢)等もこのパーツの仲間ですよ!
”consumption”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”consumption”の意味と覚え方についてのまとめです。
● ”consumption”は「con-(完全に)」+「sume(取る)」+「-ption(名詞化)」の3パーツで構成されている単語。
● コアイメージは「完全に使い果たす」。
● 意味は「消費、消費量」「(エネルギーなどの)消耗」。
【語法・文法のポイント】
● 不可算名詞(数えられない名詞)として使われることが多い。
● 「consumption tax(消費税)」や「energy consumption(エネルギー消費)」などのフレーズが頻出!
● 動詞形は「consume」、形容詞形は「consumable」。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!
