【語源も分かる】英単語「surface」の意味・使い方・語源を解説!emergeとの違いも

 
コダック
今日の英語表現は”surface”

「sur-(上に)」+「face(顔・表層)」の2つのパーツで構成されている単語です。

「表面・表層」がコアイメージで、“surface“=「表面、外見、水面」「表面化する、浮上する」の意味を持ちますよ!

 

”surface”の意味とコアイメージは「表面・表層」

 

”surface(発音:sə́ːrfis/サーフィス)”は「表面、外見、水面」(名詞)や、「表面化する、浮上する」(動詞)などの意味を持つ単語です。

「sur-(上に)」+「face(顔・表層)」のパーツで構成されている単語で、「表面・表層」がコアイメージです。

 

 
コダック
物の顔(=face)の上に(=sur-)さらに乗っかっている一番上の部分(=「表面」のことや、

物事の一番上に見えている部分(=「外見・うわべ」)なこと=”surface”なわけですね!

 

”surface”は「物の一番外側の皮一枚」なイメージが強いです。

 

 
「物の一番外側の皮一枚」のこと??
 
コダック
例えば、穏やかな海の水面や、綺麗に磨かれたテーブルの天板などを想像してみると分かりやすいですよ!
「目に見える物理的な表面」や「物事のうわべ・外見」を表現するのが”surface”というわけです。

 

逆に、完全に外側にはみ出した「外部」そのものや、境界線より外の空間などは後述する”exterior”や”outside”を使用します。

例文(名詞での使い方)

・About 70% of the earth’s surface is covered with water.
(地球の表面の約70%は水で覆われている。)

・The ball floated to the surface of the water.
(ボールが水面に浮かび上がった。)

例文(動詞での使い方)

・The submarine surfaced.
(潜水艦が浮上した。)

・New evidence has surfaced.
(新たな証拠が表面化した[明るみに出た]。)

※参考・一部例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

【重要】覚えておきたい”surface”の頻出フレーズ

 

”surface”を使った日常会話やビジネスでもよく使われるフレーズ(熟語)を2つ紹介します。

 

① on the surface(表面上は、うわべは)

内面や本質は違うかもしれないが、「見た目だけは・表向きは」と言いたいときに使います。

On the surface, he seemed calm.
表面上は、彼は落ち着いているように見えた。)

On the surface, the plan looks simple, but it is deeply structured.
うわべのところ、その計画は単純そうに見えるが、深く構成されている。)

 

② scratch the surface(〜の表面をなでる、ほんの一部をかじる)

直訳は「表面をひっかく」。物事のほんの入り口にしか触れていない、まだ深く理解・解決できていないというニュアンスで使います。

・We have only scratched the surface of this problem.
(私たちはこの問題のほんの表面をなぞったにすぎない。)

 

”surface”の関連語①:「表面・外側」を意味する単語”exterior / outside”

 
コダック
せっかく”surface”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいたい所です!

例えば”exterior”や”outside”なども「表面、外側」を意味する単語ですよ!

 

”surface”の類義語
⇒「表面・外側」の意味を持つ単語”exterior / outside”

 

 
それぞれの表現にどんな違いがあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

surface ⇒「立体の一番外側の境界(皮一枚)」=表面・水面・うわべ
exterior ⇒「建造物や物の見えている外側の面全体(インテリアの対義語)」=外観・外装
outside ⇒「境界線の外側の空間や領域そのもの(インサイドの対義語)」=外部・外側

といった感じです!

 

例文で見る!”surface / exterior / outside”のイメージの違い

● the surface of the earth
「地球の表面」
⇒ 私たちが足をつけている、地球の一番外側の地面そのもののイメージ

● the exterior of the house
「家の外観(外装)」
⇒ 壁やドアなど、外から見たときに見える建物の面のイメージ

● play outside the house
「家の外で遊ぶ」
⇒ 家という境界線を一歩飛び出した、外の空間全体のイメージ

 

”surface”の関連語②:「現れる・浮上する」を意味する単語”emerge / appear”

 
コダック
”surface”の持つ「動詞として表面化する・浮上する」という意味についても、類義語があるので覚えてしまいましょう!

 

”surface”の類義語
⇒「現れる・浮上する」の意味を持つ単語”emerge / appear”

 

 
コダック

それぞれの表現の違いとしては

surface ⇒「潜んでいたものが、水面や表面にむくむくと浮き上がってくる」=浮上する・表面化する
emerge ⇒「暗闇や隠れていた場所から、外の開けた場所にじわっと現れ出る」=現れる・脱する
appear ⇒ 「視界の中にパッと姿をあらわす(消失の対義語)」=姿を見せる・出現する

といったイメージです。

 

例文で見る!”surface / emerge / appear”のイメージの違い

● The submarine surfaced.
「潜水艦が浮上した」
⇒ 水中から水面(surface)に突き出て現れるイメージ

● The sun emerged from behind the clouds.
「雲の切れ間から太陽が現れた」
⇒ 隠れていたところから徐々に外に出て姿を見せるイメージ

● A ship appeared on the horizon.
「地平線に船が現れた」
⇒ 目に見えなかったものが視界の中にパッと出現するイメージ

 

”surface”の語源はフランス語由来!

 

”surface”の語源についても、確認していきましょう。

”surface”の語源はフランス語由来で、ラテン語のsuperficies(表面・最上層)をモデルに作られた表現”です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”surface”の起源について、下記の記載があります。

Origin of surface
First recorded in 1605–15; from French; equivalent to sur- + face; apparently modeled on Latin superficies superficies

日本語訳:1605〜15年に初めて記録された。フランス語から。sur- + faceに相当し、明らかにラテン語の superficies(物事の表面・表層)をモデルに形成されたものである。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”surface”は17世紀初頭にフランス語の構成要素を英語に取り入れ、ラテン語の単語を意識して作られた模様です。

 

”surface”の語源(起源~発祥まで)
● ラテン語の「superficies(上に位置する面)」がベースに存在する

● フランス語のパーツ「sur-(上に)」と「face(顔・面)」が組み合わさる

● 1605〜1615年頃、現在の「surface」として英語で記録される

 

 
コダック
流れとしては上記の感じなわけですね!

ちなみにフランス語の「sur-」というと、「〜の上に、〜を越えて」という意味を持っています。

 

構成パーツで覚える”surface” 「sur-」+「face」

 

ここからは構成パーツの面から”surface”について覚えていきましょう。

”surface”の構成パーツは「sur-(上に・越えて)」+「face(顔・表層)」の2つのパーツです。

 

各パーツについて紹介していきます。

“sur-“は「〜の上に、〜を越えて」を意味するパーツ

”sur-”は「〜の上に、〜を越えて」を意味するパーツです。

 

 
コダック
例えば”surpass”という単語は「sur-(〜を越えて)」+「pass(通過する)」の2パーツで構成されており、

限界を越えて通り過ぎる(=「〜を超える、上回る」)を表しています。

 

その他にsurplus(過剰・余剰)や、surrender(引き渡す・降伏する)等も”sur-”を使用する単語です。

 

”face”は「顔、表面、向かう」を意味するパーツ

”face”は「顔、表面、向かう」を意味するパーツです。

 

 
コダック
例えば”efface”という単語は「ef-(外へ=ex-の変形)」+「face(顔・表面)」の2パーツで構成されており、

表面から外へこすり落とす(=「消去する、削除する」)を表しています。

 

その他の”face”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。

interface(インターフェース・境界の面)、deface(外観を損なう)

 

”surface”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”surface”の意味と覚え方についてのまとめです。

● ”surface”は「sur-(〜の上に)」+「face(顔・面)」の2パーツで構成されている単語
⇒ コアイメージは「表面・表層」
⇒ 意味は「表面、外見、水面」(名詞)、「表面化する、浮上する」(動詞)
● 語法・使い方のポイント
⇒ 名詞だけでなく動詞としても使われます。また、「on the surface(表面上は、うわべは)」「scratch the surface(表面をなでるだけ)」というフレーズが定番です。
 
 
コダック
当サイトでは英語表現について、このように語源、語法・文法、覚え方の面から解説を行っています。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」