studio 撮影スタジオ イメージ図

【語源も分かる】英単語「studio」の意味と使い方・覚え方・文法解説【studi-(熱心に学ぶ)+-io(場所)=何かに熱中して取り組む場所】

 
コダック
今日の英語表現は”studio”
「studi-(熱心に学ぶ、努力する)」+「-io(場所)」の2つのパーツで構成されている単語です。
「何かに熱中して取り組む場所」がコアイメージで、“studio”=「仕事場、アトリエ」「スタジオ、撮影所、ワンルーム」の意味を持ちますよ!

 

”studio”の意味と使い方 コアイメージは「何かに熱中して取り組む場所」

 

”studio(発音:stúːdiòʊ/ストゥディオ【名詞】)”は、「仕事場、アトリエ」「(テレビ・音楽などの)スタジオ、撮影所」「ワンルームマンション」という意味を持つ名詞です。

「studi-(熱心に学ぶ)」+「-io(場所)」のパーツから成り立っており、「何かに熱中して取り組む場所」というコアイメージを持っています。

 

 
コダック
絵の制作、音楽、ダンス、映画撮影など、情熱を持って熱心に打ち込む(=「studi-」ための、専用の特別な空間(=「-io」

つまり、クリエイティブな作業に100%集中できる空間が”studio”なんです!

 

 
「熱中して取り組む場所」かぁ。一般的な「部屋(room)」とは何が違うの?
 
コダック
いい質問ですね!例えば、ただ寝起きするだけの部屋(room)ではなく、下図のようなカメラマンが撮影を行う「撮影スタジオ」や、ミュージシャンが音作りに没頭する「録音スタジオ」を想像してみてください。
特定の目的のために用意された、クリエイティブな熱気がこもる空間を指すのが特徴です!

studio 撮影スタジオ イメージ図

日常会話やビジネスでもよく使われる、おなじみのフレーズ(コロケーション)をいくつか見てみましょう。

  • a recording studio(録音スタジオ)
  • a photo studio(写真館・撮影スタジオ)
  • a dance studio(ダンススタジオ)
  • studio master(スタジオの主、またはマスター音源)

 

”studio”の基本例文

・He spends all day in his art studio.
(彼は一日中、彼のアトリエ[仕事場]で過ごしている。)
※引用:ジーニアス英和辞典 第5版

・The band is currently in the studio recording their new album.
(そのバンドは現在、スタジオにこもってニューアルバムを録音している。)

・She opened a small yoga studio in her hometown.
(彼女は地元に小さなヨガスタジオを開いた。)

 

”studio”の文法・語法チェック!複数形のスペルに注意

 
コダック
ここで、テストや資格試験でも間違えやすい文法ポイントを解説します!

 

”studio”は数えられる名詞(可算名詞)ですが、複数形にするときは ”studios” となり、末尾に「s」だけをつけます。

英語のルールでは「子音+o」で終わる名詞(例:tomato → tomatoes, hero → heroes)は「es」をつけることが多いですが、studio は例外的に「s」だけで表します(例:pianos, videos などと同じ仲間です)。「studioes」と書かないように注意しましょう!

また、スタジオの中に「いる」状態を表すときの前置詞は、一般的に ”in” を使います(例:in the studio)。

 

”studio”の関連語①:「仕事場・部屋」を意味する単語”workshop / office”

 
コダック
せっかく”studio”を覚えるなら、似たような意味を持つ「作業をする場所」も一緒にセットで覚えてしまいましょう!効率がグッと上がりますよ!

 

”studio”の類義語
⇒「仕事場」の意味を持つ単語”workshop / office”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの使い分けやイメージの違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いをまとめると、以下のような感じです!

studio ⇒「芸術・表現」=アトリエ、写真や音楽のスタジオ
workshop ⇒「手作業・製造」=大工の作業場、職人の工房、体験型講座
office ⇒「事務・ビジネス」=デスクワークを行う事務所、会社

 

例文で見る!”studio / workshop / office”の違い

● a recording studio(録音スタジオ)
例文:The singer spent all night in the recording studio.
(その歌手は一晩中、録音スタジオで過ごした。)
⇒ 音楽などの芸術的なコンテンツを生み出すために熱中する空間イメージ

● a carpenter’s workshop(大工の作業場)
例文:My grandfather repairs old furniture in his workshop.
(祖父は工房で古い家具を修理している。)
⇒ 木材を切ったり叩いたりして、物理的なモノを手作業で作る・加工する場所のイメージ

● a law office(法律事務所)
例文:He works at a law office in downtown Chicago.
(彼はシカゴの中心街にある法律事務所で働いている。)
⇒ 書類仕事やパソコン業務、顧客との面談などを行うビジネス空間のイメージ

 

”studio”の関連語②:「ワンルーム」を意味する単語”one-room / bedsit”

 
コダック
”studio”には「ワンルームマンション」という意味もありますが、ここには海外ならではのリアルな表現の違いがあります!

 

”studio”の類義語
⇒「ワンルーム」の意味を持つ単語”studio apartment / bedsit / one-room”

 

 
コダック

それぞれの表現の違いとしては

studio apartment ⇒「アメリカ流のワンルーム」=一つの広い部屋にキッチン等がある(日本のワンルームに近い)
bedsit ⇒「イギリス流のワンルーム」=ベッドと居間が一体。トイレ・シャワー等は共同のことも
one-room ⇒「※完全な和製英語」=海外では「ひとつの部屋」という意味にしか聞こえず、通じない

 

 
コダック
私たちがよく言う「ワンルーム(one-room)」は、海外の不動産では通じない和製英語なんです。一人暮らしの部屋を探すときは、”studio(または studio apartment)”を使うのが一番自然ですよ!

 

例文で見る!”studio apartment / bedsit”の使い方

● studio apartment(主にアメリカ)
・She lives in a small studio apartment in Tokyo.
(彼女は東京の小さなワンルームマンションに住んでいる。)
※引用:ジーニアス英和辞典 第5版

・I’m looking for an affordable studio apartment in New York.
(ニューヨークで手頃な価格のワンルームマンションを探しています。)

● bedsit(主にイギリス)
・He rents a small bedsit in London.
(彼はロンドンで小さなベドシット[一室の貸し部屋]を借りている。)
⇒ イギリスでよく使われる、少しレトロでこじんまりとした一人暮らし部屋のイメージです。

 

”studio”の語源はラテン語「studium」 意味は「熱意、勉強、熱中」

 

”studio”の語源についても深く掘り下げていきましょう。

”studio”の語源はラテン語の「studium(熱意、熱中)」です。実はこれ、私たちがよく知っている「study(勉強する)」と完全に同じルーツを持っています!

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には、”studio”の起源について下記の通り記載されています。

Origin of studio
First recorded in 1800–10; 1910–15 studio for def. 4; from Italian, from Latin studium; see study

日本語訳:1800年〜1810年に初めて記録された(定義4の「撮影所」の意味は1910〜15年)。イタリア語から、さらにはラテン語の「studium」に由来する。study(勉強・研究)を参照。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からわかるように、”studio”はイタリア語を経由して、ラテン語の「熱中すること」から発祥しています。

 

”studio”の語源の歴史(起源~発祥まで)
ラテン語:studium(熱意、努力、勉強する)

イタリア語:studio(書斎、研究、勉強する場所)

19世紀初頭:芸術家の「アトリエ・仕事場」として英語に導入され、のちに映画や音楽の「スタジオ」へ発展

 

 
コダック
「勉強(study)」と「スタジオ(studio)」が、元々は同じ「情熱を注ぐ」という言葉から枝分かれした言葉だと思うと、一気に身近に感じられますし、記憶にも残りやすいですよね!

 

構成パーツで覚える”studio”:「studi-」+「-io」

 

ここからは、単語の「構成パーツ(語源パーツ)」の面から ”studio” の理解を深めていきましょう。

”studio” の構成パーツは、「studi-(熱心に学ぶ、努力する)」+「-io(場所)」の2つに分解できます。

 

”studi-”は「熱心に学ぶ、努力する、専念する」を意味するパーツ

”studi-”は「熱心に学ぶ、努力する、一つのことに専念する」という意味を持つパーツです。

 

 
コダック
例えば”student”というおなじみの単語は、「studi-(熱心に学ぶ)」+「-ent(〜する人)」のパーツで構成されており、熱心に学ぶ人(=

)を表しているんですよ!

 

このように、「studi-」がつく他の仲間(関連語)をあわせて覚えると、芋づる式に語彙力がアップします!

● studious(勉強好きな、勤勉な)
例文:She is a studious girl who loves reading books.
(彼女は本を読むのが大好きな、勉強熱心な女の子だ。)

● overstudy(勉強しすぎる、過度の研究)
例文:Don’t overstudy before the exam; you need some sleep.
(試験前に勉強しすぎてはいけないよ。睡眠も必要だ。)

● study(勉強する、研究する)
例文:He is studying linguistics at university.
(彼は大学で言語学を勉強している。)

 

”-io”は「場所」を意味するパーツ

”-io”は「場所・空間・媒体」を意味するパーツです。(※イタリア語の名詞語尾に由来し、英語では特定の空間やメディアを表すことがあります)

 

 
コダック
身近な例でいうと、”radio(ラジオ)”という単語も、光線や放射(ray / radius)が届く空間・媒体(-io)が元のイメージから来ている空間言葉なんですよ!

 

”studio”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

最後に、今回学んだ ”studio” の意味と覚え方の重要ポイントをおさらいしましょう!

”studio”の構成パーツとイメージ
⇒「studi-(熱心に学ぶ)」+「-io(場所)」=「何かに熱中して取り組む場所」がコアイメージ。
⇒ 意味は「仕事場、アトリエ」「(音楽・写真の)スタジオ、撮影所」「ワンルーム」など。

語法・文法の必須ポイント
⇒ 複数形は ”studios”(esは不要でsだけをつける)。前置詞は主に ”in” を使う。
⇒ 私たちが言う「ワンルーム」は和製英語。海外で部屋を探す際は ”studio(または studio apartment)” と表現する!

 

 
コダック
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【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

 

参考文献
「南出康世(2014), ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」