「sub-(下に)」+「miss(送る)」+「-ion(〜すること)」の3つのパーツで構成されている単語です。
「自分を相手の下に送り届ける」がコアイメージで、“submission“=「提出」「降伏・服従」の意味を持ちますよ!
”submission”の意味と使い方 コアイメージは「自分を相手の下に送り届ける」
”submission(発音:səbmíʃən/サブミッション【名詞】)”は「提出(物)」「降伏・服従」の意味を持つ単語です。
「sub-(下に)」+「miss(送る)」+「-ion(〜すること)」の3つのパーツで構成されている単語で、「自分を相手の下に送り届ける」がコアイメージです。
強い相手の「下」に身を置いて従うこと(=「降伏・服従」)=”submission”なわけですね!
”submission”は「相手の力を認めて委ねる」というイメージが強く、「権威やルールに従って何かを差し出す行為」によく使われます。

ちなみに自分の意志を強く押し通すことや、一方的に主張することなどは”assertion”や”insistence”を使用します。
”submission”の使い方・頻出フレーズ(語法・文法)
”submission”は動詞 submit(提出する、服従する) の名詞形です。実際の英会話やテストでよく登場する使い方やフレーズを押さえておきましょう。
● make a submission(提出する)
● late submission(提出遅れ、遅延提出)
※「~の提出」と言いたい時は前置詞 of を使って「submission of ~」と表現します。
【「降伏・服従」の意味での使い方】
● force A into submission(Aを力ずくで降伏させる)
● in submission to ~(~に服従して、~に従って)
※「降伏・服従」のニュアンスで使う際は、対象(誰に従うか)を示す前置詞 to と非常に相性が良いです。
”submission”を使った例文
意味ごとに例文を見て、使い方を具体的にイメージしてみましょう。
「提出(物)」の例文
The deadline for the submission of applications is next Friday.
(応募書類の提出期限は来週の金曜日です。)His late submission of the report caused a lot of trouble.
(彼の報告書の提出が遅れたことで、多くのトラブルが生じた。)「降伏・服従」の例文
They forced the rebels into submission.
(彼らは反乱軍を力ずくで降伏させた。)The dog bowed its head in submission to its owner.
(その犬は飼い主に服従して頭を下げた。)
”submission”の関連語①:「提出」を意味する単語”presentation / delivery”
例えば”presentation”や”delivery”なども「出すこと」を意味する単語ですよ!
⇒「提出」の意味を持つ単語”presentation / delivery”
イメージの違いとしては
submission ⇒「評価を仰ぐ」=権威(学校や上司)への提出
presentation ⇒「提示する」=人に見せるための提出・発表
delivery ⇒「引き渡す」=物理的にモノを届ける提出
といった感じです!
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!
● submission
「the submission of an essay」
⇒先生に採点してもらうためにレポートを課せられたルール通りに「出す」イメージ
● presentation
「the presentation of a passport」
⇒係員に確認してもらうために、手元にあるパスポートを「パッと提示する」イメージ
● delivery
「the delivery of goods」
⇒注文された商品や荷物を、受取人の手元へ「物理的に送り届ける」イメージ
”submission”の関連語②:「降伏・服従」を意味する単語”surrender / obedience”
⇒「降伏・服従」の意味を持つ単語”surrender / obedience”
それぞれの表現の違いとしては
submission ⇒「逆らわずに従う」=抵抗を諦めて身を委ねる
surrender ⇒「権利を明け渡す」=公式に白旗をあげる(降伏)
obedience ⇒「素直に従う」=規則や親、リーダーへの従順さ
といったイメージです。
● submission
「starve them into submission」
⇒(敵などを)飢えさせて抵抗する気力を無くさせ、言うことを聞かせるイメージ
● surrender
「demand unconditional surrender」
⇒戦争などで「無条件降伏」を要求するような、完全に権利を放棄して引き下がるイメージ
● obedience
「blind obedience to authority」
⇒権威に対する「盲目的な服従(言われたことに疑問を持たずに従う)」というイメージ
”submission”の語源はラテン語のsubmissio 意味は「下に降ろすこと、低くすること」

ここからは、”submission”の語源についてさらに深く掘り下げて確認していきましょう。
”submission”の直接の語源は、ラテン語の「submissiō」です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”submission”の起源について、下記の記載があります。
Origin of submission
First recorded in 1375–1425; late Middle English, Middle French, from Latin submissiōn- (stem of submissiō ) “a letting down, lowering, dropping”; see sub-, mission日本語訳:1375〜1425年に初めて記録された。後期中英語・中期フランス語から、ラテン語のsubmissiō(語幹はsubmissiōn-、文字通りの意味は「下に降ろすこと、低くすること、落とすこと」)に由来。sub- と mission の項目も参照。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載にある通り、”submission”のルーツはラテン語で「下に降ろす行為」を表す言葉でした。
もともとラテン語には「submittere(下に置く、下げる)」という動詞があり、これは「sub-(下に)」+「mittere(送る、行かせる)」というパーツで出来ていました。この動詞が名詞化して「submissiō」となり、フランス語を経由して英語の”submission”へと変化していったのです。
● ラテン語の動詞:submittere(下に降ろす、下げる、譲る)
↓
● ラテン語の名詞:submissiō(降ろすこと、姿勢を低くすること)
↓
● 14世紀後半、中期フランス語を経由して英語の”submission”へ。
物理的な「下に降ろす」という動作から、比喩的な「権力者の下へ身を置く(降伏)」や「目上の人の下へ書類を差し出す(提出)」へと意味が発展しました。
最初は物理的に何かを「下に降ろす」という意味だったのが、自分自身の姿勢を低くして相手の下に置くことから「降伏・服従」になり、自分の意見や書類などを権威(相手)の下に差し出すことから「提出」という意味に繋がっていったんですよ!
構成パーツで覚える”submission” 「sub-」+「miss」+「-ion」

ここからは構成パーツの面から”submission”について覚えていきましょう。
”submission”の構成パーツは「sub-(下に)」+「miss(送る)」+「-ion(〜すること)」の3つのパーツです。
つぎから各パーツについて、詳しく紹介していきます。
接頭辞:”sub-“は「下に」「下位の」を意味するパーツ
”sub-”は「下に」や「下位の」「副〜」といった意味を付け加えるパーツ(接頭辞)です。
「sub-(下に)」+「way(道)」のパーツで構成されており、
地面の下を通る道(=「地下鉄」)を表しています。
他にも、「下」や「補助」というイメージから、以下のような単語が作られています。
● subtitle(字幕、副題):sub(下に、副)+title(題名)
● subconscious(潜在意識):sub(下に)+conscious(意識している)
● substitute(代用品、代理人):sub(下に)+stitute(立つ)=本来のものの下に控えさせておく
語根:”miss / mit”は「送る」を意味するパーツ
”miss”はラテン語の「mittere(送る)」に由来するパーツ(語根)です。
単語によっては”mit”という形になることもあります。
特定の目的のために外へ送り出されること(=「使命・任務」)を表しているんですよ!
この「送る」というコアイメージを持つ他の単語も、一緒に覚えてしまうのがおすすめです。
● admit(認める、入ることを許す):ad(〜の方向へ)+mit(送る)=中に送り入れる
● transmit(送信する、伝える):trans(越えて)+mit(送る)
● permit(許可する):per(完全に、通して)+mit(送る)=通り抜けさせる
接尾辞:”-ion”は「〜すること」を意味するパーツ
”-ion”は、動詞にくっついて「〜すること」「〜する状態」といった名詞を作るパーツ(接尾辞)です。
“miss”(送る)や”mit”で終わる動詞が名詞になる時は、”mission”のように”-ssion”の形になることが多いです。
行動すること(=「行動・おこない」)という名詞を表しています。
その他にも、動詞を名詞に変えるために”-ion”や”-sion”を使用する単語は数多く存在します。
● expression(表現):express(表現する)+ion
● discussion(議論):discuss(議論する)+ion
”submission”の意味と語源・覚え方のまとめ
以下、”submission”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「自分を相手の下に送り届ける」
⇒”submission”=「提出」「降伏・服従」の意味
● 語法・文法のポイント
⇒動詞形の submit と同様に、前置詞 to と非常に相性が良く、「in submission to 〜(〜に服従して)」という形でよく使われます。また、格闘技で関節技を決めて相手をギブアップさせることも「サブミッション」と呼びます。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!