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【語源も分かって、忘れない】英単語「struggle」の意味と使い方・覚え方・文法解説【困難から抜け出そうと、繰り返しジタバタもがくイメージ】

 

 
コダック
今日の英語表現は”struggle”

日常会話からニュース、資格試験までよく見かける重要単語です。

「困難から抜け出そうと、繰り返しジタバタもがく」というコアイメージを持っていて、ここから“struggle”=「奮闘する・もがく」「苦労して~する」という意味に繋がっていくんですよ!

 

”struggle”の意味と使い方 コアイメージは「困難から抜け出そうと、繰り返しジタバタもがく」

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”struggle(発音:strʌ́gl(ストラグル))”は「奮闘する・もがく」「苦労して~する」の意味を持つ単語です。

この単語をマスターする最大のコツは、「目の前にある困難からなんとか抜け出そうとして、必死にジタバタともがき続けている姿」を頭の中に思い浮かべることです。

 

 
コダック
逆境や厳しい状況に対して、必死になって何度も立ち向かう(=「繰り返しジタバタもがく」ことや、

余裕がない中でなんとか頑張る(=「苦労して~する」様子を表すのが、この”struggle”の持ち味です!

 

例文

She struggled to understand the complicated manual.
(彼女はその複雑なマニュアルを理解しようと悪戦苦闘した。)

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

”struggle”の関連語①:「努力する」を意味する単語”strive/endeavor”

 
コダック
せっかく”struggle”のイメージを掴んだなら、同じく「努力する・励む」という意味を持つ単語も一緒にセットで覚えてしまいましょう!

よく比較されるのが”strive”や”endeavor”という単語です!

 

”struggle”の類義語
⇒「努力する」の意味を持つ単語”strive/endeavor”

 

 
なるほど…、全部「がんばる」系に見えるけど、ニュアンスに違いはあるの??

 

 
コダック

コアイメージの違いを並べると、実はこんなに差があるんです!

struggle ⇒「困難から抜け出そうともがく」=泥臭い苦労・悪戦苦闘
strive ⇒「目標に向かって懸命に励む」=前向きで自発的な努力
endeavor ⇒「計画的に大きな目標に挑む」=フォーマルで真摯な試み

どうでしょう? ニュアンスのニュアンスが全然違いますよね!

 
言葉の説明だけだと、実際のシチュエーションでどう使い分けるかちょっと迷うかも…
 
コダック
確かにそうですね!
では「夢を叶える(achieve his dream)」という同じ状況で、それぞれの単語を使ったときにどんな絵が浮かぶか比べてみましょう!

 

例文で見る!”struggle/strive/endeavor”のイメージの違い

●struggle
「He struggled to achieve his dream.」
⇒彼は夢を叶えるために(貧困や激しい挫折、逆境などの困難の中で)必死にジタバタともがいたイメージ。

●strive
「He strove to achieve his dream.」
⇒彼は夢を叶えるために(高い目標をしっかり見据えて)一生懸命に、前向きに努力したイメージ。

●endeavor
「He endeavored to achieve his dream.」
⇒彼は夢を叶えるために(長期的な視点や計画を持って)大いなる試み・義務に真摯に取り組んだイメージ。

 

”struggle”の関連語②:「戦う・格闘する」を意味する単語”fight/battle”

 
コダック
”struggle”には「闘争(もがいて戦う)」という意味もあります。

こちらもよく使われる”fight”や”battle”との違いを押さえておくと、表現の幅が一気に広がりますよ!

 

”struggle”の類義語
⇒「戦う・格闘する」の意味を持つ単語”fight/battle”

 

 
コダック

「戦う」の使い分けイメージは以下の通りです!

struggle ⇒「困難や苦痛の中で必死にもがく」=自分の内面や過酷な状況との戦い
fight ⇒「敵や障害に直接立ち向かう」=最も一般的な物理的・精神的な戦い
battle ⇒「大規模で長期的な戦い」=組織的な戦争や、長期にわたる闘病など

といったニュアンスの違いがあります。

 

 
コダック
こちらもイメージをはっきりさせるために、「病気(disease)」を対象にしたシチュエーションで違いを実感してみましょう!

 

例文で見る!”struggle/fight/battle”のイメージの違い

●struggle
「He is struggling with the disease.」
⇒彼が病気の症状や生活の不便さ、苦痛に対して「苦しみ、もがきながら必死に対処している」ことに焦点が当たるイメージ。

●fight
「He is fighting the disease.」
⇒病気を明確な敵と見なし、それに打ち勝とうと「能動的に、直接的に立ち向かって戦っている」イメージ。

●battle
「He is battling the disease.」
⇒病気という手強い相手に対して、年単位などの「長く過酷な闘病生活(戦争のような長期戦)」を送っているイメージ。

 

”struggle”の語法と文法チェック!自動詞と他動詞・名詞の使い方

”struggle”は基本的に「自動詞」として使われることが多い単語ですが、実は「名詞」としての役割も持っています。

ここでは、知っておくと英文法がすっきり整理できるポイントを解説しますね!

 

 
コダック
”struggle”を辞書で引くと、自動詞・他動詞・名詞とたくさんの役割が書いてあって混乱しがちですが、

もっとも大切なのは「みずから泥臭くもがく(=自動詞)」のイメージです!

 

① 基本は「自動詞」:目的語を直接後ろに置かない

”struggle”の多くは自動詞、つまり「(自分が)もがく、奮闘する」という意味で完結します。
そのため、「〜を動かすために一苦労する」と言いたいときでも、直後に名詞(目的語)を置くことはできません。

後ろに名詞を続けたいときは、先ほど少し触れたように前置詞(withやagainst)の力を借りる必要がありますよ!

例文

The small company struggled to survive in the competitive market.
(その小さな会社は、競争の激しい市場で生き残ろうと奮闘した。)

He is struggling through a difficult時期.
(彼は苦境を乗り越えようと、もがきながら進んでいる。)

 

② 実は「名詞」としても大活躍!「闘争・もがき・苦労」

”struggle”は形を変えずに、そのまま名詞の「苦闘」「もがき」「(必死の)努力」としても使われます。
「It is a struggle to do(〜するのは一苦労だ)」という形は、日常会話でも本当によく耳にする定番フレーズです!

 

 
名詞の”struggle”はどうやって使えばいいの??
 
コダック
例えば、朝起きるのがすっごく大変なときや、毎月の生活費をやりくりするのが大変なときに「まさに戦いだ(一苦労だ)」というニュアンスで使えますよ!

 

例文

Getting up early in winter is always a struggle for me.
(冬に早起きすることは、私にとっていつも一苦労(格闘)だ。)

Life is a constant struggle.
(人生は絶え間ない闘い(苦労の連続)である。)

 

このように、動詞だけでなく名詞としての「泥臭い苦労・格闘」のニュアンスも一緒にセットで押さえておくと、読解力がグッと高まります!

絶対覚えたい!”struggle”の語法と使い方

 

 
コダック
ここからは”struggle”の超重要・頻出の語法(使い方)を2つ紹介します!
単語の意味だけでなく、どの言葉と一緒に使われるかをセットで覚えるのが、英語を使えるようになるための近道です。
TOEICや英検などの長文読解、リスニングでも非常によく登場しますよ!

 

① struggle to do(~しようと悪戦苦闘する・苦労して~する)

動詞 ”struggle” のすぐ後ろに「to+動詞の原形(不定詞)」を続けるパターンで、日常会話からビジネスまで最もよく使われる形です。

単に「~しようとする(try to do)」のではなく、「簡単にはできない高い壁や困難があり、泥臭くもがきながら、やっとのことでやろうとしている」というニュアンスが含まれます。

  • We struggled to survive in the harsh environment.(私たちは過酷な環境の中で生き残ろうと必死にもがいた。)
  • I’m struggling to pay the rent this month.(今月は家賃を払うのに悪戦苦闘している(工面に苦労している)。)

 

② struggle with / against(~と格闘する・~に取り組む)

後ろに「人」や「物・事(名詞)」を置きたい場合は、前置詞の「with」「against」とセットで使用します。

後ろには、病気、苦手な科目、経済的な問題など、「自分を苦しめている具体的な対象(敵や障害)」がやってきます。

  • She is struggling with a cold.(彼女は風邪(の症状)と戦っている / 苦しんでいる。)
  • Many small businesses are struggling with rising costs.(多くの小規模企業がコスト上昇に頭を悩ませている / 悪戦苦闘している。)
  • They continuous a struggle against poverty.(彼らは貧困との戦いを続けている。)※このstruggleは名詞としての用法です。

 

”struggle”の語源は中英語の”struglen” 意味は「ジタバタする」

単語のイメージをさらに深く掘り下げるために、”struggle”がどのような歴史を経て現代の形になったのか、語源を紐解いていきましょう。

”struggle”の直接のルーツは、中英語(12世紀〜15世紀頃の古い英語)で使われていた”struglen / stroglen”という動詞にあります。

 

アメリカの大手オンライン英英辞典サイト「Dictionary.com」では、この単語の起源について以下のように解説されています。

Origin of struggle
First recorded in 1350–1400; Middle English struglen, stroglen, frequentative verb ( see -le) formed on a base of obscure origin

日本語訳:最初の記録は1350年~1400年。中英語のstruglen、stroglen。起源不明(明確なルーツを持たない)のベース(語幹)に、反復動詞を形成する接尾辞(-leを参照)がくっついて生まれた単語である。

※参考・引用「Dictionary.com

 

Dictionary.comの解説にある通り、実は”struggle”の根本的なルーツ(base)がどこから来たのかは、言語学的に完全には解明されていません(=obscure origin)。

しかし、中英語の時代に「繰り返し・反復」を意味する接尾辞の「-le」が組み合わさることで、**「何度も繰り返し激しく動く」「ジタバタと抵抗し続ける」**という意味を持つ言葉として定着したと考えられています。

 

”struggle”の語源ストーリー(誕生から現代まで)

① 起源不明のベース(語幹)
明確な記録はないものの、おそらく「ジタバタする、体をよじる」といった泥臭い動作そのものを指す言葉(または音)が存在していた。

② 反復の接尾辞「-le」の結合
「一度きり」ではなく、「何度も繰り返しその動作を行う」というニュアンスが加わる。

③ 中英語:struglen(1350〜1400年頃)
「何度も何度もジタバタともがく」「必死に抵抗する」という意味の動詞として英語の記録に登場する。

④ 現代の struggle へ
物理的な「もがき」だけでなく、現代のように「逆境に立ち向かう」「苦労して物事に取り組む」という精神的・抽象的な奮闘の意味へ発展。

 

 

 
コダック
英単語の多くはラテン語やギリシャ語、あるいはフランス語から綺麗に派生してくることが多いのですが、”struggle”のように「ルーツがはっきりしない(obscure)」というのは面白いパターンですね!

一説には、北欧の古い言葉(スカンジナビア系の言語)で「おぼれる、あるいは窮地でバタバタする」といったニュアンスの言葉が混ざり合って生まれたとも言われています。
いずれにせよ、ピンチの時に人間が必死に「ジタバタ!ジタバタ!」と手足を動かしている生々しい姿やその音が、そのまま言葉のルーツになったと考えると、一気にイメージが湧きやすくなりませんか?

 

 

構成パーツで覚える”struggle” 「strug-」+「-le」

ここからは、英単語の記憶をより強固にするために、構成パーツ(語根・接尾辞)の面から”struggle”を解剖していきましょう!

”struggle”の構成パーツは、「strug-(ジタバタする動作のベース)」+「-le(反復・継続)」の2つに分解することができます。

 

それぞれのパーツが持つ役割や、同じパーツを持つ他の英単語の例を詳しく紹介していきますね。

“strug-“は「ジタバタする動作」をイメージさせるパーツ

”strug-”は、正確な語源のルーツ(ラテン語やギリシャ語など)は不明とされていますが、音の響きそのものが「ジタバタする動作」や「不規則に暴れる動き」を連想させるベース(語根)のパーツです。

 

 
コダック
英語には、頭に「str-」が付く単語に「力を込めてピンと張る」「強くぶつかる」「縛る」といった、身体的な力や抵抗を感じさせるイメージのものがたくさんあります。

例えば、strong(強い)、strike(打つ、衝突する)、stretch(伸ばす、引っ張る)、strict(厳しい、縛る)などがそうですね!

”strug-”もこの「str-」の仲間で、何かに強く抵抗して「泥臭くジタバタともがく」様子が、そのまま音のベースになっていると考えられています。

 

”-le”は「反復・継続(~し続ける)」を意味するパーツ

”-le”は、動詞の末尾に付くことで「何度も~する」「繰り返し~し続ける」という【反復・継続】の意味を付け加える重要なパーツ(接尾辞)です。

このパーツを知っておくと、一見難しそうに見える単語も「基本の動作+繰り返し」というイメージで簡単に覚えられるようになりますよ!

 

 
コダック
分かりやすい例として、身近な単語の”sparkle(きらめく)”を見てみましょう!

これは「spark(一瞬の火花・ひらめき)」に「-le(何度も繰り返す)」が合体した単語です。火花がパチパチと連続して出続けることから、「きらきらと輝く・きらめく」という意味になります。語源の繋がりが見えると、一気に納得感が出ますよね!

 

その他にも、この【反復・継続の ”-le”】が使われている重要単語をいくつかご紹介します。

  • wrestle(レスリングをする、取っ組み合う)
    ⇒ 「wrest(ねじる、ひねる)」+「-le(何度も)」= 相手の体を何度もひねり合って戦う。
  • dazzle(目をくらませる、圧倒する)
    ⇒ 「daze(ぼうっとさせる)」+「-le(連続して)」= 強い光などで、相手を何度も(ずっと)ぼうっとさせる。
  • tickle(くすぐる)
    ⇒ 「tick(軽く触れる)」+「-le(何度も)」= 指先などで何度も軽く触れて、相手をくすぐる。

 

このように、「strug-(ジタバタする動き)」「-le(何度も繰り返す)」が組み合わさることで、「困難から抜け出そうと、繰り返しジタバタもがく」= ”struggle” という意味が形作られているわけです!

●品詞を作るパーツ

 

”struggle”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

最後に、今回学んだ”struggle”の意味と覚え方について重要なポイントをまとめましょう!

● ”struggle” のパーツ構成とイメージ
・「strug-(ジタバタする動作)」+「-le(反復・継続)」の2パーツ構成。
・コアイメージは「困難から抜け出そうと、繰り返しジタバタもがく」
・単語の意味は「奮闘する、もがく」「苦労して~する」

● 語法・文法の必須ポイント
「struggle to do」=(~しようと悪戦苦闘する)
「struggle with / against ~」=(~と格闘する、~に苦しむ)
※この2つのカタチは試験でも超頻出なのでセットで暗記!

 
 
コダック
当サイトでは英語表現について、このように語源、語法・文法、覚え方の面から分かりやすく解説を行っています。
パーツのイメージを掴むと、他の新しい単語に出会ったときも意味を推測できるようになりますよ!
他の単語の解説記事もぜひチェックして、効率よく語彙力をアップさせていきましょう!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」