【語源も分かる】英単語「offer」の意味と使い方・覚え方・文法解説【of-(〜の方へ)+fer-(運ぶ)=〜の方へ運んでいく】

 
コダック
今日の英語表現は”offer”

「of-(〜の方へ)」+「fer-(運ぶ)」の2つのパーツで構成されている単語です。

〜の方へ運んでいくがコアイメージで、“offer“=「提供する、申し出る」「申し出、提案」の意味を持ちますよ!

 

”offer”の意味と使い方 コアイメージは「〜の方へ運んでいく」

 

”offer(発音:ɔ́fər/オファー【動詞・名詞】)”は「提供する、申し出る」「申し出、提案」の意味を持つ単語です。

「of-(〜の方へ)」+「fer-(運ぶ)」のパーツで構成されている単語で、「〜の方へ運んでいく」がコアイメージです。

 

 
コダック
相手がいる場所(of-)に向けて、目に見える物や自分の気持ち・意見を運んで(fer-)差し出す状態のこと。

そこから、相手が受け取れるように「「提供する・申し出る」」ことや、名詞として「申し出・提案」を表すのが”offer”なわけですね!

 

”offer”は「相手の目の前に差し出す」というイメージが強い単語です。

 

 
「差し出す」こと??
 
コダック
例えば、困っている人に「手助けしましょうか?」と声をかけたり、お茶を差し出すシーンを想像してみると分かりやすいですよ!

 

このように”offer”で表現するものは、「相手がイエスかノーか選べる状態で、自発的に何かを差し出す」ことが多いです。

逆に、相手に選択肢がなく、必要だから機械的に手渡す場合などは後述する”provide”などを使用します。

 

”offer”の4つの重要な使い方・文法解説(例文付き)

 

 
コダック
”offer”を実際に使う上で、絶対に押さえておきたい4つの基本パターン(語法)があります!
これらを覚えることで、英文を読んだり書いたりする時に迷わなくなりますよ!

 

① offer + 名詞(物・事):「〜を申し出る、提示する」

もっともシンプルな形です。自発的に何かを「やりますよ」と提案したり、条件などを提示したりする時に使います。

例文

・The company offered a high salary to attract talent.
(その会社は優秀な人材を集めるために高い給与を提示した。)
・He offered an apology for hisおそい対応 [遅れた対応].
(彼は対応が遅れたことに対して謝罪を申し出た。)

 

② offer + 人 + 物(offer A B):「AにBを申し出る、提供する」

「誰に何を与えるか」をはっきりさせる、非常に頻出する文法パターンです。これは 「offer + 物 + to + 人」 の形に書き換えることもできます。

例文

・He offered me a cup of tea.
(彼は私にお茶を1杯勧めてくれた[提供した]。)
He offered a cup of tea to me. と書き換えることも可能です。

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

③ offer to do(動詞の原形):「(自発的に)〜しようと申し出る」

自分が進んで「〜しましょうか?」と行動を申し出る時の定番フレーズです。主語自身の「親切心」や「自発的な意志」を表します。

例文

・She offered to help me with my heavy luggage.
(彼女は私の重い荷物を持つのを手伝おうと申し出てくれた。)
・My friend offered to drive me to the airport.
(友達は私を空港まで車で送ろうと買って出てくれた。)

 

④ 名詞としての offer:「申し出、提案」

”offer”は動詞だけでなく、名詞としても日常会話やビジネスで非常によく使われます。make an offer(提案・申し込みをする)や accept an offer(申し出を受け入れる)などの組み合わせも一緒に覚えましょう!

例文

・Thank you for your kind offer.
(親切なお申し出[提案]をありがとうございます。)
・I decided to accept their offer of employment.
(私は彼らの採用の申し出を受け入れることに決めた。)

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

【類義語比較】「提供する・提案する」を持つ他の英単語との違い

 

”offer”の関連語①:「提供する」を意味する単語”provide”との違い

 
コダック
せっかく”offer”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいましょう!

例えば”provide”なども「提供する」を意味する単語ですよ!

 

”offer”の類義語
⇒「提供する」の意味を持つ単語”provide”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

offer ⇒「相手が断ることもできる状態で、自発的に差し出す」=(選択権のある)申し出・提供
provide ⇒「相手が必要としているものや不足しているものを準備して与える」=(必要に応じた)支給・供給

といった感じです!

 
う~ん…文字だけだとニュアンスの差がちょっとややこしいかも…
 
コダック
確かに、これだけ言われても分かりづらいかもしれませんね…汗
それぞれのイメージの違いを、実際の例文で見比べてみましょう!

 

例文で見る!”offer / provide”のイメージの違い

The company offered him a good job.
「その会社は彼に(条件の良い)仕事をオファーした[持ちかけた]」
⇒ 相手に「受けるか断るか」の選択肢が委ねられているイメージです。

The school provides lunch for all students.
「学校はすべての生徒に給食を提供[支給]している」
⇒ 生徒が必要としているインフラや環境をしっかりと「供給・準備」するイメージです。

 

”offer”の関連語②:「提案する」を意味する単語”propose / suggest”との違い

 
コダック
さらに、”offer”の持つ「提案する」という意味についても、よく比較される類義語があるので一緒にマスターしちゃいましょう!

 

”offer”の類義語
⇒「提案する」の意味を持つ単語”propose / suggest”

 

 
コダック

それぞれのニュアンスの違いはこんな感じです!

offer ⇒「具体的なモノや労働、条件などを差し出す」=(実体を伴う)申し出
propose ⇒「計画やアイディアを公式に、強く提示する」=(積極的な)企画・結婚の申し込み
suggest ⇒「『こういうのもあるよ』と控えめにヒントを出す」=(やんわりとした)提案・暗示

といったイメージです。

 

 
コダック
こちらも、実際の例文を通じて使い分けの感覚を掴んじゃいましょう!

 

例文で見る!”offer / propose / suggest”のイメージの違い

He offered his help to the elderly woman.
「彼はその年配の女性に手助けを申し出た」
⇒ 体を動かして手伝うという、具体的な行動(サービス)を差し出すイメージです。

The committee proposed a new budget plan.
「委員会は新しい予算計画を提案した」
⇒ 会議などの公式な場で、しっかりと練られた計画やアイデアを提出するイメージです。

I suggest taking a short break before the meeting.
「会議の前に少し休憩することを提案します」
⇒ あくまで選択肢の一つとして、「こういうのはどう?」と控えめにヒントを提示するイメージです。

 

 

”offer”の語源はラテン語のofferre 意味は「持ってくる、差し出す」

 

”offer”の語源についても、確認していきましょう。

”offer”の語源はラテン語の「offerre」”です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”offer”の起源について、下記の記載があります。

Origin
First recorded before 900; Middle English offren, Old English offrian “to present in worship,” from Latin offerre, equivalent to of- of + ferre “to bring”; see bear

日本語訳:900年より前に最初の記録がある。中期英語の「offren」、古期英語の「offrian(礼拝において捧げる)」から来ており、それはラテン語の「offerre(of- = 〜の方へ + ferre = 運ぶ)」と同等である。bear(生む、耐える、運ぶ)を参照。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”offer”は神聖な儀式で神様に向けてお供え物を運ぶ行為から発祥している模様。

 

”offer”の語源(起源~発祥まで)
● ラテン語:offerre(〜の方へ運ぶ、捧げる)

● 古期英語:offrian(神聖な儀式で礼拝の対象にお供え物を捧げる)

● 中期英語:offren を経て、現代の日常的な「差し出す、提供する」という意味の「offer」へ

 

 

 
コダック
流れとしては上記の感じなわけですね!

もともとは「神様に向かって大切なお供え物を運んで差し出す」という非常に丁寧で自発的なニュアンスから始まっているわけです。

 

 

構成パーツで覚える”offer” 「of-」+「fer-」

 

ここからは構成パーツの面から”offer”について覚えていきましょう。

”offer”の構成パーツは「of-(〜の方へ)」+「fer-(運ぶ)」の2パーツです。

 

つぎから各パーツについて紹介していきます。

“of-“は「〜の方へ、〜に向かって」を意味するパーツ

”of-”は「〜の方へ、〜に向かって(接頭辞 ob- が後ろの文字に合わせて変化したもの)」を意味するパーツです。

 

 
コダック
例えば”offend”という単語は「of-(〜に向かって)」+「fend(打つ・ぶつかる)」のパーツで構成されており、

相手に向かって打撃を与える(=「感情を害する、罪を犯す」)を表しています。

 

その他に official(公式の)や、oppose(対抗する)等も同じグループ(ob- の変形)を使用する単語です。

 

”fer-”は「運ぶ」を意味するパーツ

”fer-”は「運ぶ」を意味するパーツです。

 

 
コダック
例えば”transfer”という単語は「trans-(越えて・移動して)」+「fer-(運ぶ)」のパーツで構成されており、

別の場所へ運ぶ(=「移動させる、乗り換える」)を表しています。

 

その他の”fer-”を使用する単語についても、なぜその意味になるのか合わせて紹介していきますね!

・suffer(sub-[下から]+ fer-[運ぶ] ⇒ 重荷を下から持ち上げて運ぶ ⇒ 「苦しむ、耐える」)
・prefer(prae-[前に]+ fer-[運ぶ] ⇒ 他のものより前に運んでおく ⇒ 「〜をより好む」)
・confer(com-[共に]+ fer-[運ぶ] ⇒ 意見を互いに持ち寄る ⇒ 「相談する、話し合う」)

 

”offer”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”offer”の意味と覚え方についてのまとめです。

● ”offer”は「of-(〜の方へ)」+「fer-(運ぶ)」の2パーツで構成されている単語
⇒ コアイメージは「〜の方へ運んでいく」
⇒ “offer”=「提供する、申し出る」「申し出、提案」の意味
● 語法・文法の4大ポイント
⇒ ① offer + 名詞(〜を申し出る)
⇒ ② offer A B(AにBを申し出る)
⇒ ③ offer to do(〜しようと申し出る)
⇒ ④ 名詞の offer(申し出、提案)

 

 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

 

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」